【歌詞和訳】Dirty Diana – Michael Jackson

今回の曲のタイトルは、「Dirty Diana」です。直訳すると、「汚れたダイアナ」です。

マイケル・ジャクソンは、1958年にアメリカ・インディアナ州ゲーリーで生まれたポップミュージックの象徴的存在です。「Dirty Diana」は、1987年にリリースされた9thスタジオアルバム『Bad』に収録された楽曲で、1988年4月にシングルとしてリリースされました。ビルボードHot 100で見事1位を獲得し、『Bad』から5枚連続No.1シングルという前人未到の記録を打ち立てました。ギタリストのスティーヴ・スティーヴンス(ビリー・アイドルのバンドで知られる)が参加したハードロック色の強いサウンドが特徴的で、有名人につきまとうグルーピーとの葛藤を描いたダークなテーマが印象的な一曲です。

【直訳のポイント】タイトルの「Dirty」は「汚れた」と直訳されますが、ここでは道徳的に堕落した、いわゆる「だらしない」女性を指す俗語的なニュアンスが含まれています。単純な汚れではなく、人物像を示す表現として使いました。

細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。

※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。

以下、和訳です。


Dirty Diana – Michael Jackson

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[Intro]
(Oh, no)
(ああ、だめ)

(Oh, no, no)
(ああ、だめ、だめ)


[Verse 1]
You’ll never make me stay, so take your weight off of me1take your weight off of me
[句動詞・イディオム]直訳は「重さを取り除く」だが、ここでは精神的な重荷・プレッシャー・束縛をやめることを意味する。「放してくれ/邪魔するな」に相当する表現。

あなたには私を引き止められない、だから重荷を降ろしてくれ

I know your every move, so won’t you just let me be2let me be
[句動詞]「私のままでいさせる」→「干渉せずに放っておく」の意のイディオム。leave me aloneに近い。
?

あなたの動きは全てお見通しだ、だからそっとしておいてくれないか

I’ve been here times before, but I was too blind to see
前にも同じ目に遭ったのに、気づけないほど盲目だった

That you seduce every man, this time, you won’t seduce me
あなたが誰もかれも誘惑するのはわかってる、でも今度ばかりは通じない


[Pre-Chorus]
You’re saying, “That’s okay, hey, baby, do what you please3please
[動]「喜ばせる」→ここでは「望む・好む」の意の動詞用法。”do what you please”=「したいことをしなさい」。

君はこう言う、「いいのよ、ねえ、ベイビー、好きなようにして」

“I have the stuff that you want, I am the thing that you need”
「あなたが欲しいものは私が持ってる、あなたに必要なのは私なの」

She looked me deep in the eyes, she’s touching me so to start
彼女は私の瞳をじっと見つめ、始まりを促すように私に触れた

She says, “There’s no turning back4turning back
[句動詞]turn back「引き返す」→”there’s no turning back”で「もう後戻りできない」という慣用句。
“, she trapped me in her heart

「もう後戻りはできない」と彼女は言う、彼女の心に私は囚われてしまった





[Chorus]
Dirty5Dirty
[形・俗語]本来「汚れた」を意味するが、人に対して用いると「淫らな・性的に奔放な」という含意を持つ。
Diana, no

ダーティ・ダイアナ、ノー

Dirty Diana, no
ダーティ・ダイアナ、ノー

Dirty Diana, no
ダーティ・ダイアナ、ノー

Dirty Diana, let me be6let me be
[句・慣用表現]直訳は「私をそのままにしておいて」→「放っておいてくれ・構わないでくれ」を意味するイディオム。

ダーティ・ダイアナ、放っておいてくれ

(Oh no, oh no, oh no)
(ああ、ダメだ、ダメだ、ダメだ)


[Verse 2]
She likes the boys in the band, she knows when they come to town
彼女はバンドの男たちが好きで、いつ街にやって来るかも知っている

Every musician’s fan after the curtain comes down
幕が下りれば、どのミュージシャンのファンにでもなる

She waits at backstage doors for those who have prestige
名声ある者を求めて、バックステージのドアで待ち続ける

Who promise fortune and fame, a life that’s so carefree
富と名声、何不自由ない生活を約束してくれる人を





[Pre-Chorus]
She’s saying, “That’s okay, hey, baby, do what you want
彼女はこう言う、「大丈夫よ、ねえ、ベイビー、したいようにして

I’ll be your night-loving thing, I’ll be the freak7freak
[名・俗語]本来「変わり者」だが、ポップ/R&Bスラングでは性的に大胆で何でも受け入れる相手を指す。
you can taunt8taunt
[動]「からかう・嘲る・挑発する」。ここでは相手に弄ばれることを甘受する文脈で使われている。

あなたの夜を愛する存在になるわ、あなたが好きに弄んでいい奔放な女にもなる

And I don’t care what you see, I wanna go too far9go too far
[句動詞]「度を越す・やりすぎる」。ここでは限界を積極的に超えようとする意志を示している。

あなたに何を見られても構わない、限界なんて超えてしまいたい

I’ll be your everything if you make me a star”
あなたが私をスターにしてくれるなら、あなたのすべてになってあげる」


[Chorus]
Dirty Diana10Dirty Diana
[固有名詞]Michael Jacksonの同名曲に登場する架空の女性で、ミュージシャンに誘惑をしかける「グルーピー」を象徴するキャラクター。
, no

ダーティ・ダイアナ、やめてくれ

Dirty Diana, no
ダーティ・ダイアナ、やめてくれ

Dirty Diana, no
ダーティ・ダイアナ、やめてくれ

Dirty Diana
ダーティ・ダイアナ

Dirty Diana, no
ダーティ・ダイアナ、やめてくれ

Dirty Diana, no
ダーティ・ダイアナ、やめてくれ

Dirty Diana, no
ダーティ・ダイアナ、やめてくれ

Dirty Diana
ダーティ・ダイアナ


[Bridge]
Diana, Diana
ダイアナ、ダイアナ

Dirty11Dirty
[形・俗語]物理的な「汚い」を意味するが、人に用いると「淫らな」「道徳的に堕落した」「危険な魅力を持つ」というニュアンスになる。
Diana

淫らなダイアナ

It’s Dia—, yeah, yeah
ダイア——、そう、そう

Come on!
さあ、いくぞ!





[Interlude]
No, no, oh, stop this
嫌、嫌、やめて


[Verse 3]
She said, “I have to go home, ‘cause I’m real tired, you see
「もう帰らなきゃ、すごく疲れてるの、わかるでしょ?」と彼女は言った

But I hate sleeping alone, why don’t you come with me?”
「でも一人で寝るのは嫌だから、一緒に来ない?」

I said, “My baby12baby
[名・口語]「赤ちゃん」ではなく、恋人・彼女への親しみを込めた呼び方。ここでは「彼女」を指す。
‘s at home, she’s probably worried tonight

「彼女が家にいる、今夜きっと心配してるだろう」と俺は言った

I didn’t call on the phone to say that I’m alright
無事だと伝える電話もしなかったから





[Pre-Chorus]
Diana walked up to me, she said, “I’m all yours tonight”
ダイアナが私のところへやってきて言った、「今夜は全部あなたのものよ」

At that, I ran13ran
[動・不規則過去形]runの過去形。「走った」→ここでは「急いで向かった」の意。
to the phone saying, “Baby, I’m alright”

それを聞いて私は電話へ駆け寄り、「ベイビー、大丈夫だよ」と言った

I said, “But unlock the door, ‘cause I forgot the key”
私は言った、「でもドアを開けてくれ、鍵を忘れてきたから」

She said, “He’s not coming back because he’s sleeping with14sleeping with
[句動詞・婉曲]「一緒に寝る」→「(誰かと)性的関係を持つ」を意味する婉曲表現。
me”

彼女は言った、「あの人はもう帰ってこないわ、私と寝てるんだもの」


[Chorus]
Dirty15Dirty
[形・俗語]「汚い」の転義で、ここでは「淫らな」「節操のない」など道徳的な堕落・誘惑を指す。
Diana, no

ダーティ・ダイアナ、やめてくれ

Dirty Diana, no
ダーティ・ダイアナ、やめてくれ

Dirty Diana, no
ダーティ・ダイアナ、やめてくれ

Dirty Diana, no
ダーティ・ダイアナ、やめてくれ

Dirty Diana, no
ダーティ・ダイアナ、やめてくれ

Dirty Diana, no
ダーティ・ダイアナ、やめてくれ

Dirty Diana, no
ダーティ・ダイアナ、やめてくれ

Dirty Diana
ダーティ・ダイアナ


[Outro]
Come on! (Dirty Diana, no)
さあ!(ダーティ・ダイアナ、だめだ)

Come on! (Dirty Diana, no)
さあ!(ダーティ・ダイアナ、だめだ)

Come on! (Dirty Diana, no)
さあ!(ダーティ・ダイアナ、だめだ)

Come on! (Dirty Diana) (Hey, hey)
さあ!(ダーティ・ダイアナ)(ヘイ、ヘイ)

Come on! (Dirty Diana, no) (Hey, baby, won’t you—)
さあ!(ダーティ・ダイアナ、だめだ)(ねえ、ベイビー、お願いだから——)

Come on! (Dirty Diana, no) (Hey, baby, won’t you—)
さあ!(ダーティ・ダイアナ、だめだ)(ねえ、ベイビー、お願いだから——)

Come on! (Dirty Diana, no) (Hey, baby, won’t you—)
さあ!(ダーティ・ダイアナ、だめだ)(ねえ、ベイビー、お願いだから——)

Come on! (Dirty Diana) (Hey, baby, won’t you—)
さあ!(ダーティ・ダイアナ)(ねえ、ベイビー、お願いだから——)

Come on! Aaow! (Dirty Diana, no)
さあ!アオウ!(ダーティ・ダイアナ、だめだ)

Come on! (Dirty Diana, no)
さあ!(ダーティ・ダイアナ、だめだ)

Come on! (Dirty Diana, no)
頼む!(ダーティ・ダイアナ、だめだ)

Come on! (Dirty Diana)
頼む!(ダーティ・ダイアナ)

Come on! (Dirty Diana, no)
頼む!(ダーティ・ダイアナ、だめだ)

Come on! (Dirty Diana, no)
頼む!(ダーティ・ダイアナ、だめだ)

Come on! (Dirty Diana, no)
頼む!(ダーティ・ダイアナ、だめだ)



Writer(s): Michael Jackson

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以上です、いかがでしたでしょうか!

以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!

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よくある質問

「Dirty Diana」はどんな曲ですか?

「Dirty Diana」は1988年にリリースされたマイケル・ジャクソンの7枚目のスタジオアルバム『Bad』に収録されたナンバーです。同年にシングルとして発売され、アメリカのBillboard Hot 100で見事第1位を獲得しました。また、同年のワールドツアー『BAD TOUR』のライブ映像作品でも披露され、マイケルを代表するライブ定番曲のひとつとして広く知られています。

この曲はどんなテーマを歌っていますか?

「Dirty Diana」は、ハードロックとポップを大胆に融合させた激しいサウンドが特徴の楽曲です。スターにつきまとうグルーピー(熱狂的な追っかけ女性)の危険な誘惑と、それに葛藤する男性の複雑な感情を描いています。欲望・罪悪感・怒りが交錯するドラマティックなテーマを、スティーヴ・スティーヴンスの鋭いギターリフとマイケルの魂を揺さぶるボーカルが見事に表現しています。

この曲の歌詞で特徴的な英語表現を教えてください。

「She likes the boys in the band(彼女はバンドの男たちが好きなんだ)」というフレーズが印象的です。”boys in the band” とは文字通り「バンドのメンバーたち」を指しますが、この文脈では特定の一人の男性に真剣な愛情を向けるのではなく、ショービジネスの世界に集まる男性全般に近づこうとするグルーピーの本質を端的に表現しており、ダイアナという女性の「危険な魔性」を象徴する一文となっています。

この曲を書いたのは誰ですか?

「Dirty Diana」は、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson、1958〜2009年)が自ら作詞・作曲した楽曲です。アメリカ・インディアナ州出身のマイケルは「キング・オブ・ポップ」の異名を持ち、『Thriller』『Bad』『Dangerous』など数多くの歴史的名盤を世に送り出しました。音楽・ダンス・ファッションのすべてにおいて時代を革新し続けたその功績は、今日もなお世界中のアーティストに計り知れない影響を与え続けています。

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関連リンク

Dirty Diana – Michael Jackson (Official Video)

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