【歌詞和訳】Sunburn – Tucker Wetmore

今回の曲のタイトルは、「Sunburn」です。直訳すると、「日焼け」です。

Tucker Wetmoreは、アメリカ・ワシントン州スポケーン出身のカントリーシンガーソングライターです。Warner Music Nashvilleと契約し、2022年のデビューシングル「Wind Up Missin’ You」でカントリーチャートに登場、一躍注目を集めました。「Sunburn」は2023年にリリースされた楽曲で、Maren MorrisやLuke Bryanへの楽曲提供でも知られるナッシュビルの実力派ソングライター・Ryan Hurdをはじめ、Daniel Ross、Jaxson Freeとの共作です。夏の恋の甘さと、そこから残った消えない痛みを太陽の熱にたとえた、カントリーポップの一曲です。

【こだわり解説】タイトルの「Sunburn(日焼け)」は、日差しによる肌の火傷を指しますが、歌詞の中では「冷めることのない恋の痛み」や「忘れたくても忘れられない相手の存在」を太陽の熱にたとえる比喩として用いられています。意訳で飾らず、肌にじんじんと残る日焼けの感覚をそのまま言葉に置き、原曲の感情の余韻を伝えることを意識しました。

細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。

※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。

以下、和訳です。


Sunburn – Tucker Wetmore

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[Verse 1]
I flew in1flew in
[句動詞]fly inの過去形。「飛行機でやって来る・到着する」の意。flewはflyの不規則過去形。
all alone to play some songs on the beach

一人でビーチに降り立った、砂浜で曲を弾くために

Was supposed to be in and out2in and out
[慣用句]「さっと済ませる・短時間で出入りする」こと。ここでは「すぐに帰るつもりだった」の意。
, ended up stayin’ all week

すぐに帰るつもりだったのに、気づけば一週間も居続けていた

Yeah, there was salt in the air and there was sand on the floor
ああ、空気には潮の香りが漂い、足元には砂が広がっていた

Was playin’ ‘Red, Red Wine’3‘Red, Red Wine’
[固有名詞]ニール・ダイアモンド作、UB40が1983年に世界的ヒットさせた楽曲。ワインに酔いしれる恋愁を歌った曲。
and you were sippin’ on yours

「レッド・レッド・ワイン」を弾いていたら、君は君のグラスをちびちびと傾けていた


[Pre-Chorus]
You had your friend come up to me and ask if I’m on my own
あなたは友達を私のところによこして、一人でいるか聞かせた

I answer “Why?” and she said, “That girl over there wants to know”
「なぜ?」と答えると、彼女は「あそこの子が知りたいって言ってる」と言った

A couple rum runners4rum runners
[名・カクテル]ラム酒をベースにしたトロピカルカクテル。フロリダ発祥とされ、ビーチバーで定番の飲み物。ここでは「何杯か飲んだ後」という時間経過を表す。
later and it was just me and you

ラムランナーを何杯か飲んだ後、気づけばあなたと二人きりになっていた

We said we won’t tell nobody5won’t tell nobody
[二重否定・AAVE]標準英語の “won’t tell anybody”(誰にも言わない)に相当。否定語を重ねて意味を強調するAAVEの用法。
, but baby, everyone knew ‘bout

誰にも言わないって言ったけど、ベイビー、みんなわかってた





[Chorus]
Them6Them
[代・AAVE]標準英語では「those」を使うところをAAVEで「Them」と表現する用法。
hotel sheets wе were under

ホテルのシーツの下、ふたりで

Couldn’t tell you7Couldn’t tell you
[句・イディオム]「あなたに言えない」→「(自分でも)わからない・覚えていない」を意味するイディオム。
which room or number

どの部屋か番号も、わからなかった

All I know is I was fallin’ in deeper8fallin’ in deeper
[句・比喩]「より深く落ちていく」→ 恋愛や情熱にどんどん深みにはまっていくことを表す比喩表現。

ただ、どんどん深みにはまっていくのだけはわかった

And that door said, “Do Not Disturb”
そしてドアには「起こさないでください」と書いてあった

Yeah you hit9hit
[動・比喩]「打つ」→「(感情・感覚が)突然強く押し寄せる」を意味する比喩的用法。
me like a heat wave

そう、あなたは熱波のように私を打ちのめした

We stayed up10stayed up
[句動詞]「stay up」=眠らずに起きている・夜更かしする。
all night all day

一晩中、一日中、眠らずにいた

Waves crashin’ outside like thunder
外では波が雷のように打ち寄せていた

Your body on mine like a sunburn
日焼けのように、あなたの体が私の体に焼きついて

Your body on mine like a sunburn
日焼けのように、あなたの体が私の体に焼きついて


[Verse 2]
Yeah, I told you I liked you, you said, “Boy, ain’t no way”
ねえ、好きだって打ち明けたら、「ちょっと、ありえないって」って言われた

Said, “Girl, I know you’re right, but I meant it anyway”
「わかってる、そうかもな、でも本気だったんだ」って返した

We were just ridin’ the breeze11ridin’ the breeze
[句・比喩]「風に乗る」→「風に吹かれながらのんびりと時を過ごす」というイディオム。目的もなくふたりで気ままに時間を流すさまを表す。
until the sunrise, yeah

日が昇るまで、ふたりでただのんびりと時を流してたよ

And for a couple of nights, you were all mine in
そして何夜かの間、君はすっかり僕だけのものだった


[Chorus]
Them12Them
[代名詞・AAVE]標準英語の “Those” に相当するAAVE(アフリカ系アメリカ人英語)の指示代名詞。
hotel sheets we were under

ふたりで潜り込んだ、あのホテルのシーツ

Couldn’t tell you which room or number
何号室だったかも、もう言えない

All I know is I was fallin’ in deeper13fallin’ in deeper
[句動詞・比喩]”fall in”(はまり込む)+”deeper”(より深く)。感情や恋愛の深みへと引き込まれていく様子を表す。

わかっているのは、もっと深みへと落ちていたということだけ

And that door said, “Do Not Disturb”
そしてドアには「起こさないでください」と書いてあった

Yeah, you hit14hit
[動・比喩]「打つ」→ 感情や刺激が強烈に「襲いかかる」「打ちのめす」という比喩的用法。
me like a heat wave

そう、あなたは熱波のように私を打ちのめした

We stayed up15stayed up
[句動詞]”stay up”:眠らずに起きていることを表すイディオム。
all night all day

夜も昼も、ずっと眠らずにいた

Waves crashin’ outside like thunder
外では波が雷のように轟いていた

Your body on mine like a sunburn
日焼けみたいに、あなたの体が私に焼きついて

Your body on mine like a sunburn
日焼けみたいに、あなたの体が私に焼きついて





[Bridge]
It’s like we had our own island
まるでふたりだけの島があったみたい

My heart felt like it was flyin’
心が空を飛んでいるようだった

I couldn’t tell you goodbye yet
まだあなたにさよならが言えなかった

Wish I could go back and dive in16dive in
[句動詞]「飛び込む」→ためらわずにまっすぐ突き進む・その瞬間に全力で身を投じることを指すイディオム。

戻ってまたあの中に飛び込めたらいいのに


[Chorus]
Them17Them
[代・AAVE]標準英語の”Those”に相当する指示形容詞。AAVE(アフリカ系アメリカ人英語)や方言的な口語表現で、「あのホテルのシーツ」を指す。
hotel sheets we were under

あのホテルのシーツの下、ふたりでくるまれていた

Couldn’t tell you which room or number
何号室だったかなんて、もう思い出せない

All I know is I was fallin’ in deeper
わかるのはただ、どんどん深みにはまっていったこと

And that door said, “Do Not Disturb”
そしてドアには「起こさないでください」の札がかかっていた

Yeah, you hit me18hit me
[動・比喩]物理的に「打つ」→ 感情や感覚が「強烈に襲いかかる」に転じた慣用表現。
like a heat wave

そう、君は熱波みたいに私を打ちのめした

We stayed up19stayed up
[句動詞]「寝ずに起きていた・夜を明かした」の意。stay(とどまる)+up(起きた状態)で「眠らずにいる」を表す。
all night all day

夜も昼も、眠れないまま過ごした

Waves crashin’ outside like thunder
外では雷のように波が打ちつけていた

Your body on mine like a sunburn
君の体が重なって、日焼けのようにじんじんと

Your body on mine like a sunburn
君の体が重なって、日焼けのようにじんじんと



Writer(s): Daniel Ross, Ryan Hurd, Jaxson Free

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以上です、いかがでしたでしょうか!

以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!

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よくある質問

「Sunburn」とはどんな曲ですか?

「Sunburn」は、アメリカのカントリーシンガー、タッカー・ウェットモアが2023年にリリースした楽曲です。TikTokをはじめとするSNSで急速に拡散し、若いリスナーを中心に大きな人気を獲得しました。映画やドラマとのタイアップはないものの、夏のプレイリストに欠かせない一曲として口コミで広まり、彼の名を全米に知らしめた代表作となっています。

「rum runners(ラムランナー)」とはどんな飲み物ですか?

「rum runners」はラム酒をベースにしたトロピカルカクテルです。フロリダ発祥とされており、ビーチやリゾートのバーで定番の飲み物として知られています。歌詞では「何杯か飲んだ後、気づけばふたりきりになっていた」と、夏の夜の甘い始まりを演出する小道具として登場しています。

「we won’t tell nobody」は文法が間違っていますか?

標準英語では「we won’t tell anybody」(誰にも言わない)と表現しますが、「won’t tell nobody」は否定語を二重に使うAAVE(アフリカ系アメリカ人英語)の口語的なスタイルです。カントリーやポップスの歌詞でも広く用いられており、「絶対に誰にも言わない」という意味を強調するニュアンスがあります。文法的な誤りではなく、意図的な表現です。

「ridin’ the breeze」とはどういう意味ですか?

「ridin’ the breeze(風に乗る)」は、目的もなく気ままに時間を流すさまを表すイディオムです。日本語の「風に吹かれながらのんびり過ごす」に近いニュアンス。歌詞では「日が昇るまでふたりでただ風に乗っていた」と、一晩を自由にゆったり過ごす情景が描かれています。

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関連リンク

Sunburn – Tucker Wetmore (Official Video)

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