【歌詞和訳】Bloodstream – Alyssa Grace

今回の曲のタイトルは、「Bloodstream」です。直訳すると、「血流」です。

Alyssa Graceは、アメリカ出身のシンガーソングライターです。透明感のある歌声と内省的な歌詞が特徴で、インディーポップ/フォークポップのジャンルを中心に活動しています。「Bloodstream」は、誰かへの想いが体中に染み渡るほど深く根付いてしまった感覚を、「血流」というメタファーを用いて表現した楽曲で、感情の不可避性と脆さを繊細に描いています。ギターを軸にした静かなアレンジと、感情をそのまま言葉に落とし込んだような歌詞が印象的な一曲です。

【この曲の言葉について】この曲では、感情や記憶が「血流」として体に宿るという詩的な表現が中心にあるため、直訳よりも「体の奥に流れ込む感覚」を意識しながら和訳しました。

細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。

※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。

以下、和訳です。


Bloodstream – Alyssa Grace

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[Verse 1]
Maybe I was too young to fully understand
あの頃の私は幼すぎて、すべてを理解できなかったのかもしれない

So I never healed from it healthy, why I never trusted the man
だから傷は健全に癒えなかった——だから彼を信じられなかったんだ

You gotta love all that you have, and I’ll take that to my grave1take that to my grave
[慣用句]「墓場まで持っていく」→ 死ぬまでその信念・言葉を忘れずに貫くという意味のイディオム。

持っているものすべてを愛さなきゃ——その言葉は死ぬまで胸に刻んでおく

Soon you’ll open up your eyes, and it’ll all be gone one day
いつかあなたは気づくだろう、でもその日にはもう全てが消えてしまっている

And I’m sitting here convincing you to pick up the phone and call
私はここで、電話を手に取ってかけてみてとあなたを説き続けている

I am my father’s daughter, but I’m nothing like him at all
私は父の娘——でも彼とは何もかも違う

And I hear him in the way I speak, or when I look in the mirror
話し方の中に彼を感じる、鏡を覗くたびにも

The anger’s growing in me, it shows, could it be any clearer?
怒りが私の中で膨らんでいく、誰の目にも明らかだ

That I’m like him ‘cause he made me the way I am
彼が私をこうしたから、私は彼に似てしまった

When we’re fighting, and all I need is somebody
喧嘩しているとき、ただ誰かそばにいてほしいのに


[Chorus]
And I’m crying on my mama’s floor, why don’t you want this anymore?
ママの家の床で泣いている、なぜもうこれを望まないの?

And I’m craving you to change for me
あなたに変わってほしくて、たまらない

You’re saying, “I hear you2I hear you
[慣用句]「声が聞こえている」ではなく、「あなたの気持ち・言葉はわかっている」という共感・理解を示すイディオム。
, and I love you, but my heart, it hurts for you

あなたはこう言う、「わかるよ、愛してるよ、でも胸が、あなたのために痛んでいる

And I just cannot give you what you need”
だけど、あなたが必要なものを与えることができない」

Am I too much? Am I enough? ‘Cause you said you wouldn’t give up
私は重すぎる?それとも足りない?あなたは諦めないって言ったのに

Now I’m numb on my knees, praying to God you’d3you’d
[助動詞]you wouldの短縮形。「あなたが話しかけてくれたら」という神への願望・祈願を表す仮定法的用法。
talk to me

今、ひざまずいたまま呆然として、あなたが話しかけてくれるよう神に祈っている

Wondering what it takes for you to stay off my mind4off my mind
[慣用句]「on my mind(頭から離れない・気になる)」の反意表現で、「頭の中に入り込まない状態を保つ」の意。
and far out of my bloodstream5bloodstream
[名・比喩]本来は「血流・血液循環」の意。ここでは相手が自分の存在の奥深くに染み込んでいる様子を、薬物・毒素になぞらえた比喩表現。

あなたを心から締め出し、血の中から消し去るには何が必要なのかと、思い巡らせている





[Verse 2]
You never laid your hands on me6lay hands on
[句動詞・イディオム]「手を触れる」→「暴力を振るう・殴る」を意味するイディオム。
, and that’s something that I’m grateful for

あなたは私に一度も手を上げなかった、それだけは感謝している

But I should’ve known that you’d gone mad when I saw the way you punched your doors
でも、ドアを殴るあなたの様子を見た時、あなたがおかしくなっていたと気づくべきだった

And I don’t regret loving you, ‘cause I know that you needed it
あなたを愛したことに後悔はない、あなたにはそれが必要だったとわかっているから

But the way you treated me made me feel like a little kid
でも、あなたの私への扱いはまるで子どもみたいな気持ちにさせた

And something deep inside of me tells me that you’re not better now
心の奥深くで何かが告げている、あなたはまだ立ち直れていないと

And I’m sorry that I couldn’t help, but I’m so glad I made it out7make it out
[句動詞・イディオム]「外に出る」→「(危険や辛い状況から)無事に抜け出す・逃げ切る」を意味するイディオム。

助けられなかったことは申し訳なく思う、でもここから抜け出せて本当に良かった


[Chorus]
And I’m crying on my mama’s floor, why don’t you want this anymore?
ママの家の床で泣いてる——なぜもうこれを望まないの?

And I’m craving you to change for me
あなたに変わってほしいと、ひたすら願ってる

You’re saying, “I hear you8I hear you
[句・慣用表現]「あなたの声が聞こえる」ではなく「あなたの気持ちはわかる/理解している」という共感を示すイディオム。
, and I love you, but my heart, it hurts for you

あなたは言う、「あなたの気持ちはわかる、愛してる、でも心があなたのために痛い

And I just cannot give you what you need”
ただ、あなたが必要とするものをあげられない」

Am I too much9too much
[形・俗語]「多すぎる」→ 感情・要求が激しく「扱いきれないほど重い存在」であることを示す口語表現。
? Am I enough?

私は重すぎる?それとも足りない?

‘Cause you said you wouldn’t give up
だってあなたは諦めないって言ったのに

Now I’m numb on my knees, praying to God you’d talk to me
今、ひざまずいたまま感覚もなく、神に祈ってる——あなたが話しかけてくれるように

Wondering what it takes10what it takes
[句・慣用表現]「そのために何が必要か/何をすればいいのか」を表すイディオム。
for you to stay off my mind and far out of my bloodstream

あなたが頭から離れ、血の中から消えるには何が必要なのかと、ずっと考えてる



Writer(s): Alyssa Grace

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以上です、いかがでしたでしょうか!

以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!

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よくある質問

「Bloodstream」はどんな曲ですか?

「Bloodstream」は、アメリカのシンガーソングライター Alyssa Grace が発表したインディーポップ・バラードで、愛の記憶が体の奥深くに刻み込まれ、消えることなく流れ続けるという感覚を繊細なメロディーで描いた楽曲です。公開後は Spotify のインディーポップ関連プレイリストに取り上げられ、ストリーミングを中心に口コミで広がりました。歌詞の率直さと感情表現の豊かさが共感を呼び、SNS 上でも多くのリスナーが「この気持ち、わかる」と反応を示した作品です。

「take that to my grave」はどういう意味ですか?

これは英語の慣用句(イディオム)で、直訳すると「それを墓場まで持っていく」となります。つまり、「死ぬまで誰にも言わない」「永遠に胸の内に秘めておく」という意味です。日本語で言えば「墓場まで持っていく秘密」とほぼ同じ感覚ですね。この曲の文脈では、相手への想いや二人だけの記憶を、一生誰にも打ち明けないほど大切に—あるいは苦しいほど深く—抱えているという切ない心情を表しています。

「I hear you」はどういう意味ですか?

一見「あなたの声が聞こえる」と訳したくなりますが、会話表現としての「I hear you」は「あなたの言いたいことはわかる」「あなたの気持ち、ちゃんと受け取っているよ」というニュアンスで使われます。単なる物理的な「聞こえる」ではなく、相手の言葉や感情に寄り添う共感・理解の表明です。日本語なら「うん、わかってる」「そうだね、わかるよ」に近い温かみのある一言で、歌の中では二人の間に静かな信頼感が漂う瞬間を演出しています。

「you’d」はどういう意味ですか?

「you’d」は「you would」または「you had」の短縮形です。歌詞中では多くの場合「you would」として使われ、「(あなたなら)〜するだろう」「(あの頃の)あなたは〜していた」という意味合いを持ちます。短縮することで歌のリズムに自然になじみますが、文法的には仮定(「もし〜なら、あなたは…するだろう」)や過去の習慣・予測(「あなたはよく〜していたね」)を表します。「you’d know(あなたならわかるはず)」や「you’d say(あなたなら言っていたはず)」のような形で、相手への期待や回想がにじむ表現として歌詞に深みを与えています。

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関連リンク

Bloodstream – Alyssa Grace (Official Video)

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