今回の曲のタイトルは、「I Will Always Love You」です。直訳すると、「私はあなたをいつまでも愛し続けるでしょう」です。
ドリー・パートンは、1946年生まれのアメリカのカントリー・ミュージックを代表する歌手・シンガーソングライターです。「I Will Always Love You」は彼女自身が作詞・作曲し、1973年にシングルとしてリリースされました。翌1974年にはアルバム『Jolene』に収録され、ビルボードのホット・カントリー・シングルズチャートで1位を獲得しています。この曲は、長年の共同制作パートナーであるポーター・ワゴナーのテレビ番組を去る際に、感謝と惜別の気持ちを込めて書かれたカントリー・バラードです。
【直訳のポイント】タイトルの「always」は「いつも」とも訳せますが、この曲では別れを告げながらも永遠の愛を誓うという文脈があるため、「いつまでも・ずっと」というニュアンスで訳すのがより適切と判断しました。
細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。
※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。
以下、和訳です。
I Will Always Love You – Dolly Parton
[Verse 1]
If I should1should
[助動詞・仮定法]「If I should ~」は「もし万が一~するとしたら」という文語的・改まった仮定表現。単純な「If I stay」より躊躇や不確かさのニュアンスを含む。 stay
もし私がここに残るとしたら
I would only be in your way2in your way
[イディオム]「あなたの道の中にいる」→「邪魔をする・障害になる」を意味する慣用句。
あなたの邪魔になるだけ
So I’ll go, but I know
だから去っていく、でもわかってる
I’ll think of you each step of the way3each step of the way
[イディオム]「道のりの一歩一歩」→「これからずっと・常に」を意味する慣用句。
これからもずっと、あなたのことを想い続ける
[Chorus]
And I will always love you
あなたをずっと愛し続けるわ
I will always love you
あなたをずっと愛している
[Verse 2]
Bittersweet4Bittersweet
[形]「苦くて甘い」→ 喜びと悲しみが入り混じった複雑な感情を表す表現。 memories
甘くも苦い思い出
That’s all I am taking with me
それだけを連れて行く
Goodbye, please don’t cry
さようなら、泣かないで
We both know that I’m not what you need
ふたりともわかってる、私はあなたに必要な存在じゃないって
[Chorus]
But I will always love you
でも、ずっとあなたを愛してる
I will always love you
ずっと、あなたを愛してる
[Verse 3]
I hope life treats you kind
人生があなたに優しくあることを願っている
And I hope that you have all that you ever dreamed of
そして、あなたがずっと夢見てきたものすべてを手にできることを願っている
And I wish you joy and happiness
あなたに喜びと幸せが訪れますように
But above all5above all
[慣用句]「何よりも・最も重要なこととして」を意味するイディオム。”above” は物理的な「上」ではなく「重要度において〜を上回る」という比喩的用法。 of this, I wish you love
でもそれら何より、あなたに愛を願っている
[Chorus]
And I will always love you
そして、いつもあなたを愛してる
I will always love you
いつもあなたを愛してる
I will always love you
いつもあなたを愛してる
Writer(s): Dolly Parton
以上です、いかがでしたでしょうか!
以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!
よくある質問
「I Will Always Love You」はどんな曲ですか?
この曲はカントリー音楽の女王ドリー・パートンが作詞・作曲し、1973年にリリースされました。当時の音楽パートナー兼メンターであるポーター・ワゴナーへの別れを告げるために書かれた、実話に基づくお別れの歌です。オリジナル版はビルボードのカントリー・シングル・チャートで1位を獲得。1992年の映画『ボディガード』でホイットニー・ヒューストンがカバーしたバージョンは世界中で2,000万枚以上を売り上げる歴史的大ヒットとなり、現在もSpotifyで数億回再生を誇る不朽の名曲です。
「If I should stay」の “should” はどういう意味ですか?
日本語の授業で習う「should=〜すべき」とは少し違う使い方です。ここでの “should” は「もし万が一〜するとしたら」という仮定の柔らかいニュアンスを表します。”If I stay” と言うよりも、「もしもの話だけど、もし私がそのまま留まったとしたら…」という、一歩引いた遠慮がちな表現です。別れを切り出す辛さを和らげるような、ドリー・パートンの繊細な言葉選びが光るフレーズです。
「in your way」はどういう意味ですか?
“in your way” は「あなたの邪魔になる」「あなたの前に立ちふさがる」という意味の慣用表現です。道を塞いで通れなくさせるイメージから来ており、転じて「あなたの夢や幸せを妨げる存在になってしまう」というニュアンスで使われます。この歌詞では「私がそばにいると、あなたが前に進む足かせになってしまう」という自己犠牲の思いが込められており、別れを選ぶ理由の核心を一言で表した表現です。
「each step of the way」はどういう意味ですか?
“each step of the way” は「その道のりのひと歩ひと歩で」、つまり「始まりから終わりまで、ずっと・いつも」という意味の慣用句です。”all the way” よりも一歩一歩の積み重ねを強調するイメージがあります。たとえば「子育ての全過程でそばにいた」「プロジェクトをどの段階でも支えた」のように使います。この曲では、たとえ離れ離れになっても心の中でずっと応援し続けるという、永遠の愛の誓いを力強く締めくくる言葉として使われています。
関連リンク
I Will Always Love You – Dolly Parton (Official Video)
他の曲も和訳しています。よろしければどうぞ!
【歌詞和訳】9 To 5 – Dolly Parton
【歌詞和訳】Here You Come Again – Dolly Parton
【歌詞和訳】Jolene – Dolly Parton
【歌詞和訳】Woman – Kane Brown
【歌詞和訳】Hootie Frutti – KATSEYE