今回の曲のタイトルは、「Mr. Saxobeat」です。直訳すると、「ミスター・サクソビート」です。
ルーマニア出身のシンガー、アレクサンドラ・スタンが2011年にリリースしたデビューシングルです。アルバム「Saxobeat」に収録されており、作詞・作曲はアンドレイ・ネミルスキとマルチェル・プロダンが手がけました。ドイツ・フランス・スウェーデンなど複数のヨーロッパ諸国でチャート1位を獲得し、全英シングルチャートでは最高3位を記録しました。サクソフォンのフレーズを随所に取り入れたダンスポップ・エレクトロポップサウンドが特徴で、クラブシーンを舞台にした情熱的な恋愛がテーマとなっています。
【直訳のポイント】「Saxobeat」は「サクソフォン(saxophone)」と「ビート(beat)」を掛け合わせた造語です。タイトルを日本語に直訳する際は「サックスのビートを奏でる人」という意味合いで解釈しました。
細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。
※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。
以下、和訳です。
Mr. Saxobeat – Alexandra Stan
[Chorus]
You make me dance, bring me up, bring me down
あなたは私を踊らせ、舞い上がらせ、また落としていく
Play it sweet, make me move like a freak1freak
[名・俗語]本来「変人」だが、音楽・ダンス文脈では感情のままに体を激しく動かす熱狂的な人を指すスラング。, Mr. Saxobeat2Saxobeat
[固有名詞・造語]「Saxo(サクソフォン)」と「beat(ビート)」を組み合わせた造語。サックスのビートでフロアを支配する奏者を指す。
甘く奏でて、夢中になって踊らせて、Mr. Saxobeat
Makes me dance, brings me up, brings me down
踊らされ、舞い上がり、また落とされる
Plays it sweet, makes me move like a freak (Mr. Saxo—), Mr. Saxo—
甘く奏でて、夢中で踊らせる(Mr. Saxo—)、Mr. Saxo—
You make me dance, bring me up, bring me down
あなたは私を踊らせ、舞い上がらせ、また落としていく
Play it sweet, make me move like a freak, Mr. Saxobeat
甘く奏でて、夢中になって踊らせて、Mr. Saxobeat
Makes me dance, brings me up, brings me down
踊らされ、舞い上がり、また落とされる
Plays it sweet, makes me move like a freak, Mr. Saxobeat
甘く奏でて、夢中で踊らせる、Mr. Saxobeat
[Post-Chorus]
Oh-oh-oh-oh, girl, mm yeah, mm yeah, mm-mm yeah
オー、ねえ、んー、そう、んー、そう、んー、んー、そう
Oh-oh, girl, mm yeah, mm yeah, mm-mm yeah
オー、ねえ、んー、そう、んー、そう、んー、んー、そう
Oh, girl, mm yeah, mm yeah, mm-mm yeah
オー、ねえ、んー、そう、んー、そう、んー、んー、そう
Oh-oh, girl, mm yeah, mm yeah, mm-mm yeah
オー、ねえ、んー、そう、んー、そう、んー、んー、そう
Mr. Saxobeat3Saxobeat
[固有名詞・造語]saxophone(サクソフォン)と beat(ビート)を組み合わせた造語。サックスの音が鳴り響くダンスビートを表す。
Mr.サクソビート
Mr. Saxobeat4Saxobeat
[固有名詞・造語]saxophone(サクソフォン)と beat(ビート)を組み合わせた造語。サックスの音が鳴り響くダンスビートを表す。
Mr.サクソビート
[Verse]
Hey, sexy boy, set me free
ねえ、セクシーなあなた、私を自由にして
Don’t be so shy, play with me
そんなに恥ずかしがらないで、私と遊んで
My dirty5dirty
[形・俗語]字義は「汚い」だが、ここでは「いけない・セクシーな・悪い子」という褒め言葉的ニュアンスで使われるスラング。 boy, can’t you see
ねえ、いけないあなた、わからないの?
That you belong next to me?
あなたの居場所は私のそばだって
Hey, sexy boy, set me free
ねえ、セクシーなあなた、私を自由にして
Don’t be so shy, play with me (You are the, you are the)
そんなに恥ずかしがらないで、私と遊んで(あなたこそ、あなたこそ)
My dirty6dirty
[形・俗語]字義は「汚い」だが、ここでは「いけない・セクシーな・悪い子」という褒め言葉的ニュアンスで使われるスラング。 boy, can’t you see? (You are the, you are the)
ねえ、いけないあなた、わからないの?(あなたこそ、あなたこそ)
You are the one I need
あなたこそ、私に必要な人
[Chorus]
You make me dance, bring me up7bring me up
[句動詞]「持ち上げる」→ 気分・感情を高揚させること。続く「bring me down」は逆に気分を落とすことを指し、感情の浮き沈みを表す。, bring me down
あなたが私を踊らせる、気分を上げて、そして落として
Play it sweet, make me move like a freak8freak
[名・俗語]「変わり者・怪物」が原義だが、ここでは「自由奔放に踊る人・体を激しく動かす人」を意味するスラング。, Mr. Saxobeat
甘く奏でて、フリークみたいに体を動かして、ミスター・サクソビート
Makes me dance, brings me up, brings me down
踊らされる、気分を上げて、そして落として
Plays it sweet, makes me move like a freak
甘く奏でて、フリークみたいに体を動かす
[Post-Chorus]
Oh-oh-oh-oh, girl, mm yeah, mm yeah, mm-mm yeah
ああああ、君よ、んーそう、んーそう、んんーそう
Oh-oh, girl, mm yeah, mm yeah, mm-mm yeah
ああ、君よ、んーそう、んーそう、んんーそう
Oh, girl, mm yeah, mm yeah, mm-mm yeah
ああ、君よ、んーそう、んーそう、んんーそう
Oh-oh, girl, mm yeah, mm yeah, mm-mm yeah
ああ、君よ、んーそう、んーそう、んんーそう
[Chorus]
You make me dance, bring me up, bring me down
あなたは私を踊らせ、気分を高揚させ、また沈ませる
Play it sweet, make me move like a freak9freak
[名・俗語]本来「変人・異常者」を意味するが、ここでは「自分を解放して激しく体を動かす人」というスラング。「like a freak」で「我を忘れたように」のニュアンス。, Mr. Saxobeat
甘く奏でて、我を忘れるほど踊らせて、ミスター・サキソビート
Makes me dance, brings me up, brings me down
踊らせてくれる、気分を上げて、また落とす
Plays it sweet, makes me move like a freak
甘く奏でて、我を忘れるほど踊らせる
[Outro]
You make me dance, bring me up10bring up
[句動詞]「持ち上げる」→ 気分・テンションを高揚させるという感情的な意味で使われるイディオム。, bring me down11bring down
[句動詞]「引き下げる」→ 気分を落ち込ませる・テンションを下げるという感情的な意味で使われるイディオム。
あなたは私を踊らせ、高揚させ、また落とす
Mr. Saxobeat
ミスター・サクソビート
You make me dance, bring me up12bring up
[句動詞]「持ち上げる」→ 気分・テンションを高揚させるという感情的な意味で使われるイディオム。, bring me down13bring down
[句動詞]「引き下げる」→ 気分を落ち込ませる・テンションを下げるという感情的な意味で使われるイディオム。
あなたは私を踊らせ、高揚させ、また落とす
Mr. Saxobeat
ミスター・サクソビート
Writer(s): Andrei Nemirschi, Marcel Prodan
以上です、いかがでしたでしょうか!
以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!
よくある質問
「Mr. Saxobeat」はどんな曲ですか?
ルーマニア出身のシンガー、Alexandra Stan(アレクサンドラ・スタン)が2010年にリリースしたユーロダンス・ポップの楽曲です。中毒性の高いサックスのリフとアップテンポなビートが話題を呼び、フランス・オランダ・スウェーデンをはじめとするヨーロッパ10カ国以上でシングルチャート1位を獲得しました。リリースから10年以上が経った現在もSpotifyで数億回再生を誇り、2010年代ユーロポップを代表するアンセムとして世界中で愛され続けています。
「freak」はどういう意味ですか?
辞書を引くと「変わり者」や「奇人」と出てきますが、ポップミュージックやスラングの世界では「何かに夢中な人・熱狂者」というポジティブなニュアンスで使われることがとても多い言葉です。たとえば「music freak」なら「音楽狂い」、「dance freak」なら「踊ることが大好きでたまらない人」といった感じです。この曲の歌詞では、クラブのフロアで音楽に完全に身を委ねている自分を表現するために使われており、自己紹介的な高揚感が込められています。
「Saxobeat」はどういう意味ですか?
これはAlexandraと制作チームが生み出したオリジナルの造語(かばん語/portmanteau)で、「Saxophone(サクソフォン)」と「Beat(ビート・リズム)」をひとつに合体させた言葉です。曲全体を彩るあの印象的なサックスのフレーズと、踊らずにはいられないグルーヴィーなビートを、たった一語で見事に表現しています。アーティストが楽曲のコンセプトやサウンドを一言で伝えるためにこういった造語を作るのは、ポップミュージックではよく見られるセンスあふれるテクニックです。
「dirty boy」はどういう意味ですか?
「dirty」は辞書的には「汚い」という意味ですが、この曲のように恋愛やダンスの文脈で使われる場合は「いけない・セクシーな・悪い子」というニュアンスを帯びるスラングです。日本語の「汚い」とは違い、相手の危険な魅力や色気をからかい半分に褒める言い回しとして使われています。歌詞の中では、フロアで気になる相手をからかうように呼びかける言葉として登場しています。
関連リンク
Mr. Saxobeat – Alexandra Stan (Official Video)
他の曲も和訳しています。よろしければどうぞ!
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