【歌詞和訳】Break Free – Ariana Grande ft. Zedd

今回の曲のタイトルは、「Break Free」です。直訳すると、「自由になれ」です。

アリアナ・グランデは1993年生まれのアメリカ人シンガーソングライター。「Break Free」は、2014年7月1日にリリースされた彼女の2ndスタジオアルバム『My Everything』からの第2弾シングルです。ドイツ系プロデューサーのZeddとの共作で、ビルボードHot 100では最高4位を記録し、世界20カ国以上でトップ10入りを果たしました。エレクトロポップとダンスポップを融合させたサウンドに乗せ、有害な恋愛関係からの解放と自立をテーマにした力強いアンセムとなっています。

【直訳のポイント】「break free」の”break”は「壊す」というよりも、「束縛や鎖を打ち破る」という強い意志を含む動詞です。自由への渇望を表現したこの楽曲を象徴するような言葉選びと言えるでしょう。

細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。

※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。

以下、和訳です。


Break Free – Ariana Grande

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[Verse 1]
If you want it, take it
欲しいなら、手に入れて

I should’ve1should’ve
[助動・短縮形]”should have”の短縮形。「〜すべきだったのに(しなかった)」という過去の後悔・未実行への惜嘆を表すモーダル用法。
said it before

もっと早く言うべきだった

Tried to hide it, fake it
隠そうとして、偽ろうとして

I can’t pretend anymore (Ooh)
もうふりをしていられない(フー)


[Pre-Chorus]
I only wanna die alive2die alive
[句・撞着語法]「死ぬ」と「生きている」を組み合わせたオキシモロン(逆説表現)。失恋などによる精神的な”死”ではなく、真に生を全うした末にのみ死を迎えたい、という意味。

死ぬなら、生きたまま死にたい

Never by the hands of3by the hands of
[句・慣用表現]「〜の手によって命を落とす」という意味のイディオム。ここでは「broken heart(傷ついた心)」を擬人化し、失恋に魂を奪われることを指す。
a broken heart (Ooh)

傷ついた心に命を奪われることだけは、絶対に嫌だ

I don’t wanna hear you lie tonight
今夜、あなたの嘘を聞きたくない

Now that I’ve become who I really am
ようやく本当の自分になれた今となっては


[Chorus]
This is the part when I say I don’t want ya
これが「あなたなんていらない」と言う場面

I’m stronger than I’ve been before
以前よりも強くなった

This is the part when I break free4break free
[句動詞]「壊す+自由」→ 束縛や関係から抜け出し、解放されること。

これが自由になる場面

‘Cause I can’t resist it no more
もうこれ以上は抑えきれないから

This is the part when I say I don’t want ya
これが「あなたなんていらない」と言う場面

I’m stronger than I’ve been before
以前よりも強くなった

This is the part when I break free5break free
[句動詞]「壊す+自由」→ 束縛や関係から抜け出し、解放されること。

これが自由になる場面

‘Cause I can’t resist it no more
もうこれ以上は抑えきれないから





[Verse 2]
You were better, deeper
あなたはもっと良くて、もっと深かった

I was under your spell6under your spell
[成句]「魔法にかかっている」の意のイディオム。spellは「呪文・魔力」を指し、誰かに強く魅了・支配されている状態を表す。
, yeah

あなたの魔法にかかっていた

Like a deadly fever, yeah, babe
命取りの熱病のように、そう、ベイビー

On the highway to hell7highway to hell
[成句]「地獄への高速道路」→ 破滅・堕落へと一直線に突き進む状況を指すイディオム。AC/DCの同名曲でも広く知られる表現。
, yeah (Ooh)

地獄への道をひた走りながら


[Pre-Chorus]
I only wanna die alive
ただ、生きながらにして死んでいきたい

Never by the hands of8by the hands of
[前置詞句・イディオム]「〜の手によって」→「〜のせいで命を奪われる」という因果・作用を示す慣用句。
a broken heart (Ooh)

壊れた心に殺されることだけは、絶対に嫌(ウー)

I don’t wanna hear you lie tonight
今夜、あなたの嘘は聞きたくない

Now that I’ve become who I really am
本当の自分になれた今だから





[Chorus]
This is the part when I say I don’t want ya
これが、あなたなんていらないと言う場面

I’m stronger than I’ve been before
今の私は、これまでで一番強い

This is the part when I break free9break free
[句動詞]「壊す」+「自由な」→ 束縛や関係から「自由になる・抜け出す」を意味するイディオム。

これが、私が自由になる場面

‘Cause I can’t resist it no more
もうこれ以上、抑えられないから

This is the part when I say I don’t want ya
これが、あなたなんていらないと言う場面

I’m stronger than I’ve been before
今の私は、これまでで一番強い

This is the part when I break free10break free
[句動詞]「壊す」+「自由な」→ 束縛や関係から「自由になる・抜け出す」を意味するイディオム。

これが、私が自由になる場面

‘Cause I can’t resist it no more
もうこれ以上、抑えられないから


[Bridge]
No more, baby
もう無理よ、ベイビー

Ooh
オゥ

Thought of your body, I came alive11came alive
[句動詞]「生き返る」→ 強い感情や刺激によって心が目覚め、生命力を感じることを表すイディオム。

君の体を思い浮かべると、私の中で何かが目覚めた

It was lethal12lethal
[形・比喩]本来「致死的な」を意味するが、ここでは圧倒的な魅力・強烈さを「命取りになるほど」と比喩的に表現。続くfatalも同義で並列。
, it was fatal

危険なほどに、致命的なほどに強烈だった

In my dreams, it felt so right
夢の中では、すべてが正しく感じられた

But I woke up every time
でも毎回、目が覚めてしまった

Ooh, baby
ああ、ベイビー


[Chorus]
This is the part when I say I don’t want ya
これが、あなたなんていらないと言う場面

I’m stronger than I’ve been before (Ooh)
今の私は以前よりも強い(フゥ)

This is the part when I break free13break free
[句動詞]「壊す」+「自由な」→「束縛や制約から解放される・自由になる」を意味するイディオム。

これが、私が自由になる場面

‘Cause I can’t resist it no more14no more
[副・AAVE]標準英語の「not … anymore(もうこれ以上〜ない)」に相当するAAVEの二重否定表現。

もうこれ以上抑えられないから

This is (This is) the part when I say I don’t want ya
これが、あなたなんていらないと言う場面

I’m stronger than I’ve been before
今の私は以前よりも強い

This is the part when I break free15break free
[句動詞]「壊す」+「自由な」→「束縛や制約から解放される・自由になる」を意味するイディオム。

これが、私が自由になる場面

‘Cause I can’t resist it no more16no more
[副・AAVE]標準英語の「not … anymore(もうこれ以上〜ない)」に相当するAAVEの二重否定表現。

もうこれ以上抑えられないから



Writer(s): Zedd, Max Martin, Savan Kotecha

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以上です、いかがでしたでしょうか!

以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!

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よくある質問

「Break Free」はどんな曲ですか?

「Break Free」は、アリアナ・グランデがドイツ人DJ・プロデューサーのZeddをフィーチャーし、2014年にリリースしたエレクトロポップ/ダンスポップ曲で、アルバム『My Everything』に収録されています。米ビルボード Hot 100 では最高4位を記録し、世界30か国以上のチャートでトップ10入りを果たす大ヒットとなりました。テーマは「過去の恋愛関係の呪縛から解放され、自分らしく自立して生きる」というエンパワーメントで、力強いメッセージが世界中のリスナーから共感を集めました。

タイトルにもなっている「break free」とはどんな表現ですか?

「Break free」は「束縛・制限・しがらみから抜け出して自由になる」という意味の英語の慣用表現です。この曲では、自分を縛りつける恋愛関係や過去の自分のイメージから解き放たれるという比喩として使われています。日常会話でも「break free from old habits(古い習慣を断ち切る)」のように幅広く応用できる便利なフレーズです。

「I only wanna die alive」という歌詞は何を意味しているのでしょうか?

「die alive(生きたまま死ぬ)」は、一見すると矛盾しているように聞こえるオクシモロン(撞着語法)という修辞技法です。「ただ惰性で息をしているだけの、死んだような生き方はしたくない。情熱と感情を全開にして、全力で生き切りたい」という強い意志を詩的に表現しています。このような逆説的な言い回しは、英語詩やリリックでとくに感情の強調に使われる表現です。

「never by the hands of a broken heart」に出てくる「broken heart」ってどういう表現ですか?

「Broken heart」は「傷ついた心・胸が張り裂けるような失恋の痛み」を表す英語の定番慣用表現で、日常会話でも頻繁に使われます。この歌詞では「失恋ごときに打ちのめされ、人生を終わらせるようなことはしない」という強さと覚悟を意味しており、曲全体を貫く「自立と解放」のテーマと深くリンクしています。アリアナはこのフレーズを使うことで、傷つきやすさを認めながらも前向きに立ち向かう姿勢を鮮やかに描き出しています。

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関連リンク

Break Free – Ariana Grande (Official Video)

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