今回の曲のタイトルは、「drivers license」です。直訳すると、「運転免許証」です。
Olivia Rodrigoの2021年リリース曲で、デビューシングルとして発表されると全米Billboard Hot 100で8週連続1位を記録した大ヒット曲です。Spotifyでは全世界累計40億回以上再生されており、グラミー賞でも複数部門にノミネートされました。運転免許を取ったばかりの主人公が、元彼への未練を抱えながら一人で郊外を走るという情景をリアルに描いたポップバラードです。
【この曲の言葉について】
失恋後の生々しい感情を歌った一曲ですが、あえて意訳で飾らずに「そのままの言葉」で訳しました。特に「I still fuckin’ love you, babe」の部分は、辞書の意味をそのまま繋ぎ合わせることで、抑えきれない感情の剥き出しの強さがそのまま伝わってきます。
細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。
※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。
以下、和訳です。
drivers license – Olivia Rodrigo
[Verse 1]
I got my driver’s license last week
先週、運転免許を取った
Just like we always talked about
いつも話していたとおり
‘Cause you were so excited for me
あなたがとても喜んでいたから
To finally drive up to your house
ついに車であなたの家まで来られると
But today, I drove through the suburbs1suburbs
[名詞] 郊外、都市郊外の住宅地区。「sub(周辺)+ urbs(都市)」が語源。日本でいう「郊外の住宅街」に相当する。
でも今日、郊外を車で走った
Crying ‘cause you weren’t around2weren’t around
[熟語] そこにいなかった、近くにいなかった。”around”は「そこに・近くに」という意味で使われ、”be around”で「そこにいる・そばにいる」を意味する。
あなたがいないから泣きながら
[Verse 2]
And you’re probably with that blonde girl
あなたはおそらくあのブロンドの子といる
Who always made me doubt3doubt
[動詞] 疑う、不安になる。ここでは「自分自身を信じられなくさせた」というニュアンスで使われている。
いつも私を不安にさせていた子
She’s so much older than me
彼女は私よりずっと年上で
She’s everything I’m insecure4insecure
[形容詞] 自信がない、不安を感じている。「in(否定)+ secure(安心・安定)」が語源。自分の外見や能力に自信が持てない感情を指す。 about
彼女は私が劣等感を感じていること全てだ
Yeah, today, I drove through the suburbs
そう、今日、郊外を車で走った
‘Cause how could I ever love someone else?
だって、他の誰かを愛せるわけないじゃない?
[Chorus]
And I know we weren’t perfect, but I’ve never felt this way for no one
完璧じゃなかったのはわかってる、でも誰に対してもこんな気持ちになったことはない
And I just can’t imagine how you could be so okay now that I’m gone
私がいなくなった今、あなたがこんなに平気でいられるなんて、どうしても想像できない
Guess you didn’t mean what you wrote in that song about me
私のことを書いたあの歌に、本当の気持ちを込めてたわけじゃないんだろうね
‘Cause you said forever5forever
[副詞] 永遠に、ずっと。ここでは「永遠に一緒にいる」という約束を指す言葉として使われている。, now I drive alone past6past
[前置詞] 〜を通り過ぎて。「pass(通り過ぎる)」と同語源で、通過する動作を表す。 your street
だってあなたは「永遠に」って言ったのに、今は一人であなたの家の前を通り過ぎるだけ
[Verse 3]
And all my friends are tired of7tired of
[熟語] 〜にうんざりした、飽き飽きした。”tired”(疲れた)から転じて、「繰り返しすぎて嫌になった」という意味になる。 hearing how much I miss you, but
友達みんなも、私がどれだけあなたのことが恋しいか聞かされてうんざりしているけど
I kinda8kinda
[口語] “kind of”の短縮形。「なんとなく」「ちょっと」という意味の口語表現。 feel sorry for9feel sorry for
[熟語] 〜を気の毒に思う、同情する。自分より不運な状況にある人に対して使う表現。 them
私はなんとなく彼らを気の毒に思う
‘Cause they’ll never know you the way that I do
彼らは私のようにあなたのことを知ることはないから
Yeah, today, I drove through the suburbs
そう、今日、郊外を車で走った
And pictured10pictured
[動詞] 想像した。”picture”の動詞用法で「〜を心に描く・想像する」を意味する。名詞の「写真・絵」から転じた表現。 I was driving home to you
あなたのもとへ帰るように運転していると想像しながら
[Chorus]
And I know we weren’t perfect, but I’ve never felt this way for no one, oh
完璧じゃなかったのはわかってる、でも誰に対してもこんな気持ちになったことはない
And I just can’t imagine how you could be so okay now that I’m gone
私がいなくなった今、あなたがこんなに平気でいられるなんて、どうしても想像できない
I guess you didn’t mean what you wrote in that song about me
私のことを書いたあの歌に、本当の気持ちを込めてたわけじゃないんだろうね
‘Cause you said forever, now I drive alone past your street
だってあなたは「永遠に」って言ったのに、今は一人であなたの家の前を通り過ぎるだけ
[Bridge]
Red lights, stop signs
赤信号、一時停止の標識
I still see your face in the white cars, front yards11front yards
[名詞] 前庭。家の玄関前にある庭のこと。”yard”は「ヤード」(長さの単位)とは別に「囲まれた庭・敷地」を意味する。
白い車の中に、前庭に、まだあなたの顔が見える
Can’t drive past the places we used to go to
ふたりでよく行った場所を通り過ぎることができない
‘Cause I still fuckin’12fuckin’
[強意語] “fucking”の口語省略形。感情を強調するために使われる。ここではやりきれない愛情の強さを表す。 love you, babe (Ooh, ooh-ooh, ooh, ooh-ooh)
だってまだあなたのことが本当に好きだから(フー、フーフー、フー、フーフー)
Sidewalks13Sidewalks
[名詞] 歩道。道路の脇に設けられた歩行者用の舗装された通路のこと。「side(側)+ walk(歩く場所)」が語源。 we crossed
ふたりで渡った歩道
I still hear your voice in the traffic, we’re laughing
車の流れの中に、笑いながらいるふたりの声が今もする
Over all the noise
全ての騒音を越えて
God, I’m so blue14so blue
[口語] とても悲しい、落ち込んでいる。”blue”が「憂鬱な・悲しい」を意味する口語表現。”The Blues”(ブルース音楽)の語源にも繋がる言葉で、日本語の「ブルーな気分」も同じ語源。, know we’re through15we’re through
[熟語] 私たちは終わった。”through”に「終わった・終了した」という意味があり、”be through”で「関係が終わった」を表す慣用表現。
神様、私はとても悲しい、私たちが終わったのはわかってる
But I still fuckin’ love you, babe (Ooh, ooh-ooh, ooh, ooh-ooh)
でもまだあなたのことが本当に好きだから(フー、フーフー、フー、フーフー)
[Chorus]
I know we weren’t perfect, but I’ve never felt this way for no one
完璧じゃなかったのはわかってる、でも誰に対してもこんな気持ちになったことはない
And I just can’t imagine how you could be so okay now that I’m gone
私がいなくなった今、あなたがこんなに平気でいられるなんて、どうしても想像できない
Guess you didn’t mean what you wrote in that song about me
私のことを書いたあの歌に、本当の気持ちを込めてたわけじゃないんだろうね
‘Cause you said forever, now I drive alone past your street
だってあなたは「永遠に」って言ったのに、今は一人であなたの家の前を通り過ぎるだけ
[Outro]
Yeah, you said forever, now I drive alone past your street
そう、あなたは「永遠に」って言ったのに、今は一人であなたの家の前を通り過ぎるだけ
Writer(s): Olivia Rodrigo, Dan Nigro
以上です、いかがでしたでしょうか!
以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!
よくある質問
「drivers license」はどんな曲ですか?
Olivia Rodrigoが2021年1月にリリースしたデビューシングルです。全米Billboard Hot 100で8週連続1位を記録し、Spotifyでは全世界累計40億回以上再生された大ヒット曲です。運転免許を取ったばかりの主人公が、元彼への未練を抱えながら一人で郊外を走るという情景をリアルに描いたポップバラードです。
「suburbs(郊外)」はどういう意味ですか?
「郊外」という意味の英単語です。都市の中心部ではなく、その周辺に広がる住宅地区を指します。「sub(周辺)+ urbs(都市)」が語源で、日本でいう「郊外の住宅街」のイメージです。この曲では、一人ぼっちで泣きながら郊外を走るという孤独な情景の描写に使われています。
「I’m so blue, know we’re through」はどういう意味ですか?
「私はとても悲しい、私たちが終わったのはわかってる」という意味です。「blue」は英語の口語で「悲しい・落ち込んでいる」という意味があり、日本語の「ブルーな気分」も同じ語源です。「we’re through」は「私たちの関係は終わった」という慣用表現で、”through”に「終わった」という意味があります。
「feel sorry for」はどういう意味ですか?
「〜を気の毒に思う」「〜に同情する」という意味の表現です。自分より不幸な状況にある人に対して使う慣用句で、”I feel sorry for you”(あなたが気の毒です)のように使います。この曲では、元彼への気持ちを理解してもらえない友達を、「知らないほうが幸せかもしれない」と少し皮肉を込めて気の毒に思う感情を表しています。
関連リンク
drivers license – Olivia Rodrigo (Official Music Video)
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