【歌詞和訳】ABC – Jackson 5

今回の曲のタイトルは、「ABC」です。直訳すると、「エービーシー」です。

ジャクソン5は、アメリカ・インディアナ州ゲーリー出身の5人兄弟グループで、ジャッキー、ティト、ジャーメイン、マーロン、そして末弟マイケル・ジャクソンで構成されています。「ABC」は1970年2月にモータウン・レコードからリリースされ、同年4月にはビルボードHot 100で1位を獲得。ザ・ビートルズの「Let It Be」を首位から引きずり下ろしたことでも広く知られています。同年発表のセカンドアルバム『ABC』のタイトル曲でもあり、ソウル・R&Bをベースにしたアップテンポなナンバーで、愛の手ほどきをアルファベットや数字に例えたポップで遊び心溢れる歌詞が特徴です。

【直訳のポイント】サビの「ABC, easy as 1-2-3, simple as do-re-mi」は、愛をアルファベットや数字ほど簡単なものに例えたフレーズ。「do-re-mi」はドレミ音階を指し、日本語でもそのまま通じる表現です。

細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。

※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。

以下、和訳です。


ABC – Jackson 5

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[Intro: Michael Jackson & The Jacksons]
A buh-buh buh buh buh
ア バ・バ バ バ バ

A buh-buh buh buh buh
ア バ・バ バ バ バ


[Verse 1: Michael Jackson & Jermaine Jackson]
You went to school to learn, girl
学校へ行って学んだね、ガール

Things you never, never knew before
今まで知らなかったことを

A-ha hey “I before E, except after C1I before E, except after C
[英語綴り規則の決まり文句]英語スペリングの定番ルール:「Cの後を除き、EよりIを先に書く」(例:believe → IE、receive → EI)

「Cの後以外は、EよりIを先に書く」

And why two plus two makes four
なぜ2たす2が4になるのかも

Now, now, now, I’m gonna teach you (Teach you, teach you)
さあ、教えてあげる(教えてあげる、教えてあげる)

All about love, yeah (All about love)
愛のすべてをね(愛のすべてを)

Sit yourself down, take a seat
さあ座って、腰かけて

All you gotta do is repeat after me
あとは私のあとについて繰り返すだけ





[Chorus: Michael Jackson]
A, B, C
A、B、C

Easy as one, two, three
一、二、三みたいに簡単さ

Or simple as Do-Re-Mi
ドレミみたいにシンプル

A, B, C
A、B、C

One, two, three, baby, you and me, girl
一、二、三、ベイビー、君と僕さ、ガール

A, B, C
A、B、C

Easy as one, two, three
一、二、三みたいに簡単さ

Or simple as Do-Re-Mi
ドレミみたいにシンプル

A, B, C
A、B、C

One, two, three, baby, you and me, girl
一、二、三、ベイビー、君と僕さ、ガール


[Post-Chorus: Tito Jackson, Jackie Jackson, Jermaine Jackson & Michael Jackson]
(Let me love you just a little bit)
(ほんの少しだけ、愛させて)

Come on, let me love you just a little bit
さあ、ほんの少しだけ愛させてくれ

I’m-a2I’m-a
[口語・AAVE]「I am going to」のAAVE(アフリカ系アメリカ人英語)縮約形。意志・予告を表す。
gonna teach you how to sing it out3sing it out
[句動詞]「out」を伴うことで「声を張り上げ、思い切り歌う」というニュアンスになるイディオム。

声を張り上げて歌う方法を教えてあげる

Come on, come on, come on
さあ、さあ、さあ

Let me show you what it’s all about4what it’s all about
[イディオム]「物事の本質・真髄」を指す定型表現。直訳の「それが何についてのものか」より「これがどういうことか」というニュアンス。

これが何たるかを見せてあげよう


[Verse 2: Michael Jackson & Jermaine Jackson]
Reading, writing, ‘rithmetic5‘rithmetic
[名・口語]「arithmetic(算数)」の語頭音節を省略した詩的・口語的形式。

読み、書き、算数

Are the branches6branches
[名・比喩]「木の枝」→ここでは「学問の分野・科目」を指す比喩表現。
of the learning tree

学びの木に生える枝たち

But listen, without the roots of love every day, girl
でも聞いて、毎日愛という根がなければ

Your education ain’t complete
あなたの学びは完全じゃない

T-t-t-teachers gonna show you (Show you, show you)
先生たちが教えてくれる(教えてくれる、教えてくれる)

How to get an “A”7get an “A”
[句・米口語]アメリカの成績評価でA(最優秀)を取ること。日本の「優」や「満点」に相当するイディオム。
(Nyah nyah nyah nyah nyah)

「A」(最高点)の取り方を(ニャーニャーニャーニャーニャー)

Spell me8Spell me
[句・言葉遊び]「”me”という語をスペルアウトせよ」の意。続く”you add the two”と合わせ、”me(M-E)”+”you(Y-O-U)”=ふたりが合わさる掛け言葉になっている。
, you (You add the two)

“me”をスペルして、”you”も加えて(ふたつ足し合わせれば)

Listen to me, baby, that’s all you gotta do
僕の言うことを聞いて、ベイビー、それだけでいい





[Chorus: Michael Jackson]
Oh, A, B, C
ああ、A、B、C

It’s easy as one, two, three
1、2、3と同じくらい簡単さ

Or simple as Do-Re-Mi
ドレミと同じくらいシンプルさ

A, B, C
A、B、C

One, two, three, baby, you and me, girl
1、2、3、ベイビー、君と僕さ、ガール


[Refrain: Michael Jackson & The Jacksons]
A, B, C
A、B、C

It’s easy, it’s like counting up to three (One, two, three)
簡単さ、三まで数えるようなもの(1、2、3)

Sing a simple melody (Do-Re-Mi, A, B, C)
シンプルなメロディを歌って(ドレミ、A、B、C)

That’s how easy love can be
愛とはそれくらい簡単なものだよ

Now, that’s how easy love can be
ほら、愛とはそれくらい簡単なものだよ

Sing a simple melody
シンプルなメロディを歌って

One, two, three, you and me (Yeah)
1、2、3、君と僕(イェー)


[Bridge: Michael Jackson]
Sit down, girl!
座って、ガール!

I think I love you!
愛してると思う!

No!
いや!

Get up, girl!
立って、ガール!

Show me what you can do!
何ができるか見せてよ!

Shake it, shake it, baby, come on9come on
[句・間投詞]「さあ」「ほら」と相手を促すイディオム。文字通りの意味(来い)ではなく、励ましや煽りのニュアンス。
now!

揺らして、揺らして、ベイビー、さあ!

Shake it, shake it, baby, ooh-ooh
揺らして、揺らして、ベイビー、うーうー

Shake it, shake it, baby, huh!
揺らして、揺らして、ベイビー、ハッ!

One, two three, baby, ooh-ooh
いち、に、さん、ベイビー、うーうー

A, B, C, baby, nah nah
エー、ビー、シー、ベイビー、ナーナー

Do-Re-Mi, baby, ow!
ドレミ、ベイビー、ウォウ!

That’s how easy love can be
愛とはそれほど簡単なものさ





[Refrain: Michael Jackson & The Jacksons]
A, B, C
A、B、C

It’s easy, it’s like counting up to three (One, two, three)
簡単なんだ、1、2、3と数えるくらいにね(いち、に、さん)

Sing a simple melody (Do-Re-Mi, A, B, C)
シンプルなメロディーを歌って(ドレミ、A、B、C)

That’s how easy love can be
愛ってね、それくらい簡単なものなんだよ


[Outro: Jermaine Jackson, Michael Jackson & The Jacksons]
I’m-a10I’m-a
[副・AAVE]「I am going to」の強調・口語形。AAVEで意志や近未来を示すマーカー。
gonna teach you how to sing it out11sing it out
[句動詞]「声を張り上げて歌う・歌い上げる」の意。out が動作の完全な発揮を強調する。

声を張り上げて歌う方法を教えてあげる

Come on, come on, come on
さあ、さあ、さあ

Let me show you what it’s all about
どういうことか全部見せてあげよう

A, B, C
A、B、C

It’s easy, it’s like counting up to three (One, two, three)
簡単さ、1から3まで数えるみたいに(1、2、3)

Sing a simple melody (Do-Re-Mi, A, B, C)
シンプルなメロディを歌って(ドレミ、A、B、C)

That’s how easy love can be
愛ってそれくらい簡単なものなんだ

I’m-a12I’m-a
[副・AAVE]「I am going to」の強調・口語形。AAVEで意志や近未来を示すマーカー。
gonna teach you how to sing it out13sing it out
[句動詞]「声を張り上げて歌う・歌い上げる」の意。out が動作の完全な発揮を強調する。

声を張り上げて歌う方法を教えてあげる

Sing it out14sing it out
[句動詞]「声を張り上げて歌う・歌い上げる」の意。out が動作の完全な発揮を強調する。
, sing it out, sing it out, sing it (Oh! Oh! Oh, baby)

歌い上げて、歌い上げて、歌い上げて、歌って(オー!オー!ベイビー)

A, B, C
A、B、C

It’s easy, it’s like counting up to three (One, two, three)
簡単さ、三つ数えるようなもの(いち、に、さん)

Sing a simple melody (Do-Re-Mi, A, B, C)
シンプルなメロディーを歌えばいい(ドレミ、エービーシー)

That’s how easy…
それくらい簡単なことさ…



Writer(s): The Corporation, Berry Gordy, Freddie Perren, Fonce Mizell, Deke Richards

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以上です、いかがでしたでしょうか!

以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!

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よくある質問

「ABC」はどんな曲ですか?

ジャクソン5の「ABC」は1970年2月にモータウン・レコードからリリースされたシングルで、同名アルバムの収録曲です。ビルボード Hot 100で見事1位を獲得し、あのビートルズの「Let It Be」を首位から押しのけたことでも大きな話題を呼びました。当時わずか11歳のマイケル・ジャクソンが伸びやかなボーカルを披露したこの曲は、半世紀以上を経た今もSpotifyなどのストリーミングサービスで数億回再生され続けるモータウンの金字塔です。

「”sing it out”」はどういう意味ですか?

直訳すれば「声に出して歌う」ですが、ただ歌うのではなく、思い切り・全力で歌い上げるというニュアンスが込められています。ここでの”out”は「外へ解き放つ」というイメージで、感情を内側にためこまず爆発させるような表現です。日本語でいえば「声を張り上げて歌え!」「遠慮なく歌い飛ばして!」といった感じでしょうか。曲全体に流れる「難しく考えず、楽しく弾けよう!」というムードにぴったりのフレーズです。

「”what it’s all about”」はどういう意味ですか?

「それこそがすべての本質・核心だ」という意味の定番イディオムです。直訳すると少し硬く聞こえますが、会話では「つまりそういうことだよ」「大事なのはそこなんだ」というカジュアルなニュアンスで広く使われます。歌詞の中では「ABCや1・2・3を覚えるのと同じくらい、愛こそがすべての本質なんだ」という文脈で登場し、学校の勉強と恋愛を重ねたユーモラスな比喩として機能しています。

「”‘rithmetic”」はどういう意味ですか?

これは”arithmetic”(算数・計算)の冒頭の”a”を省略した口語形で、頭についているアポストロフィ(’)がその証です。正式な発音は「アリスメティック」ですが、歌の中では「リスメティック」と縮めることでリズムに乗りやすくしています。歌詞では「ABC(アルファベット)」「1・2・3(数字)」「ド・レ・ミ(音階)」と並んで登場し、学校で習う基礎科目を軽快に列挙する流れの中に組み込まれています。英語の歌詞ではこうした音節省略が韻やメロディーの都合でよく使われるので、ひとつ覚えておくと歌詞読解がグッと楽になりますよ。

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関連リンク

ABC – Jackson 5 (Official Video)

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