今回の曲のタイトルは、「My Guy」です。直訳すると、「私の男」です。「My Guy」という表現は英語の口語で、愛する相手の男性を親しみを込めて指す言葉であり、単なる「彼氏」を超えた、深い信頼と愛情のこもったタイトルと言えるでしょう。
「My Guy」を歌うSam Smithは、イギリス・ロンドン出身のシンガーソングライターです。2014年のデビューアルバム『In the Lonely Hour』で世界的ブレイクを果たし、グラミー賞・アカデミー賞・ブリット・アワードなど数々の賞を受賞しています。本曲は、2023年1月27日にリリースされた4枚目のスタジオアルバム『Gloria』の収録曲で、同アルバムはイギリスのアルバムチャートで初登場1位、全米Billboard 200でも上位にランクインしました。カナダのシンガーソングライターFeistや、マルチ奏者Shahzad Ismaily、Cherry GhostのSimon Aldred、プロデューサー・ギタリストのDavid Odlumという多彩なクリエイターとの共作によって生まれた本曲は、ポップとソウルを基調としつつ、温かくアコースティックな質感の中に愛する相手への純粋な気持ちを丁寧に紡いだ仕上がりとなっています。
【直訳のポイント】タイトルの「guy」は、男性を指すくだけた英語の口語表現です。恋愛的な文脈では「彼氏」や「あの人」に近いニュアンスがありますが、本訳では原題の素朴でまっすぐな響きを活かし、「私の男」と訳しています。
細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。
※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。
以下、和訳です。
My Guy – Sam Smith
[Intro]
One, two, three
いち、に、さん
[Verse 1]
He’s all that I need
彼こそ私に必要なすべて
My morning star
私の明けの明星よ
Whenever he leaves
彼が去るたびに
I know he won’t be far
遠くには行かないとわかってる
What more could I want?
これ以上、何を望むというの?
And I always wanted more
それでも私はいつももっと求めていた
‘Cause I didn’t understand
だって分かっていなかったから
What my heart was for
自分の心が何のためにあるのかを
Mm-mm
ん〜ん
[Chorus]
And like all good things, it caught me by surprise1caught me by surprise
[イディオム]「不意をつかれる/思いがけず出会う」という意味のイディオム。catchの過去形caught+by surpriseで構成される。
いい出来事がいつもそうであるように、それは不意に私を驚かせた
You could dream he’s yours all you want2all you want
[口語]「したいだけ」「いくらでも」の意。”as much as you like” に相当する口語的フレーズ。, but he’s mine, mine, mine
彼があなたのものだといくら夢見ても、彼は私のもの、私のもの、私のもの
He’s my guy
彼は私の人
He’s my guy
彼は私の人
[Verse 2]
How could3could
[助動詞]「can」の過去形。ここでは仮定・不思議・驚嘆のニュアンスを表す。「どうして~できただろうか(いや、できなかった)」という反語的な意味。 I know
こんなにも本物の愛があるなんて、どうして知ることができただろう?
A love could be this true?
愛がこれほど真実だなんて
And I didn’t know
そして私は知らなかった
A dance could be this slow
ダンスがこれほどゆっくりであることを
[Chorus]
‘Cause like all good things, he caught me by surprise4caught me by surprise
[句動詞・イディオム]catch someone by surpriseで「予期せず突然驚かせる/不意打ちする」の意。直訳の「驚きによって捕まえた」とは意味が異なる慣用表現。
だって良いことってみんなそう、彼は不意に私を驚かせた
You could dream he’s yours all you want, but he’s mine, mine, mine
どれだけ彼があなたのものだと夢見てもいい、でも彼は私のもの、私のもの、私のもの
He’s my guy
彼は私の人
He’s my guy, mm-mm
彼は私の人、mm-mm
[Bridge]
(You can dream it all that you want, but you can’t have my boy) You can’t have him
(どれだけ夢見たって、あの子は渡さない)あの子は渡さない
(You can dream it all that you want, but you can’t have my boy) You can try, try, try
(どれだけ夢見たって、あの子は渡さない)何度だって試してみればいい
(You can dream it all that you want, but you can’t have my boy) Try, try, try
(どれだけ夢見たって、あの子は渡さない)試してみなよ
[Chorus]
You can dream it all that you want but you can’t have my boy
好きなだけ夢見ていればいい、でも私の彼には手が届かない
A breath of fresh air5breath of fresh air
[イディオム]直訳「新鮮な空気のひと息」→「清々しく爽やかな存在」を表す慣用表現。, a rose on the vine
清々しい存在、蔓に咲くバラ
Oh, I could just6could just
[助動詞句]「ただ〜することができる」→「〜し続けるだけで十分・〜してばかりいられる」という陶酔や満足感を示す口語表現。 stare at him all the time, time, time
ああ、いつまでも彼を見つめていられる、何時間でも
He’s my guy
彼は私の人
[Outro]
(You can dream it all that you want, but you can’t have my boy) My guy
(好きなだけ夢見ていいけど、私の彼は渡さない) 私の人
(You can dream it all that you want, but you can’t have my boy) My guy
(好きなだけ夢見ていいけど、私の彼は渡さない) 私の人
(You can dream it all that you want, but you can’t have my boy) My guy
(好きなだけ夢見ていいけど、私の彼は渡さない) 私の人
You can dream it all that you want, but you can’t have my boy
好きなだけ夢見ていいけど、私の彼は渡さない
Writer(s): Sam Smith, Feist, Shahzad Ismaily, Simon Aldred, David Odlum
以上です、いかがでしたでしょうか!
以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!
よくある質問
「My Guy」はどんな曲ですか?
「My Guy」はイギリス出身のシンガーソングライター、サム・スミスが発表した楽曲で、恋に落ちた喜びと高揚感を繊細なボーカルで表現した感情豊かなポップ・バラードです。サム・スミスはデビュー以来、「Stay With Me」や「Too Good at Goodbyes」など数々のヒットを世界中のチャートで記録してきたアーティストであり、本作もSpotifyをはじめとするストリーミングプラットフォームで多くのリスナーに支持されました。歌詞全体を通じて、特定の相手への純粋な愛情と献身が率直な言葉で綴られており、シンプルながらも心に響くラブソングとして知られています。
「caught me by surprise」はどういう意味ですか?
「caught me by surprise」は直訳すると「驚きで私を捕まえた」ですが、自然な日本語にすると「思いがけず驚かされた」や「不意を突かれた」という意味になります。日常会話でもよく使われる表現で、たとえば「Your call caught me by surprise.(あなたからの電話はまさに不意打ちだったよ)」のように使います。この曲の文脈では、相手への気持ちが自分でも予想していなかったほど深かった、つまり「気づいたら恋に落ちていた」という感情の突然さを表現するために使われています。
「all you want」はどういう意味ですか?
「all you want」は「あなたが望むすべてのもの」または「あなたが欲しいものは何でも」という意味です。「I want to be all you want(あなたが求めるすべてになりたい)」のように使われることが多く、相手の理想にすべて応えたいという強い愛情の表れです。似た表現に「everything you need(あなたに必要なすべて)」がありますが、「want」は「need(必要)」よりも感情的・主観的な欲求に近いニュアンスがあり、恋愛ソングではとりわけよく登場する単語です。
「could」はどういう意味ですか?
英語の助動詞「could」は文脈によって意味が大きく変わるため、歌詞の中でも特に注意が必要な単語です。過去の能力を表す「〜できた」という意味のほかに、「〜かもしれない(可能性)」や「〜してくれますか(丁寧な依頼)」としても使われます。恋愛ソングでは「I could spend my life with you(あなたと一生を過ごせそう)」のように、断言を少し和らげて夢見るような、柔らかい気持ちを表すのに使われることが多く、「can(できる)」よりも詩的で感情的な余韻を生む言葉です。
関連リンク
My Guy – Sam Smith (Official Video)
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