今回の曲のタイトルは、「Animal」です。直訳すると、「動物」です。
KATSEYEは、HYBE(ハイブ)とGeffen Recordsが共同で発足させたグローバルガールグループで、Netflixのドキュメンタリー『Pop Star Academy: KATSEYE』にも密着された選考過程を経て2024年にデビューしました。「Animal」は2026年7月24日にリリースされ、8月14日発売の3rdEP『WILD』のプレリリースシングルという位置づけの楽曲です。作曲にはEd Sheeranが参加しており、KATSEYEのブレイクスルー曲「Gnarly」を聴いて衝撃を受けた本人からオファーしたことでも話題になりました。Billboard Hot 100では自己最高位となる24位デビュー、Billboard Global 200では初のトップ10入りとなる10位を記録するなど、勢いを見せています。理性を振り切った衝動的な感情をテーマにしたエネルギッシュなポップナンバーです。
【直訳のポイント】タイトルの「Animal」は「動物」と訳せますが、この曲では理性では制御できない本能的な衝動を指しています。歌詞中の”outta control”や”freaky”といった表現も踏まえ、当ブログでは意訳で和らげず「動物」「獣」という直接的な言葉をそのまま採用しました。飾らない言葉にすることで、曲が持つ本能的で剥き出しの熱量を損なわないようにしています。
細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。
※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。
以下、和訳です。
Animal – KATSEYE
[Intro: All]
(Mm-mm)
(んー)
[Verse 1: Megan, Yoonchae, All]
You’re the boss, you run the circus1run the circus
[句動詞・イディオム]「サーカスを取り仕切る」→「すべてを思いのままに支配・仕切る」という意味のイディオム。, baby
あなたがボス、すべてを仕切るのはあなた、ベイビー
Take it up a notch2take it up a notch
[イディオム]「一段階上げる」→ レベルや強度をさらに引き上げるという意味の慣用表現。, you’re so sophisticated
さらに一段階上へ、あなたはとても洗練されている
Don’t wanna be on a schedule, you’re on your own time3on your own time
[イディオム]「自分の時間で」→ 他人のルールやペースに縛られず、自分の好きなときに行動するという意味。
スケジュールには縛られたくない、あなたは自分のペースで動いている
(Mm-mm)
(ンーンー)
Off the scale4off the scale
[イディオム]「尺度を超えて」→「桁外れ」「計り知れないほど」を表す慣用表現。off the chartsとも言う。 that goes from hot to crazy
ホットからクレイジーまでの尺度すら超えた存在
Fingernails, one, two, three colors painted
爪には一色、二色、三色と色が塗られて
Crop top and baggy jeans holding your waistline
クロップトップとバギージーンズがウエストラインを際立たせて
(Mm-mm)
(ンーンー)
[Pre-Chorus: Lara, All]
You make the light and the shadows collide
あなたは光と影をぶつけ合わせる
Your body gets twisted and tangled in mine
あなたの体が私の体に絡まり、ねじれていく
Love so good, how could this be free5free
[形・口語]「無料の」の意。愛の素晴らしさを商品や体験に例え、「これほど良いものがタダであるはずがない」と比喩的に問いかける英語特有のレトリック。?
こんなに素晴らしい愛が、どうして無料でいられるの?
I keep your secret safe with me (Mm-mm)
あなたの秘密は私が守る (Mm-mm)
[Chorus: Daniela, Sophia, All]
Nobody knows you’re outta control
誰も気づいていない、あなたが制御不能だということに
But I see a side behind the closed doors6behind the closed doors
[イディオム]直訳は「閉ざされた扉の向こうで」だが、「人目のないところで・密室で」を意味するイディオム。
でも私には見えている、人目のないところでのあなたの一面が
They get a glimpse here on the dance floor
ここダンスフロアで、みんなもその片鱗を垣間見る
You move like an animal (Mm-mm; One, two, three, four)
あなたは動物のように体を動かす(ンーンー;いち、に、さん、し)
Nobody knows you’re outta control
誰も気づいていない、あなたが制御不能だということに
But I see a side behind the closed doors7behind the closed doors
[イディオム]直訳は「閉ざされた扉の向こうで」だが、「人目のないところで・密室で」を意味するイディオム。
でも私には見えている、人目のないところでのあなたの一面が
They get a glimpse here on the dance floor
ここダンスフロアで、みんなもその片鱗を垣間見る
You move like an animal (Mm-mm)
あなたは動物のように体を動かす(ンーンー)
[Verse 2: Daniela, Yoonchae, All]
I’ll be gone by morning
朝になる前に、私はいなくなる
So getcha8getcha
[口・俗語]「get your」の短縮形。「あなたの〜を(床に)つけて」という意味で、ダンスへの誘いを表す。, getcha heels on the floor then
じゃあ、ヒールを床につけて
So are you with me? (Are you with me?)
ねえ、一緒に来てくれる?(一緒に来てくれる?)
Be careful what you’re wishing for ‘cause I get freaky9get freaky
[句・AAVE]「奇妙になる」→「大胆で官能的にふるまう」ことを指すスラング。 (Mm-mm)
何を望んでいるか気をつけて、だって私は大胆になるから(ン〜)
[Pre-Chorus: Lara, All]
You make the light and the shadows collide (Ooh)
光と影を衝突させるのはあなた(オー)
Your body gets twisted and tangled in mine (Ooh)
あなたの体が私のものと絡み合い、ねじれていく(オー)
Love so good, how could this be free10free
[形・口語]「自由な」ではなく「無料の・タダの」という意味。「これほど素晴らしい愛が、なぜ対価なしに手に入るのか」という反語的なニュアンス。?
こんなに素晴らしい愛が、どうしてタダでいられるの?
I keep your secret safe with me (Mm-mm)
あなたの秘密は私がしっかり守るから(ンーンー)
[Chorus: Sophia, Lara, All]
Nobody knows you’re outta control
あなたが制御不能だなんて、誰も知らない
But I see a side behind the closed doors11behind the closed doors
[イディオム]「閉じられた扉の向こう」→ 人目に触れないプライベートな場所で・秘密裏に、の意。
でも私には見えている、扉の向こうのあなたの素顔が
They get a glimpse12get a glimpse
[句動詞]「ちらりと垣間見る」。一瞬だけ何かを目にすること。 here on the dance floor
ダンスフロアで、みんながその一面をちらりと垣間見る
You move like an animal (Mm-mm; One, two, three, four)
あなたはまるで獣のように動く(んー、んー、ワン、ツー、スリー、フォー)
Nobody knows you’re outta control
あなたが制御不能だなんて、誰も知らない
But I see a side behind the closed doors13behind the closed doors
[イディオム]「閉じられた扉の向こう」→ 人目に触れないプライベートな場所で・秘密裏に、の意。
でも私には見えている、扉の向こうのあなたの素顔が
They get a glimpse14get a glimpse
[句動詞]「ちらりと垣間見る」。一瞬だけ何かを目にすること。 here on the dance floor
ダンスフロアで、みんながその一面をちらりと垣間見る
You move like an animal (Mm-mm)
あなたはまるで獣のように動く(んー、んー)
[Bridge: Sophia, All]
I’m gettin’ overwhelmed
圧倒されそう
R-r-r-right now
今すぐに
Want you to give it to me
それを私にちょうだい
All night long (Mm-mm), woo
一晩中ずっと(んー)、ウー
[Chorus: Yoonchae, Megan, Sophia, (All, Lara)]
Nobody knows you’re outta control (No, no, no)
誰もあなたが制御不能だと気づかない(ノー、ノー、ノー)
But I see a side behind the closed doors15behind the closed doors
[イディオム]「閉ざされたドアの奥で」→ 人目のない場所で・プライベートな場面でという意味の慣用表現。
でも私には、人目のないところのあなたの一面が見えている
They get a glimpse16glimpse
[名]「ちらりと見えるもの・一瞬の視野」。get a glimpse で「垣間見る」という意味になる。 here on the dance floor
みんなここダンスフロアで、その一片を垣間見る
You move like an animal (Mm-mm)
あなたは野獣のように動く(んー)
Nobody knows you’re outta control
誰もあなたが制御不能だと気づかない
But I see a side behind the closed doors17behind the closed doors
[イディオム]「閉ざされたドアの奥で」→ 人目のない場所で・プライベートな場面でという意味の慣用表現。 (Ooh)
でも私には、人目のないところのあなたの一面が見えている(ウー)
They get a glimpse18glimpse
[名]「ちらりと見えるもの・一瞬の視野」。get a glimpse で「垣間見る」という意味になる。 here on the dance floor
みんなここダンスフロアで、その一片を垣間見る
You move like an animal (Mm-mm)
あなたは野獣のように動く(んー)
Writer(s): Ed Sheeran, Johnny McDaid, Blake Slatkin, Omer Fedi
以上です、いかがでしたでしょうか!
以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!
よくある質問
「Animal」はどんな曲ですか?
「Animal」は、HYBEとGeffen Recordsが共同で結成したグローバルガールグループ・KATSEYEが2026年7月24日にリリースした楽曲で、同年8月14日発売の3rdEP『WILD』のプレリリースシングルです。作曲にはEd Sheeranが参加しており、KATSEYEの「Gnarly」を聴いて感銘を受けた本人から直接オファーしたことでも注目を集めました。Billboard Hot 100では自己最高位となる24位デビュー、Billboard Global 200では初のトップ10入りとなる10位を記録するなど、グループの勢いを象徴する一曲になっています。
「”run the circus”」はどういう意味ですか?
直訳すると「サーカスを仕切る」ですが、実際には「混沌とした状況を完全にコントロールしている」というニュアンスです。サーカスは曲芸師・猛獣・道化師が入り乱れるカオスの象徴で、そのリングマスター(団長)として全体を指揮するイメージから来ています。「どんなに騒がしい場でも、仕切っているのは私」という絶対的な主導権を宣言する表現で、日本語なら「場を牛耳る」「全部自分のペースで回す」に近いフィーリングです。
「”take it up a notch”」はどういう意味ですか?
「notch(ノッチ)」はもともとベルトの穴や目盛りのことで、「一段階上げる」という意味の慣用句です。音量・テンション・実力・派手さなど、あらゆるものを「もうひとレベル引き上げる」場面で使われます。「さらにギアを上げる」「もっとぶち上げる」というニュアンスで、この曲では「すでに凄いけど、まだまだここからさらに上に行く」という宣言として機能しています。日常英会話でも「Let’s take it up a notch!」と頻繁に使えるフレーズですよ。
「”on your own time”」はどういう意味ですか?
「あなた自身の時間で(やってください)」が直訳ですが、文脈によってニュアンスが大きく変わる表現です。この曲のような強気なトーンの中では「私に構わず、自分のペースで勝手にやってれば?」という、少し突き放した冷たさを含む言い方になります。相手の行動が自分には関係ない、あるいは邪魔だと伝える際のひと言で、日本語の「あなたの都合でどうぞ」や「ご自由に」に近い感覚です。KATSEYEがこのフレーズを使うことで、相手への無関心さと自分たちの余裕を同時に表現しています。
関連リンク
Animal – KATSEYE (Official Video)
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