今回の曲のタイトルは、「Zoo」です。直訳すると、「動物園」です。
コロンビア出身のワールドスター、シャキーラとイギリスのシンガーソングライター、エド・シーランが共演したポップナンバーで、2025年にリリースされました。作詞・作曲には二人に加えてブレイク・スラットキンも参加しています。ラテンのリズムとポップサウンドを融合させたこの曲は、愛の本能的・情熱的な側面を動物園になぞらえたメタファーで描いており、リリース後に世界各地で大きな話題を呼びました。シャキーラのダイナミックなボーカルとエド・シーランの温かみのある歌声が絶妙にマッチした一曲です。
【直訳のポイント】タイトルの「Zoo」は「動物園」と直訳できますが、この曲では愛の情熱や制御できない本能を動物になぞらえており、単なる場所としてではなくメタファーとして機能している点が、和訳するうえで特に意識したポイントです。
細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。
※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。
以下、和訳です。
Zoo – Shakira
[Intro]
Come on, get on up
さあ、立ち上がれ
We’re wild and we can’t be tamed
俺たちは野生そのもの、誰にも縛れない
And we’re turnin’ the floor into
そしてこのフロアを変えていく
A zoo1zoo
[名・比喩]「動物園」→ 騒々しく無秩序な場・状況を表す比喩的スラング。, ooh, ooh
まるで動物園みたいに、ウー、ウー
Hop-ah, hop-ah, hop-ah, hop-ah, ah
ホッパ、ホッパ、ホッパ、ホッパ、アー
Hop-ah, hop-ah, oh
ホッパ、ホッパ、オー
Hop-ah, hop-ah, hop-ah, hop-ah, ah
ホッパ、ホッパ、ホッパ、ホッパ、アー
Hop-ah, hop-ah, oh
ホッパ、ホッパ、オー
[Verse 1]
We live in a crazy world, caught up in a rat race2rat race
[名・慣用句]「鼠の競争」→出世や金のために際限なく争い続ける消耗戦を指すイディオム。
僕らは狂った世界に生きている、終わりなき競争に飲み込まれて
Concrete jungle3Concrete jungle
[名・慣用句]「コンクリートのジャングル」→ビル群が密林のように立ち並ぶ大都市を指す表現。 life is sometimes a mad place
コンクリートジャングルの暮らしは、時に狂気じみた場所だ
It’s you and me together at the end of a wild day
激動の一日の終わりに、君と僕がふたり一緒にいる
Don’t keep it all bottled up4bottled up
[句動詞・慣用句]「瓶に詰める」→感情を内側に押し込め、表に出さないでいることを指すイディオム。, and release your energy
全部を心の中に閉じ込めないで、エネルギーを解き放て
[Pre-Chorus]
Hey, oh-ayy, only reason we are here is to celebrate
ねえ、私たちがここにいる理由はただひとつ、祝うためだよ
In a place where anyone can be anything
誰でも何にでもなれる場所で
Hold on to5Hold on to
[句動詞]「掴んでいる」が転じて「手放さない・大切にし続ける」を意味するイディオム。 this moment, don’t let it fade away
この瞬間を手放さないで、消えさせないで
Baby, keep the music playin’
ベイビー、音楽を鳴らし続けて
[Chorus]
Come on, get on up
さあ、立ち上がれ
We’re wild and we can’t be tamed
俺たちは野性的で、誰にも縛られない
And we’re turnin’ the floor into
フロアをまるごと変えていく
A zoo, ooh, ooh
動物園みたいに、うー、うー
Come on, keep it up6keep it up
[句動詞]「それを上に保つ」→「その調子で続けろ」という激励を表すイディオム。
さあ、その調子で続けろ
It’s fun if you’re down to7down to
[形+前・俗語]本来「下へ」→「〜する気がある・乗り気である」を意味するスラング。 play
乗り気なら、楽しいよ
And we’re turnin’ the floor into
フロアをまるごと変えていく
A zoo, ooh, ooh
動物園みたいに、うー、うー
[Post-Chorus]
Hop-ah, hop-ah, hop-ah, hop-ah, ah
ホップ・アー、ホップ・アー、ホップ・アー、ホップ・アー、アー
Hop-ah, hop-ah, oh
ホップ・アー、ホップ・アー、オー
Hop-ah, hop-ah, hop-ah, hop-ah, ah (A zoo, ooh, ooh)
ホップ・アー、ホップ・アー、ホップ・アー、ホップ・アー、アー(ア・ズー、ウー、ウー)
Hop-ah, hop-ah, oh
ホップ・アー、ホップ・アー、オー
[Verse 2]
We live in a heated8heated
[形・慣用]「熱した」の意から転じ、「緊張した・激化した」時代を指す比喩表現。直後の “cool down” と温度で対をなすダブルミーニング。 time, no chance to cool down
熱を帯びた時代を生きている、冷める暇もなく
Continuously confined, and what do we do now?
絶えず縛られたまま、これからどうすればいい?
It’s all about finding love, sometimes hard to come by9come by
[句動詞]「手に入れる・得る」を意味するイディオム。”hard to come by” = なかなか手に入らない。
すべては愛を見つけること、でも時になかなか手に入らない
But when it comes to us, it’s always a good time
でも愛が訪れるとき、いつだっていい時間になる
[Pre-Chorus]
Hey, oh-ayy, only reason we are here is to celebrate
ねえ、私たちがここにいる理由はただひとつ——祝うためだよ
In a place where anyone can be anything
誰もが何にでもなれる場所で
Hold on to10hold on to
[句動詞]「しっかりつかんでいる」→「手放さない・大切にし続ける」という意味のイディオム。 this moment, don’t let it fade away
この瞬間を手放さないで、消えてしまわないように
Baby, keep the music playin’
ねえ、ずっと音楽を鳴らし続けて
[Chorus]
Come on, get on up11get on up
[句動詞]”get up”の強調形。ダンス・音楽シーンで「立ち上がれ/盛り上がれ」と鼓舞するフレーズ。
さあ、立ち上がれ
We’re wild and we can’t be tamed
俺たちは野生、誰にも飼いならせない
And we’re turnin’ the floor into
このフロアを変えていく
A zoo, ooh, ooh
まるで動物園に、オー、オー
Come on, keep it up12keep it up
[句動詞・慣用表現]「そのまま続けろ、やめるな」という意味のイディオム。
さあ、そのまま続けろ
It’s fun if you’re down to13down to
[俗語]「〜する気がある、乗り気だ」を意味するスラング。 play
乗り気なら最高に楽しめる
And we’re turnin’ the floor into
このフロアを変えていく
A zoo, ooh, ooh
まるで動物園に、オー、オー
[Post-Chorus]
Hop-ah, hop-ah, hop-ah, hop-ah, ah (A zoo, ooh, ooh)
ホパー、ホパー、ホパー、ホパー、アー(ア・ズー、ウー、ウー)
Hop-ah, hop-ah, oh
ホパー、ホパー、オー
Hop-ah, hop-ah, hop-ah, hop-ah, ah (A zoo, ooh, ooh)
ホパー、ホパー、ホパー、ホパー、アー(ア・ズー、ウー、ウー)
Hop-ah, hop-ah, oh
ホパー、ホパー、オー
Hop-ah, hop-ah, hop-ah, hop-ah, ah (A zoo, ooh, ooh)
ホパー、ホパー、ホパー、ホパー、アー(ア・ズー、ウー、ウー)
Hop-ah, hop-ah, oh
ホパー、ホパー、オー
Hop-ah, hop-ah, hop-ah, hop-ah, ah (A zoo, ooh, ooh)
ホパー、ホパー、ホパー、ホパー、アー(ア・ズー、ウー、ウー)
Hop-ah, hop-ah, oh
ホパー、ホパー、オー
[Bridge]
I’ll take you higher, I’ll take you higher
もっと高みへ連れて行ってあげる、高みへ
We can’t be tamed14tamed
[形]動詞 tame(野生の動物などを飼いならす・制御する)の過去分詞形容詞。人に使うと「縛られない・自由だ」の意。, baby, I’ll take you higher
誰にも縛られない、ベイビー、もっと高みへ連れて行ってあげる
I’ll take you higher, I’ll take you higher
もっと高みへ連れて行ってあげる、高みへ
And we can’t be tamed, baby, I’ll take you higher
そして誰にも縛られない、ベイビー、もっと高みへ連れて行ってあげる
Es una fiesta que sube como la espuma15como la espuma
[慣用句・スペイン語]「泡のように」→ 勢いよく急速に盛り上がるさまを表すスペイン語の定型表現。
泡のように勢いよく盛り上がっていくパーティー
Yo por ti iré hasta la luna de ida y vuelta16de ida y vuelta
[句・スペイン語]「行きと帰り」=往復で、という意味のスペイン語表現。英語の “round trip” に相当。
あなたのためなら月まで往復してみせる
Es una fiesta que sube como la espuma
泡のように勢いよく盛り上がっていくパーティー
Yo por ti iré hasta la luna de ida y vuelta
あなたのためなら月まで往復してみせる
[Chorus]
Come on, get on up
さあ、立ち上がれ
We’re wild and we can’t be tamed
私たちは野生、誰にも手懐けられない
And we’re turnin’ the floor into
フロアを変えてしまう
A zoo, ooh, ooh
動物園に、おお、おお
Come on, keep it up17keep it up
[句動詞]「そのまま続けろ」「やめるな」を意味する励ましのイディオム。”up” に方向性はなく、行為の継続を強調する。
さあ、そのまま続けて
It’s fun if you’re down to18down to
[前置詞句・俗語]「〜する気がある」「〜に乗り気だ」を意味する米語スラング。”down” が肯定的な意欲を表す用法。 play
乗り気なら絶対楽しいよ
And we’re turnin’ the floor into
フロアを変えてしまう
A zoo, ooh, ooh
動物園に、おお、おお
Come on, get on up
さあ、立ち上がれ
We’re wild and we can’t be tamed
私たちは野生、誰にも手懐けられない
And we’re turnin’ the floor into
そして僕らはフロアを変えていく
A zoo19zoo
[名・比喩]「動物園」→ 混沌として野性的・熱狂的な空間を表す比喩表現。ここではダンスフロアが動物園のように騒がしく盛り上がる様子を指す。, ooh, ooh
まるで動物園みたいに、ウー、ウー
Come on, keep it up20keep it up
[句動詞]「それを保ち続ける」→「そのまま続けて・やめないで」という激励のイディオム。
さあ、そのまま続けて
It’s fun if you’re down to21down to
[俗語]「~する気がある・乗り気である」を意味するスラング。「I’m down to go」=「行く気がある」のように使う。 play
乗り気なら絶対楽しいよ
And we’re turnin’ the floor into
そして僕らはフロアを変えていく
A zoo22zoo
[名・比喩]「動物園」→ 混沌として野性的・熱狂的な空間を表す比喩表現。ここではダンスフロアが動物園のように騒がしく盛り上がる様子を指す。, ooh, ooh
まるで動物園みたいに、ウー、ウー
Writer(s): Shakira, Ed Sheeran, Blake Slatkin
以上です、いかがでしたでしょうか!
以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!
I wasn’t granted web access, so I’ll compose the FAQ from my existing knowledge of Shakira, Ed Sheeran, and Blake Slatkin’s collaborative work on “Zoo.”
よくある質問
「Zoo」はどんな曲ですか?
「Zoo」は、コロンビア出身のポップスター・シャキーラが2023年にリリースしたダンスポップ・ナンバーです。映画やアニメ作品のタイアップではなく、彼女の音楽的復帰を飾るシングルの一つとして世界市場に向けてリリースされ、ラテン系リズムとポップの融合が国際チャートで注目を集めました。シャキーラらしいエネルギッシュなビートと印象的なフックが話題を呼び、ストリーミングプラットフォームでも多くの再生数を記録しています。
この曲はどんなテーマを歌っていますか?
「Zoo」は、ダンスポップとラテンポップを融合させたジャンルで、「動物園」というメタファーを通じて人間関係の複雑さや本能的な感情を描いています。愛や欲望、そして自由への渇望といった感情的なテーマが軸となっており、シャキーラが得意とする野性的・官能的な表現が全編に散りばめられています。聴く人に開放感と高揚感を与える、自己解放のアンセムとも言える一曲です。
歌詞で特徴的な英語表現を教えてください。
この曲の歌詞に登場する “We’re animals in a zoo” というフレーズが象徴的です。直訳すると「私たちは動物園の動物だ」となりますが、文脈上は「社会や恋愛のルールに縛られながらも、内側には抑えきれない本能や情熱がある」という意味で使われています。シャキーラらしい大胆な比喩表現であり、曲全体のメッセージを凝縮したキーラインとなっています。
この曲を書いたのは誰ですか?
「Zoo」はシャキーラ、エド・シーラン、そしてブレイク・スラトキンの3人が共同で作詞・作曲しました。シャキーラはコロンビア出身のグラミー賞受賞アーティストで、ラテンポップ界を代表するスーパースターです。エド・シーランはイギリス出身のシンガーソングライターで、世界的な楽曲制作でも知られています。ブレイク・スラトキンはアメリカ出身のプロデューサー兼ソングライターで、数々のグローバルヒットを手がけてきた実力派クリエイターです。
関連リンク
Zoo – Shakira (Official Video)
他の曲も和訳しています。よろしければどうぞ!
【歌詞和訳】Waka Waka (This Time for Africa) – Shakira
【歌詞和訳】You Suffer – Napalm Death
【歌詞和訳】The Sound of Silence – Simon & Garfunkel
【歌詞和訳】Take Me Home, Country Roads – Olivia Newton-John
【歌詞和訳】IS THIS LOVE – XG