【歌詞和訳】2018 – Future

今回の曲のタイトルは、「2018」です。直訳すると、「二〇一八年」です。

アトランタ出身のラッパー、フューチャー(本名:ネイヴァディアス・デマン・ウィルバーン)は、2012年のデビュー・アルバム『Pluto』以来、トラップ・ミュージックシーンを牽引し続けている。「2018」は、敏腕プロデューサーのDJ Spinzとのコラボレーション・ミックステープ『Beast Mode 2』(2018年2月2日リリース)に収録された曲で、同作はビルボード200で最高2位を記録した。2015年の前作『Beast Mode』に続くシリーズ第2弾であり、DJ Spinzがエグゼクティブ・プロデューサーを務めている。トラップ特有の重低音ビートとフューチャーのオートチューンを多用したメロディックな歌声が融合しており、富・成功・ストリートライフをテーマにした歌詞世界が展開される。

【直訳のポイント】タイトルの「2018」は単なる西暦ではなく、Futureがその年に打ち立てた地位や支配力を象徴する言葉として機能している。日本語に直訳すると「二〇一八年」となるが、英語では年号が宣言のように力強く響くというニュアンスの違いがある。

細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。

※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。

以下、和訳です。


2018 – Future

.

[Verse]
Posted1posted
[動・AAVE]「投稿する」ではなく「(ある場所に)居る・張り込んでいる」を意味するスラング。
in the trap2trap
[名・俗語]ドラッグの製造・売買が行われる拠点(トラップハウス)の略称。
with a rusted .3803.380
[名・文化].380 ACP口径の小型拳銃を指す。

錆びた380口径の拳銃を持って、トラップハウスに張り込んでいる

Jumpin’ in the trap4trap
[名・俗語]ドラッグを売買する拠点「トラップハウス」の略。
with a rusted .380

錆びた380口径を持ってトラップハウスへ飛び込む

Posted5posted
[動・AAVE](ある場所に)居る・たむろしていることを意味するスラング。
on the block6block
[名・俗語]地元の街角・縄張りを指す。「on the block」で「地元でたむろしている」の意。
with a rusted .380

錆びた380口径を持って地元の街角に立っている

Bitch, you ate7ate
[動・性的俗語]「食べた」の過去形だが、ここでは口での性的奉仕を行ったことを意味するスラング。
me good, get a brand-new Mercedes

ビッチ、うまく奉仕してくれたな、新品のメルセデスをやる

Beatin’ on the pot8beatin’ on the pot
[句・俗語]「鍋を叩く・かき混ぜる」動作で、ドラッグ(クラックコカイン等)を調理することを指すスラング。
, smashin’9smashin’
[動・俗語]「叩き壊す」→ セックスすることを意味するスラング。
on your old lady10old lady
[名・俗語]「年配の女性」ではなく「彼女・妻」を指す口語表現。

ドラッグを調理しながら、お前の彼女とヤってる

Yeah, she goin’ both ways11both ways
[句・俗語]「両方向に行く」→ 男女どちらにも性的関心を持つバイセクシュアルであることを指すスラング。
, so she goin’ brazy12brazy
[形・俗語]Bloodsギャングが「crazy」の頭文字「c」を「b」に置き換えた造語で、「クレイジー・頭がイカれた」の意。

そう、彼女はバイだから、頭がイカれてる

Hittin’13hittin’
[動・俗語]「打つ」→ セックスすることを意味するAAVEスラング。
in the car if your bitch try to rape me

お前の女が俺を無理やり犯そうとするなら、車の中でやってやる

Drop the location, think she tryna snitch14snitch
[動・俗語]警察や対立者に情報を漏らす「密告する」を意味するスラング。
on me

居場所を教えろ、あいつが俺を密告しようとしてると思う

Put her in rotation15in rotation
[句・俗語]「ローテーション入り」→ 複数の男性が順番に性的関係を持つ、いわゆる「回しモノ」にすることを指すスラング。
, gave her to my little homie16homie
[名・AAVE]仲間・友人を指すスラング。「little homie」で「年下の仲間」の意。

彼女を回しモノにして、年下の仲間にくれてやった

And she went to Paris on the train17train
[名・俗語]「列車」の意だが、「run a train(列車を走らせる)」という俗語で複数の男が順番に性行為を行うことも指す。ここでは両義的に用いられている可能性がある。

そして彼女は列車でパリへ向かった

Sent my side chick18side chick
[名・俗語]正式なパートナー以外の「愛人」「第二の彼女」を指すスラング。
out to Spain

愛人をスペインへ送り出した

I found my main bitch19main bitch
[名・俗語]「本命の彼女」を指すヒップホップスラング。mainは「一番の・正式な」の意。
and made it rain20made it rain
[句・俗語]クラブなどで大量の紙幣を空中にばらまく行為を指す表現。

本命を見つけ、金を派手にばらまいた

Heard you naked dancers, got ‘em out of Onyx21Onyx
[固名]アトランタにある有名なストリップクラブの名称。

噂のストリッパーたちをオニックスから連れ出した

Woah, Lord, lick the tats on my stomach
おい、腹のタトゥーを舐めてくれ

Yeah, yeah, I just put them Rollies22Rollies
[名・俗語]高級時計ブランド「Rolex(ロレックス)」の俗称。
on the baddies23baddies
[名・俗語]「悪い人」ではなく「魅力的でセクシーな女性」を指すスラング。

魅力的な女たちにロレックスをつけてやった

Motherfuck the law, I’m a superstar
法律なんてくそくらえ、俺はスーパースターだ

Motherfuck the broad24broad
[名・俗語]女性を指す古いスラング。軽蔑的なニュアンスを含むことが多い。
, I’ma pour my cup

女なんて知らん、カップに注いで飲む

Say I switched up25switched up
[句・俗語]「変わった」「手のひらを返した」「変節した」を意味するスラング。
, codeine comin’ out my cock

変わったと言うが、コデインがちんぽから出てくるほどやってる

Thirty26Thirty
[名・俗語]30発装填マガジン(30連弾倉)のこと。
on a Glock, goin’ brazy27brazy
[形・俗語]「crazy」のBloods(ギャング)式スペル変形。「狂った」「激しい」の意。
on the opps28opps
[名・俗語]「opponents(敵対者)」の略。敵対ギャングや相手を指す。

グロックに30連マガジン、敵に向かって狂ったように暴れる

Orange juice and kush29kush
[名・俗語]高品質な大麻の品種名。転じてマリファナ全般を指すスラングとしても使われる。
, I’m the Wiz30Wiz
[固名]ラッパーWiz Khalifa(ウィズ・カリファ)のこと。マリファナ愛好家として広く知られる。
on my block

オレンジジュースとマリファナ片手に、俺はこの地元のウィズだ

Swervin’ crack rock31crack rock
[名・薬物]クラックコカイン(コカインを加熱・固形化した違法薬物)の塊のこと。
in a quarter lint fox32quarter lint fox
[名・ファッション]クォーター丈(膝上丈)のフォックスファーコートを指す。高級毛皮を誇示する表現。

クォーター丈のフォックスファーを纏い、クラックをさばきながら街を飛ばす

Lick the chinchilla33Lick the chinchilla
[句・俗語]高級チンチラファーをなめるように堪能する → 高級毛皮を身に纏っていることを誇る表現。
, ooh, hang by my socks34hang by my socks
[句・俗語]「靴下にすがりつく」→ 誰もが自分のそばにいたがる様子を誇張した表現。

チンチラファーを堪能する、みんな俺の靴下にすがりついてくる

Thirty35Thirty
[名・俗語]30連マガジン(弾倉に込めた30発の弾)のこと。銃器スラング。
in my coupe, got Balenciaga36Balenciaga
[固名]パリ発の超高級ファッションブランド。ストリートウェアとしても広く浸透している。
stuff

クーペには30連マガジン、バレンシアガのアイテムだらけ

Pink diamonds, ooh, lay ‘em, no roof
ピンクダイヤを並べて見せびらかす、屋根なしのオープンカーで

House look like the damn size of a school
家が学校くらいデカい

Hairy lil’ puppy, he a cutter37cutter
[名・俗語]ドラッグを薄める(カットする)役目を担う人物。密売組織の下働きを指す。

毛むくじゃらの小さな子犬、あいつは薬の薄め役

I’m a big dog, I’ma slut her38slut her
[句・俗語]「彼女をスラットとして扱う」→ 性的に支配・消費することを示す粗暴なスラング。

俺はビッグドッグ、あいつを好き放題にしてやる

Give a bad bitch39bad bitch
[名・AAVE]「bad」は否定的でなく「超魅力的・最高」の意。「bad bitch」=見た目も態度も一流の女性を指す俗語。
to my brother

最高にイカした女を兄弟に渡してやる

She a mixed breed40mixed breed
[名・俗語]「雑種犬」→ 直前の犬の比喩を引き継ぎ、混血の女性(複数の人種的背景を持つ人)を指す。
, I’ma fuck her

あいつはミックス(混血)、俺がヤる

Hit her41hit her
[動・俗語]「殴る」ではなく「セックスする」の意。AAVEおよびヒップホップで広く使われる性的スラング。
in the bath, no bubbles

バスルームでヤった、泡なしで

She in love with me, never met her mother
彼女は俺に夢中だが、母親に会ったことすらない

Pourin’ rosé in the gutter
ロゼをドブに注ぎながら

Hit her with a Louisville Slugger42Louisville Slugger
[固・ブランド]アメリカの高級野球バットブランド。ここでは圧倒的な力でぶつかることの比喩。

ルイビルスラッガーで彼女を打ち据えた

Hermès43Hermès
[固・ブランド]フランスの高級ブランド「エルメス」の英語表記。
hangin’ out my back pocket

エルメスがバックポケットからはみ出してる

Medallions got a nigga mad44mad
[副・AAVE]「狂った」ではなく「めちゃくちゃ・超」を意味するAAVEの強調語。
cocky

メダリオンのせいで俺はめちゃくちゃ強気になってる


Rose-gold Patek45Patek
[固・ブランド]スイスの超高級時計ブランド「パテック・フィリップ(Patek Philippe)」の略称。
on the last hotty

最近の美女にローズゴールドのパテックをはめてる

Fucked her best friend and we laughed ‘bout it
彼女の親友とヤって、ふたりで笑い飛ばした

FN46FN
[固・ブランド]ベルギーの銃器メーカー「ファブリーク・ナショナル(Fabrique Nationale)」の略。ここでは同社製の拳銃を指す。
, that’s what hit the last body47body
[名・俗語]「死体」が転じて「殺した相手」を意味するスラング。

FN、前の奴を仕留めたのはそれだ

Fear of God48Fear of God
[固・ブランド]アメリカのラグジュアリー・ストリートウェアブランド名。
on me, I’ma splash49splash
[動・俗語]「水しぶきを上げる」→「派手に目立つ・魅せる」を意味するスラング。
in it

フィア・オブ・ゴッドを纏って、ド派手にキメる

When you went OT50OT
[略・俗語]”out of town” の略。地元を離れて遠方へ行くことを指す。
, I got your girl and ran in it51ran in it
[句・俗語]”run in it”(走り込む)が転じてセックスすることを指すAAVEスラング。

お前が遠征してる間に、お前の彼女をいただいた

Hit52hit
[動・AAVE]「打つ」→「セックスする」の意に転じたAAVEスラング。
her in the booth, so I had to stand in it

ブースで彼女を抱いた、だから俺は立ってやるしかなかった

Got the goons53goons
[名・俗語]「間抜け」→「武装した手下・取り巻き」を指すスラング。
in the penthouses standin’

ペントハウスに手下どもを配置してある

Got a Draco54Draco
[名・固有]AKスタイルのピストル型短機関銃のブランド名。
and it got a cooler55cooler
[名・俗語]「冷やすもの」→銃のサプレッサー(消音器)を指すスラング。
on it

ドラコを持ってて、サイレンサーもついてる

I get Trigga Tray to put the damn Ruger56Ruger
[名・固有]アメリカの銃器メーカー「スタージャー・ルガー社」の製品。ここでは拳銃を指す。
on you

トリガー・トレイにお前へルガーを向けさせるぞ

Phantom57Phantom
[名・固有]ロールス・ロイス「ファントム」。最高級セダンの代名詞。
with the stars58stars
[名]ロールス・ロイスの「スターライトヘッドライナー」(天井に星空を再現したLED装飾)を指す。
, I’ma let her plank59plank
[動・俗語]板のように「平らに寝転ぶ」→車内で横にさせることを指す(性的文脈)。
on it

星空天井のロールスで、彼女を寝かせてやる

If I eat her out60eat her out
[句・俗語]女性への口腔性交(クンニリングス)を指す表現。
, I’ma pour drank61drank
[名・AAVE]「飲み物」→コデイン入りシロップ(リーン)を指すAAVEスラング。
on it

彼女を舐めるなら、その上にドランクをかけてやる

I just fucked her with my chains on, woo
チェーン着けたままヤった、ウー

Played with it with my rings on, woo
リング着けたままいじった、ウー

Took a Perc’62Perc’
[名・俗語]「パーコセット(Percocet)」の略。オキシコドン含有オピオイド系鎮痛剤。
, she got banged63banged
[動・俗語]「bang(叩く)」の過去形→「性交された」を意味するスラング。
on, woo

パーコセット飲んで、彼女は抱かれた、ウー

Hi-Tech64Hi-Tech
[名・固有]コデイン系シロップ(リーン)の製造ブランド名。または仲間のニックネームとも解釈される。
got the gang goin’ woo

ハイテクでギャングが盛り上がってる、ウー

Count it up, cash gangrene65gangrene
[名・俗語]本来は組織が腐敗・壊死する病気「壊疽」。ここでは金が制御不能なほど蔓延・溢れかえる様子を誇示する表現。
, woo

数えろよ、溢れかえる金、ウー

All foreigns66foreigns
[名・俗語]foreign carsの省略形。ランボルギーニ・ベントレーなど外国産高級車を指すスラング。
on the first stream67stream
[名・俗語]SpotifyやApple Musicなど音楽ストリーミングサービスの再生収益を指す。
, woo

最初のストリーミング収入で外車を全部揃えた、ウー

I don’t wanna drive if it ain’t a coupe
クーペじゃなきゃ運転したくない

I been freestylin’, ain’t nothin’ to do
ずっとフリースタイルしてた、他にすることもないから

I got juice68juice
[名・俗語]「ジュース」ではなく、力・影響力・信頼性を意味するAAVEスラング。
, baby, and I got the proof

俺には影響力がある、ベイビー、その証拠もある

She ain’t the troops69troops
[名・俗語]直訳「部隊」だが、ここでは忠実な仲間・クルーを指すスラング。
, so I had to chop the deuce70chop the deuce
[句・俗語]「2(deuce)を切る(chop)」→ 2本指のピースサインを見せてその場を去ること。相手を切り捨てる・関係を終わらせる意。

彼女は仲間じゃなかったから、別れを告げるしかなかった

Orange kush71kush
[名・俗語]大麻の品種系統の総称。「OG Kush」を代表とする高品質マリファナの品種名。
and it look like fruit

オレンジ・クッシュ、まるでフルーツみたいだ

I got ecstasy if you need a boost
元気が欲しいならエクスタシーがあるぞ

I got currency and my diamonds blue
金もある、ダイヤは青い

Hundred SKs72SKs
[名・俗語]ソビエト製半自動小銃「SKS(Samozaryadny Karabin Simonova)」またはAK系ライフルの総称。
, bought ‘em for the troops

SKを百丁、仲間のために買った

See my dashboard, babe? Buy European
俺のダッシュボードを見てみろよ、ベイブ?ヨーロッパ産を買えってこと

Nasty bitch tried to suck me while I was peein’
ヤバい女が俺のションベン中にしゃぶろうとしてきた

I let her eat it up ‘cause I was on the Hen’73Hen’
[固有名詞・俗語]Hennessy(ヘネシー)の省略形。フランス産コニャックの高級ブランドで、ヒップホップ文化における定番の酒として知られる。

ヘネシーを飲んでたからやらせてやった

I gave a check to your ho74ho
[名・AAVE]もとは「くわ(農具)」hoeから転じた、女性を指すAAVEスラング。
, no pent75pent
[形・俗語]”pent-up”(抑圧された・溜まった)の短縮形。「何の迷いも未練もなく」のニュアンス。

お前の女に金を渡してやった、何の迷いもなく

Had to flex76flex
[動・AAVE]筋肉を誇示する→「見せびらかす・イキる」を意味するスラング。
on a ho, she a ten

あの女の前でイキるしかなかった、完璧な女だったから

Puttin’ baguettes77baguettes
[名・ジュエリー用語]バゲット形(細長い長方形)にカットされたダイヤモンドのこと。ヒップホップ文化では高級ジュエリーの象徴として頻出する。
on your ho, that’s a sin

お前の女にバゲットダイヤをつけてやるなんて、罪だ

Audemars78Audemars
[固有名詞]Audemars Piguet(オーデマ・ピゲ)の略。スイスの超高級時計ブランド。代表作”Royal Oak”はラップ界のステータスシンボル。
for my bitch, that’s a trend

俺の女にオーデマ・ピゲ、それがトレンドってもんだ

Put her on a leash, no, no, no
あの子にリードをつけて——いや、いや、違う

Bitch got weed on my living room floor
女がリビングの床にウィードを散らかした

Marble on the camera, marble on her toes
カメラにマーブル模様、彼女の爪先にもマーブル

Took79took
[動・過去形]takeの不規則過去形。ここでは「連れ出した」の意。
her out the hood80hood
[名・俗語]neighborhoodの短縮形。貧しい地域・出身の街を指すAAVEスラング。
, she gotta81gotta
[口語]got toの短縮形。「〜しなければならない」の意。
Uber82Uber
[固名]米国発のライドシェアアプリ。ここでは「Uberで帰る」という動詞的用法。
home

彼女を地元から連れ出してやったのに、帰りはUber頼みときた



Writer(s): DJ Spinz, Future

.

以上です、いかがでしたでしょうか!

以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!

.


.

よくある質問

「2018」はどんな曲ですか?

「2018」は、アトランタ出身のラッパー・Futureが2018年にリリースしたミックステープ『Beast Mode 2』に収録されたトラック(※一部非公式流通版にも収録)で、彼のトレードマークであるオートチューンを駆使した浮遊感のあるメロディと、ストリート生活の成功を描く歌詞が融合した作品です。SoundCloudやSpotifyで爆発的に拡散し、特に北米のトラップ・ファン層から熱狂的な支持を獲得しました。「2018」というタイトルは単なる年号以上の意味を持ち、Futureが当時の自分の絶頂期を象徴するものとして使っているとも解釈されています。

“posted”はどういう意味ですか?

「posted」は、AAVE(アフリカ系アメリカ人英語)やヒップホップスラングで「特定の場所にじっといる・たむろしている」という意味で使われます。日本語でいうと「(その場に)張り付いている」「根を下ろしている」というニュアンスに近いです。Futureの文脈では、トラップハウスや地元の街角に腰を据えて商売(麻薬の売買)をしている状態を指すことが多く、ただ暇つぶしで立っているのではなく、そこが「自分のシマ」であることを主張するための言葉でもあります。

“trap”はどういう意味ですか?(場所としての意味)

「trap」の原義は、麻薬の売買が行われる家や部屋、つまり「トラップハウス」のことです。英語の「trap=罠・わな」から来ており、売り手も買い手もその場の貧困や依存性の連鎖から逃げられない状況を「罠にかかった状態」に例えたものです。アメリカ南部、特にジョージア州アトランタのインナーシティ文化から生まれた言葉で、Futureはアトランタ出身のため、「trap」という単語に深いリアリティと個人的な感情を込めて使っています。

“trap”はどういう意味ですか?(文化・音楽ジャンルとしての意味)

同じ「trap」でも、今やヒップホップのジャンル名としても広く知られています。808ベース、ハイハットの細かいロール、重低音のドラムパターンを特徴とする音楽スタイルで、2000年代初頭にT.I.やGucci Mane、Young Jeezyらがアトランタで確立しました。Futureはこのトラップミュージックをさらに発展させ、メランコリックなオートチューンを組み合わせた「エモーショナルトラップ」ともいえるサウンドを作り上げた第一人者です。歌詞の中で「trap」が出てくるとき、場所・ライフスタイル・音楽のすべてを同時に指している場合もあり、その多層的な意味がFutureの詞の深みを生み出しています。

.

関連リンク

2018 – Future (Official Video)

.

他の曲も和訳しています。よろしければどうぞ!

【歌詞和訳】March Madness – Future
【歌詞和訳】I’M DAT N**** – Future
【歌詞和訳】Stick Talk – Future
【歌詞和訳】Mask Off – Future
【歌詞和訳】Radio – Future