【歌詞和訳】Hollaback Girl – Gwen Stefani

今回の曲のタイトルは、「Hollaback Girl」です。直訳すると、「叫び返す女の子」です。「hollaback」はアメリカのスラングで、「叫び返す」「言い返す」といった意味合いを持ちます。つまり、誰かに何か言われてもただ従うだけの女の子、言いなりになる子、というニュアンスです。グウェン・ステファーニー自身は「自分はそんな子じゃない」と宣言しているのが、この曲の核心です。

グウェン・ステファーニーはアメリカ・カリフォルニア州出身のシンガーソングライターで、スカ・パンクバンド「No Doubt」のボーカリストとして名を馳せたのち、ソロ活動を開始しました。「Hollaback Girl」は2005年にリリースされたシングルで、デビューソロアルバム『Love. Angel. Music. Baby.』(2004年)に収録されています。プロデュースはファレル・ウィリアムズとチャド・ヒューゴによるユニット「ザ・ネプチューンズ」が担当し、マーチングバンドを思わせるビートとポップ・ヒップホップが融合したサウンドが印象的です。全米ビルボード「Hot 100」で1位を獲得し、アメリカで初めて100万ダウンロードを突破したシングルとして音楽史にその名を刻みました。

【直訳のポイント】「hollaback」は「叫び返す・言い返す」を意味するスラングです。直訳を軸にしつつ、「誰かの言いなりになるだけの子」という皮肉なニュアンスが伝わるよう意識して訳しました。

細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。

※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。

以下、和訳です。


Hollaback Girl – Gwen Stefani

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[Intro]
Uh-huh, this my shit1shit
[名・俗語]本来は「糞」だが、ここでは「自分の曲・自分のもの」を意味する口語表現。強い所有感や自信を示す。

そう、これが私の曲

All the girls, stomp2stomp
[動]足を強く踏み鳴らす動作。「stamp」より荒々しく力強いニュアンス。
your feet like this

みんな、こんなふうに足を踏み鳴らして


[Chorus]
A few times I’ve been around that track3around that track
[慣用句]「その道を何度も回ってきた」→ 同じ状況・試練を繰り返し経験してきたことを表すイディオム。

何度もこの道を歩んできた

So it’s not just gonna happen like that
だからそう簡単にはいかない

‘Cause I ain’t no Hollaback Girl4Hollaback Girl
[名・俗語]「ホラバック・ガール」= 言われた通りに動く・言いなりになる女性を指すスラング。”holla back”(返事する・従う)から派生。

だって私は言いなりの女じゃないから

I ain’t no Hollaback Girl5Hollaback Girl
[名・俗語]「ホラバック・ガール」= 言われた通りに動く・言いなりになる女性を指すスラング。”holla back”(返事する・従う)から派生。

私は言いなりの女なんかじゃない

A few times I’ve been around that track6around that track
[慣用句]「その道を何度も回ってきた」→ 同じ状況・試練を繰り返し経験してきたことを表すイディオム。

何度もこの道を歩んできた

So it’s not just gonna happen like that
だからそう簡単にはいかない

‘Cause I ain’t no Hollaback Girl7Hollaback Girl
[名・俗語]「ホラバック・ガール」= 言われた通りに動く・言いなりになる女性を指すスラング。”holla back”(返事する・従う)から派生。

だって私は言いなりの女じゃないから

I ain’t no Hollaback Girl8Hollaback Girl
[名・俗語]「ホラバック・ガール」= 言われた通りに動く・言いなりになる女性を指すスラング。”holla back”(返事する・従う)から派生。

私は言いなりの女なんかじゃない





[Post-Chorus]
Ooh, this my shit9shit
[名・俗語/AAVE]直訳は「糞」だが、ここでは「自分のお気に入り・ドストライクな曲」を意味するポジティブなスラング。
, this my shit

フゥ、これが俺の曲だ、俺の曲だ

Ooh, this my shit10shit
[名・俗語/AAVE]直訳は「糞」だが、ここでは「自分のお気に入り・ドストライクな曲」を意味するポジティブなスラング。
, this my shit

フゥ、これが俺の曲だ、俺の曲だ

Ooh, this my shit11shit
[名・俗語/AAVE]直訳は「糞」だが、ここでは「自分のお気に入り・ドストライクな曲」を意味するポジティブなスラング。
, this my shit

フゥ、これが俺の曲だ、俺の曲だ

Ooh, this my shit12shit
[名・俗語/AAVE]直訳は「糞」だが、ここでは「自分のお気に入り・ドストライクな曲」を意味するポジティブなスラング。
, this my shit

フゥ、これが俺の曲だ、俺の曲だ


[Verse 1]
I heard that you were talking shit13talking shit
[動・俗語]「糞を話す」が原義だが、「陰口を叩く・悪口を言いふらす」を意味するスラング。

あなたが陰口を叩いていると聞いた

And you didn’t think that I would hear it
私に聞こえるとは思っていなかったでしょう

People hear you talking like that
みんな聞いているのよ、あなたのその口を

Getting everybody fired up14fired up
[形・イディオム]「火をつけられた」が原義→「人を興奮させる・煽り立てる」の意のイディオム。

みんなを煽り立てて

So I’m ready to attack, gonna lead the pack15lead the pack
[句動詞・イディオム]「群れの先頭に立つ」→「誰よりも前に出てリードする」の意。

攻撃の準備はできてる、先頭を走ってみせる

Gonna get a touchdown, gonna take you out16take you out
[句動詞]「連れ出す」ではなく「打ち負かす・やっつける」の意。

タッチダウンを決めて、あなたをやっつける

That’s right, put your pom-poms down17put your pom-poms down
[句動詞・比喩]チアリーダーのポンポンを下ろす→「意気込みを収めて引き下がる・諦める」の意の比喩表現。

そうよ、ポンポンを置いて引き下がりなさい

Getting everybody fired up18fired up
[形・イディオム]「火をつけられた」が原義→「人を興奮させる・煽り立てる」の意のイディオム。

みんなを煽り立てて


[Chorus]
A few times I’ve been around that track19been around that track
[慣用句]「トラックを何周もした」→「同じ経験を何度もくぐり抜けてきた」を意味するイディオム。

何度もこの経験をくぐり抜けてきた

So it’s not just gonna happen like that
だから、そう簡単にはいかない

‘Cause I ain’t no Hollaback Girl20Hollaback Girl
[名・俗語]「holla back(呼ばれたら言われ通りに従う)」から造られた造語。誰かの言いなりになるだけの従順な女性を指す。

だって私は誰かの言いなりの女じゃないから

I ain’t no Hollaback Girl21Hollaback Girl
[名・俗語]「holla back(呼ばれたら言われ通りに従う)」から造られた造語。誰かの言いなりになるだけの従順な女性を指す。

私は誰かの言いなりの女じゃない

A few times I’ve been around that track22been around that track
[慣用句]「トラックを何周もした」→「同じ経験を何度もくぐり抜けてきた」を意味するイディオム。

何度もこの経験をくぐり抜けてきた

So it’s not just gonna happen like that
だから、そう簡単にはいかない

‘Cause I ain’t no Hollaback Girl23Hollaback Girl
[名・俗語]「holla back(呼ばれたら言われ通りに従う)」から造られた造語。誰かの言いなりになるだけの従順な女性を指す。

だって私は誰かの言いなりの女じゃないから

I ain’t no Hollaback Girl24Hollaback Girl
[名・俗語]「holla back(呼ばれたら言われ通りに従う)」から造られた造語。誰かの言いなりになるだけの従順な女性を指す。

私は誰かの言いなりの女じゃない





[Post-Chorus]
Ooh, this my shit25shit
[名・俗語]本来は「糞」だが、ここではAAVEで「自分のもの・お気に入りの曲(またはもの)」を意味するポジティブなスラング。
, this my shit

うー、これが俺のだ、これが俺のだ

Ooh, this my shit26shit
[名・俗語]本来は「糞」だが、ここではAAVEで「自分のもの・お気に入りの曲(またはもの)」を意味するポジティブなスラング。
, this my shit

うー、これが俺のだ、これが俺のだ

Ooh, this my shit27shit
[名・俗語]本来は「糞」だが、ここではAAVEで「自分のもの・お気に入りの曲(またはもの)」を意味するポジティブなスラング。
, this my shit

うー、これが俺のだ、これが俺のだ

Ooh, this my shit28shit
[名・俗語]本来は「糞」だが、ここではAAVEで「自分のもの・お気に入りの曲(またはもの)」を意味するポジティブなスラング。
, this my shit

うー、これが俺のだ、これが俺のだ


[Verse 2]
So that’s right, dude, meet me at the bleachers29bleachers
[名・米語]アメリカの学校・球場にある屋根なしの屋外観客スタンド席。放課後の対決の定番スポット。

そうだよ、スタンドで待ってろ

No principals, no student-teachers
校長も教育実習生もいない

Both of us wanna be the winner
お互い勝ちたいと思ってる

But there can only be one
でも勝者はひとりだけ

So I’m gonna fight, gonna give it my all30give it my all
[句・イディオム]「my all(自分のすべて)を注ぎ込む」→ 全力を尽くす、という慣用表現。「all」が名詞として使われる点が非literal。

だから戦う、全力を尽くす

Gonna make you fall, gonna sock it to you31sock it to you
[句・俗語]「sock」は「強打する」の口語。「sock it to someone」で「思い知らせる・やっつける」を意味する慣用句。

お前を倒してやる、思い知らせてやる

That’s right, I’m the last one standing
そうだ、俺が最後の勝者だ

And another one bites the dust32bites the dust
[句・イディオム]「塵を噛む」→ 倒れる・敗北する・やられる、を意味する慣用句。文字通りの意味とは全く異なる。

そしてまたひとり地に倒れる





[Chorus]
A few times I’ve been around that track33been around that track
[句・イディオム]「そのコースを何周もした」→ 同じ状況を何度も経験してきたことを表すイディオム。

何度もこの道を通り抜けてきた

So it’s not just gonna happen like that
だから、そう簡単にはいかない

‘Cause I ain’t no Hollaback Girl34Hollaback Girl
[名・俗語]「holla back(呼ばれたら返事する)」から→ 誰かに言われたことに黙って従うだけの、主体性のない女性を指すスラング。

だって、私はホラーバック・ガールじゃないから

I ain’t no Hollaback Girl
私はホラーバック・ガールなんかじゃない

A few times I’ve been around that track
何度もこの道を通り抜けてきた

So it’s not just gonna happen like that
だから、そう簡単にはいかない

‘Cause I ain’t no Hollaback Girl
だって、私はホラーバック・ガールじゃないから

I ain’t no Hollaback Girl
私はホラーバック・ガールなんかじゃない


[Post-Chorus]
Ooh, this my shit35shit
[名・俗語]本来「糞」の意だが、ここでは自分が最も愛する曲・物を誇らしく主張するAAVEスラング。「this my shit」=「これは俺のもんだ/最高にイカしてる」。
, this my shit

ああ、これは俺のもんだ、俺のもんだ

Ooh, this my shit36shit
[名・俗語]本来「糞」の意だが、ここでは自分が最も愛する曲・物を誇らしく主張するAAVEスラング。「this my shit」=「これは俺のもんだ/最高にイカしてる」。
, this my shit

ああ、これは俺のもんだ、俺のもんだ

Ooh, this my shit37shit
[名・俗語]本来「糞」の意だが、ここでは自分が最も愛する曲・物を誇らしく主張するAAVEスラング。「this my shit」=「これは俺のもんだ/最高にイカしてる」。
, this my shit

ああ、これは俺のもんだ、俺のもんだ

Ooh, this my shit38shit
[名・俗語]本来「糞」の意だが、ここでは自分が最も愛する曲・物を誇らしく主張するAAVEスラング。「this my shit」=「これは俺のもんだ/最高にイカしてる」。
, this my shit

ああ、これは俺のもんだ、俺のもんだ


[Bridge]
Let me hear you say, this shit is bananas39bananas
[形・俗語]「バナナ(果物)」が転じて「クレイジー・信じられない」を意味する英語スラング。

みんなで言ってくれ、これはマジでイカれてる

B-A-N-A-N-A-S
B-A-N-A-N-A-S

This shit is bananas
これはマジでイカれてる

B-A-N-A-N-A-S
B-A-N-A-N-A-S

Again, the shit is bananas
もう一度言う、これはイカれてる

B-A-N-A-N-A-S
B-A-N-A-N-A-S

This shit is bananas
これはマジでイカれてる

B-A-N-A-N-A-S
B-A-N-A-N-A-S





[Chorus]
A few times I’ve been around that track40been around that track
[句動詞・慣用表現]「トラックを何周も回る」→「同じ経験・状況を何度もくぐり抜けてきた」を意味するイディオム。

何度もこの道を経験してきた

So it’s not just gonna happen like that
だからそう簡単にはならない

‘Cause I ain’t no Hollaback Girl41Hollaback Girl
[名・文化]チアリーダーの掛け声に「holler back(大声で応える)」だけの脇役の女の子のこと。転じて「言われるがままに従う受け身な女性」を指す。ここではステファニーが「そんな存在ではない」と宣言している。

だって私はホラーバック・ガールなんかじゃない

I ain’t no Hollaback Girl
私はホラーバック・ガールじゃない

A few times I’ve been around that track
何度もこの道を経験してきた

So it’s not just gonna happen like that
だからそう簡単にはならない

‘Cause I ain’t no Hollaback Girl
だって私はホラーバック・ガールなんかじゃない

I ain’t no Hollaback Girl
私はホラーバック・ガールじゃない


[Post-Chorus]
Ooh, this my shit42shit
[名・俗語]本来「糞」を意味するが、ポジティブな文脈では「自分のお気に入り・自分の曲」を指すAAVEスラング。また “this my ~” は “this is my ~” のAAVE的な動詞省略形。
, this my shit

うう、これが俺のやつ、これが俺のやつ

Ooh, this my shit, this my shit
うう、これが俺のやつ、これが俺のやつ

Ooh, this my shit, this my shit
うう、これが俺のやつ、これが俺のやつ

Ooh, this my shit, this my shit
うう、これが俺のやつ、これが俺のやつ



Writer(s): Pharrell Williams, Chad Hugo, Gwen Stefani

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以上です、いかがでしたでしょうか!

以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!

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よくある質問

「ホラバック・ガール」とはどんな曲ですか?

「ホラバック・ガール」は、グウェン・ステファニーが2005年にリリースしたソロデビューアルバム『L.A.M.B.』からのシングルで、全米ビルボードHot 100で見事1位を獲得した大ヒット曲です。アメリカで初めてデジタルダウンロード数が100万件を突破したシングルとして音楽史に名を刻んだことでも有名です。曲のテーマは、自分をバカにしてきたライバルに真正面から立ち向かう強さと反骨精神で、グウェンの「私は絶対に負けない!」という強烈なメッセージが全編に漲っています。

タイトルの「ホラバック・ガール(Hollaback Girl)」ってどういう意味なの?

「Holla back(ホラバック)」はスラングで「言い返す」「相手の言いなりになる」というニュアンスを持つ言葉です。つまり「ホラバック・ガール」とは、悪口を言われてもただ黙って従うだけの「言われっぱなしの女の子」のこと。グウェンは「私はそんな子じゃない、絶対に黙ってなんかいないわよ!」と高らかに宣言しているわけです。タイトル一言にこれだけの強さが詰まっているのがかっこいいですよね。

“This shit is bananas, B-A-N-A-N-A-S” って何を言っているの?

英語には「go bananas(バナナになる)」というイディオムがあって、「頭がおかしくなりそうなほどクレイジーだ」「ありえない!」という意味で使われます。グウェンはライバルの行動が「もう本当にめちゃくちゃ!」と呆れ果てた気持ちを、このフレーズで表現しています。さらにチアリーダーのかけ声風に「B-A-N-A-N-A-S」とスペルアウトするのが最高にキャッチーで、世界中でこのフレーズが大流行しました。今でも「バナナ!」といえばこの曲を思い出す人は多いはずです。

“Talking shit” という表現はどんな意味で使われているの?

「Talking shit」は「陰口を叩く」「悪口を言いふらす」という意味のスラングです。曲の冒頭でグウェンが「あなたが私の陰でいろいろ言ってるって聞いたよ」と切り出すシーンで登場し、ここから一気に対決ムードへと突入するのがこの曲の醍醐味です。日常会話でも「あの子ってずっとtalking shitしてるよね」のようにカジュアルに使われる表現で、英語圏のポップカルチャーではかなりおなじみのフレーズです。グウェンはこの言葉を起点に、怒りをそのままエネルギーに変えた痛快なアンセムを作り上げました。

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関連リンク

Hollaback Girl – Gwen Stefani (Official Video)

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