今回の曲のタイトルは、「Classic PT2」です。直訳すると、「クラシック・パート2」です。
アーティストのDrake(本名:Aubrey Drake Graham)は、1986年カナダ・トロント生まれのラッパー兼シンガーソングライターです。「Classic PT2」は2026年10月2日にリリースされた『HABIBTI (FOMO)』(2026年5月発表のアルバム『HABIBTI』の拡張版)の収録曲で、短編映画「FOMO」の楽曲として追加された4曲のうちの1曲です。アルバムの7曲目「Classic」の続編にあたり、拡張版の最後(15曲目)を締めくくります。パーティーで出会った女性に「君の友達はパーティーをしたがっている、一緒にどこかへ行こう」と語りかける、R&B色の強い一曲です。
【こだわり解説】本楽曲のサビに出てくる「stick around」は、「そばにいる、その場に留まる」という意味の句動詞です。「固執する」と訳されることもありますが、当ブログでは辞書通りの意味で訳しました。また「drive me crazy」は「気が狂いそうになる」と強めて訳されがちですが、元の表現は「おかしくさせる」程度の口語的な言い回しのため、意訳で飾らずそのままの強さで訳しています。
細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。
※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。
以下、和訳です。
Classic PT2 – Drake
[Intro]
Ayy1Ayy
[間投詞・俗語]ヒップホップ・AAVEに多用される感嘆の掛け声。興奮・自己アピールを示す「やあ」「イェイ」に相当する。
イェイ
[Verse 1]
I heard once
一度聞いたことがある
I heard once upon a time2once upon a time
[慣用句]童話の冒頭定型句「むかしむかし」に相当し、ここでは「かつてこんな話を聞いた」という語り出しのニュアンスで使われている。
かつてこんな話を耳にした
That you and— well
お前と——まあ、その
Girl, you know what? Never mind
ねえ、やっぱりいいや
I’m not here to even talk about your past
お前の過去を話しに来たわけじゃない
I don’t care, I just want you and me to go somewhere
そんなのどうでもいい、ただふたりでどこかへ行きたいんだ
[Chorus]
Look what you started, your girls3your girls
[名・俗語]「あなたの女の子たち」→ AAVEで「あなたの女友達・仲間グループ」を指すスラング。 wanna party (They’re tryna party)
見てよ、あなたが始めたんだよ、女友達はパーティーしたがってる(みんなもパーティーしようとしてる)
Meet in the lobby and leave everybody (Girl, just leave everyone)
ロビーで会って、みんなを置いて行こう(ねえ、みんなを置いて行きなよ)
Touching your body, your man doesn’t love you
あなたの体に触れながら、あなたの彼はあなたを愛していない
So let me know if I should stick around4stick around
[句動詞]「くっついたまま周りにいる」→「その場に留まる・そばにいる」を意味するイディオム。
だから、私がそばにいるべきかどうか教えて
Look what you started, your girls5your girls
[名・俗語]「あなたの女の子たち」→ AAVEで「あなたの女友達・仲間グループ」を指すスラング。 wanna party (They wanna party)
見てよ、あなたが始めたんだよ、女友達はパーティーしたがってる(みんなパーティーしたがってる)
Meet in the lobby and leave everybody (You just leave everyone)
ロビーで会って、みんなを置いて行こう(あなたはみんなを置いて行く)
Touching your body, your man doesn’t love you
あなたの体に触れながら、あなたの彼はあなたを愛していない
Let me know if I should stick around6stick around
[句動詞]「くっついたまま周りにいる」→「その場に留まる・そばにいる」を意味するイディオム。
私がそばにいるべきかどうか教えて
[Verse 2]
It seems like every time we find ourselves7find ourselves
[句動・イディオム]「気づけば〜にいる」「〜という状況に陥っている」を意味する表現。find は「見つける」ではなく「〜であると気づく」の用法。 in the same place, where you drive me crazy8drive me crazy
[句動・イディオム]「気が狂いそうにさせる」「夢中にさせる」の意。drive は「車を運転する」ではなく「〜の状態へ追い込む・駆り立てる」の用法。
気づいたらいつも同じ場所にいる、あなたが私を狂わせる場所で
Drive me, drive me crazy, drive me, drive me
狂わせて、狂わせて、もっと狂わせて
It seems like every time we find ourselves in the same place, where you drive me crazy
気づいたらいつも同じ場所にいる、あなたが私を狂わせる場所で
Drive me, drive me crazy, you drive me, ayy
狂わせて、狂わせて、あなたが私を狂わせる
[Chorus]
Look what you started, your girls wanna party (They wanna party)
お前が火をつけたんだ、仲間の子たちはパーティーしたがってる(みんなパーティーしたいんだ)
Meet in the lobby and leave everybody (You just leave everyone)
ロビーで落ち合って、みんなを置き去りにしよう(お前はただみんなを置いていく)
Touching your body, your man doesn’t love you
お前の体に触れながら、彼氏はお前を愛していない
Let me know if I should stick around9stick around
[句動詞]「その場にとどまる・近くにいる」という意味のイディオム。
ここにいるべきかどうか教えてくれ
Look what you started, your girls wanna party (They tryna party)
お前が火をつけたんだ、仲間の子たちはパーティーしたがってる(みんなパーティーしようとしてる)
Meet in the lobby and leave everybody (You just leave everyone)
ロビーで落ち合って、みんなを置き去りにしよう(お前はただみんなを置いていく)
Touching your body, your man doesn’t love you
お前の体に触れながら、彼氏はお前を愛していない
Let me know if I should stick around10stick around
[句動詞]「その場にとどまる・近くにいる」という意味のイディオム。
ここにいるべきかどうか教えてくれ
[Outro]
Around, around, around
めぐる、めぐる、めぐる
Writer(s): Drake, Darin Smith, Ricky McNeal, 5EBAS, apmelodies, BEAM, Foreign Teck, Hugo Mari, Noel Cadastre, SkipOnDaBeat, Smash David
以上です、いかがでしたでしょうか!
以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!
よくある質問
「Classic PT2」はどんな曲ですか?
「Classic PT2」は、カナダ・トロント出身のラッパー/シンガーのDrakeが2026年10月2日にリリースした楽曲です。2026年5月発表のアルバム『HABIBTI』の拡張版『HABIBTI (FOMO)』に、短編映画「FOMO」の楽曲として追加された4曲のうちの1曲で、アルバム7曲目「Classic」の続編として最後(15曲目)に収録されています。
「Ayy」はどういう意味ですか?
「Ayy」は、特定の意味を持つ単語というよりも、ヒップホップで頻繁に使われる感嘆詞(フィラー)です。日本語の「よっ!」や「おい!」に近いニュアンスで、ラインの冒頭に置いてグルーヴを生んだり、聴衆の注意を引きつけたりする役割を果たします。文字に起こすと一見意味がないように見えますが、実際に曲を聴くとそのビートとの呼吸感がよくわかります。
「once upon a time」は直訳すると「むかしむかし」で、英語の童話や昔話の定番の書き出しです。この曲では「I heard once upon a time(昔、聞いたんだけど)」と、人づてに聞いた話をふんわり切り出す形で使われています。すぐに「Girl, you know what? Never mind(ねえ、いや、やっぱりいいや)」と話を引っ込めるので、相手の過去には踏み込まないという流れを作る導入になっています。
「once upon a time」は直訳すると「むかしむかし」で、英語の童話や昔話の定番の書き出しです。ヒップホップの歌詞でこのフレーズが使われるとき、アーティストはわざとその”お伽話感”を借用して、自分の成功や過去のストーリーを劇的に語ろうとしています。「かつてはこんなところから這い上がってきた」という自伝的な文脈で使われることが多く、自慢(フレックス)と回顧録の両方を兼ねた表現です。
「your girls」は「あなたの女友達」のことです。サビの「Look what you started, your girls wanna party」は、「君が始めたことを見て、君の友達はパーティーをしたがっている」という意味で、相手の女性だけでなく、その仲間たちまで盛り上がっている場面を描いています。
「your girls」は直訳すると「あなたの(女の)子たち」ですが、ここでの “your” は曲を聴いている相手(つまりライバルや聴衆)を指し、”girls” はその人の彼女や女友達を意味します。ヒップホップでは「your girl」(単数形)も非常によく出てくる表現で、「お前の彼女も俺に気がある」というマウントを取るフレーズとして定番化しています。日本語で言えば「お前の彼女も俺のことが好きだよ」というニュアンスに近いです。
関連リンク
Classic PT2 – Drake (Official Video)
他の曲も和訳しています。よろしければどうぞ!
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