【歌詞和訳】SexyBack – Justin Timberlake

今回の曲のタイトルは、「SexyBack」です。直訳すると、「セクシーを取り戻す」です。

ジャスティン・ティンバーレイクは、アメリカのシンガーソングライターで、1990年代にボーイズグループ「*NSYNC」のメンバーとして人気を博し、2002年にソロデビューを果たしました。「SexyBack」は2006年にリリースされた彼の3枚目のソロアルバム『FutureSex/LoveSounds』からの先行シングルで、全米ビルボードHot 100で7週連続1位を獲得した大ヒット曲です。プロデューサーのティンバランドとダンジャが手がけたそのサウンドは、ファンク・R&B・エレクトロニックを融合させたスタイリッシュなもので、自信と色気に満ちたテーマが強烈な印象を残します。

【直訳のポイント】タイトルの「SexyBack」は「セクシーを取り戻す」という意味です。「I’m bringin’ sexy back」の “bringin’ back” は「連れ戻す・呼び戻す」というニュアンスがあり、ここでは「俺がセクシーを呼び戻す」と訳しました。

細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。
※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。

以下、和訳です。


SexyBack – Justin Timberlake

.

[Verse 1: Justin Timberlake & Timbaland]
I’m bringin’ sexy back (Yeah)
セクシーを取り戻してやる(イェー)

Them other boys don’t know how to act1act
[動・俗語]「行動する」→「場をわきまえる・きちんと振る舞う」の意。「know how to act」で立ち居振る舞いの品格があるかどうかを指すイディオム的表現。
(Yeah)

他の男たちには振る舞いってもんがわかってない(イェー)

I think it’s special, what’s behind your back? (Yeah)
特別だと思う、君の後ろには何がある?(イェー)

So turn around and I’ll pick up the slack2pick up the slack
[慣用句]「たるみを拾い上げる」→「不足を補う・他の者がやらない分を自分が引き受ける」の意のイディオム。
(Yeah)

だから振り向いてくれ、あとは俺が引き受ける(イェー)

Take it to the bridge3bridge
[音楽用語]楽曲構成上の「ブリッジ」=サビとは異なる転換セクション。「Take it to the bridge」で「ブリッジのパートへ進もう」の意。
, c’mon (Listen)

さあブリッジへ向かおう(聴いてくれ)


[Pre-Chorus: Justin Timberlake & Timbaland]
Dirty4Dirty
[形・俗語]「汚い」が転じて「いけない・なまめかしい」を意味するスラング。性的な含みを持つ呼びかけとして使われる。
babe (Uh-huh)

いけない子ね(ウン)

You see these shackles, baby, I’m your slave (Uh-huh)
この鎖が見えるでしょ、ベイブ——私はあなたの奴隷よ(ウン)

I’ll let you whip me if I misbehave (Uh-huh)
言うことを聞かなかったら、鞭で打ってもいいわ(ウン)

It’s just that no one makes me feel this way (Uh-huh)
ただ、こんな気持ちにさせてくれる人は他にいないの(ウン)

Take it to5Take it to
[句動詞]「〜へ持っていく」→「次の展開(サビ)へ進む」という音楽的指示を表すイディオム。
the chorus

さあ、サビへいこう





[Chorus: Timbaland & Justin Timberlake]
Come here, girl (Go ‘head, be gone with it6be gone with it
[句・AAVE]「それを持って行ってしまえ」→「好き勝手にやっちゃえ/遠慮なくやれ」を意味するAAVEの決まり文句。
)

こっちに来て (さあ、思いっきりやっちゃいな)

Come to the back (Go ‘head, be gone with it)
奥へ来て (さあ、思いっきりやっちゃいな)

VIP (Go ‘head, be gone with it)
VIPエリアへ (さあ、思いっきりやっちゃいな)

Drinks on me7on me
[前置詞句]「私の上に」ではなく「私のおごり・私の払い」を意味するイディオム。
(Go ‘head, be gone with it)

ドリンクは私のおごり (さあ、思いっきりやっちゃいな)

Let me see what you’re twerkin’8twerkin’
[動・俗語]「twerk(トゥワーク)」の進行形。腰を激しく上下に振るダンスを指すAAVEスラング。ここでは「そのダンスを見せて」の意。
with (Go ‘head, be gone with it)

そのダンスを見せて (さあ、思いっきりやっちゃいな)

Look at those hips (Go ‘head, be gone with it)
そのヒップを見て (さあ、思いっきりやっちゃいな)

You make me smile (Go ‘head, be gone with it)
あなたを見てると笑顔になれる (さあ、思いっきりやっちゃいな)

Go ‘head, child9child
[名・AAVE]「子供」ではなく、女性や親しい相手への呼びかけに使うAAVEの表現。「ねえ/あなた」に相当。
(Go ‘head, be gone with it)

さあ行って、ねえ (さあ、思いっきりやっちゃいな)

And get your sexy on10get your sexy on
[句・AAVE]「get [something] on」はAAVEで「〜を全開にする・思い切り〜する」を意味する構文。「セクシーな自分を解き放て」の意。
(Go ‘head, be gone with it)

セクシーに弾けて (さあ、思いっきりやっちゃいな)

Get your sexy on (Go ‘head, be gone with it)
セクシーに弾けて (さあ、思いっきりやっちゃいな)

Get your sexy on11get ~ on
[句動詞・AAVE]「〜を全開にする・思い切り発揮する」を意味するAAVE構文。”sexy”を名詞的に扱い、魅力を解放するよう促す表現。
(Go ‘head, be gone with it12be gone with it
[句・AAVE/南部方言]”gone”は南部AAVEで”go on”に相当。「さあ、思い切りやってしまえ」のニュアンス。
)

セクシーさを全開にして(さあ、思い切りやっちゃえ)

Get your sexy on (Go ‘head, be gone with it)
セクシーさを全開にして(さあ、思い切りやっちゃえ)

Get your sexy on, ha (Go ‘head, be gone with it)
セクシーさを全開にして、ハッ(さあ、思い切りやっちゃえ)

Get your sexy on (Go ‘head, be gone with it)
セクシーさを全開にして(さあ、思い切りやっちゃえ)

Get your sexy on (Go ‘head, be gone with it)
セクシーさを全開にして(さあ、思い切りやっちゃえ)

Get your sexy on
セクシーさを全開にして


[Verse 2: Justin Timberlake & Timbaland]
I’m bringin’ sexy back13bring back
[句動詞]「持ち帰る」が転じて「復活させる・取り戻す」を意味するイディオム。
(Yeah)

セクシーさを俺が取り戻す(イェー)

Them14Them
[代・AAVE]「Those(あの)」の意。African American Vernacular Englishで指示形容詞として用いられる用法。
other fuckers don’t know how to act (Yeah)

他の奴らは、どう振る舞えばいいかもわかっていない(イェー)

Girl, let me make up for15make up for
[句動詞]「〜を埋め合わせる・補う」を意味するイディオム。
the things you lack (Yeah)

君に足りないものを、俺が埋め合わせてやる(イェー)

‘Cause you’re burnin’ up16burnin’ up
[形・俗語]「燃え上がっている」→ 欲望や情熱で火照った状態を表すスラング。
, I gotta get it fast (Yeah)

君が燃え上がってるから、急がなきゃ(イェー)

Take it to the bridge17bridge
[名・音楽]曲の構成における「ブリッジ(橋渡し部分)」。サビとは異なるメロディー・歌詞への転換部分を指す音楽用語。
, ha (Listen)

ブリッジへ移ろう、ハ(聴いて)


[Pre-Chorus: Justin Timberlake & Timbaland]
Dirty18dirty
[形・俗語]「汚い」が原義だが、ここでは「淫らな・セクシーな」を意味するスラング。
babe (Uh-huh)

淫らな子よ(Uh-huh)

You see these shackles19shackles
[名]手足を拘束する鎖・足かせ・手錠のこと。身体を縛る拘束具を指す。
, baby, I’m your slave (Uh-huh)

ほら、この手枷が見えるでしょ、ベイビー——私はあなたの奴隷よ(Uh-huh)

I’ll let you whip me if I misbehave20misbehave
[動]mis-(悪く)+ behave(振る舞う)の合成語。「悪さをする・言うことを聞かない」の意。
(Uh-huh)

もし私が言うことを聞かなかったら、鞭打っていいわよ(Uh-huh)

It’s just that no one makes me feel this way (Uh-huh)
ただ、こんな気持ちにさせてくれる人は他にいないから(Uh-huh)

Take it to21take it to
[句動詞]「〜へ移行する・進む」の意。ここでは「コーラスへ行こう」という楽曲進行の合図。
the chorus, ha

コーラスへ行こう、ハ





[Chorus: Timbaland & Justin Timberlake]
Come here, girl (Go ‘head, be gone with it22be gone with it
[句・AAVE]「そのままやり切って行け」→「思いっきりやっちゃえ」「そのまま行っちゃえ」という意の俗語表現。
)

こっちに来て、ねえ(さあ、思いっきりやっちゃって)

Come to the back (Go ‘head, be gone with it)
奥に来て(さあ、思いっきりやっちゃって)

VIP (Go ‘head, be gone with it)
VIPエリアで(さあ、思いっきりやっちゃって)

Drinks on me23on me
[句・イディオム]「私の負担で」→「おごりで」の意。”It’s on me.”(私のおごり)という慣用表現の省略形。
(Go ‘head, be gone with it)

飲み物は俺のおごりで(さあ、思いっきりやっちゃって)

Let me see what you’re twerkin’24twerkin’
[動・俗語]「twerk」の進行形。腰を激しく上下・前後に振るヒップホップ由来のダンスムーブ。
with (Go ‘head, be gone with it)

そのトゥワークを見せてよ(さあ、思いっきりやっちゃって)

Look at those hips (Go ‘head, be gone with it)
あのヒップを見て(さあ、思いっきりやっちゃって)

You make me smile (Go ‘head, be gone with it)
あなたを見ると笑顔になる(さあ、思いっきりやっちゃって)

Go ‘head, child (Go ‘head, be gone with it)
さあ行って、ベイビー(さあ、思いっきりやっちゃって)

And get your sexy on25get your sexy on
[句・AAVE]「get one’s +形容詞+ on」で「〜な自分を全開にする・解放する」の意。「セクシーさを存分に発揮しろ」というニュアンス。
(Go ‘head, be gone with it)

セクシーさを全開にして(さあ、思いっきりやっちゃって)

Get your sexy on (Go ‘head, be gone with it)
セクシーさを全開にして(さあ、思いっきりやっちゃって)

Get your sexy on26get your sexy on
[句・AAVE]「get one’s ○○ on」で「〜な自分を全開にする・発揮する」を意味するAAVEスラング構文。
(Go ‘head, be gone with it27be gone with it
[句・俗語]「それと共に去れ」→「その勢いで思いっきりやっちゃえ」を意味するイディオム。
)

セクシーな自分を全開にして(さあ行け、思いっきりやっちゃえ)

Get your sexy on28get your sexy on
[句・AAVE]「get one’s ○○ on」で「〜な自分を全開にする・発揮する」を意味するAAVEスラング構文。
(Go ‘head, be gone with it29be gone with it
[句・俗語]「それと共に去れ」→「その勢いで思いっきりやっちゃえ」を意味するイディオム。
)

セクシーな自分を全開にして(さあ行け、思いっきりやっちゃえ)

Get your sexy on30get your sexy on
[句・AAVE]「get one’s ○○ on」で「〜な自分を全開にする・発揮する」を意味するAAVEスラング構文。
, ha (Go ‘head, be gone with it31be gone with it
[句・俗語]「それと共に去れ」→「その勢いで思いっきりやっちゃえ」を意味するイディオム。
)

セクシーな自分を全開にして、ハ(さあ行け、思いっきりやっちゃえ)

Get your sexy on32get your sexy on
[句・AAVE]「get one’s ○○ on」で「〜な自分を全開にする・発揮する」を意味するAAVEスラング構文。
(Go ‘head, be gone with it33be gone with it
[句・俗語]「それと共に去れ」→「その勢いで思いっきりやっちゃえ」を意味するイディオム。
)

セクシーな自分を全開にして(さあ行け、思いっきりやっちゃえ)

Get your sexy on34get your sexy on
[句・AAVE]「get one’s ○○ on」で「〜な自分を全開にする・発揮する」を意味するAAVEスラング構文。
(Go ‘head, be gone with it35be gone with it
[句・俗語]「それと共に去れ」→「その勢いで思いっきりやっちゃえ」を意味するイディオム。
)

セクシーな自分を全開にして(さあ行け、思いっきりやっちゃえ)

Get your sexy on36get your sexy on
[句・AAVE]「get one’s ○○ on」で「〜な自分を全開にする・発揮する」を意味するAAVEスラング構文。
, ha

セクシーな自分を全開にして、ハ


[Interlude: Jimmy Douglass]
You ready?
準備はいい?

You ready?
準備はいい?

You ready?
準備はいい?

Uh (Yes)
ああ(はい)


[Verse 3: Justin Timberlake & Timbaland]
I’m bringin’ sexy back37back
[副・句動詞]bring ~ back で「〜を取り戻す・復活させる」の意。sexy を名詞として用いた造語的表現。
(Yeah)

俺がセクシーさを取り戻す(イェー)

You motherfuckers watch how I attack (Yeah)
野郎ども、俺がどう攻めるか見てろ(イェー)

If that’s your girl, better watch your back38watch your back
[慣用句]「背後を見張れ」→「油断するな・警戒しろ」を意味するイディオム。
(Yeah)

それがお前の彼女なら、用心しとけよ(イェー)

‘Cause she’ll burn it up39burn it up
[句動詞・俗語]「燃やし尽くす」→「情熱を燃やして全力で尽くす」を意味するスラング。
for me, and that’s a fact (Yeah)

彼女は俺のために燃え上がる、それは事実だ(イェー)

Take it to the chorus, ha
さあ、サビへいこう、は





[Chorus: Timbaland & Justin Timberlake]
Come here, girl (Go ‘head, be gone with it40be gone with it
[句・AAVE]直訳「それと共に行ってしまえ」→ 迷いや抑制を捨てて思い切りやれ、という意の慣用句。
)

ここに来て(さあ、ためらわずに行け)

Come to the back (Go ‘head, be gone with it)
奥においで(さあ、ためらわずに行け)

VIP (Go ‘head, be gone with it)
VIP席へ(さあ、ためらわずに行け)

Drinks on me41on me
[前置詞句・慣用]「私の上に=私が払う・私のおごりで」の意のイディオム。
(Go ‘head, be gone with it)

飲み物は俺のおごりだ(さあ、ためらわずに行け)

Let me see what you’re twerkin’42twerkin’
[動・俗語]twerk(トワーク)の進行形。腰を激しく上下・前後に振るダンスの動き。
with (Go ‘head, be gone with it)

そのトワーク、見せてくれ(さあ、ためらわずに行け)

Look at those hips (Go ‘head, be gone with it)
そのヒップを見て(さあ、ためらわずに行け)

You make me smile (Go ‘head, be gone with it)
君を見てると笑顔になる(さあ、ためらわずに行け)

Go ‘head, child (Go ‘head, be gone with it)
さあ、いいんだよ(さあ、ためらわずに行け)

And get your sexy on43get your sexy on
[句・AAVE]「get one’s +名詞+ on」でその特質を全開にする・思い切り発揮するの意の定型句。
(Go ‘head, be gone with it)

セクシーさを全開にして(さあ、ためらわずに行け)

Get your sexy on (Go ‘head, be gone with it)
セクシーさを全開にして(さあ、ためらわずに行け)

Get your sexy on44get your sexy on
[句動詞・AAVE]「get one’s X on」の形で「Xを全開にする・Xな状態になる」を意味するAAVEイディオム。
(Go ‘head, be gone with it45be gone with it
[句・俗語]「そのまま行っちまえ・思いきりやれ」を意味するスラング表現。
)

セクシーさを全開に(さあ行け、そのまま突き進め)

Get your sexy on (Go ‘head, be gone with it)
セクシーさを全開に(さあ行け、そのまま突き進め)

Get your sexy on, ha (Go ‘head, be gone with it)
セクシーさを全開に、ハ(さあ行け、そのまま突き進め)

Get your sexy on (Go ‘head, be gone with it)
セクシーさを全開に(さあ行け、そのまま突き進め)

Get your sexy on (Go ‘head, be gone with it)
セクシーさを全開に(さあ行け、そのまま突き進め)

Get your sexy on
セクシーさを全開に


[Outro: Jimmy Douglass]
You ready? (Yes)
準備はいい?(はい)

You ready? (Yes)
準備はいい?(はい)

(Yes)
(はい)



Writer(s): Justin Timberlake, Timbaland, Danja

.

以上です、いかがでしたでしょうか!

以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!

.


.

よくある質問

「SexyBack」はどんな曲ですか?

「SexyBack」は、ジャスティン・ティンバーレイクが2006年7月にリリースした3rdアルバム『FutureSex/LoveSounds』のリードシングルで、プロデューサーのティンバランドとのタッグによって生まれたエレクトロニック・ダンスポップの傑作です。全米ビルボード・ホット100では7週連続1位を記録し、2007年のグラミー賞「最優秀ダンスレコーディング賞」も受賞しました。リリースから約20年が経つ現在もSpotifyで6億回を超える再生数を誇り、時代を超えて愛されるアンセムとなっています。

「I’m bringing sexy back(セクシーさを俺が取り戻してやる)」とはどういう意味ですか?

このフレーズを聞いて「そもそもセクシーさはどこに消えていたの?」と感じた方は、英語ネイティブも同じ反応をしています。実はこれは意図的なユーモアで、「失われたものを自分だけが救える」という大げさな自信表現——英語でいう「hubris(ヒュブリス)」的な誇張ポーズです。JTが当時のポップスを「セクシーさに欠けている」と皮肉りつつ、自分こそ救世主だと宣言するこの一行は流行語になり、英語圏では今も「bring ○○ back(〇〇を復活させる)」という構文として日常会話に生き続けています。

歌詞に出てくる「them other boys」は文法的に間違いではないですか?

標準的な英文法では「those other boys」とすべきところですが、これは誤りではありません。アフリカ系アメリカ人英語(AAVE:African American Vernacular English)では「them」を指示代名詞として使うのが自然な表現であり、R&Bやヒップホップの世界では定番のスタイルです。この語感を使うことで、教科書英語にはない「ストリートらしいリアルさ」が生まれます。白人アーティストのジャスティンがティンバランドとの制作を通じてこうした表現を取り込んだことは、ジャンルや人種の壁を超えた音楽的対話の象徴としても語られています。翻訳ではニュアンスが消えてしまいがちな部分なので、ぜひ原曲の語感に耳を傾けてみてください。

「shackles(鎖)」や「slave(奴隷)」という言葉が歌詞に登場しますが、どういう文脈ですか?

「Dirty babe / You see these shackles / Baby I’m your slave」というパートは、支配と服従をテーマにした大人向けの比喩表現です。「鎖」や「奴隷」という言葉は日本語で直訳すると刺激的に聞こえますが、英語の恋愛表現では「あなたのとりこになっている」という甘い降参を大げさに描くレトリックとしてよく使われます。2006年当時、こうしたBDSM的な世界観をメインストリームポップに持ち込んだことはかなり斬新で、それまでのアイドル的なイメージを脱ぎ捨てたJTの表現的な成熟を示すターニングポイントとして音楽評論家にも注目されました。歌詞を読む際は、直訳の衝撃よりも「比喩の温度感」を意識すると理解がぐっと深まります。

.

関連リンク

SexyBack – Justin Timberlake (Official Video)

.

他の曲も和訳しています。よろしければどうぞ!

【歌詞和訳】Boy’s a liar Pt. 2 – PinkPantheress & Ice Spice
【歌詞和訳】I Don’t Think That I Like Her – Charlie Puth
【歌詞和訳】Opaul – Freddie Dredd
【歌詞和訳】Atlantis – Seafret
【歌詞和訳】Savage – Megan Thee Stallion