今回の曲のタイトルは、「7 Summers」です。直訳すると、「7つの夏」です。
Morgan Wallenの2020年のシングルです。2020年7月16日にリリースされ、全米Hot Country Songsチャートで1位、Billboard Hot 100でも19位を獲得しました。翌2021年発売のデビューアルバム「Dangerous: The Double Album」にも収録されています。テネシー州東部出身の語り手が、7年前に別れた元カノへの今なお消えない未練と、互いが歩んだ別々の道を重ねて歌った切ない失恋バラードです。
【直訳のポイント】
この曲の “good old boy” という言葉、「田舎の男」などと訳されることがありますが、当ブログでは「昔気質の田舎者」を採用しました。アメリカ南部に古くから根付く表現で、友達と飲んでシンプルに生きる男性像を指します。語り手が自分を半ば自嘲気味に呼ぶ場面で、その自虐のニュアンスをそのまま残したかったからです。
細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。
※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。
以下、和訳です。
7 Summers – Morgan Wallen
[Verse 1]
Yeah, you used to talk about
そうだ、よく話してたね
Getting even further South
もっと南に行くことを
Somewhere where the summer lasted all year ‘round1‘round
[副詞]”around” の口語短縮形。”all year ‘round” で「一年を通して、通年」という意味。
夏が一年中続くような場所に
Probably got a big ol’2ol’
[形容詞]”old” の口語・方言的短縮形。南部英語でよく使われ、「大きな」という強調のニュアンスを加える。 diamond on your hand right now
今頃、きっと指に大きなダイヤをはめているだろう
Maybe a baby or a couple by now3by now
[熟語]今頃は、この時点では。”by”(〜までに)+ “now”(今)で、「今ごろすでに〜だろう」という意味。
今頃は子供が1人か2人いるかも
Long driveway to a big white house
長いドライブウェイのある白い大きな家に
[Chorus]
But I wonder when you’re drinking if you
でも、君が酒を飲む時、気になるんだ
Find yourself thinking about
ふと思い出すことがあるのかなって
That boy from East Tennessee4East Tennessee
[固有名詞]テネシー州東部地域。アパラチア山脈に面したエリアで、カントリーミュージックの伝統が根付く地域。Morgan Wallen自身もテネシー州スナードビル出身で、この地域にゆかりが深い。
テネシー州東部出身のあの男のことを
And I know we both knew better5know better
[熟語]〜しないだけの分別がある、そんなことをするべきではないとわかっている。”You should have known better.”(そんなことをするべきじゃないとわかっていたはずだ)のように使う。
二人ともわかっていたのに
But we still said forever
それでも”永遠に”って言い合った
And that was seven summers
あれは7つの夏だった
Of Coke and Southern Comfort6Southern Comfort
[固有名詞]アメリカの有名なリキュール銘柄。バーボンウイスキーをベースに南部の果実やスパイスで風味付けしたお酒で、コーラと割る飲み方が定番。
コーラとサザン・コンフォートで過ごした
Were we dumb or just younger, who knows?
馬鹿だったのか、それとも若かっただけなのか、誰にもわからない
Back then, you used to love the river
あの頃、君は川が大好きだったね
And sippin’ on a sixer7sixer
[名詞・スラング]6本パック(ビールや飲料の6本入りパック)のこと。”six-pack” の口語表現。 with me
僕と一緒に6本パックをちびちびやりながら
Does it ever make you sad to know
知って悲しくなることはある?
That was seven summers ago?
あれが7つの夏も前のことだと?
[Post-Chorus]
Ooh, ooh-ooh, ooh-ooh
[Verse 2]
Yeah, I bet8I bet
[熟語]〜に違いない、きっと〜だろう。”bet”(賭ける)から転じた口語表現で、強い確信を持って断言するときに使う。 your daddy’s so proud
そうだ、きっと君のお父さんは誇りに思っているだろう
Of how his little girl turned out9turn out
[熟語](結果として)〜になる、育つ。”How did things turn out?”(どうなった?)のように、ある過程を経た結果を表す表現。
娘の育ち方に
Think she dodged a bullet10dodge a bullet
[熟語]危うく難を免れる、最悪の事態を回避する。”dodge”(かわす)+ “bullet”(銃弾)で「銃弾をかわした」というイメージから転じた表現。
俺みたいな男からうまく逃げ切れたって思いながら
Of a good old boy11good old boy
[名詞・表現]アメリカ南部で使われるスラング。飲んで友達とつるんで、シンプルに生きる昔気質の田舎者を指す。敬意と自嘲の両方のニュアンスが混在する表現。 like me
俺みたいな昔気質の田舎者から
‘Cause I still
だって俺はまだ
Go drinkin’, same friends on Friday
毎週金曜は同じ仲間と飲みに行って
Bought a few acres12acres
[名詞]エーカー(面積の単位)。1エーカーは約4,047㎡(約1,200坪)。アメリカでは土地の広さを表す一般的な単位で、”a few acres” は「数千㎡の土地」のこと。, couple roads off the highway
ハイウェイから少し入ったところに数エーカーの土地を買って
Guess you never saw things my way anyway
どうせ、君には俺のやり方は理解できなかっただろうけど
[Chorus]
But I wonder when you’re drinking if you
でも、君が酒を飲む時、気になるんだ
Find yourself thinking about
ふと思い出すことがあるのかなって
That boy from East Tennessee
テネシー州東部出身のあの男のことを
And I know we both knew better
二人ともわかっていたのに
But we still said forever
それでも”永遠に”って言い合った
And that was seven summers
あれは7つの夏だった
Of Coke and Southern Comfort
コーラとサザン・コンフォートで過ごした
Were we dumb or just younger, who knows?
馬鹿だったのか、それとも若かっただけなのか、誰にもわからない
Back then, you used to love the river
あの頃、君は川が大好きだったね
And sippin’ on a sixer with me
僕と一緒に6本パックをちびちびやりながら
Does it ever make you sad to know
知って悲しくなることはある?
That was seven summers ago?
あれが7つの夏も前のことだと?
[Post-Chorus]
Ooh
Seven summers ago (Ooh-ooh, ooh-ooh)
7つの夏も前(Ooh-ooh, ooh-ooh)
Seven summers ago (Ooh, ooh-ooh, ooh-ooh)
7つの夏も前(Ooh, ooh-ooh, ooh-ooh)
[Chorus]
Yeah, I wonder when you’re drinking if you
ああ、君が酒を飲む時、気になるんだ
Find yourself thinking about
ふと思い出すことがあるのかなって
That boy from East Tennessee
テネシー州東部出身のあの男のことを
And I know we both knew better
二人ともわかっていたのに
But we still said forever
それでも”永遠に”って言い合った
And that was seven summers
あれは7つの夏だった
Of Coke and Southern Comfort
コーラとサザン・コンフォートで過ごした
Were we dumb or just younger, who knows?
馬鹿だったのか、それとも若かっただけなのか、誰にもわからない
Back then, you used to love the river
あの頃、君は川が大好きだったね
And sippin’ on a sixer with me
僕と一緒に6本パックをちびちびやりながら
Does it ever make you sad to know
知って悲しくなることはある?
That was seven summers ago?
あれが7つの夏も前のことだと?
[Post-Chorus]
Ooh
Seven summers ago (Ooh-ooh, ooh-ooh)
7つの夏も前(Ooh-ooh, ooh-ooh)
Seven summers ago (Ooh, ooh-ooh)
7つの夏も前(Ooh, ooh-ooh)
Writer(s): Josh Osborne, Shane McAnally, Morgan Wallen
以上です、いかがでしたでしょうか!
以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!
よくある質問
「7 Summers」はどんな曲ですか?
Morgan Wallenが2020年7月にリリースしたシングルです。全米Hot Country Songsチャートで1位、Billboard Hot 100でも19位を獲得し、翌2021年のデビューアルバム「Dangerous: The Double Album」にも収録されました。7年前に別れた元カノへの未練と、互いが歩んだ別々の道を重ねて歌った切ない失恋カントリーバラードです。
「Southern Comfort」はどういう意味ですか?
「サザン・コンフォート」というアメリカの有名なリキュールの銘柄名です。バーボンウイスキーをベースに南部の果実やスパイスで風味付けしたお酒で、コーラと割る飲み方が定番です。歌詞では二人が川辺でコーラ割りを飲みながら過ごした夏の思い出を表しています。
「sixer」はどういう意味ですか?
ビールなどの飲み物が6本入ったパックのことを表すアメリカのスラングです。”six-pack” の口語表現で、「一緒に6本パックをちびちびやりながら川辺で過ごした」という、二人の気取らない夏の情景が浮かびます。
「dodged a bullet」はどういう意味ですか?
「危うく難を免れる」「最悪の事態を回避する」という意味の慣用表現です。”dodge”(かわす)+ “bullet”(銃弾)で「銃弾をかわした」というイメージから転じた表現です。この曲では「俺みたいな田舎者と付き合い続けなくて済んで良かった」という自嘲的なニュアンスで使われています。
関連リンク
Morgan Wallen – 7 Summers (YouTube)
他の曲も和訳しています。よろしければどうぞ!
【歌詞和訳】I Can’t Love You Anymore – Ella Langley & Morgan Wallen
【歌詞和訳】What I Want – Morgan Wallen & Tate McRae
【歌詞和訳】You Proof – Morgan Wallen
【歌詞和訳】Wasted On You – Morgan Wallen
【歌詞和訳】Thinkin’ Bout Me – Morgan Wallen