【歌詞和訳】I Knew It, I Knew You – Taylor Swift

今回の曲のタイトルは、「I Knew It, I Knew You」です。直訳すると、「わかってた、あなたのこともわかってた」です。

テイラー・スウィフト(Taylor Swift)は、1989年12月13日生まれ、アメリカ・ペンシルベニア州出身のシンガーソングライター。カントリーポップを起点に、インディーフォーク、シンセポップなど幅広いジャンルを横断し、グラミー賞を複数回受賞するなど世界的な成功を誇る。「I Knew It, I Knew You」は、長年の盟友ジャック・アントノフとの共同制作によるミッドテンポのポップナンバー。かつての恋愛を静かに振り返る内省的なテーマを持ち、後悔と確信が交錯する繊細な歌詞が多くのリスナーの共感を呼んだ。

【直訳のポイント】タイトルの “I Knew It” と “I Knew You” は同じ “knew” を使いながら、「事実への確信」と「人への理解」を対比している。「知っていた」一語では収まらないこの感情の重さを日本語でどう表現するかが、今回の訳の核心だった。

細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。

※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。

以下、和訳です。


I Knew It, I Knew You – Taylor Swift

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[Verse 1]
I knew you through the daze1daze
[名詞]ぼんやりとした・茫然とした状態。夏の気だるい靄のような感覚を指す。
of the blades2blades
[名詞]「刃」が原義だが、”blades of grass”で「草の葉一枚一枚」を意味する慣用表現。
of the grass in summer

夏草の揺れる、あのぼんやりとした日々の中で、君を知った

Parachutes for the free fall of being younger
若さというフリーフォールのためのパラシュート

I memorized the sound of your bare footsteps
君の裸足の足音を、記憶に刻んだ

Running wild, it’s been a long time
自由に駆け回っていたあの頃から、ずいぶん時が経った

Life has ways3ways
[名詞・慣用]has ways of〜で「〜する傾向がある・〜してしまうものだ」という慣用表現。字義通りの「方法」とは異なる用法。
of leaving those days behind4behind
[句動詞]leave … behindで「〜を置き去りにする・過去のものとして忘れ去る」を意味するイディオム。

人生はあの日々を置き去りにしていくものだ

But seeing you tonight
でも、今夜君と会って


[Chorus]
I remembered I loved you
あなたを愛していたことを思い出した

Came back when it mattered5mattered
[動]「matter(重要である・意味をもつ)」の過去形。”when it mattered”=「それが本当に重要だったとき」→「大事な瞬間に」。
, I saw you

大事な瞬間に戻ってきた、あなたの姿が見えた

Standing there in the light of the window wearing that same smile
窓から差し込む光の中に立って、あの変わらない笑顔を浮かべながら

Man, it’s been a while
ああ、ずいぶん経ったな

But I knew it, I knew you
でも分かってた、あなたのことが分かってた

I knew it, I knew you
分かってた、あなたのことを


[Verse 2]
I knew you, all your blues6blues
[名・イディオム]形容詞”blue”(悲しい・憂鬱な)の名詞複数形。「悲しみ・憂鬱な気持ち」を意味し、ここでは感情の揺れ動きを指す。
like a mood ring changing colors

あなたのことをわかっていた——ムードリングが色を変えるように移ろう、あなたのすべての憂鬱も

You did too, there were times we could fight like brothers
あなたもそうだった、兄弟みたいに激しくぶつかり合ったこともあった

I watched you drive around the bend7bend
[名]道路の「カーブ・曲がり角」。ここでは車がカーブを曲がって視界から消えていく情景を指す。
for

あなたがカーブの向こうへ消えていくのを見ていた

What I thought would be the last time I saw my friend
それが友を見る最後だと思いながら

But love has ways of bringing things back to life
でも愛には、ものごとを甦らせる力がある

All you said was, “Hi”
あなたが言ったのは「やあ」だけだった





[Chorus]
And I remembered I loved you
そして、あなたを愛していたことを思い出した

Came back when it mattered8mattered
[動]動詞「matter」の過去形。「重要である・意味を持つ」という意。”when it mattered” で「いざという時に・本当に大切な瞬間に」というイディオム的表現。
, I saw you

本当に大切な瞬間に戻ってきて、あなたの姿を見た

Standing there in the light of the window wearing that same smile
窓の光の中に立って、あの変わらない笑顔を浮かべながら

Man, it’s been a while
まったく、久しぶりだな

But I knew it, I knew you (I knew, I knew)
でも、わかってた——あなたのことが、ずっとわかってた(わかってた、わかってた)


[Post-Chorus]
I knew it, I knew you (I knew, I knew)
やっぱりそうだった、あなたのことも(わかってた、わかってた)

I knew it, I knew you (I knew, I knew)
やっぱりそうだった、あなたのことも(わかってた、わかってた)





[Bridge]
Oh, the rivers9rivers
[名・比喩]「川」→「大量の涙」を表す詩的誇張表現。”cry rivers of tears”(川のように泣く)の変形。
I cried when we said goodbye

ああ、別れを告げたとき、川が流れるほど涙を流した

Wondering if I’d made it up10made it up
[句動詞]make upの過去形。「作り上げる」→「(心の中で)でっち上げる・思い込む」の意。
in my mind

それが全部、自分の思い込みだったのかと自問しながら

But now you look me in the eye11look me in the eye
[イディオム]「目をまっすぐ見る」→ 誠実に向き合う・正直に接する姿勢を示す慣用表現。

でも今、あなたはまっすぐ私の目を見る


[Chorus]
And you told me I loved you
あなたが私に言ったんだ、私はあなたを愛していると

Came back when it mattered12mattered
[動]matter の過去形。「重要だった」「大事な瞬間だった」の意。名詞ではなく自動詞として使われている。
, I saw you

大事な瞬間に戻ってきた、あなたの姿が見えた

Standing there in the light of the window wearing that same smile
窓の光の中に立って、あの同じ微笑みをたたえながら

Yeah, it’s been a while, oh-oh
ああ、久しぶりだね

Wearing that same smile
あの同じ微笑みをたたえて

Man, it’s been a while (Man, it’s been a while)
まったく、久しぶりだな(まったく、久しぶりだな)

Wearing that same smile
あの同じ微笑みをたたえて

Man, it’s been a while
まったく、久しぶりだな

But I knew it, I knew you (Ooh, I knew you, I knew)
でもわかっていた、あなたのことを(ああ、あなたのことを、わかっていたんだ)


[Post-Chorus]
I knew it, I knew you
やっぱり、あなたのことは分かってた

Wearing that same smile (Ooh, I knew you, I knew)
あの同じ笑顔を浮かべて(ああ、あなたのことは分かってた)

I knew it, I knew you (Ooh, I knew you, I knew)
やっぱり、あなたのことは(ああ、あなたのことは分かってた)

I knew it, I knew you (Ooh, I knew you, I knew)
やっぱり、あなたのことは(ああ、あなたのことは分かってた)

I knew it
やっぱりそう



Writer(s): Taylor Swift, Jack Antonoff

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以上です、いかがでしたでしょうか!

以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!

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よくある質問

「I Knew It, I Knew You」はどんな曲ですか?

テイラー・スウィフトが放つこの楽曲は、かつての恋愛を振り返り「あの頃からずっと分かっていた」という後悔と確信が交錯する感情を描いた一曲です。リリース直後からSpotifyのグローバルデイリーチャートに登場し、Billboard Hot 100でもトップ圏内を記録するなど、世界中で大きな反響を呼びました。繊細なピアノのサウンドと彼女ならではの内省的な歌詞が溶け合った、ミッドテンポ・バラードの傑作です。

「daze」はどういう意味ですか?

「daze」は「ぼんやりとした・茫然とした状態」を意味する英単語です。この曲では “through the daze of the blades of the grass in summer”(夏草の揺れる、あのぼんやりとした日々の中で)という形で登場します。夏特有のとろけるような気だるさ・靄のかかった感覚を表す詩的な表現で、記憶の中の夏の日々を少しぼやけた感触で描くために使われています。

「blades」はどういう意味ですか?

「blade」の複数形で、本来は「刃」を意味しますが、”blades of grass” という形で「草の葉一枚一枚」を指す慣用表現としても広く使われます。この曲では後者の意味で、夏草が青々と茂る情景の細部まで目に焼き付けているテイラーの記憶力の鋭さを表しています。同じ “blade” でも「刃」と「草の葉」と全く違う意味になるので、面白い英単語の一つです。

「ways」はどういう意味ですか?

基本的には「やり方」や「方法」を意味しますが、この曲では「相手のすべての振る舞いや癖」というニュアンスで使われています。”I knew your ways” と歌うことで、「あなたのことなら何でも知り尽くしていた」という深い親密さを表現しているのです。恋人のちょっとした仕草や口癖まで熟知していたはずなのに、それでも関係は終わってしまった——そんなやるせなさと皮肉が、この短い一言にぎゅっと凝縮されています。

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関連リンク

I Knew It, I Knew You – Taylor Swift (Official Video)

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