【歌詞和訳】Bohemian Rhapsody – Queen

今回の曲のタイトルは、「Bohemian Rhapsody」です。
Queenが1975年にリリースした伝説的なロック楽曲で、Freddie Mercuryが作詞・作曲しました。バラード、オペラ、ハードロックを融合した前衛的な構成で、罪を犯した男が死と向き合う物語を描いています。世界で最もストリーミングされたクラシック楽曲の一つです。

細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。

※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。

以下、和訳です。


Bohemian Rhapsody – Queen

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[Intro]
Is this the real life? Is this just fantasy?
これは現実?それともただの幻想?

Caught in a landslide1landslide
[名詞]「地滑り、山崩れ」という意。転じて「圧倒的な力に飲み込まれる」という比喩にも使われる。ここでは抗えない現実の流れに飲み込まれている状態を指す
, no escape from reality

地滑りに飲み込まれ、現実から逃げ場はない

Open your eyes, look up to the skies and see
目を開いて、空を見上げてみて

I’m just a poor boy, I need no sympathy (Ooh, poor boy)
俺はただの貧しい少年、同情はいらない

Because I’m easy come, easy go2easy come, easy go
[慣用句]「入りやすく、出やすい」という意。「たやすく得たものはたやすく失う」ということ。物事に執着しない、どうにでもなれという達観した態度を示す
, little high, little low

なぜなら俺は成り行き任せ、少し高く少し低く

Any way the wind blows3any way the wind blows
[慣用句]「風がどちらに吹いても、どうなろうとも」という意。「風向き(wind)がどう変わっても(any way)」というイメージから、状況がどうなっても構わないという諦観を表す
(Ooh, the wind blows)

風がどちらに吹こうとも

Doesn’t really matter to me, to me
俺にはどうでもいい、どうでもいい



[Verse 1]
Mama, just killed a man
ママ、今男を殺してしまった

Put a gun against his head, pulled my trigger, now he’s dead
頭に銃を当てて、引き金を引いた、今彼は死んでいる

Mama, life had just begun
ママ、人生はまだ始まったばかりだったのに

But now I’ve gone and thrown it all away4thrown it all away
[慣用句]「全てを無駄にした、捨ててしまった」という意。\”throw away\”は「捨てる」で、\”throw it all away\”で「全てを台無しにする、せっかくのものを手放してしまう」こと

でも今、俺は全てを捨ててしまった

Mama, ooh, didn’t mean to make you cry
ママ、泣かせるつもりはなかった

If I’m not back again this time tomorrow
明日の今頃俺が戻っていなかったら

Carry on, carry on as if nothing really matters
続けて、何も関係ないかのように続けて



[Verse 2]
Too late, my time has come
もう遅い、俺の時が来た

Sends shivers down my spine5shivers down my spine
[慣用句]「背筋が凍る、ゾクゾクする」という意。\”shiver\”(震え)が「背骨(spine)を伝って流れる」というイメージから、恐怖や興奮で体が震える状態を指す
, body’s aching all the time

背筋が凍る思いで、体中がずっと痛む

Goodbye, everybody, I’ve got to go
さようなら、みんな、行かなければ

Gotta leave you all behind and face the truth
お前たちを置いて、現実と向き合わなければ

Mama, ooh (Any way the wind blows)
ママ(風がどちらに吹いても)

I don’t wanna die (Ooh)
死にたくない

I sometimes wish I’d never been born at all (Ooh, ooh, ooh, ooh, ooh)
生まれてこなければよかったと思うこともある




[Guitar Solo]



[Verse 3]
I see a little silhouetto6silhouetto
[名詞]「シルエット」のイタリア語風表記。\”silhouette\”(輪郭・影絵)のフレデリック・マーキュリーによる詩的なスペル。オペラ的な雰囲気を出すためにイタリア語風の語尾を付けた
of a man

男のシルエットが少し見える

Scaramouche7Scaramouche
[固有名詞]イタリアの仮面劇(コンメディア・デッラルテ)に登場するキャラクター「スカラムーシュ」のこと。臆病で道化的なキャラクターとして知られ、ここでは劇的・オペラ的な雰囲気の演出に使われている
, Scaramouche, will you do the Fandango?8Fandango
[名詞]「ファンダンゴ」という意。スペイン発祥の情熱的なフラメンコ系ダンス。ここではドラマチックな舞台表現の一つとして引用されている

スカラムーシュよ、スカラムーシュよ、ファンダンゴを踊るか?

Thunderbolt and lightning, very, very frightening me
雷鳴と稲妻、とても、とても恐ろしい

(Galileo) Galileo, (Galileo) Galileo, Galileo Figaro9Galileo Figaro
[固有名詞]「ガリレオ」は17世紀の天文学者ガリレオ・ガリレイへの言及。「フィガロ」はモーツァルトのオペラ『フィガロの結婚』の主人公。いずれも劇的・オペラ的効果のための歴史的・文化的引用

(ガリレオ)ガリレオ、(ガリレオ)ガリレオ、ガリレオ・フィガロ

Magnifico (Oh-oh-oh-oh)
マニフィコ(壮大だ)

But I’m just a poor boy, nobody loves me
でも俺はただの貧しい少年、誰も愛してくれない

He’s just a poor boy from a poor family
彼はただの貧しい家の貧しい少年

Spare him his life from this monstrosity10monstrosity
[名詞]「怪物的なもの、恐ろしい存在・状況」という意。\”monster\”(怪物)から派生し、異常に大きく恐ろしいものや状況を指す

この怪物的な事態から彼の命を救ってくれ

Easy come, easy go, will you let me go?
成り行き任せ、俺を行かせてくれないか?

Bismillah11Bismillah
[感嘆詞]アラビア語で「神の名において」という意。イスラム教の祈りの冒頭に使われる「ビスミッラーヒッラフマーニッラヒーム(慈悲深く慈愛あまねきアッラーの御名において)」の略。ここでは神への訴えを劇的に表現している
, no, we will not let you go (Let him go)

神よ、いや、お前を行かせない(行かせてくれ)

Bismillah, we will not let you go (Let him go)
神よ、お前を行かせない(行かせてくれ)

Bismillah, we will not let you go (Let me go)
神よ、お前を行かせない(行かせてくれ)

Will not let you go (Let me go)
行かせない(行かせてくれ)

(Never, never, never, never, never, never let me go) Will not let you go
(絶対に、絶対に、絶対に、絶対に、絶対に、絶対に行かせない)行かせない

Oh-oh-oh-oh
オー

No, no, no, no, no, no, no
いや、いや、いや、いや、いや、いや、いや

Oh, mamma mia, mamma mia (Mamma mia, let me go)
ああ、マンマ・ミーア、マンマ・ミーア(マンマ・ミーア、行かせてくれ)

Beelzebub12Beelzebub
[固有名詞]「ベルゼブブ」という意。聖書に登場する悪魔の名前で、「蠅の王」を意味するヘブライ語「バアル・ゼブブ」に由来する。悪魔・サタンの別名として西洋文化で広く用いられる
has a devil put aside for me, for me, for me

ベルゼブブが俺のために悪魔を用意している




[Bridge]
So you think you can stone me13stone me
[動詞]「石を投げつける」という意。\”stone\”は「石」だが動詞で「〜に石を投げつける、石打ちにする」こと。古代から処刑や罰の方法として行われた石打ち(stoning)を指す
and spit in my eye?

お前は俺に石を投げて目に唾を吐けると思ってるのか?

So you think you can love me and leave me to die?
俺を愛しておきながら死なせると思ってるのか?

Oh, baby, can’t do this to me, baby
ああ、俺にこんなことをするな

Just gotta get out, just gotta get right outta here
出なければ、今すぐここから出なければ



[Outro]
(Ooh)
(ウー)

(Ooh, yeah, ooh, yeah)
(ウー、そう、ウー、そう)

Nothing really matters, anyone can see
何も本当は重要ではない、誰でもわかる

Nothing really matters
何も本当は重要ではない

Nothing really matters to me
俺にとって何も本当は重要ではない

Any way the wind blows
風がどちらに吹こうとも



Writer(s): Freddie Mercury

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以上です、いかがでしたでしょうか!


以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!

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