今回の曲のタイトルは、「Don’t Rush」です。直訳すると、「急がないで」です。
Young T & Bugseyはイギリスのノッティンガム出身のデュオで、「Don’t Rush」は2019年11月9日にリリースされました。ヘッディー・ワンをフィーチャリングしたこの楽曲は、2020年3月発売のデビューミックステープ『Plead the 5th』の第2弾シングルとして発表され、コロナ禍のロックダウン中にTikTokで「#DontRushChallenge」として世界中に拡散し、UKシングルチャートで1位を獲得しました。UKドリルとアフロスウィングを融合させたサウンドに、恋愛における余裕や駆け引きをテーマとした歌詞が乗っています。
【直訳のポイント】タイトルの “Rush” は「急ぐ」という意味ですが、歌詞中では「急かさないで」「焦らせないで」というニュアンスで使われており、恋愛における余裕や自分らしさを大切にする気持ちが込められています。
細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。
※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。
以下、和訳です。
Don’t Rush – Young T & Bugsey
[Chorus: Bugsey]
Don’t rush, slow touch
急ぐな、ゆっくり触れて
Brown and white, like I go cunch1cunch
[名・英俗語]イギリスのストリートスラング。「county(郡・地方)」の崩れた発音。「county lines(カウンティライン)」、すなわち地方への麻薬密売ルートに出向くことを指す。
ブラウンにホワイト、田舎へ行くみたいに
Grab and buy, make ‘em go bust2go bust
[句動・イディオム]「破産する・資金が尽きる」を意味するイディオム。 (Buss)
掴んで買え、奴らを破産させろ(バス)
Eye for eye, make ‘em lose trust
目には目を、奴らの信頼を失わせろ
White rum, fizzy pop3fizzy pop
[名・英俗語]イギリス英語で炭酸飲料(ソーダ)を指すカジュアルな表現。 (Pop)
ホワイトラム、炭酸ドリンク(ポップ)
Where you dey4dey
[動・ピジン英語]ナイジェリア・ピジン英語で “are” にあたる動詞。「Where you dey go?」=「どこへ行くの?」を意味する。 go? (Go) We dey go up
どこへ行く?(ゴー)俺たちは上へ向かってる
Catch my vibe5catch my vibe
[句・俗語]「俺の雰囲気・エネルギーを感じ取れ」を意味するスラング表現。 (Vibe), let me go off6go off
[句動・俗語]「制約なく全力で弾ける・思い切りやる」を意味するスラング。 (Off)
俺のバイブを感じろ(バイブ)、思い切りやらせてくれ(オフ)
Blammed7blammed
[動・英俗語]「blamm」の過去形。UKドリルスラングで「撃つ」を意味する動詞。文脈によって性的な意味でも用いられる。 her twice, man it’s so tough
二発喰らわせた、本当につらいぜ
[Verse 1: Young T]
Aight yo, put the Belaire8Belaire
[固有名詞・ブランド]フランスのスパークリングワイン「Luc Belaire」のこと。パーティーでボトルをそのまま使う演出として登場。 on her batty9batty
[名・パトワ語]カリブ系パトワ語で「お尻」を指す。, make it kotch10kotch
[動・パトワ語]カリブ系スラングで「ゆっくり置く・安定させる・休ませる」の意。
よし、彼女のケツにベレアを乗せて、そのままにしとけ
Seen the watch, now she wanna give crotch11give crotch
[句・俗語]「股を差し出す」→ 性的に応じる・体を許すという意味のスラング。
時計を見たら、今度は体を差し出したがってる
Boy got ps12ps
[名・英俗語]英国スラングで「Ps」= pounds(英ポンド)の複数形。「金を持っている」の意。, now she hopping in the pod13pod
[名・俗語]高級車・スポーツカーを指すスラング。カプセルのような密閉された車内のイメージから。
俺が金を持ってるとわかったら、彼女は車に飛び乗ってきた
Man14Man
[代・英俗語]UK/ジャマイカ系スラングで「俺・自分」を意味する一人称。 in real life sugar, gyaldem15gyaldem
[名・パトワ語]ジャマイカパトワ語で「女の子たち・女たち」の意(gyal+dem の合成)。 haffi16haffi
[助動・パトワ語]ジャマイカパトワ語で「〜しなければならない」(= have to)。 get wopped17wopped
[動・俗語]ここでは「やられる」という性的な意味で使われるスラング。 (Yeah)
俺はリアルに最高の男だ、女たちはみんなやられなきゃな(そうだろ)
Know she want dark18dark
[名・英俗語]UK/ジャマイカ系スラングで「黒肌の・ワイルドで危険なタイプの男」を指す。ここでは話者自身のこと。, told her “Meet me at the top”
彼女がそういうタイプを求めてるのはわかってる、「頂上で待ってろ」と伝えた
Switching lanes the other day, I seen her waiting for a bus
先日、車線を変えながら走ってたら、彼女がバスを待ってるのを見かけた
Baby this a Moncler19Moncler
[固有名詞・ブランド]フランス発祥の高級ファッションブランド。ダウンジャケットやニットウェアで知られる。 sweater, Diesel20Diesel
[固有名詞・ブランド]イタリア発祥のファッションブランド。デニム(ジーンズ)で特に有名。 denim
ベイビー、これはモンクレールのセーター、ディーゼルのデニムだ
Buy another while my pockets fat21pockets fat
[句・俗語]「ポケットが太っている」→ 財布に金がたっぷりある状態を指すスラング。 like Heather
財布が膨らんでる間にもう一枚買ってやる
Neck froze22neck froze
[句・俗語]「首が凍った」→ 高価なダイヤモンドジュエリーを首元にたっぷり着けた状態。「iced out」とも言う。 like I don’t know no better
首はダイヤで輝いてる、まるで加減を知らないみたいに
Benzo23Benzo
[名・俗語]Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)の俗称。 truck, white seats and they leather
ベンツのSUV、白いシートで全部レザー
Go broke never, on my grind24on my grind
[句・AAVE]「grind(歯を食いしばって働く)」し続けている状態。金を稼ぐためにひたすら努力するというスラング。
絶対に無一文にはならない、俺はひたすら稼ぎ続ける
She make it clap25make it clap
[句・俗語]お尻を激しく動かしてパンパンと打ち鳴らすこと。性的含意を持つAAVEスラング。 like I’m Busta Rhymes26Busta Rhymes
[固有名詞]1990〜2000年代に活躍した米国の著名ラッパー。激しくエネルギッシュなスタイルで知られる。
彼女は俺がバスタ・ライムズかのようにそれを打ち鳴らす
I got the juice27juice
[名・俗語]影響力・権力・信用力のこと。「果汁」から転じたスラング。, the sauce28sauce
[名・俗語]独自のスタイル・魅力・スワッグのこと。 and all them things
俺には影響力もスタイルも、その他全部ある
I blammed29blammed
[動・俗語]「セックスした」を意味するスラング。「blam」(勢いよく打ちつける音)から転じた表現。 her twice tonight with all my bling30bling
[名・俗語]派手なジュエリーや高価なアクセサリーの総称。
今夜、ジュエリー全部つけて彼女と二回やった
Big Benz, I drive, I brought that ting31ting
[名・英国/カリブ系俗語]「thing」の変形。人(特に魅力的な異性)や物を指すスラング。
デカいベンツで乗り付けて、あの子を連れてきた
Any girl you want, they want my ting32ting
[名・俗語]前行と同じく「thing」の変形。ここでは男性器または自分自身を示唆。
お前が欲しいどんな女も、俺のモノを欲しがる
[Chorus: Bugsey]
Don’t rush, slow touch
焦るな、ゆっくり触れて
Brown and white, like I go cunch33cunch
[名・俗語]「country(田舎)」の変形。UKドリルスラングで、地方へ出向いて薬を売る「county lines(カウンティライン)」の行為を指す。
ブラウンにホワイト、まるで田舎へ行くように
Grab and buy, make ‘em go bust34go bust
[句動詞]「破産する・潰れる」を意味するイディオム。競合や敵を経済的・組織的に壊滅させることを示す。 (Buss)
掴んで買わせ、奴らを破産させろ
Eye for eye, make ‘em lose trust
目には目を、奴らの信頼を失わせる
White rum, fizzy pop35fizzy pop
[名・英俗語]炭酸入りソフトドリンク(コーラやサイダーなど)を指すイギリス英語のスラング。 (Pop)
ホワイトラム、炭酸ジュース
Where you dey36dey
[助動・ナイジェリアピジン]ナイジェリアピジン英語で “are / do” に相当する助動詞。アフロビーツやUKドリルで頻繁に使われる。 go? (Go) We dey go up
どこへ行くんだ?俺たちは上へ向かっている
Catch my vibe (Vibe), let me go off37go off
[句動詞・俗語]「爆発する」→ 全力でパフォーマンスする・制御を解き放つという意味のスラング。 (Off)
俺の空気を感じろ、全力でいかせてくれ
Blammed38Blammed
[動・俗語]「blam」の過去形。UKドリルスラングで「銃で撃つ」を意味する。 her twice, man it’s so tough
二発撃った、本当につらい
[Verse 2: Bugsey]
Flood my ice39ice
[名・俗語]ダイヤモンドのアクセサリー類を指すスラング。「flood」はそれで全身を溢れさせること。, make a ho40ho
[名・俗語]「hoe」の短縮形。女性への侮蔑的な呼称(AAVE由来)。 blush
ダイヤで全身を飾り、女を赤面させる
Back at the tour bus, gettin’ caught up
ツアーバスに戻って、あれこれ忙しくして
DSquared41DSquared
[固・ブランド]イタリア発のラグジュアリーファッションブランド「DSquared2」のこと。 got ‘em distressed42distressed
[形・ファッション]ジーンズなどに意図的に傷・色落ちを施した「ダメージ加工」の仕上げ。, gotta hand wash
ディースクエアードのダメージジーンズ、手洗いしなきゃ
New racks43racks
[名・俗語]大量の現金の束。1ラック=1,000ドルが相場のスラング。 with the old Nikes in the shoe box
新しい札束と、箱に仕舞ったままの古いナイキ
Keep my stripes44stripes
[名]アディダスの象徴的な3本ストライプ、あるいは自分のスタイル・地位を指す。, no cuffs45cuffs
[名]手錠のこと。警察に捕まらない、自由でいるという意味。
ストライプは守る、手錠は御免だ
Pull up46pull up
[句動詞・俗語]車で颯爽と到着・現れること。 in a new plate47new plate
[名・俗語]新しいナンバープレート=新車を指すスラング。 and she might just
新車で現れたら、彼女はきっと……
She weren’t tryna move bait48move bait
[句・英俗語]「bait」は英国スラングで「あからさま・露骨」の意。「move bait」は派手にアピールすること。 when our eyes locked
目が合った時、彼女は露骨な素振りを見せなかった
New tints on the coupé, that’s her head lost49head lost
[句・英俗語]「head gone」とも言い、誰かに魅了されて我を忘れた状態を指す英国ドリルのスラング。
クーペに新しいスモークフィルム、彼女は完全に心を奪われた
Off my whites50whites
[名・俗語]白い錠剤型の薬物(アンフェタミン系など)を指すスラング。, right my wrongs
白い錠剤でハイになりながら、過去の過ちを正す
Gucci51Gucci
[固・ブランド→動詞]イタリアの高級ブランド「グッチ」を動詞的に使い、「グッチの品を買ってあげる」の意。 my mum, while you diddle your thumbs52diddle your thumbs
[句・慣用句]「twiddle one’s thumbs(何もせずぼーっとする)」の変形表現。
お前がぼーっとしている間に、母にグッチを買ってあげる
Count my sums53sums
[名・俗語]本来は「合計・計算」を意味するが、ここでは稼ぎや金額の総計を指すストリートスラング。, this is gonna get long
俺の稼ぎを数えてみろ、これは長くなるぞ
Love my green54green
[名・俗語]ドル紙幣が緑色であることから「金・お金」を指すアメリカのスラング。, I’m tryna get strong
金が大好き、もっと力をつけようとしてる
Tryna get bun55bun
[名・俗語]UK/AAVEのストリートスラングで金を稼ぐ・成果を手にすることを指す。, where I’m from, it’s on56it’s on
[句・俗語]「始まっている・動いている」の意。ここでは地元でのストリートの抗争・活動が進行中であることを示す。
稼ごうとしてる、俺の地元じゃもう始まってる
Yes, man57man
[代・俗語]英国スラング・AAVEで「俺・自分」を指す一人称の自己言及表現。 don’t take no dumb, threats
そう、俺は馬鹿げた脅しなんか相手にしない
They see funds, they hop fence58hop fence
[句・俗語]「塀を飛び越える」→ 金のためなら障害も縄張りの境界も乗り越えて突き進むことを示すスラング表現。
金を見たら、奴らは塀を飛び越えてくる
We been up59been up
[句・俗語]「ずっと上にいた・成功し続けてきた」の意。単に「起きていた」ではなく、長期にわたって優位に立ってきたことを示すAAVE表現。, not up next60up next
[句・俗語]ヒップホップ文脈で「次に注目される新星・これから来る存在」を指す。すでに確立された”been up”と対比させている。
俺たちはもうずっとトップにいる、次の番待ちなんかじゃない
[Chorus: Bugsey]
Don’t rush, slow touch
急ぐな、ゆっくりと触れろ
Brown61Brown
[名・俗語]ドラッグスラング。ヘロイン(茶色の粉末)の隠語。対になる「white」はコカインを指す。 and white, like I go cunch62cunch
[名・英俗語]「county(郡・地方)」の訛り。都市部のディーラーが田舎へ出向いて薬物を売ることを指すUKスラング。County Linesとも呼ばれる。
ブラウンとホワイト、まるで田舎へ行く感じで
Grab and buy, make ‘em go bust63go bust
[句動詞・慣用句]「破裂する」→転じて「破産する・資金が尽きる」を意味するイディオム。 (Buss)
掴んで買わせ、奴らを破産させろ
Eye for eye, make ‘em lose trust
目には目を、奴らの信頼を砕く
White rum, fizzy pop64fizzy pop
[名・英俗語]炭酸飲料を指す英国口語。「fizzy」=泡立つ、「pop」=炭酸飲料(英国・特に北部で一般的な表現)。 (Pop)
ホワイトラム、炭酸ジュース
Where you dey65dey
[助動・ナイジェリアンピジン英語]西アフリカ起源のピジン英語で “are / do” に相当する助動詞。「Where you dey go?」=「Where are you going?」の意。 go? (Go) We dey go up
どこへ行くんだ?俺たちは上へ向かってる
Catch my vibe (Vibe), let me go off66go off
[句動詞・俗語]本来「爆発する・鳴り響く」→転じて「思いきり暴れる・全力でパフォーマンスする」を意味するスラング。 (Off)
俺のバイブに乗れ、思いきりやらせてくれ
Blammed67Blammed
[動・UK俗語]「blam」の過去形。銃で撃つことを意味するUKドリルスラング。 her twice, man it’s so tough
二発撃ち込んだ、マジでキツい
[Interlude: Headie One]
And introducing
そしてご紹介しましょう
The one and only68one and only
[慣用句]「ただ一人・唯一の」→「唯一無二の、他に並ぶ者のない」を意味する定型フレーズ。人物紹介の場で対象を讃える際に用いる。
唯一無二の
[Verse 3: Headie One]
Big truck, no clutch (Clutch)
デカいトラック、クラッチいらず
Wrist69Wrist
[名・俗語]ヒップホップ用語で「手首につけたジュエリー・時計」を指す。 rose70rose
[動]rise(上がる)の不規則過去形。ここでは価値・ステータスが上がったことを意味する。, don’t touch
手首のアクセは上がった、触るな
French Ciri71Ciri
[固有名詞]フランス産ウォッカブランド「Cîroc(シロック)」の略称。, I’m so drunk (Turnt72Turnt
[形・AAVE]”turned up”の短縮形。酔っている・テンションが爆上がりした状態を表す俗語。)
フレンチ・シロックでもうベロベロだ
Course I can’t drink and drive, where’s my chauffeur?
飲んで運転なんてできないから、専属ドライバーはどこだ?
Bando73Bando
[名・俗語]AAVE。廃屋や空き家を利用した違法薬物の製造・販売拠点を指す。 upsuh, whip74whip
[動・俗語]ドラッグスラング。コカインを鍋で加熱・加工する行為(クラック製造)を指す。 that coca
バンドーで仕込んで、コカを炊いてた
I really hope this time my record don’t flop
今回のアルバムだけはコケないといいんだが
See, I was in the wok75wok
[名・俗語]ドラッグスラング。中華鍋(ウォック)→ クラックコカインを加熱・精製する容器を指す隠語。, now my penthouse at the top
あの頃はウォックで薬を炊いてた、今は最上階のペントハウス住まい
Shawty76Shawty
[名・AAVE]若い女性・気になる女の子を親しみを込めて呼ぶ俗語。 said they’re best friends, I bet they both fuck
あの子らは親友だって言うけど、どうせふたりとも俺と寝てんだろ
‘Cause they won’t cuss, ‘cause they said I sold drugs
悪態もつかないくせに、俺が薬を売ってたと言いふらしてる
And when you down there, ain’t nobody around
どん底にいるとき、誰もそばにいやしない
Watch them come back When you blow up77blow up
[句動詞・俗語]「爆発する」→「一気に有名になる・成功を収める」の意のスラング。
成功した途端に、みんなが戻ってくるのを見てろ
I forgot my jacket but my heated seats help me warm up
ジャケットを忘れたけど、シートヒーターで温まれる
Fast train to Inverurie78Inverurie
[固有名詞]スコットランド北東部アバディーンシャーにある小さな町。, I used to go up
インヴェルリー行きの特急、昔よく行ってたな
It’s ironic, I just sold out79sold out
[句動詞]「売り尽くす」→「チケットが完売する」こと。ここではライブの入場券が全席埋まったことを指す。 my show in Scotland
皮肉なもので、スコットランドのライブが完売した
Used to say I wanna put Tottenham80Tottenham
[固有名詞]ロンドン北部ヘリンゲイ区にある地区。移民が多く住む労働者階級の街として知られ、アーティストの出身地。 on the map81on the map
[慣用句]「地図に載せる」→「有名にする・世界に認知させる」の意のイディオム。
トッテナムを世に知らしめたいといつも言ってた
But one day I’ma change the map in Tottenham
でもいつか、トッテナム自体を変えてみせる
[Chorus: Bugsey]
Don’t rush, slow touch
急がないで、ゆっくりと触れて
Brown82Brown
[名・俗語]ヘロイン(茶色の色から)を指すUKストリートスラング。 and white83white
[名・俗語]コカイン(白い粉末から)を指すストリートスラング。, like I go cunch84cunch
[名・俗語]UK俗語で「地方・田舎」の意。転じて、都市部の売人が地方へ薬物を売りに行く「カウンティ・ラインズ」行為を指す。
ブラウンにホワイト、田舎へ行くように
Grab and buy, make ‘em go bust85go bust
[句動詞・イディオム]「破産する・資金が尽きる」を意味する慣用句。 (Buss)
掴んで買わせ、奴らを破産させろ
Eye for eye, make ‘em lose trust
目には目を、奴らの信頼を失わせろ
White rum, fizzy pop86fizzy pop
[名・英俗語]炭酸飲料(ソーダ・コーラなど)を指すイギリス英語のスラング。 (Pop)
ホワイトラム、炭酸ドリンク
Where you dey87dey
[助動詞・ピジン英語]ナイジェリアン・ピジン英語で進行形を作る助動詞。標準英語の「are / is」に相当する。 go? (Go) We dey go up
どこへ行く?俺たちは上へ向かう
Catch my vibe (Vibe), let me go off88go off
[句動詞・俗語]「爆発する」が原義→ 全力でパフォーマンスする・テンションが一気に上がる状態を指すスラング。 (Off)
俺の空気を感じてくれ、全開でいかせてくれ
Blammed89Blammed
[動・俗語]「blam」の過去形。「撃つ」が原義だが、UKスラングでは性行為をしたことを意味する。 her twice, man it’s so tough
彼女を二度やった、まじできつい
Writer(s): Headie One, Bugsey, Young T
以上です、いかがでしたでしょうか!
以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!
よくある質問
「Don’t Rush」はどんな曲ですか?
「Don’t Rush」は、イギリスのラップデュオYoung T & Bugseyが2019年11月にリリースしたアフロスウィング/UKドリルの楽曲です。リリース直後から注目を集めていましたが、新型コロナウイルスによるロックダウン中にTikTokで「#DontRushChallenge」として世界規模で爆発的に拡散し、一躍グローバルなヒット曲となりました。イギリスのシングルチャートで1位を獲得し、UKでは複数回のプラチナ認定を受けるなど、ストリーミング再生数でも記録的な数字を残しています。
「”cunch”」はどういう意味ですか?
「cunch」はイギリスのストリートスラングで、ロンドンなどの都市部から離れた「田舎」や「地方エリア」を指す言葉です。発音は「カンチ」に近く、UKドリルやロードマンカルチャーのシーンでよく耳にします。日本語でいえばざっくり「イナカ」というニュアンスですが、都会育ちの若者が地方を軽くからかうようなトーンを含んでいることもあり、単純な「田舎」より少しだけ砕けた響きがある点が特徴です。
「”go bust”」はどういう意味ですか?
標準的な英語で「go bust」といえば「破産する」「失敗に終わる」という意味ですが、この曲のような文脈では意味合いがガラッと変わります。ここでは「はじけ飛ぶ」「限界まで盛り上がる」「全力でやりきる」といったポジティブなニュアンスで使われており、パーティーや恋愛のシーンで感情が爆発するようなイメージです。スラングは文脈次第で180度意味が変わる好例なので、辞書の定義だけで判断しないよう注意しましょう。
「”fizzy pop”」はどういう意味ですか?
「fizzy pop」を直訳すると「炭酸飲料」です。イギリス英語では炭酸入りの清涼飲料水を「pop」や「fizzy drink」と呼ぶ習慣があり、アメリカ英語の「soda」に相当します。曲中では、泡がはじけるようなキラキラした華やかさや、浮き立つような高揚感を演出するための表現として機能しています。また文脈によっては、シャンパンや高級なドリンクを匂わせるフレックス(自慢)の比喩として読むこともでき、リリックに二重の意味を持たせているのが粋なところです。
関連リンク
Don’t Rush – Young T & Bugsey (Official Video)
他の曲も和訳しています。よろしければどうぞ!
【歌詞和訳】Hood Baby – KBFR
【歌詞和訳】Bored in the House – Tyga & Curtis Roach
【歌詞和訳】SugarCrash! – ElyOtto
【歌詞和訳】Skechers – DripReport
【歌詞和訳】Personal – HRVY