今回の曲のタイトルは、「bad thing (bunny hop)」です。直訳すると、「悪いこと(うさぎ跳び)」です。
アリアナ・グランデは、1993年フロリダ州ボカラトン生まれのアメリカ人シンガーソングライター。ニコロデオンのドラマ出演を経て、2013年のデビューアルバム『Yours Truly』でその圧倒的な歌声を世界に知らしめた。本作「bad thing (bunny hop)」は、スウェーデン人プロデューサー・ILYA(イリヤ・サルマンザデー)との共作で、彼女のデビュー初期から続く長期的なコラボレーションの延長線上にある作品。ポップとダンスミュージックを軸に、軽快なリズムと遊び心あるテーマが絡み合うミッドテンポのダンスポップトラックで、リリース後に複数の主要チャートでトップ20圏内を記録している。
【直訳のポイント】タイトルの「bunny hop(バニーホップ)」は直訳すると「うさぎ跳び」だが、ここではダンスの動きを指し、軽やかで弾けるような恋愛感情のメタファーとして機能している。
細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。
※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。
以下、和訳です。
bad thing (bunny hop) – Ariana Grande
[Intro]
(That’s okay, alright)
(それでいい、大丈夫)
[Verse 1]
I can see it in your eyes
あなたの瞳にそれが見えてる
I see the way your whole vibe1vibe
[名・俗語]「振動」が語源。人や場が放つ雰囲気・エネルギーを指すスラング。 shifts
あなたの雰囲気がすっかり変わっていくのがわかる
So tell me why this feeling
だから教えてよ、なぜこの感情が
Should be something to resist?
抵抗すべきものなんだって言うの?
I can learn your body language
あなたのボディランゲージを読み解ける
‘Cause it never used to be like this
だってこんなじゃなかったから
I’ll be your student, fluent
あなたの生徒になる、すらすらと
Won’t you teach me? I insist
教えてほしい、お願いだから
[Pre-Chorus]
Feeling like a teenager, I guess I really needed ya
十代みたいな気分、きっと本当に君が必要だったんだ
It’s silly, but I wonder if you feel how I feel (Ooh, woah)
バカみたいだけど、君も同じ気持ちなのかなって(ウー、ウォー)
[Chorus]
Have you been this fine2fine
[形・俗語]本来「大丈夫・良い」の意だが、ここではAAVEスラングで「魅力的な・イケてる」を指す。 the whole damn time?
ずっとこんなに魅力的だったの?
This is a bad thing
これはいけないこと
This is a bad, bad thing
これは本当に、いけないこと
Oh, baby, you’re a real nightmare
ねえ、あなたって本物の悪夢
And it’s super unfair how much
どれだけ不公平なのか
This is a bad thing
これはいけないこと
This is a bad, bad thing
これは本当に、いけないこと
[Verse 2]
Yeah, I like your butterflies
ねえ、あなたの蝶々が好き
The kind you’ve been making with your hands
あなたが手で作ってきた、あの蝶々
Yeah, I can see them finally
ねえ、やっとそれが見えるよ
Can’t believe they’ve been right there
ずっとそこにあったなんて信じられない
You know you make a real good boyfriend
あなたって本当にいい彼氏だよ
In my dreams, and in real life
夢の中でも、現実でも
Meet you by the staircase where we
あの階段で会おう、私たちが
Fell3fell
[動・不規則過去形]fallの過去形。ここでは “fell in love”(恋に落ちた)という慣用表現で使われている。 in love, let’s do it twice
恋に落ちた場所で、もう一度
[Pre-Chorus]
Feeling like a teenager, I guess I really needed ya (Ah)
10代みたいな気分、やっぱり君が必要だったんだと思う(あぁ)
It’s silly, but I wonder if you feel how I feel (Ooh, woah)
バカみたいだけど、君も同じ気持ちなのかな(ウー、ウォー)
[Chorus]
Have you been this fine4fine
[形・俗語]「元気な・大丈夫な」が本来の意味だが、ここでは「魅力的な・色っぽい」を意味するスラング。 the whole damn time?
ずっとこんなに魅力的だったの?
This is a bad thing
これは、よくないこと
This is a bad, bad thing
これは、よくない、よくないこと
Oh, baby, you’re a real nightmare
ああ、あなたはまさに悪夢
And it’s super unfair how much
そしてどれほど不公平なことか
This is a bad thing
これは、よくないこと
This is a bad, bad thing
これは、よくない、よくないこと
[Bridge]
Been circling and spiraling, the same shit
ぐるぐると同じことを繰り返してばかり
All of this time I’ve been wastin’
ずっとこの時間を無駄にしてきた
You’ve really been such a good boy through all of this noise5noise
[名・比喩]「騒音」が原義だが、ここでは混乱・動揺・周囲の騒動やプレッシャー全般を指す比喩的用法。
この騒乱のなかで、あなたは本当にいい子でいてくれた
The frequency’s6frequency’s
[名・比喩]frequency(周波数)+ is の短縮形。原義は「周波数」だが、ここでは感情的・スピリチュアルな「波動・エネルギー」を意味する比喩的用法。 changing
波動が変わってきている
Can you feel it in my body now?
私の体に感じてる?
Well, can you hear it in these sounds?
この音の中に聴こえてくる?
‘Cause it’s too late to turn back now (Ooh)
もう引き返すには遅すぎるから(ウー)
[Chorus]
Have you been this fine7fine
[形・俗語]「大丈夫/問題ない」ではなく「魅力的・色っぽい」を意味するスラング。 the whole damn time?
ずっとこんなに魅力的だったの?
This is a bad thing
これはよくないことだ
This is a bad, bad thing
これは本当に、まずいことだ
Oh, baby, you’re a real nightmare
ねえ、あなたって本当に悪夢みたいな人ね
And it’s super unfair how much
こんなにも不公平だなんて
This is a bad thing
これはよくないことだ
This is a bad, bad thing
これは本当に、まずいことだ
[Outro]
Why’d he send this to me?
なんで彼はこれを私に送ってきたんだろう?
Oh, okay, he’s not responding
あ、そっか、返信してこない
Haha, let’s cut8cut
[動・音楽俗語]「切る」が転じて、スタジオで「テイクを録音する・録り始める」を意味する業界用語。 (Cut it)
ははっ、じゃあ録ろう(いくよ)
Let’s cut, let’s cut, let’s cut
録ろう、録ろう、録ろう
Writer(s): Ariana Grande, ILYA
以上です、いかがでしたでしょうか!
以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!
よくある質問
「bad thing (bunny hop)」はどんな曲ですか?
「bad thing (bunny hop)」は、アリアナ・グランデが2026年7月31日にリリースした8作目のスタジオアルバム『Petal』に収録されている楽曲です。BabyDoll MusicとRepublic Recordsから発売されたこのアルバムは、これまでの作風とは一味違う実験的な仕上がりが特徴で、恋愛や欲望をテーマにした楽曲が多く並びます。「bunny hop」というタイトルには、アリアナが過去に「Dangerous Woman」時代にウサギの耳をつけていたことにちなむのではという説もあり、ファンの間で話題になりました。
「fine」はどういう意味ですか?
サビで繰り返される「Have you been this fine the whole damn time?」の「fine」は、「元気」「大丈夫」という意味でよく知られていますが、この曲ではAAVE(アフリカ系アメリカ人英語)由来のスラングとして「魅力的な」「イケてる」という意味で使われています。「fine」は文脈によって意味が大きく変わる単語で、見た目や雰囲気を褒めるときによく使われる表現です。
「vibe」はどういう意味ですか?
「I see the way your whole vibe shifts」に出てくる「vibe」は、もともと「振動」を意味する単語ですが、そこから転じて人や場所が発する「雰囲気」「エネルギー」を指すスラングとして定着しました。日本語でも「バイブス」というカタカナ語で使われることがありますが、この曲では相手の纏う空気感が変化していく様子を表現しています。
「cut」はどういう意味ですか?
アウトロの「Haha, let’s cut (Cut it)」の「cut」は、「切る」という基本の意味から派生した音楽業界用語で、スタジオで「テイクを録音する・録り始める」ことを指します。レコーディング現場でよく使われる表現で、この曲がまるでその場で録音されているかのような、ラフでリアルな雰囲気を演出しています。
関連リンク
bad thing (bunny hop) – Ariana Grande (Official Video)
他の曲も和訳しています。よろしければどうぞ!
【歌詞和訳】7 rings – Ariana Grande
【歌詞和訳】hate that i made you love me – Ariana Grande
【歌詞和訳】Into You – Ariana Grande
【歌詞和訳】kiss me – Ariana Grande
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