【歌詞和訳】Take A Bow – Rihanna

今回の曲のタイトルは、「Take A Bow」です。直訳すると、「お辞儀をしなさい」です。

リアーナは1988年生まれ、バルバドス出身のシンガーです。「Take A Bow」は2008年4月にリリースされたシングルで、同年発売のアルバム『Good Girl Gone Bad: Reloaded』に収録されています。全米Billboard Hot 100では3週連続1位を獲得し、世界各国でもヒットを記録しました。作曲はスウェーデンのプロデューサーデュオStargate(Tor Erik HermansenとMikkel Storleer Eriksen)とNe-Yoが手がけており、R&Bポップのサウンドに乗せて、嘘をつき浮気を繰り返す恋人に対し皮肉を込めて「よくやった、お辞儀でもしたら?」と告げる失恋ソングです。

【直訳のポイント】タイトルの「bow」は「お辞儀」を意味します。舞台上で役者が演じ終えた後に礼をするイメージで、この曲では嘘をつき浮気を繰り返す恋人の「演技力」を皮肉を込めて称えるために使われているフレーズです。

細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。

※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。

以下、和訳です。


Take A Bow – Rihanna

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[Intro]
Oh, how about a round of applause1a round of applause
[名・慣用句]「一回分の拍手」を意味する定型表現。”round”は「一巡り・ひと区切り」の意で、単なる”applause”より改まった称賛のニュアンスを持つ。
?

ねえ、拍手でもしてくれる?

Yeah, a standing ovation2standing ovation
[名・文化]観客が席から立ち上がって行う喝采。賞賛の最高の形とされる。

そう、スタンディングオベーションを

Ooh, whoa, yeah
おお、わあ、ああ

Yeah, yeah, yeah, yeah
そう、そう、そう、そう


[Verse 1]
You look so dumb right now
今のあなた、本当にバカみたい

Standing outside my house
私の家の前に立って

Trying to apologize
謝ろうとしながら

You’re so ugly when you cry
泣いてる時のあなた、本当に醜い

Please, just cut it out3cut it out
[句動詞・口語]「切り取る」ではなく「やめろ/いい加減にしろ」を意味するイディオム。

お願いだから、もうやめてよ





[Pre-Chorus]
And don’t tell me you’re sorry ‘cause you’re not
謝らないでほしい、どうせ本気じゃないんだから

Baby, when I know you’re only sorry you got caught4got caught
[句動詞]「get caught」=悪事や隠し事が相手に発覚すること・バレること。

ねえ、バレたことだけを悔やんでるって、わかってるよ


[Chorus]
But you put on5put on
[句動詞]「着ける」が転じて「(ショー・演技を)披露する・見せる」の意。
quite a show (Ooh, oh)

でも、あなたはなかなかの芝居を演じてみせたわ(ウー、オー)

Really had me going6had me going
[熟語]「have someone going」=すっかり信じ込ませる・完全に騙すことを意味するイディオム。

すっかり信じ込まされていたわ

But, now, it’s time to go (Ooh, oh)
でも、もう行く時間よ(ウー、オー)

Curtain’s finally closing
幕がついに下りる

That was quite a show (Ooh, oh)
なかなかのショーだったわ(ウー、オー)

Very entertaining
とても楽しめたわ

But it’s over now (But it’s over now)
でも、もう終わり(もう終わりよ)

Go on and take a bow7take a bow
[熟語]舞台俳優が公演後に観客へお辞儀をする行為から転じて「喝采を受ける」の意。ここでは「さあ、どうぞご満悦に浸れば」と皮肉を込めて使われている。

さあ、どうぞお辞儀でもしなさい


[Verse 2]
Oh, oh
オー、オー

Grab your clothes and get gone8get gone
[句動詞・俗語]「去ってしまう」→「今すぐ出て行け」という意味のAAVEスラング。
(Get gone)

服をつかんでさっさと出て行って(出て行って)

You better hurry up
急いだ方がいいわよ

Before the sprinklers come on (Come on)
スプリンクラーが作動する前に(早く)

Talkin’ ‘bout “Girl, I love you, you’re the one”
「君を愛してる、君だけだ」なんて言っておきながら

This just looks like a rerun9rerun
[名・テレビ用語]テレビ番組の「再放送」のこと。転じて「同じパターンの繰り返し」を表す比喩表現。

これはただの繰り返しにしか見えない

Please, what else is on?10what else is on
[慣用句・テレビ用語]「他に何が放映されている?」という意味。前行の”rerun”(再放送)の比喩を受けて、「こんなもう見飽きた、別の何かに変えて」というニュアンス。
(Oh, oh)

ねえ、他に何かないの?(オー、オー)





[Pre-Chorus]
And don’t tell me you’re sorry ‘cause you’re not (Mmm)
「ごめん」なんて言わないで、そう思ってないんだから(ンー)

Baby, when I know you’re only sorry you got caught11got caught
[句動詞]get+catch(過去分詞)で「悪いことをしている現場を押さえられる・バレる」を意味するイディオム。

あなたが後悔してるのはバレたからだって、わかってるんだから、ベイビー


[Chorus]
But you put on12put on
[句動詞]「身につける」→ここでは「(芝居・パフォーマンスを)演じる・披露する」の意味のイディオム。
quite a show (Ooh, oh)

でも、あなたはなかなかの見世物を演じてみせた(フー、オー)

Really had me going13had me going
[イディオム]「had someone going」で「(嘘や芝居で)人を信じ込ませる・翻弄する」の意味。

本当にすっかり騙されていた

But, now, it’s time to go (Ooh, oh)
でも、もう去る時間よ(フー、オー)

Curtain’s finally closing
幕がついに下りる

That was quite a show (Ooh, oh)
なかなかのショーだった(フー、オー)

Very entertaining
とても楽しませてくれたわ

But it’s over now (But it’s over now)
でも、もう終わり(でも、もう終わり)

Go on and take a bow14take a bow
[イディオム]舞台で演技後に「お辞儀をして称賛を受ける」こと。転じて「(終わりにふさわしく)礼をしろ」という皮肉な締めくくり。

さあ、お辞儀でもして幕を下ろしなさい


[Bridge]
Oh, and the award for the best liar goes to15goes to
[句動詞]授賞式で「〜に贈られる・〜が受賞する」を意味するイディオム。”The Oscar goes to…” のような定型表現。
you (Goes to you)

ねえ、最高の嘘つき賞はあなたに贈られる(あなたに)

For making me believe
私を信じ込ませてくれたから

That you could be faithful to me
あなたが私に誠実でいられると

Let’s hear your speech, oh
さあ、スピーチを聞かせて

How ‘bout a round of applause16round of applause
[名詞・慣用句]「ひとしきりの拍手」を意味するイディオム。「a round」は「一巡り・ひとしきり」の意。
?

拍手でもしてあげようか?

A standing ovation17standing ovation
[名詞・文化]観客が席から立ち上がって送る、最大級の称賛の拍手。

スタンディングオベーションを





[Chorus]
But you put on18put on
[句動詞]「着る」が原義だが、「put on a show」で「演技をする・芝居を打つ」を意味するイディオム。
quite a show (Ooh, oh)

でも、あなたはずいぶん大げさな演技をしてくれたわ(フー、オー)

Really had me going19had me going
[句・俗語]「have someone going」で「人を信じ込ませる・騙す」の意。「すっかり一杯食わされた」というニュアンス。

すっかり信じ込まされてたわ

Now, it’s time to go (Ooh, oh)
さあ、もう行く時間よ(フー、オー)

Curtain’s finally closing
ついに幕が閉じる

That was quite a show (Ooh, oh)
なかなかの見世物だったわ(フー、オー)

Very entertaining
とても楽しませてくれたわ

But it’s over now (But it’s over now)
でも、もう終わりよ(でも、もう終わりよ)

Go on and take a bow20take a bow
[句・演劇]舞台の幕が下りた後、演者が観客に向かってお辞儀をすること。転じて「締めくくりの挨拶をする」の意。ここでは皮肉的に「あなたの茶番劇はもう幕よ」というニュアンス。

さあ、最後にお辞儀でもしてちょうだい


[Outro]
But it’s over now
でも、もう終わったんだ



Writer(s): Tor Erik Hermansen, Mikkel Storleer Eriksen, Ne-Yo

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以上です、いかがでしたでしょうか!

以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!

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よくある質問

「Take A Bow」はどんな曲ですか?

「Take A Bow」は、リアーナが2008年にリリースした楽曲で、4枚目のスタジオアルバム『Good Girl Gone Bad: Reloaded』からの第2弾シングルです。ネヨ(Ne-Yo)とスタゲイト(Stargate)が共同で制作したこの曲は、リリース直後にBillboard Hot 100で1位を獲得し、リアーナにとって米国での3枚目のナンバーワンシングルとなりました。嘘をつき続ける元恋人に対して、「あなたの演技は見事だったわ」と皮肉たっぷりに「拍手」を贈るという、切なくも痛快な失恋ソングです。

「”a round of applause”はどういう意味ですか?」

直訳すると「一斉の拍手」という意味で、観客がパチパチと手を叩く行為そのものを指します。”round” は「ひとしきり」「一発」というニュアンスで、「give someone a round of applause(〜に拍手を送る)」というフレーズでよく使われます。この曲の中でリアーナが使う場面では、浮気や嘘を繰り返す彼氏に対して「あなたの演技、本当に素晴らしかったわね(嘘つき!)」という強烈な皮肉として機能しています。温かい称賛の言葉が、実は最大限の怒りの表現になっているところが、この歌詞の醍醐味です。

「”standing ovation”はどういう意味ですか?」

“Standing ovation” とは、コンサートや舞台などで観客が席から立ち上がって行う熱烈な拍手喝采のことです。通常の拍手よりも上の、最高の賛辞を示す行為とされています。リアーナはこれをあえて皮肉として使い、「あなたの嘘と演技は、スタンディングオベーションに値するほど見事だった」と元彼の裏切りを痛烈に批判しています。英語圏では「standing ovation」はとても誇り高い賞賛の言葉なので、それを嘘つき相手に向けることで、逆説的な怒りと軽蔑が際立つ表現になっています。

「”cut it out”はどういう意味ですか?」

“Cut it out” は「いい加減にやめて」「そういうのもうやめてよ」という意味の口語表現で、日本語の「やめてよ!」「いい加減にして!」にほぼ相当します。”Stop it” よりも少しくだけた、感情的なニュアンスが強い言い方です。この曲の文脈では、いつまでも言い訳や嘘を並べ続ける彼氏に対して「もうそういうの結構」とぴしゃりと言い放つ場面で登場します。日常会話でも友達が冗談をしつこく続けているときなどに気軽に使えるフレーズなので、ぜひ覚えておきましょう。

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関連リンク

Take A Bow – Rihanna (Official Video)

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