【歌詞和訳】Honesty – Billy Joel

今回の曲のタイトルは、「Honesty」です。直訳すると、「正直さ」です。

ビリー・ジョエルは1949年生まれのアメリカ人シンガーソングライター・ピアニストで、「ピアノマン」の愛称でも知られています。「Honesty」は1978年発売のアルバム『52nd Street』(翌1980年グラミー賞「年間最優秀アルバム賞」受賞作)に収録され、1979年にシングルとしてリリースされました。ビルボード・ホット100では最高24位を記録しています。ジャンルはソフトロック・バラードに分類され、現代社会における「誠実さ」の希少さと孤独感をテーマにした内省的な一曲です。

【直訳のポイント】歌詞に登場する「Honesty is such a lonely word」の「lonely word(孤独な言葉)」という表現を直訳することで、誰もが求めながらも手に入らない誠実さへの切実な思いをそのまま伝えることを意識しました。

細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。

※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。

以下、和訳です。


Honesty – Billy Joel

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[Verse 1]
If you search for tenderness, it isn’t hard to find
やさしさを求めているなら、見つけるのはそう難しくない

You can have the love you need to live
生きていくために必要な愛は、手に入れることができる

But if you look for truthfulness, you might just as well1might just as well
[慣用句]「〜も同然だ/〜と変わらない」という意味の慣用表現。ここでは「目が見えないのと同じくらい無意味だ=誠実さを探すのは無駄だ」というニュアンス。
be blind

でも誠実さを求めるなら、目が見えないも同然かもしれない

It always seems to be so hard to give
それを与えることは、いつもひどく難しいことのように思える


[Chorus]
“Honesty” is such a lonely word
「正直さ」はなんて孤独な言葉なんだろう

Everyone is so untrue2untrue
[形・イディオム]「真実でない」が基本義だが、人について用いる場合は「不誠実な・不実な」という意味になる慣用的用法。

みんな、どこか不誠実で

Honesty is hardly ever3hardly ever
[副・イディオム]「ほとんど~ない」を意味する慣用表現。almost neverとほぼ同義。
heard

正直さはほとんど耳にすることがない

And mostly what I need from you
それこそが、君に一番求めているものなのに





[Verse 2]
I can always find someone to say they sympathize
共感してくれると言う人なら、いつでも見つけられる

If I wear my heart out on my sleeve4wear one’s heart on one’s sleeve
[イディオム]直訳「袖の上に心をのせる」→ 感情や本音を包み隠さず外に出すことを意味する英語の慣用句。

心の内をさらけ出していれば

But I don’t want some pretty face to tell me pretty lies
でも、きれいな顔をした誰かに甘い嘘をついてほしいわけじゃない

All I want is someone to believe
ただ、信じられる誰かが欲しいだけ


[Chorus]
“Honesty” is such a lonely word
「誠実さ」とは、なんと孤独な言葉だろう

Everyone is so untrue
誰もがこんなにも不誠実で

Honesty is hardly ever heard
誠実さはほとんど耳にされることもない

And mostly what I need from you
それこそが、あなたに一番求めているものなのに


[Bridge]
I can find a lover
恋人を見つけることはできる

I can find a friend
友人を見つけることだってできる

I can have security until the bitter end5bitter end
[慣用句]船のロープの末端(bitt)に由来し、「どれほど辛くとも最後の瞬間まで」を意味するイディオム。

最後の最後まで安心感だって得られる

Anyone can comfort me with promises again
誰だって甘い言葉でまた私を慰めることができる

I know (I know)
わかってる(わかってる)

I know
わかってる





[Verse 3]
When I’m deep inside of me, don’t be too concerned
私の奥深くに沈み込んでいるとき、心配しすぎないで

I won’t ask for nothin’6nothin’
[二重否定・AAVE]「won’t ask for nothin’」はAAVEの二重否定表現で、標準英語の「won’t ask for anything(何も求めない)」と同義。字義通りに解釈すると意味が逆転するため注意。
while I’m gone

離れている間は、何も求めないから

But when I want sincerity, tell me, where else can I turn7turn
[句動詞]「turn to 〜」(〜に頼る・助けを求める)の目的語を省いた形。「他にどこへ向かえばいい=誰に頼ればいい」の意。
?

でも誠実さを求めるとき、教えて、他に誰を頼ればいい?

‘Cause you’re the one that I depend upon
あなたこそ、私が唯一頼りにしている人だから


[Chorus]
“Honesty” is such a lonely word
「誠実さ」とは、なんて孤独な言葉なんだろう

Where everyone is so untrue
みんながこんなにも不誠実なこの世界では

Honesty is hardly ever heard
誠実さはほとんど耳にされることもない

And mostly what I need from you
それこそが、あなたに一番求めているものなのに



Writer(s): Billy Joel

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以上です、いかがでしたでしょうか!

以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!

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よくある質問

「Honesty」はどんな曲ですか?リリース年やチャート成績も教えてください。

「Honesty」は1979年にビリー・ジョエルがリリースした楽曲で、アルバム『52nd Street』に収録されています。アメリカのビルボードHot 100では最高24位を記録し、彼の代表的バラードのひとつとして世界中で愛されました。テーマは「誠実さの稀少さ」で、嘘やごまかしにあふれた人間関係の中で、本当の正直さを持つ人がいかに少ないかを切々と歌い上げています。

「Honesty is such a lonely word」とはどういう意味ですか?

サビで繰り返されるこの印象的なフレーズは、「誠実さはとても孤独な言葉だ」という意味です。正直であることが、むしろ周囲から浮いてしまう――そんな現実を「孤独(lonely)」という言葉で鋭く表現しています。誠実さを一種の人格として擬人化することで、それがいかに社会の中で孤立した存在になってしまっているかを、胸に刺さる一言で伝えているんですね。

「Wear my heart on my sleeve」という表現はどんな意味ですか?

これは英語の定番イディオムで、「自分の感情を包み隠さず外に出す」「本心をあらわにする」という意味です。歌詞の中では「たとえ心を袖につけてさらけ出したとしても、同情してくれる人はいつでも見つかる」という文脈で使われています。つまり、表面的な共感を示してくれる人は多くても、本当の意味で誠実に向き合ってくれる人はなかなかいない、というビターな現実を皮肉っているんです。

「A pretty face to tell me pretty lies」はどんな表現ですか?

「きれいな顔がきれいな嘘をつく」と直訳できるこのフレーズは、「pretty(きれいな・かわいい)」という形容詞を「顔」と「嘘」の両方にかけた言葉遊びが秀逸です。見た目の魅力と言葉の心地よさで包まれた嘘は受け取りやすいけれど、ビリー・ジョエルはそんな甘い嘘よりも、たとえ耳が痛くても本当のことを言ってくれる誠実さこそを求めている――その対比がこの一行に凝縮されています。

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関連リンク

Honesty – Billy Joel (Official Video)

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