今回の曲のタイトルは、「my way」です。直訳すると、「私のやり方」です。
オリヴィア・ロドリゴは2003年生まれのアメリカ人シンガーソングライター。2021年リリースの「drivers license」が世界中で爆発的ヒットを記録し、デビューアルバム『SOUR』(2021年)も各国チャートを席巻した。「my way」は、2ndスタジオアルバム『GUTS』(2023年9月リリース、全米アルバムチャート初登場1位)のデラックス盤『GUTS (spilled)』(2024年3月リリース)に収録されている楽曲。プロデューサーのダン・ナイグロとソングライターのステフ・ジョーンズとの共作で、オルタナティブポップを基調に、自分の信念を貫くことへの強い意志を歌ったテーマが印象的な一曲だ。
【直訳のポイント】タイトルの「way」は「やり方・方法」と「道・路線」の両方の意味を持つ英単語です。この曲全体では自分の意志を貫くというテーマが流れているため、「自分のやり方で生きる」というニュアンスを込めて「私のやり方」と訳しました。
細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。
※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。
以下、和訳です。
my way – Olivia Rodrigo
[Verse 1]
It’s a little hard to stomach1stomach
[動・慣用]「胃」→「(不快なことを)我慢する・受け入れる」という動詞用法。 all your amateur moves2moves
[名・俗語]「動き」→「(異性を引き付けようとする)手口・アプローチ」を指すスラング。
あなたの素人じみた手口を全部、正直ちょっと見てられないわ
You know he’s with me, like obviously
彼が私と一緒にいるって分かってるでしょ、明らかに
But you linger in the air just like a bad perfume
でもあなたは、まるで嫌な香水みたいに空気の中に漂い続ける
It’s getting to me3getting to me
[句動詞]「get to+人」で「(不快なことが)じわじわ効いてくる・気になり始める」というイディオム。, embarrassingly
恥ずかしながら、だんだん気になってきてる
[Pre-Chorus]
And here’s the part where the girl gets pissed4pissed
[形・俗語]直訳すると「小便した」だが、米語スラングでは「激怒した・頭にきた」を意味する。
さて、ここからが女の子がキレる場面よ
And the girl is me, did you get that hint?
そしてその女の子とは私のこと——気づいてた?
[Chorus]
You’re in my way5in my way
[イディオム]「邪魔になっている・行く手を阻んでいる」という意味の慣用句。 now
あなたは今、私の邪魔をしている
Don’t go, go where you don’t belong
行くな、あなたがいるべきじゃない場所には
Think I can’t make out6make out
[句動詞]「見分ける・見抜く・理解する」の意。動詞と副詞が組み合わさって生まれた句動詞で、字義通りには読み取れない。
私には見抜けないとでも思ってるの?
Ah-ah, how hard you hang on7hang on
[句動詞]「しがみつく・粘り続ける・執着する」の意のイディオム。
ああ、あなたがどれほど必死にしがみついているか
Kind of insane how
どれほど狂ってるか
You keep calling, but you never get the message8get the message
[イディオム]「(暗示やサインを)察する・意図を読み取る」の意。ここでは「もう連絡してくるな」という暗黙の意思を理解すること。
あなたはかけ続けるけど、決して察しようとしない
It goes my way9goes my way
[イディオム]「物事が自分の望む通りに運ぶ」の意。 now
今は私の思い通りに進んでいる
Ah-ah, ah-ah-ah
ああ、ああああ
[Verse 2]
Man, I wonder what you think is gonna go down10go down
[句動詞・俗語]「降りる」ではなく「(物事が)起こる・どう展開するか」の意。
まったく、あなたは一体どうなると思ってるの
You send him another poem and think that he’ll let me go
また彼に詩を送って、それで彼が私を手放すとでも思ってるの?
Or maybe you’re just tryna get me riled up11riled up
[形・口語]「かき乱された・激昂した」状態を指すイディオム。get someone riled upで「〜を怒らせる・頭に血を上らせる」。 now
それとも、ただ私を怒らせたいだけ?
You’re posting another pic in clothes that I know are his
また彼のものだってわかる服を着て、写真を投稿してる
[Pre-Chorus]
Well, here’s a map of the lines I drew
ほら、これが僕の引いた線の地図だ
And some girl steps over12steps over
[句動詞]「線をまたいで越える」という動作。ここでは「境界を越えてくる」という比喩的ニュアンスも含む。 and the girl is you
そしてその線をまたいできた女の子、それが君だった
[Chorus]
You’re in my way13in my way
[イディオム]「私の道の中に」→「私の邪魔をしている」という意のイディオム。 now
今、あなたは私の邪魔をしている
Don’t go, go where you don’t belong
行くな、あなたに居場所のないところへ
Think I can’t make out14make out
[句動詞]「作り出す」→「理解する・見抜く・うまくやっていく」という意の多義的なイディオム。
私には分からないとでも思ってるの
Ah-ah, how hard you hang on15hang on
[句動詞]「ぶら下がる」→「しがみつく・執着する」という意。
ああ、あなたがどれほどしがみついているか
Kind of insane how
なんて狂気じみているんだろう
You keep calling, but you never get the message16get the message
[イディオム]「メッセージを受け取る」→「ヒントを察する・状況を読み取る」という意のイディオム。
ずっと電話してくるのに、全然察しない
It goes my way17goes my way
[イディオム]「私の方向に進む」→「思い通りになる・自分に有利に運ぶ」という意のイディオム。 now
今は私の思い通りに進んでいる
Ah-ah, ah-ah
アーアー、アーアー
[Bridge]
So, where’d you get that confidence from?
で、その自信、いったいどこから来るの?
Last time that I checked18Last time that I checked
[慣用句]「最後に確認した限りでは」→「私の知る限り」「少なくとも私が思うに」という意味の口語イディオム。事実を皮肉交じりに断言する際に使われる。, I won19won
[動・不規則過去形]winの過去形。「勝った」の意。win→wonと変化する不規則活用。
私の知る限り、勝ったのは私よ
Let me be direct: just stop
はっきり言う:いい加減やめて
You’re being fucking weird
マジでおかしいんだけど
Maybe I’m a petty20petty
[形・俗語]本来「ちっぽけな・些細な」の意だが、口語では「小さなことを根に持つ・執念深い」という自己卑下的ニュアンスで使われるスラング。 bitch, but you made me resort to21resort to
[句動詞]「〜に頼る・最終手段として〜に訴える」という意味のイディオム。他に選択肢がない状況で使われる。 this
私がちっちゃいのかもしれないけど、こうさせたのはあなたよ
That’s it, I win
それだけ、私の勝ち
That’s it, I win
それだけ、私の勝ち
[Chorus]
You’re in my way22in my way
[前置詞句・イディオム]「私の道の中に」→「邪魔をしている・障害になっている」を意味するイディオム。 now
あなたは今、私の邪魔をしている
Don’t go, go where you don’t belong
来ないで、あなたがいるべき場所でもないのに
Think I can’t make out23make out
[句動詞]「うまくやっていく・なんとか生きていける」の意。相手が「あなたなしでは立ちゆかない」と思い込んでいるというニュアンス。
私がやっていけないとでも思ってるの?
Ah-ah, how hard you hang on24hang on
[句動詞]「しがみつく・執着し続ける」の意。
ああ、どれほどしつこくしがみついていることか
Kind of insane how
ちょっと狂ってるくらい
You keep calling, but you never get the message25get the message
[イディオム]「メッセージを受け取る」→「察する・空気を読む」に転じたイディオム。
電話をかけ続けるくせに、ちっとも察しない
It goes my way26goes my way
[イディオム]「私の思い通りに進む・私に有利に動く」を意味する慣用表現。 now
今は私の思い通りに進んでいる
Ah-ah, ah-ah-ah
ああ、あああ
[Outro]
Ah-ah-ah-ah
ア・ア・ア・ア
Ah-ah, ah-ah-ah
ア・ア、ア・ア・ア
Ah-ah-ah-ah
ア・ア・ア・ア
Ah-ah, ah-ah-ah
ア・ア、ア・ア・ア
Writer(s): Olivia Rodrigo, Dan Nigro, Steph Jones
以上です、いかがでしたでしょうか!
以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!
よくある質問
この曲はどんな曲ですか?
「my way」は、2025年に公開されたディズニーの実写映画『リロ・アンド・スティッチ』のためにオリビア・ロドリゴが書き下ろした楽曲で、映画の公開に合わせて同年リリースされました。彼女の世界的な人気を背景に、リリース直後から各国のストリーミングチャートで上位を獲得し、映画の主題歌として幅広い層から注目を集めました。アルバム『GUTS』で確立したサウンドをさらに発展させた一曲として、音楽メディアでも高く評価されています。
この曲はどんなテーマを歌っていますか?
ポップロックをベースにした力強いサウンドを持つこの曲は、他者の期待や常識に縛られず、自分自身の道を自分の意志で切り拓くという「自己決定」と「独立心」を中心テーマに据えています。映画の主人公リロが持つ自由奔放で芯の強い精神と見事にリンクしており、孤独を恐れずに自分らしくあり続けようとする感情が丁寧に描かれています。聴く者に勇気と自信を与えるアンセム的な一曲です。
この曲の歌詞で特徴的な英語表現を1つ取り上げ、その意味を日本語で説明してください。
曲中に繰り返し登場する「do it my way」というフレーズが最も象徴的な表現です。直訳すると「自分のやり方でやる」となりますが、単なる行動の描写にとどまらず、「誰の指図も受けず、自分の信念に従って生きる」という強い意志と誇りを含んだ慣用的な言い回しです。この表現はタイトル「my way」にも凝縮されており、曲全体のメッセージの核を担っています。
この曲を書いたのは誰ですか?
「my way」は、オリビア・ロドリゴ、ダン・ナイグロ、ステフ・ジョーンズの3名による共同作詞作曲です。ダン・ナイグロはデビューアルバム『SOUR』の時代からオリビアの楽曲を手がけてきた最重要パートナーで、彼女のエモーショナルなポップサウンドを築いてきたプロデューサーです。ステフ・ジョーンズはテイラー・スウィフトやジャスティン・ビーバーらとも共作経験を持つベテランソングライターで、この曲に普遍的な輝きと洗練された構成をもたらしています。
関連リンク
my way – Olivia Rodrigo (Official Video)
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