今回の曲のタイトルは、「Telephone Busy」です。直訳すると、「電話話し中」です。
5 Seconds of Summer(5SOS)は、2011年にオーストラリア・シドニーで結成された4人組バンドです。ボーカル&ギターのLuke Hemmings、ギターのMichael Clifford、ベースのCalum Hood、ドラムのAshton Irwinの4人から成り、日本でも熱狂的なファンを持ちます。「Telephone Busy」は、2025年11月14日にRepublic Recordsからリリースされた6枚目のスタジオアルバム『EVERYONE’S A STAR!』の収録曲で、フランク・ボーリン監督によるミュージックビデオも公開されています。ポップ・ロックをベースに、恋の相手に電話が繋がらない状況を描いた楽曲です。
【こだわり解説】”busy”は一般的に「忙しい」と訳されがちですが、電話の文脈では「話し中(回線がふさがっている状態)」を指します。他サイトで「忙しい電話」と意訳されている例も見られますが、このブログではタイトルの核心を損なわないよう、電話用語として正確な「話し中」を採用しています。
細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。
※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。
以下、和訳です。
Telephone Busy – 5 Seconds of Summer
[Intro: Ashton]
Da-da-da-da
ダ・ダ・ダ・ダ
Da-da-da-da
ダ・ダ・ダ・ダ
Da-da-da-da (Listen to me)
ダ・ダ・ダ・ダ(私の言葉を聞いて)
Da-da-da-da (You’re just uncomfortable)
ダ・ダ・ダ・ダ(あなたはただ居心地が悪いだけ)
[Verse 1: Ashton]
I’ll find in love with the next one
次の人に、また恋をするだろう
It’ll be so good with a good one
素敵な人となら、きっとうまくいく
I thought it, wrote about it
考えて、それを書き記した
Crawled up out it1Crawled up out it
[句・AAVE]標準英語では “crawled out of it”。「up」が脱出の動作を強調し、困難な状況(失恋など)から苦労して這い出ることを表すAAVEの口語表現。, onto the next one
そこから這い出て、次へと進んだ
I pulled that tarot card
あのタロットカードを引いた
That one with the mystic heart
神秘的な心が描かれた、あのカードを
A map of treasures
宝物への地図
Good things come to those who wait2Good things come to those who wait
[ことわざ]「待てる者には良いことが来る」という英語のことわざ。辛抱強く待つ者には必ず報いがある、という意味。, okay
待てる者には良いことが来る、ね
[Pre-Chorus: Calum, Luke]
Okay, okay, okay
わかった、わかった、わかった
It’s just not my day3not my day
[句・イディオム]「今日はついていない」を意味する定型表現。直訳(自分の日ではない)から意味が転じる。
今日はただついてないだけ
Okay, okay, okay
わかった、わかった、わかった
What you wanna say?
何が言いたいの?
You’re just un—, just uncomfortable
あなたはただ不安——そう、ただ居心地が悪いだけでしょ
Bein’ with somebody who’s good for you
自分のためになる人と一緒にいることが
She says it’s just my nature
これが私の性分だって彼女は言う
And she say it like I’ll never change
まるで私が絶対に変わらないかのような言い方で
(Like I’ll never change)
(まるで絶対に変わらないかのように)
(Like I’ll never change)
(まるで絶対に変わらないかのように)
(Likе I’ll never change)
(まるで変わらないみたいに)
(Likе, like I’ll never change)
(まるで、まるで変わらないみたいに)
[Chorus: All]
World is spinnin’, I’m not dizzy
世界が回ってる、でも私は平気
Call you, but your telephone busy
電話したけど、あなたの回線は話し中
I been thinking, “Do you miss me?”
ずっと考えてた、「私のこと、恋しい?」って
Does my memory make you wanna kiss me?
私の記憶が、キスしたいって気持ちにさせる?
(Oh, why? Oh, why? Oh, why? Oh, why?)
(ねえ、なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?)
Do you wanna kiss me?
キスしたい?
(Oh, why? Oh, why? Oh, why?)
(ねえ、なぜ?なぜ?なぜ?)
Do you wanna kiss me?
キスしたい?
World is spinnin’, I’m not dizzy
世界が回ってる、でも私は平気
Call you, but your telephone busy
電話したけど、あなたの回線は話し中
I been thinking, do you miss me?
ずっと考えてた、私のことが恋しい?
Does my memory make you wanna kiss me?
私の記憶があなたをキスしたくさせる?
(Oh, why? Oh, why? Oh, why? Oh, why?)
(ねえ、なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?)
Do you wanna kiss me?
私にキスしたい?
(Oh, why? Oh, why? Oh, why?)
(ねえ、なぜ?なぜ?なぜ?)
Does my memory make you wanna kiss me?
私の記憶があなたをキスしたくさせる?
[Verse 2: Ashton, Ashton & Luke]
You’re ridin’ ‘round with the top down4top down
[名・自動車]コンバーチブルカーの幌(ルーフ)を開けた状態のこと。
幌を下ろして乗り回してる
I smoke, I drink till you come ‘round5come ‘round
[句動詞]come aroundの短縮形。「訪ねてくる・戻ってくる」の意。
あなたが来るまで、煙草を吸い、酒を飲む
We try to sugarcoat6sugarcoat
[動・慣用句]「砂糖でコーティングする」→ 不都合な現実を甘く見せようとすること。 it, then we stroke it
甘くごまかして、なだめようとする
Smoke that thing now
今すぐそれを吸おう
Big heart and I tore7tore
[動・不規則変化]tearの過去形。「引き裂く」の意。 apart
大きな心を持ちながら、引き裂いてしまった
This one’s gonna leave a scar
これは傷跡を残すことになる
Already messed8messed up
[句動詞]mess upの過去形。「台無しにする・失敗させる」の意。 it up, so I don’t hesitate, okay
もう台無しにしてしまったから、躊躇わない、いいでしょ
[Pre-Chorus: Calum, Luke, Ashton]
Okay, okay, okay
まあ、まあ、まあ
It’s just not my day9not my day
[慣用句]「今日は自分の日ではない」から転じて、「ついていない・うまくいかない日」を意味する定型表現。
ただ、ついてない日なんだ
Okay, okay, okay
まあ、まあ、まあ
What you wanna say?
何が言いたいの?
You’re just un—, just uncomfortable
あなたはただ不、ただ居心地が悪いだけ
Bein’ with somebody who’s good for you (Uh-huh)
自分のためになる人といることが(うん、うん)
She says it’s just my nature
彼女は言う、それがただ私の性分だって
And she say it like I’ll never change (Oh)
まるで私が絶対に変わらないかのような言い方で(ああ)
(Like I’ll never change, no, no)
(絶対に変わらないかのように、そんなことない)
(Like I’ll never change, don’t think so)
(絶対に変わらないかのように、そうは思わない)
(Like I’ll never change)
(まるで、永遠に変わらないみたいに)
(Like I’ll never change, woo)
(まるで、永遠に変わらないみたいに、ウー)
[Chorus: All]
World is spinnin’, I’m not dizzy
世界がぐるぐると回っている、でも私はめまいがしない
Call you, but your telephone busy
電話をかけるけど、あなたの回線は話し中
I been10I been
[文法・AAVE]”I have been” のAAVE(アフリカ系アメリカ人英語)表現。助動詞 have を省略した現在完了進行形。 thinking, “Do you miss me?”
ずっと考えてた、「あなたは私のことが恋しい?」
Does my memory make you wanna kiss me?
私の記憶があなたをキスしたい気持ちにさせる?
(Oh, why? Oh, why? Oh, why? Oh, why?)
(ああ、なぜ?ああ、なぜ?ああ、なぜ?ああ、なぜ?)
Do you wanna kiss me?
私にキスしたい?
(Oh, why? Oh why? Oh why?)
(ああ、なぜ?ああ、なぜ?ああ、なぜ?)
Do you wanna kiss me?
私にキスしたい?
World is spinnin’, I’m not dizzy
世界がぐるぐると回っている、でも私はめまいがしない
Call you, but your telephone busy
電話をかけるけど、あなたの回線は話し中
I been thinking, do you miss me?
ずっと考えてたんだ、あなたは私のことが恋しい?
Does my memory make you wanna kiss me?
私の思い出が、あなたにキスしたいと思わせる?
(Oh, why? Oh, why? Oh, why? Oh, why?)
(ああ、なぜ?ああ、なぜ?ああ、なぜ?ああ、なぜ?)
Do you wanna kiss me?
私にキスしたい?
(Oh, why? Oh, why? Oh, why?)
(ああ、なぜ?ああ、なぜ?ああ、なぜ?)
Does my memory make you wanna kiss me?
私の思い出が、あなたにキスしたいと思わせる?
[Bridge: Luke, All]
I’ll never change
絶対に変わらない
I’ll never change
絶対に変わらない
I won’t ever change
変わることはない
Like11Like
[接続詞・口語]文頭に置かれるフィラー的な用法。「まるで〜みたいに」というニュアンスで、後続の内容を強調する口語表現。 I’ll never change
まるで変わらないかのように
I’ll never change
絶対に変わらない
I’ll never change
絶対に変わらない
I’ll never change
絶対に変わらない
I won’t ever change
変わることはない
[Chorus: Calum, Ashton, All]
World is spinnin’, I’m not dizzy
世界は回ってる、でも僕はめまいがしない
Call you, but your telephone busy (Woo!)
電話したけど、あなたの電話は話し中(ウー!)
I been thinking, “Do you miss me?”
ずっと考えてた、「俺のこと、恋しい?」って
Does my memory make you wanna kiss me?
僕の記憶が、キスしたいって気持ちにさせる?
(Oh, why? Oh, why? Oh, why? Oh, why?)
(なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?)
Do you wanna kiss me?
キスしたいと思う?
(Oh, why? Oh, why? Oh, why?)
(なぜ?なぜ?なぜ?)
Do you wanna kiss me?
キスしたいと思う?
[Outro: Ashton]
(Da-da-da-da-da)
(ダ・ダ・ダ・ダ・ダ)
(Da-da-da-da-da)
(ダ・ダ・ダ・ダ・ダ)
(Da-da-da-da-da)
(ダ・ダ・ダ・ダ・ダ)
(Da-da-da-da-da)
(ダ・ダ・ダ・ダ・ダ)
Da-da-da-da-da
ダ・ダ・ダ・ダ・ダ
Writer(s): Luke Hemmings, Calum Hood, Ashton Irwin, Michael Clifford, Leland, Simon Wilcox, Jason Evigan
以上です、いかがでしたでしょうか!
以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!
よくある質問
「Telephone Busy」はどんな曲ですか?
「Telephone Busy」は、オーストラリア出身の4人組ポップロックバンド、5 Seconds of Summer(5SOS)による楽曲です。「電話が話し中」というタイトルが示す通り、連絡が取れない相手への焦りや感情的な空回りをテーマにした等身大のポップロックナンバーで、バンドらしいキャッチーなメロディと内省的な歌詞が融合しています。アルバム『EVERYONE’S A STAR!』(2025年11月14日リリース)に収録されています。
「Crawled up out it」はどういう意味ですか?
直訳すると「それの中からはい出た」となります。”out of it” の “of” が省略された口語・スラング的な表現で、特に若者の日常英語やポップソングでよく見られます。「どん底や最悪な状況から、やっとの思いで抜け出した」というニュアンスで、単に「出た」ではなく “crawled(はい出た)” という言葉が使われているのがポイント。かなりしんどかったことが伝わる、生々しい表現です。落ち込んだ状態や辛い関係性から抜け出す様子を描くのにぴったりの言い回しです。
「Good things come to those who wait」はどういう意味ですか?
「待つ者には良いことが来る」、つまり「待てば海路の日和あり」に近い英語の有名なことわざです。もとはラテン語由来とも言われ、19世紀の英語文学にも登場する長い歴史を持つフレーズ。日常会話でも「焦らないで、きっとうまくいくよ」と誰かを励ます場面でよく使われます。この曲では、報われない思いを抱えながらも自分に言い聞かせるような皮肉めいたニュアンスで使われている可能性があり、そのギャップが歌詞に深みを与えています。
「not my day」はどういう意味ですか?
“It’s not my day.” は「今日は私についていない」「散々な一日だ」という意味の定番フレーズです。大きな災難というより、小さなことが次々とうまくいかないときに使う、少し自虐的な表現で、日本語の「今日はついてないな〜」とほぼ同じ感覚で使えます。英語圏では日常的によく耳にする言い回しで、深刻になりすぎず自分の不運を軽く笑い飛ばすようなトーンが特徴です。曲の中では、何もかもがうまく噛み合わないその日の気分を端的に言い表しています。
関連リンク
Telephone Busy – 5 Seconds of Summer (Official Video)
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