【歌詞和訳】Pink Clouding – Taylor Swift

今回の曲のタイトルは、「Pink Clouding」です。直訳すると、「ピンクの雲になること(ピンクの雲に浮かれること)」です。

テイラー・スウィフトの12枚目のスタジオアルバム『The Life of a Showgirl』のデラックス版『The Encore』に収録された15曲目で、2026年9月25日にRepublic Recordsからリリースされました。『The Encore』は2026年9月23日に発表された4曲入りの追加収録で、テイラーがスウェーデンを訪れ、マックス・マーティンとシェルバックのスタジオで制作したものです。ディスコポップ、エレクトロポップ、シンセポップ、ニューウェーヴを織り交ぜた約3分10秒のダンスナンバーで、歌詞は過去の恋人への謝罪を描いています。

【こだわり解説】タイトルにもなっている「pink clouding」は、他サイトでは「舞い上がる」「夢心地」などと意訳されがちですが、本来は「ピンクの雲」を動詞にした言葉遊びです。今回は意訳で飾らず、「ピンクの雲」という色のイメージをそのまま残して訳しました。Verse 1のmagenta(マゼンタ)やfuchsia(フューシャ)など、曲全体を貫く色彩表現が原曲の世界観そのものだからです。

細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。

※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。

以下、和訳です。


Pink Clouding – Taylor Swift

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[Intro]
(Ah-ah-ah)
(アー・アー・アー)

(Ah-ah-ah)
(アー・アー・アー)


[Verse 1]
Met the magenta sunrise
マゼンタ色の朝焼けと出会った

Fuchsia forever intertwined
フューシャ色に、永遠に絡み合って

Threw the rosewood on the fire
ローズウッドを炎の中へ投げ入れた

Neither of us knew at the time
その時は、私たちのどちらも知らなかった

That I was a liar
私が嘘つきだったということを





[Pre-Chorus]
And it was so good
そしてそれはたまらなく良かった

Letting you want me, so good
あなたが私を求めるままにさせておくのが、こんなにも良かった

To make promises1make promises
[句動詞]「約束をする・誓う」の意。makeは「行う・交わす」の意で機能し、日本語の「約束をする」に対応するイディオム表現。
, promises, pr-pr-promises

約束をすること、約束、や・や・約束を


[Chorus]
But I was pink (Pink) clouding2pink clouding
[動・俗語]「pink cloud(ピンクの雲)」は幸福感で現実が見えなくなる浮かれた状態を指す。それを動詞のように使った言い方。
from the thrill of it (Ha, ha, ha)

でも私はその興奮で、ピンク・クラウドに浮かれていた(ハ、ハ、ハ)

Skydiving as you wrapped your arms around my body
あなたが私の体に腕を回して、まるでスカイダイビングをしているようだった

Gray (Gray) rocking3gray rocking
[動・心理俗語]「グレイ・ロック法」の動名詞形。感情を消して無反応を装い、操作的な相手への影響を断つ心理的な対処行動。
where the arrow hit (Ha, ha, ha)

矢が刺さったまま、感情を石に変えていた(ハ、ハ、ハ)

Years later, I still wonder how to tell you sorry
何年経った今も、ごめんねと伝える方法がわからない

I didn’t wanna let you down4let you down
[句動詞]「失望させる・がっかりさせる」を意味するイディオム。
(Pink cloud, pink cloud)

あなたをがっかりさせたくなかった(ピンク・クラウド、ピンク・クラウド)

So I left you up there on a pink cloud (Pink cloud)
だからあなたをピンク・クラウドの上に残してきた(ピンク・クラウド)


[Verse 2]
He cut me crimson, bled me dry5bled me dry
[句動詞・慣用句]「血が干るまで流させる」→「すべてを絞り尽くす・根こそぎ奪い取る」という慣用表現。

彼は私を真紅に切り裂き、すべてを搾り尽くした

He crossed my heart6crossed my heart
[慣用句]”Cross my heart and hope to die”(「嘘なら死んでもいい」と誓う英語圏の子供の言い回し)の転用。ここでは彼が彼女の心を「裏切った」意を込め、続く “hoped to die” と呼応する。
, I hoped to die (Hoped to die)

彼は私の心を裏切り、私は死を願った(死を願った)

Ripped all my orchids from the vine
私の蘭をすべて蔓から引きちぎった

You met me at a cursed time
あなたは呪われた時に私と出会った

I told you I was fine
大丈夫だとあなたに告げた





[Pre-Chorus]
And you were so good (Good)
そしてあなたはとても良かった(良かった)

That’s why you haunt7haunt
[動・比喩]幽霊が場所に「取り憑く」ことから転じた比喩表現。記憶や人が頭から離れず、心を占め続けることを指す。
me like you should (Should)

だからこそあなたは、そうあるべきかのように私の心に取り憑く(取り憑く)

And all my promises, promises, pr-pr-promises
そして私のすべての約束、約束、や、や、約束


[Chorus]
‘Cause I was pink (Pink) clouding8pink clouding
[動・俗語]「pink cloud(ピンクの雲)」は幸福感で現実が見えなくなる浮かれた状態を指す。それを動詞のように使った言い方。
from the thrill of it (Ha, ha, ha)

そのときめきで、ピンクの雲の上をふわふわ漂っていたから(ハ、ハ、ハ)

Skydiving as you wrapped your arms around my body
あなたが両腕で体を包んでくれる中、スカイダイビングするみたいに

Gray (Gray) rocking9gray rocking
[動・心理俗語]「グレイロック法」。感情を見せずに無反応を装い、相手との感情的なつながりを意図的に断ち切る心理的防衛テクニック。
where the arrow hit (Ha, ha, ha)

矢が刺さったその場所で、感情を石のように閉ざしていた(ハ、ハ、ハ)

Years later, I still wonder how to tell you sorry
何年経っても、どう謝ればいいか今も分からないまま

I didn’t want to let you down (Pink cloud, pink cloud)
あなたを失望させたくなかった(ピンクの雲、ピンクの雲)

So I left you up there on a pink cloud (Pink, pink cloud)
だから、あなたをあのピンクの雲の上に置き去りにしてしまった(ピンク、ピンクの雲)


[Bridge]
I hope you realized my kind of trouble10my kind of trouble
[句・俗語]「俺という存在が持ち込む厄介さ」を示す慣用表現。自分自身をトラブルの源として指す。
wasn’t worth it

私という厄介事は割に合わなかったと、あなたが気づいてくれていたらいいのだけど

And the way I treated you, you never deserved it
それに私があなたに接したやり方、あなたはそんな扱いを受けるべきではなかった

And I swear to God, to this day
神に誓う、今日に至るまで

I wake up scared that I left scars on a good person
いい人に傷を残してしまったんじゃないかと、怖くて目が覚める

And I gave you zero reason to believe it, so be it11so be it
[句]「そうであれ」→「仕方ない、それでいい」という諦念・受容を示す決まり文句。

信じる理由を何一つ与えなかった、それでも仕方ない

But it didn’t mean nothing12didn’t mean nothing
[二重否定・俗語]文法上は二否定だが「何も意味がなかった」ではなく「ちゃんと意味があった」を強調するAAVE的口語用法。
just ‘cause I could leave it

でも、去ることができたからって、何も感じていなかったわけじゃない





[Chorus]
I was pink clouding13pink clouding
[動・俗語]「pink cloud(ピンクの雲)」は幸福感で現実が見えなくなる浮かれた状態を指す。それを動詞のように使った言い方。
from the thrill of it (Ha, ha, ha)

その高揚感でうっとりと夢心地に浸っていた(ハ、ハ、ハ)

Skydiving as you wrapped your arms around my body (Around my body)
あなたが私の体に腕を回してくれる、まるでスカイダイビングのような感覚で(体に)

Gray (Gray) rocking14gray rocking
[動・心理俗語]「グレイロック法」。感情を見せずに無反応を装い、相手との感情的なつながりを意図的に断ち切る心理的防衛テクニック。
where the arrow hit (Where the arrow hit)

グレイ(グレイ)ロッキング、矢が刺さった場所で(矢が刺さった場所で)

Years later, I still wonder how to tell you sorry
何年も経った今も、どうやってごめんなさいを伝えるか、まだわからない


[Outro]
I hope you landed safely on the ground, hey (Pink cloud, pink cloud)
無事に地上へ降り立てたといいな、ねえ(ピンクの雲、ピンクの雲)

And I hope you’re so happy now (Pink cloud, pink cloud)
そして今、あなたが幸せでいることを願ってる(ピンクの雲、ピンクの雲)

I didn’t wanna let you down15let you down
[句動詞]「降ろす」→「失望させる・期待を裏切る」に転じたイディオム。
(Pink cloud, pink cloud)

あなたを失望させたくなかった(ピンクの雲、ピンクの雲)

So I left16left
[動・不規則過去形]leave(去る・残す)の過去形。
you up there on a pink cloud (Pink cloud, pink cloud)

だからあなたをあのピンクの雲の上に残していった(ピンクの雲、ピンクの雲)



Writer(s): Taylor Swift, Max Martin, Shellback

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以上です、いかがでしたでしょうか!

以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!

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よくある質問

「Pink Clouding」はどんな曲ですか?

「Pink Clouding」は、テイラー・スウィフトが2026年9月25日にリリースした、12枚目のスタジオアルバム『The Life of a Showgirl』のデラックス版『The Encore』の15曲目です。マックス・マーティンとシェルバックとの共作で、ディスコポップやシンセポップ調のダンスナンバーに乗せて、過去の恋人に対する謝罪の気持ちが歌われています。

「pink clouding」はどういう意味ですか?

「pink cloud」は「ピンクの雲」のことで、恋の始まりなどの幸せな時期にふわふわと浮かれて、現実が見えなくなっている状態を指す表現です。この曲ではそれを動詞のように使い、「ピンクの雲に乗って浮かれていた」という意味になります。サビでは、彼女が高揚感に浸ったまま相手を雲の上に置き去りにしてしまった、という流れで登場します。

「gray rocking」はどういう意味ですか?

「gray rocking」は、灰色の石のように無反応で面白みのない態度をとることで、相手との感情的なやりとりを避ける心理的な対処法を指す言葉です。この曲では、矢が刺さった場所で感情を表に出さず、ただ固まっていた様子を表していると読めます。

「crossed my heart」はどういう意味ですか?

「cross my heart」は、胸の前で十字を切って「本当だと誓います」と約束する言い回しで、続けて「and hope to die(嘘なら死んでもいい)」と言うのが定番です。この曲ではその定番フレーズを使い、「crossed my heart, I hoped to die」と歌っています。

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関連リンク

Pink Clouding – Taylor Swift (Official Video)

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