【歌詞和訳】Eternity – Alex Warren

今回の曲のタイトルは、「Eternity」です。直訳すると、「永遠(えいえん)」です。時間を超えた深い愛の誓いを、シンプルながらも力強い言葉でつづった一曲です。

「Eternity」を歌うAlex Warren(アレックス・ウォーレン)は、アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ出身のシンガーソングライターで、2000年10月18日生まれ。10代の頃からSNSで動画を投稿して大きな注目を集め、アトランティック・レコードと契約を果たしました。2022年にリリースしたデビューアルバム『Headspace』は、飾らない言葉で感情をストレートに届けるエモーショナル・ポップサウンドが多くのリスナーの共感を呼び、彼の名を広く知らしめた作品となりました。Adam Yaron、CAL、Mags Duvalとの共同制作による「Eternity」は、失いたくない愛と”永遠”への切実な願いを描いたバラードです。

【この曲の言葉について】”Eternity”は「永遠」と直訳できますが、歌詞では単なる時間の長さではなく”どれだけ時が経っても変わらない深い愛”というニュアンスで使われているため、文脈に合わせて意訳した箇所もあります。

細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。
※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。

以下、和訳です。


Eternity – Alex Warren

.

[Verse 1]
Hear the clock ticking on the wall
壁の時計が刻む音が聞こえる

Losing sleep, losing track of1losing track of
[句動詞]「数え切れなくなる・把握できなくなる」を意味するイディオム。直訳の「跡を見失う」ではなく、「涙の数もわからなくなるほど泣いた」というニュアンス。
the tears I cry

眠れぬまま、流した涙の数も分からなくなって

Every drop is a waterfall
一粒一粒が、まるで滝のように

Every breath is a break in the riptide2riptide
[名・海洋用語]海岸から沖へと引き込む強い離岸流。逆らうと溺れる危険な流れで、ここでは「抗えないほど激しい苦しみや感情の渦」の比喩。

一息ごとが、激流のわずかな切れ間


[Pre-Chorus]
Oh, how long has it been? I don’t know
ああ、どれほど経ったんだろう?わからない


[Chorus]
But it feels like an eternity
でも、まるで永遠のように感じる

Since I had you here with me
あなたがここにいてくれたあの頃から

Since I had to learn to be
なり方を学ばなければならなかったあの頃から

Someone you don’t know
あなたの知らない誰かに

To be with you in paradise
あなたと楽園にいるためなら

What I wouldn’t sacrifice3What I wouldn’t sacrifice
[慣用表現]「犠牲にしないものなど何もない」という強調の反語表現。文字通り「犠牲にしないもの」ではなく、「何だって捧げる」という意。

何だって犠牲にするのに

Why’d you have to chase the light4chase the light
[詩的表現]「光を追いかける」→ 手の届かない輝き・彼岸・死後の世界を追い求めることを指す詩的メタファー。

なぜあなたは光を追いかけなければならなかったの

Somewhere I can’t go?
私には行けない場所へ?





[Post-Chorus]
As I walk this world alone
この世界をひとりで歩いていく

As I walk this world alone
この世界をひとりで歩いていく


[Verse 2]
Another glimpse of what could’ve been5could’ve been
[助動詞完了形]could have beenの短縮形。「〜であり得たのに(実際にはそうならなかった)」という反実仮想を表す。
(Ooh)

あの「もしもの未来」がまた垣間見える (Ooh)

Another dream, another way that it never was
また夢を見る、決して訪れなかったもうひとつの道

Falling back6falling back
[句動詞]「後退する・以前の状態に戻る」を意味する表現。ここでは荒野のような孤独や混沌の中へ再び沈んでいくことを示す。
in the wilderness (Ooh)

また荒野へと沈んでいく (Ooh)

Waking up, rubbing salt in the cut7rubbing salt in the cut
[慣用句]「傷口に塩を塗る」に相当するイディオム。すでに辛い状況をさらに悪化させることを意味する。

目が覚めて、傷口に塩を塗り込む


[Pre-Chorus]
Oh, how long has it been? I don’t know
ああ、どれくらい経つんだろう?わからない





[Chorus]
But it feels like an eternity
でも、永遠みたいに感じる

Since I had you here with me
あなたがそばにいてくれたあの頃から

Since I had to learn to be
誰かになることを学ばなければならなかったあの頃から

Someone you don’t know
あなたの知らない誰かに

To be with you in paradise
あなたと楽園でともにいるために

What I wouldn’t sacrifice8wouldn’t sacrifice
[助動詞句・修辞]would not sacrifice の短縮。「What I wouldn’t sacrifice!」は反語的詠嘆表現で、「犠牲にしないものなど何もない(=何でも犠牲にする)」という意味。

捧げられないものなど何もない

Why’d9Why’d
[口語]Why did の短縮形。「Why’d you have to …」=「なぜ~しなければならなかったの」。
you have to chase the light

なぜ光を追いかけてしまったの

Somewhere I can’t go?
私には行けない場所へ


[Post-Chorus]
As I walk this world alone (Alone, alone)
この世界をひとり歩きながら(ひとりで、ひとりで)

As I walk this world alone (Alone, alone)
この世界をひとり歩きながら(ひとりで、ひとりで)





[Bridge]
It’s an endless night, it’s a starless sky
終わりなき夜、星ひとつない空

It’s a hell that I call home10call home
[句動詞]「〜を家と呼ぶ」→どれほど過酷な場所でも自分の居場所として受け入れていることを示すイディオム。
(Hell that I call home)

俺が家と呼ぶ地獄(家と呼ぶ地獄)

It’s a long goodbye on the other side11the other side
[名・慣用]「向こう側」→死後の世界・あの世を暗示する慣用的な表現。

それは長い別れ、その向こう側で

Of the only life I know
俺が知る唯一の人生の


[Chorus]
And it feels like an eternity (Mm)
まるで永遠のように感じる (Mm)

Since I had you here with me
君がここにいてくれたあの頃から

Since I had to learn to be (Mm)
誰かになることを学ばなければならなかった頃から (Mm)

Someone you don’t know (Woah)
君の知らない誰かに (Woah)

To be with you in paradise
楽園で君とともにいるために

What I wouldn’t sacrifice
捧げられないものなど何もないのに

Why’d12Why’d
[短縮形]「Why did」の短縮形。’d = did(過去形)を表し「Why would(なぜ〜するだろう)」と混同しやすいが、ここでは過去の行動への問いかけ。
you have to chase the light13chase the light
[イディオム]「光を追いかける」→ 輝かしい何か(夢・名声・理想)を求め突き進むこと。手の届かないものへの執着を示す比喩表現。

なぜ光を追いかけなければならなかったの

Somewhere I can’t go?
私には行けない場所へ?


[Outro]
As I walk this world alone
ひとりでこの世界を歩いていく

As I walk this world alone
ひとりでこの世界を歩いていく



Writer(s): Adam Yaron, Alex Warren, CAL, Mags Duval

.

以上です、いかがでしたでしょうか!

以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!

.


.

よくある質問

「Eternity」はどんな曲ですか?

「Eternity」は、カリフォルニア出身のシンガーソングライター、アレックス・ウォーレンが発表した感情豊かなポップ・バラードです。SNS世代のアーティストらしく、TikTokやInstagramを通じてバイラル的な広がりを見せ、若いリスナーを中心に大きな反響を呼びました。SpotifyやApple Musicでも再生数を着実に伸ばしており、「どんな犠牲を払ってでも愛する人のそばにいたい」という普遍的なテーマが、世界中のリスナーの共感を集めています。

「”losing track of”」はどういう意味ですか?

「losing track of〜」は直訳すると「〜の跡を見失う」ですが、日常英語では「〜を数えきれなくなる」「〜の把握ができなくなる」というニュアンスで使われます。歌詞に出てくる「losing track of the tears I cry」は「流した涙の数も分からなくなるほど泣いた」という意味で、悲しみのあまり涙が止まらず、もはや何度泣いたか数えることさえできない状態を表しています。日本語で言えば「涙が涸れるまで泣いた」に近い、深い喪失感を伝える表現ですね。

「”riptide”」はどういう意味ですか?

「riptide(リップタイド)」とは、海岸近くで発生する「離岸流」のこと。海面下で岸から沖へと強く引っ張られる潮の流れで、気づかないうちに深みへ引き込まれてしまう自然現象です。歌詞の中では、この「抗えない力に飲み込まれていく感覚」が、激しく揺れ動く恋心や感情の渦のメタファーとして使われています。「逃げたくても逃げられない」「深みにはまるとわかっていても止められない」――そんな恋愛の引力を、海の危うい流れに重ねた、詩的でスリリングな比喩表現です。

「”What I wouldn’t sacrifice”」はどういう意味ですか?

一見すると「私が犠牲にしないもの」と訳せそうですが、これは英語ならではの反語的な強調表現です。「There is nothing I wouldn’t sacrifice(犠牲にしないものなど何もない)」、つまり「あなたのためならすべてを捧げる」という意味になります。否定語を重ねることで、逆に気持ちの強さを際立たせるテクニックで、日本語の「命を懸けても惜しくない」や「何だって厭わない」に近いニュアンスです。シンプルに「I love you」と言うより、はるかに重みと覚悟が伝わってくる、アレックスらしい真っすぐな愛の告白フレーズですね。

.

関連リンク

Eternity – Alex Warren (Official Video)

.

他の曲も和訳しています。よろしければどうぞ!

【歌詞和訳】Emerald Eyes – Alex Warren
【歌詞和訳】Fever Dream – Alex Warren
【歌詞和訳】Ordinary – Alex Warren
【歌詞和訳】Dinner Party – Niall Horan
【歌詞和訳】Destiny – Ellie Goulding