【歌詞和訳】Midnight Sun – Zara Larsson

今回の曲のタイトルは、「Midnight Sun」です。直訳すると、「真夜中の太陽」です。「真夜中の太陽」とは、夏至のころに北極・南極圏で実際に観測される白夜の現象を指す言葉でもあります。タイトルだけで、本来ありえないはずの光が夜を静かに照らすような、神秘的で幻想的な世界観が伝わってきます。

スウェーデン・ストックホルム出身のポップシンガー、Zara Larsson(ザラ・ラーソン)。1997年12月16日生まれの彼女は、2013年に「Uncover」でスウェーデン国内の音楽チャートを席巻し、2017年のアルバム『So Good』収録の「Lush Life」や「Symphony」(with Clean Bandit)などで世界的な知名度を獲得しました。「Midnight Sun」は、「Never Forget You」でもZaraと組んだことがある実力派プロデューサー・MNEKをはじめ、Helena Gao、Margo XS、Ojerimeといったクリエイターとの共作で、ダンスポップとR&Bを融合させたサウンドに、消えゆく愛の眩しさと切なさを重ねた楽曲です。

【直訳のポイント】「Midnight Sun」は直訳すれば「真夜中の太陽」となるが、歌詞の中では消えないでほしい愛の輝きを指す比喩として機能しており、その二重のニュアンスをできるだけ生かしながら訳しました。

細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。

※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。

以下、和訳です。


Midnight Sun – Zara Larsson

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[Verse 1]
No nightmares when you can still see the light
まだ光が見えているうちは、悪夢なんて来ない

Can’t find me, I’m not in the city tonight
探しても無駄、今夜は街にいないから

I like your playlist, boy, turn it up1turn it up
[句動詞]「ひねって上げる」→ 音量を上げる、という意味の定番イディオム。
a little louder

あなたのプレイリスト好きよ、もう少し音を大きくして

Road’s empty, so you drive a little faster
道が空いてるから、もう少しスピード出して

Ain’t taken nothing tonight, but I’m feeling so high2high
[形・俗語]「高い」→ 薬物やアルコールなしに陶酔・多幸感を得た状態を指すスラング。

今夜は何も摂っていないのに、こんなにハイな気分


[Pre-Chorus]
Show my tan lines3tan lines
[名]日焼けの跡(日焼けした肌と日焼けしていない肌の境界線)。水着などで隠れた部分との色の差を指す。
, low-rise4low-rise
[形・名]ウエストラインが低い(ローライズの)パンツやスカートのこと。
, rooftop down5rooftop down
[句]屋上(オープンエア)で屋根を下ろした状態→コンバーティブルカーの幌を開けた開放的な情景、または屋上でくつろぐ様子を示す。

日焼けの跡をさらして、ローライズで、屋上に寝そべって

It’s golden hour6golden hour
[名・写真用語]日の出直後・日没直前の柔らかく黄金色に輝く時間帯。転じて「何もかもが美しく輝く至福のひととき」を意味する。
all the time

いつだって黄金の時間が続いている


[Chorus]
It’s the midnight sun7midnight sun
[名・自然現象]白夜の太陽。高緯度地域の夏に真夜中でも太陽が沈まない現象。「sun-kissed」は「太陽にキスされた=日光に照らされた」という慣用表現。
-kissed skin under the red sky

赤い空の下、白夜の太陽に照らされた肌

Layin’ on your chest like this
こうしてあなたの胸に横たわって

Hold me like the pebbles in your hand, initials in the sand, yeah
手の中の小石みたいに、砂に刻んだイニシャルみたいに、抱きしめて

Summer isn’t over yet
まだ夏は終わっていない

Skinny-dipping8Skinny-dipping
[名・口語]素っ裸で泳ぐこと。
with your heart out9heart out
[慣用句]感情や本心をすべてさらけ出すこと。「素っ裸(物理)」と「心も裸(感情)」を掛けた表現。
, it’s my favorite part now

素っ裸で泳いで、心までさらけ出して、今はそれが一番好き

We ain’t gotta10ain’t gotta
[句・AAVE]「〜する必要がない」の意(標準英語:don’t have to)。続く「tell no one」は二重否定で「誰にも言わない」を強調するAAVE表現。
tell no one

誰にも言わなくていい

A never-ending midnight sun
終わらない白夜の太陽





[Post-Chorus]
A never-ending midnight sun11midnight sun
[名・文化]白夜のこと。高緯度地方で夏に太陽が沈まない現象。

終わることのない白夜


[Verse 2]
Connected, I’m so in touch12in touch
[句動詞]「触れている」→「感じている・つながっている」を意味するイディオム。
with it all (Yeah, yeah)

すべてとつながってる、何もかもを感じている(イェー、イェー)

Feel protected by the moon and the stars
月と星に守られているような気がする

I’m walking barefoot, feel the grass in between my toes
裸足で歩いて、足の指の間に草を感じる

Bombshell13Bombshell
[名・俗語]本来「爆弾」の意だが、圧倒的な美貌で人を驚かせる女性を指すスラング。
, wind in my hair, baby, let it blow, yeah

圧倒的な美しさの私、風が髪をなびかせて、そのまま吹かせておこう

It’s been a while since I cried over something so nice (So nice)
こんなに素敵なことで泣いたのは、ずいぶん久しぶり(とっても素敵)





[Pre-Chorus]
Show my tan lines14tan lines
[名・口語]日焼けの境目(肌が焼けた部分と焼けていない部分の境界線)。水着やビキニの跡を指す。
, low-rise15low-rise
[形・服飾]ウエストラインが腰骨の下にくる、股上の浅いスタイルのこと(ローライズ)。
, rooftop down16rooftop down
[句]コンバーチブル(幌つき)車の屋根を下ろした状態。屋根を開けてオープンカーで走る情景。

日焼けの跡をさらして、ローライズで、屋根を開けて

It’s golden hour17golden hour
[名・写真/詩的]日の出直後・日没直前の、光が柔らかく黄金色に輝く時間帯。転じて「最高に輝いている瞬間」を意味する。
all the time (All the time)

いつだってゴールデンアワー、ずっとずっと


[Chorus]
It’s the midnight sun18midnight sun
[名・地理]極地の夏に太陽が沈まない「白夜の太陽」。ここでは深夜でも消えない光として、終わらない夏の夜を象徴する。
-kissed skin under the red sky

赤い空の下、白夜の太陽に照らされた肌

Layin’ on your chest like this (Ah)
こうしてあなたの胸に横たわって

Hold me like the pebbles in your hand, initials in the sand, yeah
手の中の小石みたいに、砂に刻んだイニシャルみたいに、抱きしめて

Summer isn’t over yet
まだ夏は終わっていない

Skinny-dipping19Skinny-dipping
[動・俗語]服を一切着ずに泳ぐこと=「裸で泳ぐ」を指すスラング。
with your heart out20heart out
[慣用句]「心をさらけ出して」→ 感情を隠さず、無防備に開いた状態を表すイディオム。裸で泳ぐことと心の無防備さを重ねている。
, it’s my favorite part now

素肌のまま飛び込んで、心もさらけ出して、今はそれが一番好き

We ain’t gotta tell no one (Shh)
誰にも言わなくていい

A never-ending midnight sun
終わりのない白夜の太陽


[Post-Chorus]
A never-ending midnight sun21midnight sun
[名・自然現象]北極・南極圏の夏に太陽が一日中沈まない現象。日本語では「白夜(びゃくや)」と呼ばれる。

終わりなき白夜

(A never-ending midnight sun22midnight sun
[名・自然現象]北極・南極圏の夏に太陽が一日中沈まない現象。日本語では「白夜(びゃくや)」と呼ばれる。
)

(終わりなき白夜)

A never-ending midnight sun23midnight sun
[名・自然現象]北極・南極圏の夏に太陽が一日中沈まない現象。日本語では「白夜(びゃくや)」と呼ばれる。

終わりなき白夜



Writer(s): Zara Larsson, Helena Gao, Margo XS, MNEK, Ojerime

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以上です、いかがでしたでしょうか!

以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!

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よくある質問

「Midnight Sun」はどんな曲ですか?

「Midnight Sun」は、スウェーデン出身のポップスター Zara Larsson が手がけた楽曲で、北欧の白夜(真夜中の太陽)というロマンティックなイメージをテーマに制作されました。映像作品やブランドとのタイアップとしても注目を集め、Spotify をはじめとするグローバルなストリーミングプラットフォームで幅広いリスナーに届き、Zara の抒情的な側面を印象づけた一曲です。リリース後はヨーロッパを中心に各国のチャートでも存在感を示しました。

この曲はどんなテーマを歌っていますか?

「Midnight Sun」は、ドリームポップとエレクトロポップを融合させた浮遊感のあるサウンドが特徴で、ジャンル的にはシンセ主体のミッドテンポポップに分類されます。テーマとしては、夏の夜が永遠に続くような恍惚とした恋愛感情と、愛する人と過ごす時間が止まってほしいという切ない願望が中心に描かれています。光と影のコントラストを感情表現に重ねた歌詞が、聴く者の心に温かくも切ない余韻を残します。

この曲の歌詞で特徴的な英語表現を教えてください

曲中で印象的に使われる 「You’re my midnight sun」 というフレーズに注目してみましょう。直訳すると「あなたは私の真夜中の太陽」となり、北欧の夏至に太陽が沈まない「白夜」の現象を比喩として用いています。つまり「どんな暗い時間でも消えずに輝き続ける存在」=「私にとって絶対的で唯一無二の光」として愛する人を表現した詩的なメタファーです。ありきたりな愛の言葉を避け、自然現象に感情を重ねる北欧的な感性が光る表現です。

この曲を書いたのは誰ですか?

「Midnight Sun」は、Zara Larsson 本人を含む5名の才能あるソングライターによって共作されました。Helena Gao は Zara と長年にわたってコラボしてきた信頼厚きスウェーデン系ソングライター、Margo XS はポップシーンで頭角を現す新鋭クリエイターです。MNEK(本名 Uzo Emenike)はZara との共作「Never Forget You」でも知られるロンドン出身の大物プロデューサー兼シンガーソングライターで、グラミー級の実績を誇ります。Ojerime はロンドン発の詩情豊かなシンガーソングライターで、繊細な言葉選びがZara の楽曲に深みを加えています。

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関連リンク

Midnight Sun – Zara Larsson (Official Video)

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