今回の曲のタイトルは、「Ravers」です。直訳すると、「レイバーたち」です。
イギリス・ヘレフォードシャー出身のシンガーソングライター、エリー・ゴールディング(Ellie Goulding)。2010年のデビューアルバム『Lights』で世界的な注目を集め、「Starry Eyed」「Lights」「Burn」などの数々のヒット曲で知られる。「Ravers」は2023年リリースの5thアルバム『Higher Than Heaven』に収録されており、同作はUKアルバムチャートでトップ5入りを果たした。ソフィー・ケイツ、ジャック・ロシャン、デイヴ・ハメリンら複数のクリエイターと共作した本楽曲は、1990年代のUKレイブカルチャーへのオマージュが漂うエレクトロニックダンスポップナンバーとなっている。
【直訳のポイント】タイトルの “Ravers” は、レイブ(rave)と呼ばれるダンスパーティーに熱狂する人々を指す英語のスラング。ここではレイブ文化特有のニュアンスを活かし、「レイバーたち」という訳語を選んだ。
細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。
※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。
以下、和訳です。
Ravers – Ellie Goulding
[Intro]
Yeah, yeah, yeah, oh, ah
イェー、イェー、イェー、オー、アー
Yeah, yeah, yeah, oh, ah
イェー、イェー、イェー、オー、アー
(All day, all night)
(一日中、夜通し)
[Verse 1]
High1High
[形・俗語]「高い」→ 薬物や感情的高揚で「陶酔した・ハイになった」状態を表すスラング。 on what you decide
あなたの選択に陶酔して
I wanna light up2light up
[句動詞]「火をつける」→ 感情が高まって顔や気持ちが「ぱっと輝く・生き生きとする」ことを表すイディオム。 when it feels right
気分が高まったとき、輝きたい
Falling like waterfalls
滝のように落ちていく
Scream or just be quiet
叫ぶか、ただ静かでいるか
I wanna be the joy in your ride3ride
[名・俗語]「乗り物」→ 人生・旅路・体験全般を指すスラング。
あなたの旅路の喜びになりたい
Ravers4Ravers
[名・文化]「rave(レイブ)」に熱狂する人々。レイブとは電子音楽を中心とした大型ダンスパーティのこと。 until we die
死ぬまでレイバーとして生きよう
[Pre-Chorus]
Hold me till your sweat is my sweat
あなたの汗が私の汗になるまで、抱きしめて
Tasting till your spit is my spit
あなたの唾が私の唾になるまで、味わって
Hold me, we give and take it
抱きしめて、与え合い、受け取り合って
Reciprocate5Reciprocate
[動]ラテン語由来の単語で「相手と同じように返す・互いに応じ合う」の意。直前の “give and take” を受けて、同じ熱を返し合うニュアンス。 it, oh yeah
同じように返して、oh yeah
[Chorus]
Turn the pain to a drug
痛みをドラッグに変えて
Just let it lift you up6lift you up
[句動詞]「持ち上げる」→「気分を高揚させる・元気づける」という意味のイディオム。 (Up, up)
ただそれに気分を上げてもらって(上へ、上へ)
‘Cause we were all made for love
だって私たちは皆、愛のために生まれてきたのだから
All day, all night (All night, all night, all night, all night)
一日中、夜通し(夜通し、夜通し、夜通し、夜通し)
Sugar rush7sugar rush
[名・口語]砂糖を多量に摂取した後に生じる急激なエネルギーの高まりや興奮状態。転じて、強烈な喜びや陶酔感にも使われる。 in your blood
血の中を駆け巡る甘い高揚感
It’s heaven to the touch
触れると天国みたい
‘Cause we were all made for love
だって私たちは皆、愛のために生まれてきたのだから
All day, all night (All night, all night, all night, all night)
一日中、夜通し(夜通し、夜通し、夜通し、夜通し)
[Verse 2]
I’m on the darker side
自分の暗い側にいる
I wanna quiet my mind a lil’ while
しばらく心を静めたい
Call like an animal
獣のように叫ぶ
Lovers in a better light8in a better light
[慣用句]「より良い光の中で」→ 物事や人をより好意的・美しく見ること。物理的な「光」と「見方・視点」の両義を持つ。
より美しい光の中の恋人として
Move in the way our bodies designed
体が求めるままに動いて
Ravers9Ravers
[名・文化]レイブパーティー(野外やクラブで行われる大規模なエレクトロニック・ダンスイベント)に熱狂的に参加し続ける人々のこと。 until we die
死ぬまでレイバーとして生きる
[Pre-Chorus]
Hold me till your sweat is my sweat
あなたの汗が私の汗になるまで、抱きしめて
Tasting till your spit is my spit
あなたの唾が私の唾になるまで、味わいながら
Hold me, we give and take it
抱きしめて、お互いに与え合い、受け取り合いながら
Reciprocate10reciprocate
[動]「相手と同じことを返す・互いに与え合う」の意。ラテン語 reciprocare(往復する)が語源で、日常語では give back in kind に相当。 it, oh yeah
同じように返してあげて、ああ、そうさ
[Chorus]
Turn the pain to a drug (All day, all day, all day, all night)
痛みをドラッグに変えてしまえ(一日中、一日中、一日中、夜通し)
Just let it lift you up (All day, all day, all day, all night)
ただそれがあなたを高めてくれるままに(一日中、一日中、一日中、夜通し)
‘Cause we were all made for love (All day, all day)
だって僕たちは愛のために生まれてきたんだから(一日中、一日中)
All day, all night (All night, all night, all night, all night)
一日中、夜通し(夜通し、夜通し、夜通し、夜通し)
Sugar rush11Sugar rush
[名・口語]砂糖摂取後に感じる一時的な興奮・エネルギーの急上昇。ここでは愛による甘い高揚感の比喩。 in your blood (All day, all day, all day, all night)
血の中に広がるあの甘い高揚感(一日中、一日中、一日中、夜通し)
It’s Heaven to the touch (All day, all day, all day, all night)
触れるたびに天国みたい(一日中、一日中、一日中、夜通し)
‘Cause we were all made for love (All day, all day)
だって僕たちは愛のために生まれてきたんだから(一日中、一日中)
All day, all night (All night, all night, all night, all night)
一日中、夜通し(夜通し、夜通し、夜通し、夜通し)
[Outro]
Yeah
イェー
All day, all day, all day, all night
一日中、一日中、一日中、夜通し
All day, all day, all day, all night (All night)
一日中、一日中、一日中、夜通し(夜通し)
All day, all day, all day, all night (All night)
一日中、一日中、一日中、夜通し(夜通し)
Yeah
イェー
All day, all day, all day, all night
一日中、一日中、一日中、夜通し
All day, all day, all day, all night (All night)
一日中、一日中、一日中、夜通し(夜通し)
All day, all day, all day, all night (All night)
一日中、一日中、一日中、夜通し(夜通し)
Writer(s): Ellie Goulding, Sophie Cates, Solly, Jack Rochon, Dave Hamelin
以上です、いかがでしたでしょうか!
以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!
よくある質問
「Ravers」はどんな曲ですか?
「Ravers」は、イギリス出身のシンガーソングライター、エリー・ゴールディングが2023年にリリースした電子音楽色の強いダンス・ポップ・トラックです。レイヴ(野外やクラブで行われる大規模なダンスパーティー)の熱狂と陶酔感をテーマにしており、エリーが長年親しんできたエレクトロニック・ミュージックのルーツへの回帰とも言える作品です。リリース後はストリーミングプラットフォームで着実に再生数を伸ばし、彼女のダンスミュージックファンを中心に広く聴かれています。
「High」はどういう意味ですか?
英語の “high” はもともと「高い」という意味ですが、この曲の文脈では「高揚感・恍惚感に包まれた状態」を指しています。音楽やダンスの興奮で気持ちが空高く舞い上がるような感覚のことで、レイヴ文化では「音楽だけでトリップできる」という表現としてよく使われます。日常会話でも “I’m on a natural high!”(最高に気持ちいい!)のように使えるので、覚えておくと便利ですよ。
「light up」はどういう意味ですか?
“light up” は直訳すると「光り輝く・照らす」ですが、この曲では「(場が・気持ちが)パッと明るくなる、生き生きと輝く」という比喩的な意味で使われています。たとえば “You light up the room”(あなたがいると場が華やぐ)という有名なフレーズと同じ用法です。クラブのフロアがライトで満たされる視覚的イメージと、感情的な昂揚感の両方を同時に表現しているところが、この曲の歌詞の巧みさです。
「ride」はどういう意味ですか?
“ride” は「乗る・乗り物」が基本の意味ですが、音楽やダンスの歌詞では「(ビートや波に)身を委ねる・乗っかる」というニュアンスで頻繁に登場します。”ride the beat”(ビートに乗る)や “ride the wave”(波に乗る)と同じ感覚で、レイヴの高揚感にそのまま身を任せて踊り続けるイメージを表しています。「流れに乗る」という日本語がぴったりな表現で、この曲全体のテーマである「解放感」を一言で象徴するキーワードとも言えます。
関連リンク
Ravers – Ellie Goulding (Official Video)
他の曲も和訳しています。よろしければどうぞ!
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