【歌詞和訳】Nicole Kidman – ADÉLA

今回の曲のタイトルは、「Nicole Kidman」です。直訳すると、「ニコール・キッドマン」です。言わずと知れたオスカー女優の名前をそのままタイトルに冠したこの楽曲、一体どんな想いが込められているのでしょうか?歌詞の世界を紐解いていきましょう。

「Nicole Kidman」は、シンガーソングライターのADÉLA(アデラ)が2026年9月4日にリリースした楽曲で、デビューアルバム『PRIMA』の2曲目に収録されています。ソングライターにはJulia MichaelsやUffie、プロデューサーにはDylan Brady(100 gecs)やBlake Slatkinが名を連ね、ハイパーポップ寄りのエレクトロポップに仕上がっています。タイトルの通り女優ニコール・キッドマンになぞらえ、映画スターのように堂々とふるまう自分を歌ったナンバーで、Apple Music USチャートでも上位に入っています。

【こだわり解説】サビで繰り返されるフレーズには映像的な美しさがあり、他サイトでは感情を盛った意訳が散見されましたが、当ブログではあえて飾らず直訳しました。シンプルな言葉のままにすることで、ADELAが込めた生々しい憧れと孤独感がより鮮明に伝わると判断したためです。

細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。

※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。

以下、和訳です。


Nicole Kidman – ADELA

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[Intro: Clifford Dumas & Keith Johnson]
Ooh, ooh, woah
ウー、ウー、ウォー

A mighty friend to me
私にとってかけがえのない友よ

Ooh, yeah, ooh
ウー、イェー、ウー

Yes, you have, so, so good
そう、あなたはとても、とても良くしてくれた

Ooh, ooh
ウー、ウー


[Chorus]
Every single night
毎晩、毎晩

I pray that my tits are sittin’ right1sittin’ right
[句・俗語]「ちゃんと座っている」→ 見た目が完璧・バッチリ決まっているというスラング表現。

胸がバッチリ決まってくれるよう祈ってる

Moulin Rouge2Moulin Rouge
[固有名詞]パリの老舗キャバレー。またニコール・キッドマン主演の2001年ミュージカル映画のタイトルでもあり、官能的な華やかさを象徴する。
, my corset is so tight

ムーラン・ルージュ、コルセットがきつくてたまらない

Babygirl in control, I feel like Nicole3Nicole
[固有名詞]前行の「ムーラン・ルージュ」との文脈から、映画『ムーラン・ルージュ!』主演のニコール・キッドマンを指す。
(I feel like)

私がすべてを仕切る、ニコールみたいな気分(みたいな気分)

And every single day
そして毎日、毎日

I wake up, the world is my buffet4the world is my buffet
[句・比喩]「世界がビュッフェ」→ あらゆる機会や喜びが目の前に並び、好き放題選べるという意味のイディオム。

目が覚めれば、世界は私のビュッフェ

I fly out5fly out
[句動詞]「飛び出す」→ 遠征のため飛行機で移動することを指す。
, fuck up6fuck up
[句・俗語・AAVE]通常「台無しにする」という否定的意味だが、ここでは「圧倒する・完全に支配する」という肯定的意味で使われる逆説的スラング。
another stage

飛行機で遠征して、またステージを完全に制圧する

Babygirl in control, I feel like Nicole
私がすべてを仕切る、ニコールみたいな気分

I feel like
みたいな気分





[Verse 1]
Ooh, spent a couple hours in my room
ああ、部屋で数時間過ごした

Should I wear Louboutins7Louboutins
[固有名詞]Christian Louboutin(クリスチャン・ルブタン)。赤いソールで知られるフランスの高級ヒールブランド。
or Jimmy Choos8Jimmy Choos
[固有名詞]Jimmy Choo(ジミー・チュウ)。英国の高級靴・バッグブランド。
?

ルブタンにする?それともジミー・チュウ?

Try ‘em in the mirror, fully nude
全裸で鏡の前に立って試してみる

Like, ooh-ooh, ooh-ooh, ooh (Ooh)
もう、ウー、ウー、ウー(ウー)

My bra should probably be a bigger size (Size)
ブラはもう一サイズ大きい方がいいかも(サイズ)

Maybe that’s why they can’t look me in my eyes (They’re up here9They’re up here
[慣用句]「目はこっちよ」の意。相手が胸に視線を向けているとき、顔を見るよう促す英語の定番フレーズ。
)

だからみんな目を合わせられないのかも(目はこっちよ)

Been a minute10been a minute
[句・俗語]直訳は「一分経った」だが、「しばらく経った・久しぶりだ」を意味するAAVEスラング。
since the driver’s been outside

ドライバーが外で待ってからもうだいぶ経つ

I gotta slide11slide
[動・俗語]「滑る」→「その場を去る・出発する」の意に転じたAAVEスラング。
, slide

行かなきゃ、早く行かなきゃ


[Pre-Chorus]
I pull up12pull up
[句動詞・俗語]「引っ張る」→「車で乗りつける・現れる」を意味するAAVEスラング。
(Uh-huh), step out (Uh-huh)

乗りつけて(うん)、降り立つ(うん)

Get your pictures ‘cause I’m not gonna stay for long
写真を撮って、長くはいないから

I’ll say, “Hi” (I’m gone), bye-bye
「ハイ」って言って(もういない)、バイバイ

Live vicariously13vicariously
[副]「代理として・他者を通じて」の意。”live vicariously through someone”で「他人の体験を自分のことのように味わう」というイディオム。
through me, write my life like it’s a movie, like

私を通して生きて、映画みたいに私の人生を書いて





[Chorus]
Every single night
毎晩

I pray that my tits are sittin’ right14sittin’ right
[形・俗語]「ちょうどよい位置に収まっている」「見栄えがよい」の意。

胸元がちゃんと決まってるよう祈る

Moulin Rouge15Moulin Rouge
[固有名詞]パリの伝説的なキャバレー。コルセット姿のショーガールで有名で、2001年の映画でも広く知られる。
, my corset is so tight

ムーランルージュ、コルセットがきつすぎる

Babygirl16Babygirl
[名・俗語]自分自身への自称として使うスラング。自信と主体性を持つ若い女性を指す。
in control, I feel like Nicole17Nicole
[固有名詞]2001年映画『ムーランルージュ』でヒロイン・サティーン役を演じたニコール・キッドマンのこと。

主導権を握るベイビーガール、ニコールみたいな気分

And every single day
そして毎日

I wake up, the world is my buffet18the world is my buffet
[慣用句]「the world is my oyster(世界は思いのまま)」に倣った表現。世界が選り取り見取りの機会で溢れているという意味。

目が覚めると、世界は私のビュッフェ

I fly out, fuck up19fuck up
[句動詞・俗語]通常は「台無しにする」の意だが、ここでは「圧倒的なパフォーマンスでステージを制する」という肯定的な意味のスラング。
another stage

遠征して、またステージをぶちかます

Babygirl in control, I feel like Nicole
主導権を握るベイビーガール、ニコールみたいな気分

I feel like
まるで……という気分


[Verse 2]
Don’t (Don’t, don’t) interrupt me
邪魔しないで(しないで、しないで)

When I talk my shit20talk my shit
[句・AAVE]「自分の言いたいことを堂々と口にする」「ズバズバ言う」を意味するAAVEスラング。”shit”は直訳せず、自己主張・本音吐露のニュアンスで使われる。
, don’t interrupt me

私が言いたいことを話しているときは、邪魔しないで

‘Cause everything you say, it dictates your destiny
あなたが口にする言葉すべてが、あなたの運命を決めるから

That’s why I put “Pop Princess” on my license plate21license plate
[名]車のナンバープレート。米国ではカスタム文字(バニティプレート)を有料で取得できる文化がある。

だから私はナンバープレートに「ポップ・プリンセス」と入れた


[Pre-Chorus]
I pull up22pull up
[句動詞・俗語]「引き寄せる」→ 車で乗りつける・その場に登場することを示すAAVEスラング。
(Uh-huh), step out (Uh-huh)

車で乗りつけ(うん)、降り立つ(うん)

Get your pictures ‘cause I’m not gonna stay for long
写真を撮って、長くはいられないから

I’ll say, “Hi” (I’m gone), bye-bye
「ハイ」って言って(もう消える)、バイバイ

Live vicariously23vicariously
[副]「代理として・代わりに」→ 自分では経験せず、他者の経験を通して疑似的に感じること。
through me, write my life like it’s a movie, like

私を通して疑似体験して、映画みたいに私の人生を描いて





[Chorus]
Every single night
毎晩毎晩

I pray that my tits are sittin’ right24sittin’ right
[句・俗語]「ちゃんと座っている」→ 体のラインや胸元が完璧に決まっている状態を表すスラング。

おっぱいが完璧に決まってるよう祈ってる

Moulin Rouge25Moulin Rouge
[固・文化]パリにある高級キャバレー(1889年創業)。フレンチカンカンで有名。ニコール・キッドマン主演の映画『ムーラン・ルージュ!』(2001)でも広く知られる。
, my corset is so tight

ムーラン・ルージュ、コルセットがきつすぎる

Babygirl in control, I feel like Nicole26Nicole
[固・人名]Nicole Kidman(ニコール・キッドマン)のこと。前行の「ムーラン・ルージュ」を受け、同映画の主演女優に自分を重ねている。
(I feel like Nicole)

全てを支配する女、まるでニコールみたい(ニコールみたいな気分)

And every single day
そして毎日毎日

I wake up, the world is my buffet
目覚めれば、世界は私のビュッフェ

I fly out27fly out
[句動詞]「飛び出す」→ ライブや仕事のために飛行機で各地へ向かうこと。
, fuck up28fuck up
[句・俗語]本来「台無しにする」の意だが、パフォーマンス文脈では「ステージを圧倒的に支配し観客を沸かせる」という賞賛の意で使われるAAVEスラング。
another stage

飛び回って、またステージをぶち壊す

Babygirl in control, I feel like Nicole
全てを支配する女、まるでニコールみたい

I feel like
気分はまるで……


[Outro]
Tonight (Tonight)
今夜(今夜)

I’m so in control (I’m so in)
すべてが思いのまま(もう完全に)

Tonight (Tonight)
今夜(今夜)

I feel like Nicole
ニコールみたいな気分



Writer(s): ADÉLA, Uffie, Julia Michaels, Billy Walsh, Dylan Brady, Blake Slatkin

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以上です、いかがでしたでしょうか!

以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!

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よくある質問

「Nicole Kidman」はどんな曲ですか?

「Nicole Kidman」は、2026年9月4日にリリースされたADÉLAのデビューアルバム『PRIMA』の収録曲です。Apple Music USチャートでも上位に入っています。華やかで映画的な世界観と、自信を誇るリリックが特徴です。

「sittin’ right」はどういう意味ですか?

「sittin’ right」は、直訳すると「ぴったりはまっている」「完璧にフィットしている」というニュアンスです。服や外見が自分に完璧に似合っている様子を表す口語表現で、「Everything is sittin’ right(すべてがバッチリ決まっている)」のように使います。日本語で言うと「バシッと決まってる」「めちゃくちゃ似合ってる」という感覚に近く、自己肯定感や自信に満ちた状態を表現しています。

「Moulin Rouge」はどういう意味ですか?

「Moulin Rouge(ムーラン・ルージュ)」は、パリにある有名なキャバレーの名前で、フランス語で「赤い風車」を意味します。この歌詞での言及は、Nicole Kidmanが主演した2001年の映画『ムーラン・ルージュ!』へのオマージュです。あの映画のサティーン(Nicole演じるヒロイン)は、舞台の上で輝くディーヴァの象徴。ADELAはその华やかなイメージを借りることで、「私は映画の中の主人公のように美しく輝いている」という気持ちを表現しています。

「Nicole」はどういう意味ですか?

歌詞の中で「Nicole」と呼ばれるとき、それは単なる名前ではなく、世界的女優Nicole Kidmanが体現する「格調ある美しさ・気品・強さ」そのものを指しています。彼女はオスカー受賞歴を持ち、長年ハリウッドのトップに君臨してきた存在。ADELAは「自分はNicoleのように美しく、堂々としている」と宣言することで、ただの自己賛美ではなく、圧倒的な存在感への憧れと自信を同時に表現しているのです。まさに名前そのものがひとつのブランドになった、文化的アイコンの使い方と言えます。

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関連リンク

Nicole Kidman – ADELA (Official Video)

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