今回の曲のタイトルは、「honeybee」です。直訳すると、「ミツバチ」です。
オリヴィア・ロドリゴ(Olivia Rodrigo)は、2003年2月20日生まれのアメリカ人シンガーソングライター。2021年1月にリリースしたデビューシングル「drivers license」がSpotifyの1日再生数記録を塗り替え、一夜にして世界的スターへと駆け上がりました。同年5月リリースのデビューアルバム『SOUR』はBillboard 200で初登場1位を獲得し、グラミー賞では最優秀新人賞を含む3部門を受賞。2023年の第2作『GUTS』もチャート首位を記録し、ポップ・ポップロックを基軸にした赤裸々な感情表現が世界中のリスナーから支持を集めています。「honeybee」は彼女が自ら手掛けた楽曲で、甘さと痛みが同居する等身大の恋愛感情を綴った一曲です。
【直訳のポイント】「honeybee」は日本語で「ミツバチ」ですが、英語では甘い言葉を囁く相手への呼びかけや、愛しい人への愛称としても用いられます。この比喩的な意味合いも意識しながら、原文のニュアンスをできる限り残した訳を心がけました。
細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。
※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。
以下、和訳です。
honeybee – Olivia Rodrigo
[Verse 1]
So I guess that it’s true
だから、それは本当のことみたい
Time can heal even the worst of wounds
時間はどんな深い傷さえも癒してくれる
And the clichés I knew
そして知っていたあの決まり文句たちも
Seemed so commonplace when I saw you
あなたを見た瞬間、陳腐に思えた
Let’s just walk in the dark
ただ、ふたりで暗闇の中を歩こう
Hop1hop
[動・口語]「ぴょんと跳ぶ」が原義だが、「(フェンス・柵などを)ひょいと乗り越える」の意で使われるくだけた表現。 the fence in the park
公園のフェンスをひょいと乗り越えて
Baby boy, honeybee
ねえ、あなた
God, I love the way you look at me
ああ、あなたの眼差しがたまらない
[Chorus]
And it’s too hard to describe this
これを言い表すのは、あまりにも難しい
In a way that feels honest
正直な言葉ではとても伝えきれないから
But even when I’m quiet
でも、黙っているときでさえ
I love you, baby, I promise
愛してる、ベイビー、約束するよ
And I hope I never see what your face looks like going2going
[形・詩的]動詞 go の現在分詞。ここでは「去っていくとき」「立ち去る瞬間の」という意味で、別れの場面を暗示する詩的な省略表現。
そして、君が去るときの顔を一度も見ずに済むよう、願ってる
A face I swear that I could spend my whole life knowing
一生をかけて知り続けたいと誓える、そんな顔を
Here’s to3Here’s to
[慣用句]「〜に乾杯」という乾杯の定型表現から転じた、希望・願望を表す慣用句。「〜であることを願って」の意。 hoping
ただ、願い続けるしかない
[Verse 2]
Pick me up4pick up
[句動詞]「拾い上げる」が転じて「車で迎えに来る」を意味するイディオム。, walk me home
迎えに来て、家まで送ってくれる
And it feels like God threw me a bone5threw me a bone
[慣用句]直訳「骨を投げてくれた」→「思いがけない恵み・救いを与えてくれた」を意味するイディオム。threwはthrowの不規則過去形。
神様が思いがけない恵みをくれたような気がして
Sticky sweet, tangerine
べたりと甘く、みかんみたいに
Would you sit and keep me company6keep me company
[慣用句]「そばにいてくれる・付き合ってくれる」を意味するイディオム。?
そばに座って、一緒にいてくれない?
In the dark, I’m not scared
暗闇の中でも、怖くない
I just reach and you’re right there
手を伸ばすだけで、あなたがすぐそこにいる
Shooting stars, racing cars
流れ星、疾走する車
Everything I own just feels like ours
自分が持つすべてが、まるでふたりのものみたい
[Chorus]
It’s too hard to describe this
これを言葉にするのは、難しすぎる
In a way that feels honest
正直だと思えるような形では
But even when I’m quiet
でも、たとえ無口でいるときも
I love you, baby, I promise
愛してる、ベイビー、誓うよ
And I hope I never see what your face looks like going7going
[動・詩的用法]「去っていく・立ち去る」の現在分詞。「あなたが離れていくときの顔」という意味で用いられた詩的表現。
そして、あなたが去るときの顔を、どうか見ることがないように
A face I swear that I could spend my whole life knowing
一生かけて知り続けたいと誓える、そんな顔を
Here’s to8Here’s to
[慣用句]「〜に乾杯」という乾杯の定型表現が転じて、「〜を願って」「〜であってほしい」という祈願・希望を表すイディオム。 hoping
ただ、願い続けるしかない
[Instrumental Break]
[Bridge]
I hope I never see what your face looks like going
あなたが去るときのその顔を、私は見たくない
A face I swear that I could spend my whole life knowing
一生をかけて知り続けたい、そう心から思える顔を
Here’s to9Here’s to
[句・慣用表現]「〜に乾杯」を意味する英語の乾杯定型句が転じた表現。ここでは「〜であることを願って」という切ない祈りのニュアンスを持つ。 hoping
ただ、願うばかり
[Chorus]
It’s too hard to describe this
これを言葉にするのはあまりに難しい
In a way that feels honest
正直に感じられる言い方では
But even when I’m quiet
でも、たとえ黙っていても
I promise
約束する
And I hope I never see what your face looks like going10going
[分詞・詩的]「去っていく(ときの)」を意味する省略的な分詞用法。別れの瞬間にあなたが見せる表情を指す詩的表現。
あなたが去るときの顔を、どうか見ずに済みますように
A face I swear11I swear
[句・強調]「誓う」が転じて「本当に〜と思う」という気持ちの強調表現として使われるイディオム。 that I could spend my whole life knowing
一生かけて知り続けたいと、心の底から思える顔
Here’s to12Here’s to
[句・慣用]乾杯の音頭「〜に乾杯」から転じた「〜を願って」という希望や祈りの表明。 hoping
ただ、願い続けることへ
Writer(s): Olivia Rodrigo
以上です、いかがでしたでしょうか!
以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!
よくある質問
「honeybee」はどんな曲ですか?
「honeybee」は、アメリカのシンガーソングライター、オリビア・ロドリゴが発表したポップ・バラードです。彼女のデビューアルバム『SOUR』(2021年)の世界的成功を受けて注目が集まった楽曲のひとつで、Spotifyをはじめとする各種ストリーミングサービスで数千万回以上再生され、若い世代を中心に熱狂的な支持を集めました。ロドリゴの卓越したソングライティング能力とエモーショナルなボーカルが凝縮された作品として、ファンの間で高く評価されています。
「Here’s to hoping」の「Here’s to」ってどういう意味ですか?
「Here’s to」は、英語の乾杯の定型句「〜に乾杯(Here’s to〜)」から生まれた表現です。ただし乾杯するだけでなく、「〜であってほしい」「〜を願って」という祈りや希望を表すイディオムとしても広く使われます。この曲では「Here’s to hoping(願い続けることへ)」という形で、相手に去ってほしくないという切ない祈りを表現しています。
「threw me a bone」はどういう意味ですか?
「throw someone a bone」は「思いがけない恵みや助けを与えてくれる」という意味の慣用句です。犬に骨を投げてやる(throw a bone)イメージから来ていて、「ほんの少しの救いを与えてくれた」というニュアンスがあります。歌詞では「God threw me a bone(神が思いがけない恵みをくれた)」と使われ、あなたと出会えたことへの感謝を表しています。なお、「threw」は「throw」の不規則過去形です。
「keep me company」はどういう意味ですか?
「keep someone company」は「〜のそばにいてあげる・付き合ってあげる」を意味するイディオムです。「company」は「会社」だけでなく「同伴・付き添い」という意味も持ち、「あなたがそばにいてくれるだけで十分」という気持ちを表します。歌詞の「Would you sit and keep me company?(座って一緒にいてくれない?)」は、特別なことを求めるのではなく、ただそばにいてほしいという素直な願いが込められています。
関連リンク
honeybee – Olivia Rodrigo (Official Video)
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