今回の曲のタイトルは、「Let’s Ride Away」です。直訳すると、「さあ、乗って遠くへ行こう」です。
Avicii(本名:ティム・バーグリング、1989年〜2018年)は、スウェーデン出身のDJ・音楽プロデューサーで、「Levels」(2011年)や「Wake Me Up」(2013年)などの世界的ヒット曲でEDMシーンを牽引した伝説的アーティストです。「Let’s Ride Away」は2025年5月16日、彼のグレイテスト・ヒッツ・アルバム「Avicii Forever」の新曲としてリリースされました。もともとはAviciiが2018年に他界する前、ケイシー・マスグレイヴスと共作していた未発表曲で、長年の共同制作者カール・ファルクの手により、エル・キングのボーカルを新たに迎えて完成させたものです。Aviciiが「Wake Me Up」や「Hey Brother」で確立したカントリーとエレクトロニックミュージックの融合スタイルを踏襲しており、日常の重さから逃げ出し、どこか遠くへ自由に駆け出したいという普遍的な感情をテーマにした楽曲です。
【直訳のポイント】タイトルの「ride away」は「(馬や乗り物に乗って)遠くへ走り去る」という意味ですが、この曲では「しがらみや日常から解き放たれ、自由に駆け出す」というニュアンスで訳しています。
細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。
※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。
以下、和訳です。
Let’s Ride Away – Avicii
[Verse 1]
Take my hand, let’s run
手を取って、走り出そう
I’ll bring my arrows, you bring your gun
私は矢を持っていく、あなたは銃を持ってきて
Cloud of smoke
煙の雲
I don’t know where, but I wanna go
どこへかはわからないけど、行きたい
It’s in the sky, it’s in the air
空の中に、大気の中にある
If I get lost, I’ll meet you there
迷ってしまっても、そこで会おう
We can’t stop ‘til we find our place
自分たちの居場所を見つけるまで、止まれない
Let’s saddle up1saddle up
[句動詞・西部劇表現]馬に鞍(くら)を置いて出発の準備をすること。転じて「いざ行こう・出発しよう」という意味で使われるイディオム。 and ride away
馬の支度をして、駆け去ろう
[Build]
Let’s ride away
さあ、駆け去ろう
Let’s ride away
さあ、駆け去ろう
[Drop]
Let’s ride2ride
[動・俗語]「乗る」→「一緒に行こう・出発しよう」を意味するスラング。 away
さあ、遠くへ行こう
[Verse 2]
Hold on tight3Hold on tight
[句動詞]「しっかりつかむ」→ 転じて「大切に手放さない・守り続ける」の意のイディオム。 to what we have
今ふたりにあるものを、しっかりと離さないで
When it’s this good, you don’t look back4look back
[句動詞]「後ろを振り返る」→「過去を悔やむ・後悔する」の意のイディオム。
こんなに素晴らしいなら、後悔なんてするはずがない
Tiny dots on the horizon
地平線に浮かぶ、小さな点たち
Yeah, you and me, quicker than lightning
そう、君と僕は稲妻よりも速く
Over canyons and over plains
峡谷を越え、大平原を越えて
Let’s saddle up5saddle up
[句動詞]馬に鞍(くら)を置くこと→「出発の準備をする・さあ行こう」の意で使う西部劇由来のイディオム。 and ride away
さあ、鞍をつけて駆け出そう
[Drop]
Let’s ride away
さあ、一緒に駆け去ろう
Let’s ride away
さあ、一緒に駆け去ろう
Mm, let’s ride away
んー、一緒に駆け去ろう
[Drop]
Let’s ride away6ride away
[句動詞]「乗り物で走り去る」→「ここを離れて一緒に逃げ出す・駆け去る」というニュアンスのイディオム。
さあ、一緒に駆け去ろう
Let’s ride away
さあ、一緒に駆け去ろう
Mm, let’s ride away
ん〜、一緒に駆け去ろう
Let’s ride away
さあ、一緒に駆け去ろう
Writer(s): Avicii, Kacey Musgraves, Elle King, Luke Laird, Carl Falk
以上です、いかがでしたでしょうか!
以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!
よくある質問
「Let’s Ride Away」はどんな曲ですか?
「Let’s Ride Away」は、スウェーデン出身のDJ・プロデューサー、アヴィーチー(本名:ティム・バーリング)の楽曲で、2025年5月16日に彼のグレイテスト・ヒッツ・アルバム「Avicii Forever」の新曲として発表されました。もともとはアヴィーチーが2018年に他界する前、シンガーソングライターのケイシー・マスグレイヴスと共作していた未発表曲で、当初は2017年のEP「AVĪCI (01)」用に制作されていました。今回、長年の共同制作者カール・ファルクの手により、エル・キングのボーカルを新たに迎えて完成・リリースされたものです。「Wake Me Up」や「Hey Brother」に通じるカントリー調のエレクトロポップサウンドと、遠くへ駆け出したいという普遍的な衝動を歌った歌詞が、ファンの間で話題になりました。
「”saddle up”はどういう意味ですか?
「saddle up」は直訳すると「鞍(くら)を乗せる」、つまり馬に乗る準備をするという意味の句動詞です。西部劇やカントリー文化の影響を受けた英語表現で、「さあ、出発の準備をしよう」「腹をくくって立ち向かおう」というニュアンスで幅広く使われます。この曲では旅立ちへの決意と興奮を象徴する言葉として機能しており、聴き手に「一緒に走り出そう」という呼びかけのように響きます。
「”ride”はどういう意味ですか?
「ride」は「乗る・走る」という基本的な動詞ですが、英語圏では単なる移動手段を超えた深い意味を持ちます。「人生を乗りこなす」「流れに身を任せる」というニュアンスで使われることも多く、「Let’s ride」と言えば「一緒にこの旅(=人生)を走り抜けよう」という誘いになります。アヴィーチーの楽曲によく見られる「今この瞬間を生きる」というテーマと自然に重なる表現です。
「”Hold on tight”はどういう意味ですか?
「Hold on tight」は「しっかりつかまって」「ぎゅっと握りしめて」という意味のフレーズです。文字どおりには乗り物や手すりをつかむ動作を指しますが、比喩的には「この瞬間を・この人を・この気持ちを絶対に離さないで」という強い感情的メッセージを伝えます。スピード感あふれるサウンドと組み合わさることで、「怖くても離れないで、一緒に走り続けよう」という切実な想いが際立つ、この曲のキーフレーズのひとつです。
関連リンク
Let’s Ride Away – Avicii (Official Video)
他の曲も和訳しています。よろしければどうぞ!
【歌詞和訳】Heaven – Avicii
【歌詞和訳】Hey Brother – Avicii
【歌詞和訳】The Nights – Avicii
【歌詞和訳】Waiting For Love – Avicii
【歌詞和訳】Wake Me Up – Avicii