今回の曲のタイトルは、「Too Good at Goodbyes」です。
直訳すると、「お別れが上手すぎる」です。
Sam Smithの2017年の曲です。2作目のスタジオアルバム「The Thrill of It All」(2017年)の先行シングルとしてリリースされ、全英チャートで初登場1位を獲得。全米Billboard Hot 100でも4位を記録した大ヒット曲です。繰り返す別れの中で傷つくたびに心を閉ざしていく感情を描いたソウル・ポップバラードで、Sam Smithの圧倒的な歌声が際立ちます。
【この曲の言葉について】
別れを繰り返すたびに感情を閉ざしていく様子を歌った一曲ですが、あえて意訳で飾らずに「そのまんま」の言葉で訳すことで、歌詞が持つ剥き出しの切なさを大切にしました。特に「the less I love you」の部分は、辞書の意味を繋ぎ合わせるだけで、傷つくたびに愛が少しずつ薄れていく悲しさが伝わってきます。
細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。
※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。
以下、和訳です。
Too Good at Goodbyes – Sam Smith
[Verse 1]
You must think that I’m stupid
あなたは私が馬鹿だと思っているに違いない
You must think that I’m a fool1fool
[名詞]愚か者・間抜け。転じて「騙されやすい人・お人好し」という含みも持つ。
あなたは私が間抜けだと思っているに違いない
You must think that I’m new to this2new to this
[熟語]「new to ~」で「~に慣れていない・不慣れな」という意味。「this」はここで「こういう経験」を指す。
あなたは私がこういうことに不慣れだと思っているに違いない
But I have seen this all before
でもこんなことは前にも経験してきた
[Pre-Chorus]
I’m never gonna3gonna
[助動詞]going toの口語省略形。「〜するつもりだ」という強い意志を表す。 let you close to me
あなたを私に近づけさせない
Even though you mean the most to me
たとえあなたが私にとって一番大切でも
‘Cause every time I open up4open up
[動詞句]心を開く・本音を打ち明ける。「up」が付くことで「完全に・打ち明けて」というニュアンスが加わる。, it hurts
なぜなら心を開くたびに、傷つくから
So I’m never gonna get too close to you
だからあなたに近づきすぎない
Even when I mean the most to you
たとえ私があなたにとって一番大切でも
In case you go and leave me in the dirt5in the dirt
[慣用句]惨めな状態で・ひどい目に遭って。dirt(泥・汚れ)から転じた表現で、「泥の中に放置される」というイメージ。
あなたが去って、私を惨めな状態で置いていくといけないから
[Chorus]
But every time you hurt me, the less that I cry
でもあなたが傷つけるたびに、泣く量は減っていく
And every time you leave me, the quicker these tears dry
そしてあなたが去るたびに、涙が乾くのが早くなる
And every time you walk out6walk out
[動詞句]立ち去る・去っていく。特に「関係を断ち切るように去る」というニュアンスで使われる。, the less I love you
そしてあなたが立ち去るたびに、あなたへの愛は薄れていく
Baby, we don’t stand a chance7stand a chance
[慣用句]見込みがある・可能性がある。stand(立つ)+a chance(機会)から「チャンスに立てる=可能性がある」という意味。否定形「don’t stand a chance」で「全く見込みがない」。, it’s sad, but it’s true
ベイビー、私たちに見込みはない、悲しいけど本当のことだ
I’m way8way
[副詞]はるかに・ずっと(強調)。「way too ~」の形で「はるかに〜すぎる」という強調の口語表現。 too good at goodbyes (I’m way too good at goodbyes)
私はお別れが上手すぎる(私はお別れが上手すぎる)
I’m way too good at goodbyes (I’m way too good at goodbyes)
私はお別れが上手すぎる(私はお別れが上手すぎる)
[Verse 2]
I know you’re thinkin’ I’m heartless9heartless
[形容詞]冷たい・無情な・思いやりのない。heart(心)+less(〜がない)で「心がない」が語源。
あなたは私が冷たいと思っているのはわかってる
I know you’re thinkin’ I’m cold
あなたは私が薄情だと思っているのはわかってる
I’m just protectin’ my innocence10innocence
[名詞]無垢さ・純粋さ。ここでは傷つきやすい繊細な心・守るべき自分の内面を表す比喩的な使い方。
ただ自分の無垢さを守っているだけ
I’m just protectin’ my soul
ただ自分の心を守っているだけ
[Pre-Chorus]
I’m never gonna let you close to me
あなたを私に近づけさせない
Even though you mean the most to me
たとえあなたが私にとって一番大切でも
‘Cause every time I open up, it hurts
なぜなら心を開くたびに、傷つくから
So I’m never gonna get too close to you
だからあなたに近づきすぎない
Even when I mean the most to you
たとえ私があなたにとって一番大切でも
In case you go and leave me in the dirt
あなたが去って、私を惨めな状態で置いていくといけないから
[Chorus]
But every time you hurt me, the less that I cry
でもあなたが傷つけるたびに、泣く量は減っていく
And every time you leave me, the quicker these tears dry
そしてあなたが去るたびに、涙が乾くのが早くなる
And every time you walk out, the less l love you
そしてあなたが立ち去るたびに、あなたへの愛は薄れていく
Baby, we don’t stand a chance, it’s sad, but it’s true
ベイビー、私たちに見込みはない、悲しいけど本当のことだ
I’m way too good at goodbyes (I’m way too good at goodbyes)
私はお別れが上手すぎる(私はお別れが上手すぎる)
I’m way too good at goodbyes (I’m way too good at goodbyes)
私はお別れが上手すぎる(私はお別れが上手すぎる)
No way that you’ll see me cry (No way that you’ll see me cry)
あなたに泣いているところは絶対見せない(あなたに泣いているところは絶対見せない)
I’m way too good at goodbyes (I’m way too good at goodbyes), no
私はお別れが上手すぎる(私はお別れが上手すぎる)、そんなことない
[Bridge]
No, no, no, no, no (I’m way too good at goodbyes)
違う、違う、違う、違う、違う(私はお別れが上手すぎる)
No, no, no, no
違う、違う、違う、違う
No, no, no (I’m way too good at goodbyes)
違う、違う、違う(私はお別れが上手すぎる)
(No way that you’ll see me cry)
(あなたに泣いているところは絶対見せない)
Ah-ah, ah-ah (I’m way too good at goodbyes)
(私はお別れが上手すぎる)
[Outro]
‘Cause every time you hurt me, the less that I cry
なぜなら、あなたが傷つけるたびに、泣く量は減っていく
And every time you leave me, the quicker these tears dry
そしてあなたが去るたびに、涙が乾くのが早くなる
And every time you walk out, the less I love you
そしてあなたが立ち去るたびに、あなたへの愛は薄れていく
Baby, we don’t stand a chance, it’s sad, but it’s true
ベイビー、私たちに見込みはない、悲しいけど本当のことだ
I’m way too good at goodbyes
私はお別れが上手すぎる
Writer(s): Tor Erik Hermansen, Mikkel Storleer Eriksen, Jimmy Napes, Sam Smith
以上です、いかがでしたでしょうか!
以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!
よくある質問
「Too Good at Goodbyes」はどんな曲ですか?
Sam Smithの2017年の曲で、2作目のスタジオアルバム「The Thrill of It All」の先行シングルです。全英チャートで初登場1位、全米Billboard Hot 100でも4位を獲得した大ヒット曲で、繰り返す別れの中で感情を閉ざしていく様子をソウルフルなバラードで描いています。
「open up」はどういう意味ですか?
「心を開く・本音を打ち明ける」という意味のイディオムです。「up」が付くことで「完全に打ち明ける」というニュアンスが強まります。この曲では「心を開くたびに傷つく」という文脈で使われており、主人公が自分を守るために壁を作る理由を示しています。
「stand a chance」はどういう意味ですか?
「見込みがある・可能性がある」という慣用句です。stand(立つ)+a chance(チャンス)から「チャンスに立てる=可能性がある」というイメージです。この曲では「don’t stand a chance」(全く見込みがない)として、二人の関係が終わっていることを表しています。
「in the dirt」はどういう意味ですか?
「惨めな状態で・ひどい目に遭って」という慣用句です。dirt(泥・汚れ)から転じた表現で、「泥の中に放り出される」というイメージが元になっています。この曲では相手に置き去りにされて傷つくことへの恐れが込められています。
関連リンク
Too Good at Goodbyes – Sam Smith (Official Video)
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