今回の曲のタイトルは、「Not Like Us」です。
2024年5月に公開されたKendrick Lamarによる対Drakeの痛烈なディストラック(diss track)です。Drakeを「ブラックカルチャーの搾取者(colonizer)」「若い女性を好むひどい人物」と名指しで批判しており、その内容の激しさからリリース直後に社会的な議論を巻き起こしました。Billboard Hot 100で1位を獲得し、2024年最大の話題曲の一つとなりました。
細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。
※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。
以下、和訳です。
Not Like Us – Kendrick Lamar
[Intro]
Psst, I see dead people1I see dead people
[表現]「死んだ人が見える」という意。1999年のホラー映画『シックス・センス』(The Sixth Sense)の有名なセリフ。ここでは「ここには過去の亡霊みたいな存在しかいない(DrakeとそのクルーはもうHip-Hopにおいて”終わった存在”だ)」という皮肉
シッ、死人が見える
(Mustard on the beat,2Mustard on the beat
[表現]「ビートはマスタードが担当」という意。プロデューサーMustard(本名Dijon McFarlane)が自分のプロデュース曲に入れるお決まりのコールアウト ho)
(ビートはマスタードが担当、ホォ)
[Verse 1]
Ayy, Mustard on the beat, ho
ヘイ、ビートはマスタードが担当
Deebo3Deebo
[固有名詞]映画『Friday』(1995年)の登場人物で、コンプトンのいじめっ子・強盗キャラクター。動詞として使われ「いじめる、奪い取る」という意味になる any rap nigga, he a free throw4free throw
[名詞]「フリースロー」という意。バスケットボールで、相手のプレッシャーなしに打つ楽なシュート。「どんなラッパーでも朝飯前で倒せる」という意味
どんなラッパーでもいじめられる、フリースローみたいに楽なもんだ
Man down, call an amberlamps,5amberlamps
[名詞]「救急車」という意。2010年頃バイラルしたネットミームに由来する”ambulance”の訛った発音。相手をやっつけて救急車が必要な状態にするという示唆 tell him, “Breathe, bro”
一人倒れた、救急車を呼べ、「呼吸しろよ」と伝えてくれ
Nail a nigga to the cross,6nail … to the cross
[動詞句]「十字架に釘付けにする」という意。キリストの磔刑のイメージから「完全に叩きつぶす、公開処刑する」という意味 he walk around like Teezo7Teezo
[固有名詞]アーティスト「Teezo Touchdown」を指す。十字架モチーフのファッションで知られる。十字架に釘付けにされたのに、そのまま歩き回るTeezoのように「やられても平然と振る舞う」という皮肉
奴を十字架に釘付けにしてやる、それでもティーゾみたいに歩き回るのか
What’s up with these jabroni8jabroni
[名詞]「負け犬、やられ役」という意。プロレスリング(WWE)のスラングで、常に負け役を演じる選手(jobber)を指す。転じて「格下の雑魚」という意味-ass niggas tryna see9see
[動詞]「見る」から転じ、スラングで「〜に対抗する、〜と張り合う」という意味 Compton?
コンプトンに張り合おうとするこのやられ役どもは何なんだ?
The industry can hate me, fuck ‘em all and they mama
業界全体が俺を嫌いでいい、全員と母親ともどもクソくらえだ
How many opps you really got? I mean, it’s too many options
本当に何人の敵がいるんだ?つまり、選択肢が多すぎる
I’m finna pass on this body, I’m John Stockton10John Stockton
[固有名詞]NBAの歴代アシスト記録保持者(ユタ・ジャズ所属)。ここでは「pass on this body(この死体=手柄を誰かにパスする)」との二重の意味で使われ、「自分は直接手を下さずに誰かに仕留めさせてやる(でも全ては自分が仕掛けた)」という余裕を示す
この仕事は誰かにパスしてやる、俺はジョン・ストックトンだ
Beat your ass and hide the Bible if God watchin’
神が見てたとしても聖書を隠してお前を叩きのめす
Sometimes you gotta pop out11pop out
[動詞句]「突然現れる、不意打ちで姿を見せる」という意。スラングで予告なしに登場し、存在を見せつけること and show niggas
時には突然現れて存在を見せつけなきゃいけない
Certified boogeyman,12boogeyman
[名詞]「ブギーマン」という意。子供を怖がらせる架空の怪物。「誰もが本能的に怖れる存在」というニュアンスで、Kendrickが自分を最強の脅威として位置付けている I’m the one that up the score13up the score
[動詞句]「スコアを上げる、得点を積み重ねる」という意。スラングで「さらに差をつけてやる、勝ち続ける」という意味 with ‘em
認定ブギーマン、俺がスコアを上げてやる
Walk him down,14walk him down
[動詞句]「歩いて相手を追い詰める」という意。スラングで「ゆっくり近づき逃げ道をふさいで向き合わせる、正面から対決する」こと whole time, I know he got some ho15ho
[名詞]ここでは「弱さ、臆病さ」を指すスラング的な用法。”got some ho in him”で「奴の中に弱虫な部分がある」という意味 in him
奴を追い詰める、最初から奴の中に弱さがあるのはわかってた
Pole16pole
[名詞]「棒」という意だが、スラングでは「銃」を指す隠語 on him, extort shit, bully Death Row17Death Row
[固有名詞]「デス・ロウ・レコード」という意。Tupac、Snoop Dogg、Dr. Dreらを輩出した伝説的レーベル。Kendrickはこのレーベルとの関係・レガシーを背景に「Death Rowの威圧でいじめてやる」と宣言している on him
銃を向け、金を脅し取り、デス・ロウの力でいじめ倒す
Say, Drake, I hear you like ‘em young
よう、ドレイク、お前は若い子が好きだと聞いてるぞ
You better not ever go to cell block18cell block
[名詞]「独房棟」という意。刑務所内の独房が集まった区画。性犯罪者は刑務所内で他の受刑者から特に標的にされることを暗示している one
獄中の独房棟には絶対行かない方がいいぞ
To any bitch that talk to him and they in love
奴と話して恋愛関係になってる女たちへ
Just make sure you hide your lil’ sister from him
妹だけは絶対に奴から遠ざけておけ
They tell me Chubbs19Chubbs
[固有名詞]DrakeのクルーメンバーとされるDJ Chubbsを指す the only one that get your hand-me-downs20hand-me-downs
[名詞]「お下がり」という意。兄や上の人から受け継ぐ古い衣服や所持品のこと。ここでは「Drakeが使い終わった後に人に回す」という二重の意味で皮肉的に使われている
チャブスだけがお前のお下がりをもらえると聞いてるよ
And Party21Party
[固有名詞]アーティスト名「PARTYNEXTDOOR」の略称。DrakeのレーベルOVO Soundに所属するR&Bシンガー at the party playin’ with his nose22playin’ with his nose
[動詞句]「鼻をいじる」という意。コカインを鼻から吸引することを婉曲的に表したスラング now
パーティーにいるパーティは今、鼻をいじってる(コカインをやってる)
And Baka23Baka
[固有名詞]DrakeのクルーメンバーBaka Not Niceを指す。過去に性犯罪に関連した法的問題があったと報道された got a weird case, why is he around?
バカはおかしな事件を抱えてるのに、なぜ周りにいるんだ?
Certified Lover Boy?24Certified Lover Boy
[固有名詞]Drakeの2021年のアルバムタイトル。次の行で「Certified Pedophiles(認定小児性愛者)」と言い換え、タイトルを利用した痛烈な批判をしている Certified pedophiles
「認定ラバーボーイ」? 認定小児性愛者だろ
Wop, wop, wop, wop, wop, Dot,25Dot
[固有名詞]Kendrick Lamarのニックネーム。本名Kendrick Lamar Duckworthの頭文字「K.Dot」に由来する fuck ‘em up
ウォップウォップウォップウォップウォップ、ドット、ぶちのめせ
Wop,26wop
[間投詞/動詞]スラングで「ぶちかます、最高にやれ」という意。ダンスの動きを表す言葉としても使われる wop, wop, wop, wop, I’ma do my stuff
ウォップウォップウォップウォップウォップ、俺はやるべきことをやる
Why you trollin’27trollin’
[動詞]「トロール行為をする」という意。インターネット上で意図的に挑発・嫌がらせするコンテンツを投稿すること。Drakeがオンラインで煽り続けることを批判している like a bitch? Ain’t you tired?
女みたいにトロールし続けて疲れないのか?
Tryna strike a chord28strike a chord
[動詞句]「感情に触れる、共感を呼ぶ」という意。音楽で和音(コード)を鳴らすことから転じた比喩表現。次の”A minor”と合わせて音楽的な二重の意味を持つ and it’s probably A minor29A minor
[名詞]①音楽の「イ短調」②”a minor(未成年者)”という意味のダジャレ。DrakeがA minor(未成年者)が好きな人物であることを音楽用語に包んで暗示した巧みな言葉遊び
共感を呼ぼうとしてるが、おそらくAマイナー(未成年者)だろ
[Chorus]
They not like us, they not like us, they not like us
奴らは俺たちとは違う、奴らは俺たちとは違う、奴らは俺たちとは違う
They not like us, they not like us, they not like us
奴らは俺たちとは違う、奴らは俺たちとは違う、奴らは俺たちとは違う
[Verse 2]
You think the Bay30the Bay
[固有名詞]「ベイエリア」という意。カリフォルニア州のオークランド・サンフランシスコを中心とした地域。Tupacが長年活動した場所であり、彼の遺産を守ることへの誇りが強い gon’ let you disrespect Pac,31Pac
[固有名詞]Tupac Shakurの愛称。1996年に銃撃されて亡くなった伝説的ラッパー。KendrickはTupacの後継者とも呼ばれ、彼の遺産を誰にも汚させないという強い姿勢を示す nigga?
ベイエリアがパックへの侮辱を許すと思うか?
I think that Oakland show gon’ be your last stop, nigga
オークランドのショーがお前の最後の公演になると思うぞ
Did Cole32Cole
[固有名詞]ラッパーJ. Coleを指す。Drakeとの抗争でJ. Coleは一度ディストラックを出したが後に謝罪・和解の姿勢を見せた。Kendrickは「ColeがファウルしたのにDrakeがまだ振る舞い続けているのはなぜか」と問いかけている foul, I don’t know why you still pretendin’
コールがファウルしたのに、なぜお前はまだ取り繕い続けるんだ
What is the owl?33the owl
[名詞]DrakeのレーベルOVO Soundのロゴシンボルがフクロウであることへのツッコミ。直後で「Other Vaginal Option(もう一つの膣の選択肢)」と卑猥な意味に言い換える伏線 Bird niggas and burnt bitches, go
フクロウって何だ? チキン野郎とダメな女たちよ、行け
The audience not dumb
観客は馬鹿じゃない
Shape the stories how you want, hey, Drake, they’re not slow
好きなように話を作り上げてみろ、ドレイク、みんな鈍くないぞ
Rabbit hole34rabbit hole
[名詞]「ウサギの穴」という意。映画『不思議の国のアリス』でアリスが迷い込んだ穴から転じ、「どこまでも続く深みのある問題・議論」という比喩 is still deep, I can go further, I promise
ウサギの穴はまだ深い、もっと掘り下げられるぞ、約束する
Ain’t that somethin’? B-Rad35B-Rad
[固有名詞]2003年のコメディ映画『Malibu’s Most Wanted』の主人公Brad Gluckmanのニックネーム。裕福な白人青年がギャングスタラッパーのふりをするキャラクター。Drakeを「ストリートを模倣した偽物」として揶揄している stands for bitch and you Malibu most wanted36Malibu’s Most Wanted
[固有名詞]2003年のコメディ映画タイトル。本物のストリートではないのに黒人文化を模倣するキャラクターが主人公。DrakeをこのB-Radに例えて「偽のギャングスタ」と批判している
これはなんだ?B-Radの”B”はbitch(臆病者)の意味でお前はマリブで最重要指名手配だ
Ain’t no law, boy, you ball boy,37ball boy
[名詞]スポーツの試合でボールを拾い集める下働きの少年。「プレーヤー(本物の選手)ではなく球拾いの使いっ走り」という扱いを表す fetch Gatorade or somethin’
お前は選手じゃなくボールボーイだ、ゲータレードでも取ってこい
Since 2009, I had this bitch jumpin’38jumpin’
[形容詞]「盛り上がっている、活性化している」という意。スラングで物事が非常に活況な状態を指す
2009年からずっと、こいつを盛り上げてきた
You niggas’ll get a wedgie,39wedgie
[名詞]「ウェッジー」という意。下着を後ろから引っ張り上げるいじめ行為。子供っぽいからかいで「幼稚な扱いをしてやる」というニュアンス be flipped over your boxers
お前らはウェッジーをくらってパンツで引っくり返される
What OVO for? The “Other Vaginal Option”?40Other Vaginal Option
[名詞句]DrakeのレーベルOVO(October’s Very Own)の頭文字を「Other Vaginal Option(別の膣の選択肢)」という卑猥な言葉に変換した侮辱表現 Pussy
OVOって何の略?「別の膣の選択肢」? 臆病者め
Nigga better straighten they posture, got famous all up in Compton
コンプトンで有名になったんだからちゃんと背筋を伸ばせ
Might write this for the doctorate,41doctorate
[名詞]「博士号」という意。大学院の最高位の学位。「このディスは学術論文に書けるくらい徹底的に研究した内容だ」という自信を示している tell the pop star quit hidin’
これは博士論文に書けるかもしれない、ポップスターよ隠れるのをやめろ
Fuck a caption, want action, no accident
言葉はいらない、行動が欲しい、偶然じゃない
And I’m hands-on, he fuck around, get polished42get polished
[動詞句]「磨かれる」という意だが、スラングで「完全にやられる、片付けられる」という意味
俺は直接やる、奴がふざけたら磨き上げてやる
Fucked on Wayne43Wayne
[固有名詞]Lil Wayneを指す。Drakeのメンターであり、Young Money Entertainmentのボス。KendrickはDrakeがLil Wayne入獄中に彼の交際相手に手を出したと主張している girl while he was in jail, that’s connivin’44connivin’
[形容詞]「conniving(策略的、腹黒い)」の短縮形。悪意ある計略を立てる、陰謀を企てるという意味
ウェインが刑務所にいる間に彼女に手を出した、それは腹黒い行為だ
Then get his face tatted like a bitch apologizin’
そして謝罪でもするように顔に入れ墨を入れた
I’m glad DeRoz’45DeRoz’
[固有名詞]NBAバスケットボール選手DeMar DeRozanの愛称。2019年にDrakeがアンバサダーを務めるトロント・ラプターズから突然トレードされた。DrakeはDeRozanを引き留められなかったとして批判を受けた。Kendrickは「DeRozanが帰ってきてよかった、お前たちはあいつに値しなかった」と皮肉っている came home, y’all didn’t deserve him neither
デロザンが帰ってきてよかった、お前たちはあいつに値しなかった
From Alondra46Alondra
[固有名詞]カリフォルニア州コンプトンにある通り「Alondra Boulevard」のこと。KendrickがコンプトンのローカルストリートからCentralまでの範囲を示し、この地域について軽々しく語るなと警告している down to Central, nigga better not speak on Serena47Serena
[固有名詞]テニスの女王Serena Williamsを指す。コンプトン出身の世界的アスリートで地元の誇り。「コンプトンが誇るSerenの名前を口にするな」という強い警告
アロンドラからセントラルまで、セリーナについて話すな
And your homeboy need subpoena,48subpoena
[名詞]「召喚状」という意。裁判所が証人や証拠を法廷に提出させるために発行する法的文書 that predator move in flocks
お前の仲間には召喚状が必要だ、その捕食者は群れで動く
That name gotta be registered and placed on neighborhood watch49neighborhood watch
[名詞]「近隣監視活動」という意。地域住民が犯罪を防止するために行う相互監視プログラム。ここでは性犯罪者登録(sex offender registry)を暗示している
その名前は登録されて近隣監視リストに載せられるべきだ
I lean50lean
[動詞/名詞]動詞で「寄りかかる」だが、名詞でコデイン入りシロップ・コーラ・キャンディを混ぜた違法ドラッグ飲料「リーン」を指すスラングでもある。次の”Wock'”への伏線 on you niggas like another line of Wock’51Wock’
[名詞]製薬会社Wockhardt社製のコデイン入り咳止めシロップの略称。リーンの原料。「リーンを飲むように力強くお前たちに寄りかかる(支配する)」というニュアンス
ウォックのもう一杯のように俺はお前たちに寄りかかる
Yeah, it’s all eyes on me,52all eyes on me
[表現]「みんなの目が俺に向いている」という意。Tupac Shakurの1996年のアルバム『All Eyez on Me』のタイトルに由来する。KendrickはTupacへのオマージュとしてこの表現を使っている and I’ma send it up to Pac, ayy
そう、みんなの目が俺に向いている、パックに捧げる
Put the wrong label on me, I’ma get ‘em dropped, ayy
俺に間違ったレッテルを貼ったら、奴らをドロップさせてやる
Sweet Chin Music53Sweet Chin Music
[固有名詞]WWEプロレスラー、ショーン・マイケルズ(HBK)の必殺技「スーパーキック」の名称。「致命的な一撃を食らわせる」という意味で使っている and I won’t pass the aux,54aux
[名詞]「オーキシャリーコード(補助音声入力端子)」の略。「オークスを持っている=音楽の主導権を握っている」という意味。「音楽のコントロールを誰にも渡さない」というニュアンス ayy
スウィート・チン・ミュージックを食らわせて、オークスは渡さない
How many stocks do I really have in stock? Ayy
俺には本当にどれだけの弾(ストック)があるのか?
One, two, three, four, five, plus five, ayy
1、2、3、4、5、さらに5
Devil is a lie, he a 69 God,5569 God
[名詞句]元ラッパーの6ix9ine(本名:Daniel Hernandez)を指す。性犯罪で有罪となり捜査協力者(snitch)としても知られる人物。Drakeを性的逸脱者・密告者として揶揄している ayy
悪魔は嘘つきだ、奴は69ゴッドだ
Freaky-ass niggas need to stay they ass inside, ayy
変態野郎どもは家にいろ
Roll they ass up like a fresh pack of ‘za,56‘za
[名詞]「ピザ」のスラング短縮形。”pizza”→”‘za”。「ピザのように巻き上げてしまう」という表現で敵を排除するという暗示 ayy
奴らを新鮮なピザのように巻き上げてやる
City is back up, it’s a must, we outside, ayy
街が復活した、必須だ、俺たちは外にいる
[Chorus]
They not like us, they not like us, they not like us
奴らは俺たちとは違う、奴らは俺たちとは違う、奴らは俺たちとは違う
They not like us, they not like us, they not like us
奴らは俺たちとは違う、奴らは俺たちとは違う、奴らは俺たちとは違う
[Verse 3]
Once upon a time, all of us was in chains
かつて、俺たちは全員鎖に繋がれていた
Homie still doubled down57doubled down
[動詞句]「強化する、より強い姿勢で押し進める」という意。ギャンブルで賭け金を2倍にすることから転じ「強気な姿勢をさらに強め、撤回せずに主張し続ける」という意味 callin’ us some slaves
奴はまだ俺たちを奴隷呼ばわりし続けている
Atlanta was the Mecca,58Mecca
[固有名詞]イスラム教最大の聖地であるサウジアラビアの都市。転じて「〜の聖地、中心地」という意味。アトランタが黒人文化・ヒップホップの聖地であることを表している buildin’ railroads and trains
アトランタは聖地だった、鉄道を作り上げてきた
Bear with me59bear with me
[動詞句]「辛抱して私についてきてください」という意。”bear”は「耐える、我慢する」という意味で、「私の話についてきてほしい」という丁寧な要求 for a second, let me put y’all on game60put y’all on game
[動詞句]「お前たちに真実を教える、内幕を教える」という意。スラングで「知識・情報を与える」こと
少し待ってくれ、お前たちに真実を教えてやる
The settlers was usin’ townfolk61townfolk
[名詞]「町の人々」という意。入植者(settlers)が地元住民(townfolk)を利用して富を築いたという植民地時代の構図を、DrakeがアトランタのアーティストたちをCred獲得のために利用している現代の状況に重ねている to make ‘em richer
開拓者は地元の人々を利用して自分を豊かにしていた
Fast-forward, 2024, you got the same agenda
早送りして2024年、お前も同じことをしている
You run to Atlanta when you need a check balance62check balance
[名詞句]「残高確認」という意。「アトランタのアーティストはブラックカルチャーとしての信用(credibility)の蓄えを持っており、Drakeはそれを引き出しに来る」という比喩
残高確認が必要な時にアトランタに走る
Let me break it down63break it down
[動詞句]「細かく分解して説明する」という意。複雑な概念を噛み砕いて説明することを指す口語表現 for you, this the real nigga challenge
お前のために噛み砕いて説明しよう、これが本物の挑戦だ
You called Future when you didn’t see the club (Ayy, what?)
クラブシーンで通用しない時にFutureを呼んだ
Lil Baby helped you get your lingo64lingo
[名詞]「スラング、特定コミュニティの言葉遣い」という意。特定のグループ独自の言語・表現のこと。Lil BabyがDrakeにアトランタの最新スラングを教えたという批判 up (What?)
リル・ベイビーがお前のスラングを鍛えてくれた
21 gave you false street cred65street cred
[名詞]「ストリートでの信用・評判」という意。”credibility”の略。ストリートカルチャーにおける本物の評価・実績のこと。21 SavageがDrakeに本来持っていないストリートの信用を与えたという批判
21が偽のストリートクレッドを与えた
Thug made you feel like you a slime66slime
[名詞]Young Thugが率いるYSL(Young Slime Life)クルーのメンバーを指すスラング。Young Thugの影響でDrakeが自分もスライム(仲間)だと勘違いしているという批判 in your head (Ayy, what?)
サグが頭の中でお前をスライム(仲間)だと思わせた
Quavo said you can be from Northside67Northside
[固有名詞]アトランタのノースサイド地区のこと。QuavoがDrakeをアトランタ出身者のように扱ったという批判 (What?)
クアボがお前はノースサイド出身でいいと言った
2 Chainz say you good, but he lied
2チェインズはお前は大丈夫だと言ったが嘘だった
You run to Atlanta when you need a few dollars
金が必要な時にアトランタに走る
No, you not a colleague, you a fuckin’ colonizer68colonizer
[名詞]「植民地化する者」という意。歴史的には他国・地域を支配・搾取した者を指す。Kendrickは「Drakeはブラックアーティスト・文化を自分のキャリアのために搾取するだけで、仲間ではない」という批判の核心を示している
お前は同僚じゃない、コロナイザー(搾取者)だ
The family matter and the truth of the matter
家族の問題、そして真実の問題
It was God’s plan69God’s plan
[表現]「神の計画」という意。ここではDrakeの2018年の大ヒット曲”God’s Plan”を引用しつつ「Drakeの嘘を暴くことは神の計画だった」という皮肉として使っている to show y’all the liar
お前たちに嘘つきを見せるのが神の計画だった
[Bridge]
Mm
ふむ
Mm-mm
ふむふむ
He a fan, he a fan, he a fan (Mm)
奴はファンだ、奴はファンだ、奴はファンだ
He a fan, he a fan, he a
奴はファンだ、奴はファンだ、奴は
Freaky-ass nigga, he a 69 God
変態野郎、奴は69ゴッドだ
Freaky-ass nigga, he a 69 God
変態野郎、奴は69ゴッドだ
Hey, hey, hey, hey, run for your life
ヘイ、ヘイ、ヘイ、ヘイ、逃げろ
Hey, hey, hey, hey, run for your life
ヘイ、ヘイ、ヘイ、ヘイ、逃げろ
Freaky-ass nigga, he a 69 God
変態野郎、奴は69ゴッドだ
Freaky-ass nigga, he a 69 God
変態野郎、奴は69ゴッドだ
Hey, hey, hey, hey, run for your life
ヘイ、ヘイ、ヘイ、ヘイ、逃げろ
Hey, hey, hey, hey, run for your life
ヘイ、ヘイ、ヘイ、ヘイ、逃げろ
Let me hear you say, “OV-ho”70OV-ho
[名詞]DrakeのレーベルOVO(October’s Very Own)の頭文字を「OV-ho(ホー=女/売春婦)」に言い換えてブランドを侮辱するパフォーマンス的な表現 (OV-ho)
「OVホー」と言ってみろ(OVホー)
Say, “OV-ho” (OV-ho)
「OVホー」(OVホー)
Then step this way, step that way
こっちに踏み出せ、あっちに踏み出せ
Then step this way, step that way
こっちに踏み出せ、あっちに踏み出せ
[Outro]
Are you my friend?
お前は俺の友達か?
Are we locked in?71locked in
[動詞句]「ロックインされている、固定されている」という意。スラングで「完全に集中して揺るぎなくコミットしている」という意味。「本当に俺と同じ側にいるのか、信頼できるのか?」という問いかけ
俺たちは固くつながってるか?
Then step this way, step that way
こっちに踏み出せ、あっちに踏み出せ
Then step this way, step that way
こっちに踏み出せ、あっちに踏み出せ
Writer(s): Kendrick Lamar, Mustard, Ray Charles, Sean Momberger, Sounwave
以上です、いかがでしたでしょうか!
以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!
関連リンク
Kendrick Lamar – Not Like Us (Official Music Video)
他の曲も和訳しています。よろしければどうぞ!
【歌詞和訳】Kacey Talk – YoungBoy Never Broke Again
【歌詞和訳】Wants and Needs – Drake
【歌詞和訳】Stick Talk – Future