【歌詞和訳】Tomorrow – Chris Young

今回の曲のタイトルは、「Tomorrow」です。直訳すると、「明日」です。

Chris Young(クリス・ヤング)は、テネシー州マーフリーズボロ出身のカントリー・シンガーソングライターで、2006年のオーディション番組「Nashville Star」での優勝をきっかけにキャリアをスタートさせました。「Tomorrow」は、2011年にリリースされた3枚目のスタジオアルバム『Neon』からのシングルで、Billboardのホット・カントリー・ソングス・チャートにて首位を獲得しました。Frank Joseph MyersとAnthony Smithとの共作で、自分にとって良くないとわかっている相手だとわかっていながらも離れられず、「明日こそ別れる」と繰り返しながら今夜だけはもう一度求め合ってしまう男女の葛藤をリアルに描いた、重厚なカントリー・バラードです。

【直訳のポイント】タイトルの「Tomorrow」を「明日」と直訳しましたが、この曲での「明日」は単なる翌日ではなく、現実から目を背け変化を先送りにし続ける主人公の逃げ場そのものを象徴しており、1語に楽曲のテーマ全体が凝縮されています。

細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。

※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。

以下、和訳です。


Tomorrow – Chris Young

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[Verse 1]
Tomorrow I’m gonna leave here
明日、ここを去るつもり

I’m gonna let you go1let you go
[句動詞]「行かせてあげる」→「手放す・別れを受け入れる」という感情的な解放を表すイディオム。
and walk away

あなたを手放して、立ち去るつもり

Like every day I said I would
毎日そうすると言い続けてきたように

And tomorrow, I’m gonna listen
そして明日こそ、耳を傾けるつもり

To that voice of reason2voice of reason
[名・慣用句]「理性の声」→ 感情に流されず論理的に考えるよう促す内なる声を指す慣用的表現。
inside my head

頭の中の、あの理性の声に

Telling me that we’re no good3no good
[形・口語]単に「良くない」ではなく「ふたりは合わない・この関係は成り立たない」という意味で使われる表現。

私たちには合わないと告げるあの声に



[Chorus]
But, tonight I’m gonna give in4give in
[句動詞]「与える」ではなく「折れる・屈服する・諦める」の意。抵抗をやめることを示すイディオム。
one last time

でも、今夜だけは最後にもう一度、折れてしまおう

Rock5Rock
[動詞]「岩」「音楽ジャンル」ではなく「優しく揺らす・腕の中で抱き揺れる」という動詞用法。
you strong in these arms of mine

この腕の中で、しっかりと抱きしめて揺らしてあげる

Forget all the regrets that are bound to6bound to
[句]「〜することが確実だ・〜するに決まっている」という必然性を示すイディオム。bind(縛る)の過去分詞から転じた用法。
follow

きっとやって来る後悔なんて、全部忘れて

We’re like fire and gasoline
私たちは火とガソリンみたいなもの

I’m no good for you, you’re no good for me
私はあなたに向かない、あなたも私に向かない

We only bring each other tears and sorrow
お互いに涙と悲しみをもたらすだけ

But tonight, I’m gonna love you like there’s no7like there’s no
[句]「like there’s no tomorrow(明日がないかのように)」の途中で歌詞が意図的に切れている。「死に物狂いで・全力で」という意のイディオム。

でも今夜は、まるで明日がないかのように愛したい——





[Verse 2]
Tomorrow I’ll be stronger
明日は、もっと強くなれる

I’m not gonna break down8break down
[句動詞]「壊れる」→ 感情が抑えられなくなり泣き崩れること。
and call you up

崩れ落ちてあなたに電話してしまうことはしない

When my heart cries out9cries out
[句動詞]「叫び求める」→ 心が強く切望・渇望するというイディオム。
for you

心があなたを求めて叫んでいても

And tomorrow, you won’t believe it
そして明日、あなたは信じないかもしれないけれど

But when I pass your house, I won’t stop
あなたの家の前を通っても、立ち止まらない

No matter how bad10bad
[副・口語]形容詞「悪い」ではなく副詞的に「ひどく・強く(badly)」を意味するくだけた用法。
I want to

どれほど強くそうしたくても



[Chorus]
But, tonight I’m gonna give in11give in
[句動詞]「屈する・折れる」を意味するイディオム。ここでは誘惑や感情に負けてしまうこと。
one last time

でも今夜、もう一度だけ流されてしまおう

Rock12Rock
[動]腕の中で抱いて優しく揺らす・あやすこと。「岩」の意ではなく動詞用法。
you strong in these arms of mine

この腕でしっかりと抱きしめて

Forget all the regrets that are bound to13bound to
[イディオム]「必ず〜する・〜するに違いない」の意。bound=縛られた→必然的に起こること。
follow

後から必ずやってくる後悔なんて、全部忘れて

We’re like fire and gasoline
私たちは火とガソリンみたいなもの

I’m no good for you, you’re no good for me
あなたには合わない私、私には合わないあなた

We only bring each other tears and sorrow
お互いに涙と悲しみしかもたらさない

But tonight, I’m gonna love you like there’s no Tomorrow14like there’s no Tomorrow
[イディオム]「明日がないかのように」=後先を考えず全力で、という慣用表現。

でも今夜だけは、明日などないかのようにあなたを愛する



[Bridge]
Baby, when we’re good, you know we’re great
ねえ、うまくいくときは最高なのに

But there’s too much bad for us to think
でも、悪いことが多すぎて

That there’s anything worth trying to save15save
[動・イディオム]「救う・保存する」→ここでは関係を「維持しようとする価値があるもの」という意味。

この関係に救う価値があるとは思えない





[Chorus]
But tonight I’m gonna give in16give in
[句動詞]「屈する・折れる」の意。感情や誘惑に「負けて従う」こと。
one last time

でも今夜だけ、最後に一度だけ流されてしまおう

Rock17rock
[動・転義]本来「揺り動かす」→ 腕の中で抱きしめながら揺らす、「力強く包み込む」の意。
you strong in these arms of mine

この腕の中で、力強く抱きしめて

Forget all the regrets that are bound to18bound to
[熟語]「〜するに決まっている・〜することが確実だ」を表すイディオム。
follow

後からきっとやって来る後悔など、全部忘れてしまおう

We’re like fire and gasoline
僕たちはまるで火とガソリンのようだ

I’m no good for you, you’re no good for me
僕は君には毒で、君は僕には毒なんだ

We only bring each other tears and sorrow
お互いに涙と悲しみしかもたらせない

But tonight, I’m gonna love you like there’s no
でも今夜だけは、まるで明日などないかのように君を愛そう


[Outro]
Tomorrow, I’m gonna leave here
明日、ここを去るつもり

Yeah, I’m gonna let you go and walk away19walk away
[句動詞]「歩いて去る」→ 関係や状況から「決別する・見切りをつける」ことを意味するイディオム。

そう、あなたを手放して、立ち去るつもり

Like every day I said I would
毎日そうするって言い続けてきたように



Writer(s): Frank Joseph Myers, Chris Young, Anthony Smith (Lyricist)

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以上です、いかがでしたでしょうか!

以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!

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よくある質問

「Tomorrow」はどんな曲ですか?

「Tomorrow」は、テネシー州出身のカントリーシンガー、クリス・ヤングが2011年にリリースしたシングルで、3枚目のスタジオアルバム『Neon』の収録曲です。お酒に頼りながらも「明日こそ彼女を忘れる」と自分に言い聞かせる男の葛藤を描いたこの曲は、Billboard Hot Country Songsチャートで最高1位を獲得し、クリス・ヤングにとって4作連続となるナンバーワンヒットになりました。公開から10年以上が経った現在も長く愛され続けている、彼を代表する楽曲のひとつです。

歌詞に出てくる “let you go” はどういう意味ですか?

「let you go」は直訳すると「あなたを行かせる」ですが、歌詞の文脈では「あなたへの気持ちを手放す」「忘れようとする」というニュアンスで使われています。日本語で言うなら「諦める」や「未練を断ち切る」に近い表現です。主人公は「明日こそ彼女への気持ちを手放す(let you go)」と繰り返しますが、今夜だけはどうしてもそれができずにいる——その葛藤こそがこの曲の核心です。英語では「手放す」という行為をこのように動詞句で表現することが多く、”let go of the past”(過去を手放す)のような形でも日常的によく使われます。

歌詞に出てくる “voice of reason” はどういう意味ですか?

「voice of reason」は「理性の声」つまり「冷静で正しいことを言ってくれる人(または自分の中の声)」のことです。日本語では「良心の声」や「正気に戻してくれる人」と訳すとしっくりきます。この曲では、「この関係はふたりにとって良くない」と主人公自身に語りかけてくる、頭の中の冷静な声を指しています。”reason” には「理由」のほかに「理性・分別」という意味もあり、”voice of reason” はその理性が「声」として語りかけてくるイメージを持つ慣用表現です。日常会話でも「You’re the voice of reason here(あなただけがまともなことを言ってる)」のように使われます。

歌詞に出てくる “no good” はどういう意味ですか?

「no good」は直訳すると「良くない」ですが、歌詞の中では「ふたりの相性が良くない」「この関係は成り立たない」というニュアンスで使われています。サビでは “we’re no good”(私たちには合わない)、”I’m no good for you, you’re no good for me”(私はあなたに向かない、あなたも私に向かない)と繰り返され、頭ではわかっていながらも離れられない関係の危うさを表しています。また “no good” は人や物について「役に立たない」「ダメだ」と言うときにも使う口語表現で、たとえば “This plan is no good.”(この計画はダメだ)のように幅広く使えます。カントリー音楽では、こうした飾らない言葉で感情をストレートに吐き出すのが魅力のひとつです。

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関連リンク

Tomorrow – Chris Young (Official Video)

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