【歌詞和訳】We Are The World – USA for Africa

今回の曲のタイトルは、「We Are The World」です。直訳すると、「私たちは世界だ」です。

「We Are The World」は、1985年3月7日にチャリティーシングルとして発売されました。マイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーが共同で作詞・作曲し、クインシー・ジョーンズがプロデュースを担当。マイケル・ジャクソン、スティーヴィー・ワンダー、ブルース・スプリングスティーン、ダイアナ・ロスをはじめとする45名もの著名アーティストが「USA for Africa」として参加しました。アフリカの飢餓救済を目的としたこのプロジェクトはBillboard Hot 100で1位を獲得し、1986年のグラミー賞では最優秀レコード賞・最優秀楽曲賞を含む4部門を受賞。収益は最終的に6300万ドル以上の寄付金として活用されました。ジャンルはポップ・R&Bで、「愛と人類の団結」をテーマにした感動的な作品です。

【直訳のポイント】サビに登場する「There’s a choice we’re making」の「choice」は「選択・決断」を意味しますが、単なる選択肢ではなく強い意志を伴った決断を指しています。ここでは「選択をしている」という直訳よりも「決断をしている」と訳す方が、歌詞の力強いメッセージにより近いと判断しました。

細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。

※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。

以下、和訳です。


We Are The World – USA for Africa

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[Verse 1]
There comes a time when we heed1heed
[動]「注意を払う・聞き従う」。hear/listenより強く「従う」含意を持つ格式語。
a certain call

ある呼びかけに耳を傾けるべき時が来た

When the world must come together as one
世界がひとつになって団結しなければならない時が

There are people dying, oh, and it’s time to lend a hand2lend a hand
[イディオム]「手を貸す・助けの手を差し伸べる」。lendは「貸す」だが、ここでは援助・支援の意。
to life

人々が命を落としている、そう、今こそ命に手を差し伸べる時だ

The greatest gift of all
それはすべての中で最も偉大な贈りもの


[Verse 2]
We can’t go on3go on
[句動詞]「先へ進む」→ go on + 動名詞で「〜し続ける」を意味するイディオム。
pretending day by day

日々、ふりをし続けることなどできない

That someone, somewhere will soon make a change
どこかの誰かがやがて変えてくれるだろうと

We are all a part of God’s great big family
私たちはみんな、神の偉大な家族の一員

And the truth, you know love is all we need
そして真実は——愛こそが私たちに必要なすべてだということ





[Chorus: Michael Jackson, Diana Ross, Both]
We are the world
私たちは世界そのものだ

We are the children
私たちはその子どもたちだ

We are the ones who make a brighter day
より輝く明日を作るのは、私たちだ

So let’s start giving
だから、与えることを始めよう

There’s a choice we’re making
私たちは今、選択をしている

We’re saving our own lives
私たち自身の命を救っているんだ

It’s true, we’ll make a better day
そう、私たちはきっとより良い日々を作れる

Just you and me
あなたと私とで


[Verse 3: Dionne Warwick, Dionne Warwick & Willie Nelson, Willie Nelson, Al Jarreau]
Well, send them your heart so they know that someone cares
さあ、心を届けよう――誰かが気にかけていると彼らに伝えるために

And their lives will be stronger and free
そうすれば彼らの人生はより強く、そして自由になる

As God has shown us by turning stone to bread4turning stone to bread
[句・聖書典拠]マタイ4:3などの聖書の場面(悪魔がイエスに石をパンに変えるよう誘惑する)への暗示。ここでは「不毛や苦境を豊かさ・希望へと変える奇跡的な行為」を象徴する表現。

神が石をパンに変えることで私たちに示してくださったように

And so we all must lend a helping hand5lend a helping hand
[句・イディオム]「手を貸す・援助する」を意味する定型表現。lend(貸す)+hand(手)の組み合わせで「支援を差し伸べる」こと全般を指す。

だから私たちは皆、手を差し伸べなければならない


[Chorus: Bruce Springsteen, Kenny Loggins, Steve Perry & Daryl Hall]
We are the world
私たちは世界

We are the children
私たちは子どもたち

We are the ones who make a brighter day
より輝かしい明日を作るのは私たちだ

So let’s start giving
さあ、与え始めよう

Oh, there’s a choice we’re making
ああ、今私たちは選択をしている

We’re saving our own lives
私たち自身の命を救っているんだ

It’s true, we’ll make a better day
本当に、私たちはより良い明日を作れる

Just you and me
あなたと私で





[Bridge]
When you’re down and out6down and out
[成句・慣用句]「完全に落ちぶれた、なす術のない状態」を表す慣用句。直訳(下に、外に)とは意味が異なる。
, and there seems no hope at all

どん底に落ちて、もう希望などないように思えるとき

But if you just believe, there’s no way we can fall
でも、ただ信じさえすれば、私たちが崩れ落ちることなどない

Well, well, well, let us realize, oh, that a change can only come
さあ、気づこう――変化というものは

When we stand together as one (Yeah, yeah, yeah, yeah)
私たちがひとつになって立ち上がるときにしか生まれないのだと(イェー、イェー、イェー、イェー)


[Chorus]
We are the world
私たちは世界

We are the children
私たちは子供たち

We are the ones who make a brighter day
輝く明日を作り出すのは、私たちだ

So let’s start giving
だから、与えることを始めよう

There’s a choice we’re making
私たちは今、選択をしている

We’re saving our own lives
私たち自身の命を救っているのだ

It’s true, we’ll make a better day
本当に、より良い日を作れる

Just you and me
あなたと私だけで

We are the world
私たちは世界

We are the children
私たちは子供たち

We are the ones who make a brighter day
私たちこそ、輝かしい明日を切り拓く者

So let’s start giving
だから、与え合うことを始めよう

There’s a choice we’re making
私たちが下すべき選択がある

We’re saving our own lives
私たちは自分自身の命を救っている

It’s true, we’ll make a better day
本当に、私たちはより良い明日を作れる

Just you and me
あなたと私とで

We are the world (We are the world)
私たちが世界(私たちが世界)

We are the children (We are the children)
私たちは子どもたち(私たちは子どもたち)

We are the ones who make a brighter day
私たちこそ、輝かしい明日を切り拓く者

So let’s start giving (So let’s start giving)
だから、与え合うことを始めよう(だから、与え合うことを始めよう)

**注記(アノテーションなしの理由):**
今回の10行はすべて平易な標準英語で構成されており、スラング・AAVE・非文字どおりのイディオム・文化的固有名詞などの要素が含まれていないため、`7`アノテーションは付与していません。日本語読者が字義から意味を十分に把握できると判断しました。

There’s a choice we’re making
今、私たちは選択をしている

We’re saving our own lives
私たち自身の命を救っているのだ

It’s true, we’ll make a better day
本当のことだ、もっと良い明日を作り出せる

Just you and me (Alright, let me hear you7hear you
[表現・コール]コンサートなどで観客に「声を上げて」「反応して」と呼びかける定型フレーズ。直訳の「聞こえるようにしてくれ」ではなく、聴衆の参加を促す呼びかけ。
)
あなたと私だけで(さあ、声を聞かせて)

We are the world (We are the world)
私たちが世界(私たちが世界)

We are the children (Said we are the children)
私たちが子どもたち(そう、私たちが子どもたち)

We are the ones who make a brighter day
より輝かしい明日を作るのは私たち

So let’s start giving (So let’s start giving)
さあ、与え始めよう(さあ、与え始めよう)

There’s a choice we’re making
今、私たちは選択をしている

We’re saving our own lives
私たち自身の命を救っているのだ

It’s true, we’ll make a brighter day
本当に、私たちはより輝かしい日を作り出せる

Just you and me
あなたと私だけで

Come on, y’all8y’all
[代・俗語]”you all” の短縮形。米国南部やAAVEで広く使われる二人称複数形。「みんな」「皆さん」の意。
, let me hear you

さあ、みんな、声を聞かせて

We are the world (We are the world)
私たちが世界(私たちが世界)

We are the children (We are the children)
私たちが子どもたち(私たちが子どもたち)

We are the ones who make a brighter day
より輝かしい日を作り出すのは私たちだ

So let’s start giving (So let’s start giving)
だから与え始めよう(だから与え始めよう)

There’s a choice we’re making
私たちが下している選択がある

We’re saving our own lives
私たち自身の命を救っている

It’s true, we’ll make a better day
本当に、私たちはより良い日を作り出せる

Just you and me, yeah, yeah
君と僕だけで、そう、そう

We are the world (We are the world)
僕たちが世界(僕たちが世界)

We are the children (We are the children)
僕たちが子供たち(僕たちが子供たち)

We are the ones who make a brighter day
僕たちこそ、より明るい明日を作る者たち

So let’s start giving (So let’s start giving)
さあ、与え始めよう(さあ、与え始めよう)

There’s a choice we’re making
僕たちが選ぼうとしている選択がある

Yeah, we’re saving our own lives
そう、自分たちの命を救っている

It’s true, we’ll make a better day
本当に、僕たちはより良い明日を作れる

Just you and me (Yeah, yeah, woah-oh, oh-oh)
君と僕だけで(そう、そう、ウォー・オー、オー・オー)

We are the world (We are the world; ooh, ooh-ooh)
僕たちが世界(僕たちが世界、ウー、ウー・ウー)

We are the children (We are the children)
私たちは子供たち(私たちは子供たち)

We are the ones who make a brighter day
私たちこそが輝く明日を作り出す者

So let’s start givin’ (So let’s start giving)
さあ、与え始めよう(さあ、与え始めよう)

There’s a choice we’re making
私たちは今、選択をしている

We’re saving our own lives
私たち自身の命を救っている

It’s true, we’ll make a better day
本当に、より良い明日を作れる

Just you and me
あなたと私とで

We are the world (We are the world)
私たちは世界(私たちは世界)

We are the children (We are the children; yes, sir)
私たちは子供たち(私たちは子供たち、そうだ)

We are the ones that make a brighter day (We are the world)
私たちこそが輝く明日を作り出す者(私たちは世界)

So let’s start giving (So let’s start giving)
さあ、与え合おう(さあ、与え合おう)

There’s a choice we’re making
私たちは今、選択をしている

We’re saving our own lives
自分たち自身の命を救っているのだ

It’s true, we’ll make a better day
そうだ、私たちはより良い明日を作れる

Just you and me, hoo-hoo
あなたと私だけで、フーフー

We are the world (Good God9Good God
[間投詞]驚きや強い感情を表す英語の間投詞。宗教的な祈りではなく「ああ!」「まさに!」に相当する感嘆の強調表現。
; we are the world)

私たちが世界だ(ああ! 私たちが世界だ)

We are the children (We are the children)
私たちが子供たちだ(私たちが子供たちだ)

We are the ones who make a brighter day
輝かしい明日を作るのは、私たちなのだ

So let’s start giving (So let’s start giving)
さあ、与え合おう(さあ、与え合おう)

(Alright, did you hear what I said?)
(さあ、私の言ったことが聞こえたか?)

There’s a choice we’re making
私たちは今、選択をしている

We’re saving our own lives
自分たちの命を救おうとしている

It’s true, we’ll make a better day
本当に、もっと良い日をつくれる

Just you and me
あなたと私だけで



Writer(s): Michael Jackson, Lionel Richie

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以上です、いかがでしたでしょうか!

以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!

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よくある質問

「We Are The World」とはどんな曲ですか?

1985年3月にUSA for Africaとしてリリースされたチャリティーシングルで、マイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーが共同で作詞・作曲し、クインシー・ジョーンズがプロデュースしました。アフリカの深刻な飢餓救済を目的に制作され、ビルボードHot 100で4週連続1位を記録するなど世界中でチャートを席巻し、グラミー賞4部門も受賞しています。「音楽で世界を救う」というコンセプトのもと45人以上のスーパースターが参加したこの曲は、チャリティー音楽の金字塔として今なお語り継がれています。

歌詞に出てくる「lend a hand」ってどういう意味ですか?

「It’s time to lend a hand to life(命に手を貸す時だ)」というフレーズに登場します。”lend a hand”は「手を貸す・助ける」という日常的な英語表現で、友人に「ちょっと手伝ってくれる?」と頼む場面でもよく使われます。この曲では飢えに苦しむ人々への積極的な支援を呼びかける言葉として使われており、”lend”(貸す)という動詞が「一時的でも力を差し伸べること」のニュアンスを自然に表しています。

「There’s a choice we’re making」とはどういう意味ですか?

「私たちは今まさに、ひとつの選択をしているのだ」という意味で、”make a choice”は「選択する・決断する」という定番フレーズです。ただ世の中の流れに身を任せるのではなく、自らの意志で行動を選ぶという主体性を強調しているのがポイントです。支援することを義務や強制としてではなく、自分たちが能動的に下す決断として描くことで、聴く人の心に強い当事者意識を芽生えさせる表現になっています。

「We are the world, we are the children」というサビはどんな意味を持っていますか?

「私たちは世界そのものであり、世界の子どもたちだ」という意味で、国籍や民族を超えた人類の連帯を高らかに宣言するフレーズです。”children of the world”という表現は、全人類が同じ地球という親のもとに生まれた兄弟姉妹であるという比喩として英語圏で広く使われます。「世界はひとつ(We Are The World)」でありながら同時に「自分たちは守られるべき子ども(we are the children)」でもあるという二重の意味が、曲全体のテーマである普遍的な愛と責任感を見事に体現しています。

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関連リンク

We Are The World – USA for Africa (Official Video)

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