今回の曲のタイトルは、「Survive」です。直訳すると、「生き延びる」です。
「Survive」は、スコットランド出身のシンガーソングライター、ルイス・キャパルディが2025年6月27日にリリースした楽曲です。活動休止を経ての復帰シングルで、同年11月14日発売のEP『Survive』のタイトル曲でもあります。共同ライターのRØMANSとともに書かれた、傷ついた心がそれでも立ち上がろうとする姿を描いたエモーショナルなポップ・バラードです。
【こだわり解説】サビの “I swear to God, I’ll survive / If it kills me to” は、「神に誓って、生き延びてみせる/たとえそれで死ぬことになっても」と訳しました。”if it kills me” には「そのせいで命を落としてもかまわない」という強い覚悟が込められており、意訳で和らげず、原文の切迫感をそのまま日本語にしています。復帰への葛藤を抱えた彼の、飾らない決意が伝わる一節です。
細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。
※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。
以下、和訳です。
Survive – Lewis Capaldi
[Verse 1]
How long till it feels
いつになったら感じられるんだろう
Like the wound’s finally starting to heal?
この傷がやっと癒え始めたと?
How long till it feels
いつになったら感じられるんだろう
Like I’m more than a spoke in a wheel1a spoke in a wheel
[名詞句・慣用表現]スポークは車輪の中心と外輪をつなぐ一本の細い棒。「a spoke in a wheel」で「大きな仕組みのなかのただの交換可能な一部品」という意味のイディオム。?
自分が車輪のスポーク以上の存在だと?
[Pre-Chorus]
Most nights, I fear
たいていの夜、私は恐れている
That I’m not enough
自分では足りないのではないかと
I’ve had my share2my share
[名詞・慣用表現]”have one’s share of ~” で「~を嫌というほど経験してきた」の意。直訳は「自分の取り分」だが、慣用的に「十分すぎるほど味わった」を表す。 of Monday mornings when I can’t get up
起き上がれない月曜の朝を、嫌というほど経験してきた
But, when hope is lost
でも、希望が消えても
And I come undone3come undone
[句動詞]直訳は「ほどける・解ける」だが、感情的に崩れ落ちる・自制心を失うことを表すイディオム。
そして心が崩れ落ちても
[Chorus]
I swear to God, I’ll survive
神に誓う、必ず生き延びてみせる
If it kills me4kills me
[句・イディオム]「私を殺す」→「どんな犠牲を払っても・命がけで」を意味する慣用表現。even if it kills me の形でよく使われる。 to
たとえ命がかかっていても
I’m gonna get up and try
立ち上がって、やってみせる
If it’s the last thing I do5the last thing I do
[句・イディオム]「私がする最後のこと」→「死んでもやり遂げる・何があっても必ず」という強い決意を示す慣用表現。
それが最後の行いになるとしても
I’ve still got something to give
まだ与えられるものが残っている
Though it hurts sometimes
時に痛みを感じても
I’m gonna get up and live
立ち上がって、生き抜いてみせる
Until the day that I die
死ぬその日まで
I swear to God, I’ll survive
神に誓う、必ず生き延びてみせる
[Verse 2]
How long till you know
どれほど経てば気づけるのか
That, in truth, you know nothing at all?
本当のところ、何も知らないということを?
How far will you go
どこまで行くつもりなのか
To get back to the place you belong?
自分の居るべき場所へ帰るために?
[Pre-Chorus]
Most nights, I fear
夜ごと、私は恐れる
That I’m not enough
自分じゃ足りないのだと
But I refuse to spend my best years rotting6rotting
[動・比喩]「腐る」→ ここでは何もせず停滞したまま年月を無駄にすることの比喩。 in the sun
でも、いちばん大切な年月を日向でただ腐らせて過ごすなんてごめんだ
So, when hope is lost
だから、希望を失い
And I come undone7come undone
[句動詞・慣用句]「解けてしまう」→ 感情的・精神的に崩れ落ちる・自分を見失うという意味のイディオム。
そして自分が崩れ落ちていくとき
[Chorus]
I swear to God, I’ll survive
神に誓う、私は生き延びてみせる
If it kills me8kills me
[慣用句]「死ぬほど辛い」という誇張表現で、「どれほど大変でも・命を削っても」という意味。 to
たとえそれがどれほど辛くとも
I’m gonna get up and try
立ち上がって、挑み続けてみせる
If it’s the last thing I do9the last thing I do
[慣用句]「自分がする最後のことになっても」→「何があっても必ずやり遂げる」という強い決意を示す定型表現。
それが最後の行いになるとしても
I’ve still got something to give
まだ与えられるものが残っている
Though it hurts sometimes
時に傷つくことがあっても
I’m gonna get up and live
立ち上がって、生き続けてみせる
Until the day that I die
死ぬその日まで
I swear to God, I’ll survive
神に誓う、私は生き延びてみせる
I swear to God, I’ll survive
神に誓う、私は生き延びてみせる
[Chorus]
I swear to God, I’ll survive
神に誓う、私は必ず生き延びる
If it kills me10kills me
[句・慣用句]直訳「私を殺す」ではなく、”if it kills me”で「どんな犠牲を払っても・命懸けで」を意味する英語の慣用表現。 to
たとえ命を懸けることになっても
I’m gonna get up and try
立ち上がって、やってみせる
If it’s the last thing I do11the last thing I do
[句・慣用句]直訳「私がする最後のこと」ではなく、”if it’s the last thing I do”で「何があっても必ずやり遂げる」という強い決意を表す慣用句。
それがこの世でする最後のことになるとしても
I’ve still got something to give
まだ誰かに与えられるものが残っている
Though it hurts sometimes
時に痛みを感じることがあっても
I’m gonna get up and live
立ち上がって、生き続けてみせる
Until the day that I die
この命が尽きるその日まで
I swear to God, I’ll survive
神に誓う、私は必ず生き延びる
Writer(s): Lewis Capaldi, RØMANS
以上です、いかがでしたでしょうか!
以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!
よくある質問
Q1. 「Survive」はどんな曲ですか?
「Survive」は、スコットランド出身のシンガーソングライター、ルイス・キャパルディが2025年6月27日にリリースした復帰シングルです。活動休止を経ての新曲で、同年11月14日発売のEP『Survive』のタイトル曲にもなっています。傷ついた心が少しずつ癒えるのを待ちながら、それでも「生き延びてみせる」と誓う、飾らない決意を歌ったバラードです。
Q2. “a spoke in a wheel”はどういう意味ですか?
「a spoke in a wheel(スポーク・イン・ア・ウィール)」は、自転車や馬車の車輪の「スポーク(放射状に延びる細い棒)」のことです。スポークは一本だけでは車輪にならず、たくさん集まってはじめて機能します。つまり「車輪の中の一本のスポーク」とは、「全体の中の替えのきく小さな部品にすぎない」という意味合いで使われています。この曲では、自分という存在が誰かの人生においてたいした役割を果たせていない、という切ない無力感を表す言葉として登場します。
Q3. “I’ve had my share of ~”はどういう意味ですか?
歌詞の “I’ve had my share of Monday mornings when I can’t get up” に出てくる “have one’s share of ~” は、「〜を人並みに(十分に)経験してきた」という意味の慣用表現です。share は「分け前・取り分」のことで、「自分の取り分はもう受け取った」から転じて「その分は十分味わってきた」というニュアンスになります。ここでは「起き上がれない月曜の朝なら、もう十分に経験してきた」と、つらい日々を重ねてきたことをさらっと打ち明けています。
Q4. “come undone”はどういう意味ですか?
「come undone(カム・アンダン)」は、もともとは「ほどける・ほつれる」という物理的な意味ですが、感情や精神状態に使うと「崩れ落ちる・ボロボロになる・取り乱す」というニュアンスになります。強がっていた人間が限界を超えてしまう瞬間、心の糸がぷつんと切れてしまう感じ、と想像するとわかりやすいでしょう。この曲では、もう平静を保てなくなりそうな自分を「survive(生き延びる)」という言葉と対比させることで、ギリギリのところで踏みとどまろうとする葛藤がよりリアルに伝わってきます。
関連リンク
Survive – Lewis Capaldi (Official Video)
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