今回の曲のタイトルは、「Personal」です。直訳すると、「個人的な」です。
HRVY(ハービー)は、本名ハーヴェイ・リー・キャントウェル、1999年1月28日生まれのイギリス・ケント州出身のポップシンガーです。10代の頃からYouTubeやSNSで頭角を現し、BBCの子ども向けテレビ番組『Friday Download』の司会としても広く知られるようになりました。「Personal」は2019年にシングルとしてリリースされ、同年11月発売のデビューアルバム『Person of the Year』に収録されています。UKのストリーミングチャートで好成績を収めたダンスポップナンバーで、「あなただけに伝えたい」という真っすぐな恋心を軽快なビートに乗せて歌い上げています。
【直訳のポイント】タイトル「personal」は「個人的な」が直訳ですが、この曲では「あなただけに向けた特別な気持ち」というロマンティックなニュアンスで使われており、単なる形容詞を超えた意味合いがあります。
細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。
※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。
以下、和訳です。
Personal – HRVY
[Intro]
Hey, hey
ねえ、ねえ
[Verse 1]
I don’t know (Hey)
わからない(ヘイ)
Why’d you do this to me, you’re so cold (Hey)
なんで私にこんなことするの、あなたってほんとに冷たい(ヘイ)
You’d be playing1playing
[動・俗語]「演じる・ゲームをする」→ 相手を弄ぶ・だます振る舞いをすること。 like
まるでゲームでもするみたいに振る舞って
Yeah, yeah, yeah, yeah
イェー、イェー、イェー、イェー
Yeah, yeah, yeah, yeah
イェー、イェー、イェー、イェー
Yeah (Hey, hey)
イェー(ヘイ、ヘイ)
I got told2got told
[動・口語]get+過去分詞による受動表現で「〜と言われた」の意。標準英語の”was told”に相当する口語的な言い回し。 danger follows everywhere you go
あなたの行く先にはどこでも危険がつきまとうと言われた
But I still be like3be like
[句・AAVE]「〜のように存在する」→「〜と言う/感じる/思う」を表すアフリカ系アメリカ人英語の定型句。
それでもやっぱり思ってしまう
Yeah, yeah, yeah, yeah
イェー、イェー、イェー、イェー
Yeah, yeah, yeah, yeah
イェー、イェー、イェー、イェー
Yeah (Hey, hey)
イェー(ヘイ、ヘイ)
[Pre-Chorus]
This the part where I’m gonna get hurt
これが、私が傷つく場面
I never listened, but I didn’t deserve it
言うことを聞かなかった、でもこんな目に遭うほどのことはしていない
I was young and she was my first love
私はまだ若くて、彼女は初恋の相手だった
So they say that you live and you learn
よく言うでしょ、生きながら学ぶものだと
[Chorus]
Like yeah, she gon’ mess with your head4mess with your head
[句動詞・俗語]直訳「頭をいじる」→ 精神的に混乱させる・心理的に操ることを表すイディオム。
そう、あの子はあなたの心をかき乱すんだ
Oh yeah, and she’ll flirt with your friends
そう、あなたの友達にだっていちゃつく
Oh yeah, make you wish you were dead
そう、死にたいとさえ思わせてしまう
Every time she moves on5moves on
[句動詞]「前へ進む」→ 恋愛関係を清算して次の相手へ乗り換えることを指す。, she says
次に乗り換えるたびに、こう言う
“Don’t take it personal6take it personal
[句動詞]「個人的に受け取る」→ 相手の言動を自分への批判・侮辱だと感じること。正式には take it personally だが、口語・歌詞では副詞なしで使われる。” (Don’t take it personal)
「気にしないで」(気にしないで)
Every time she moves on, she says
次に乗り換えるたびに、こう言う
[Verse 2]
Who else knows? (Hey)
他に誰が知ってる?(ヘイ)
All my friends are blowin’ up7blowin’ up
[動・俗語]「爆発させる」→「電話を何度もかけ続ける・メッセージを送りまくる」という意味のスラング。 my phone
友達みんなが私の電話を鳴らしまくってる
Something’s telling me
何かが私に告げている
No, no, no, no
いや、いや、いや、いや
No, no, no, no, no, oh
いや、いや、いや、いや、いや、ああ
[Pre-Chorus]
This the part where I’m gonna get hurt
これが、私が傷つくことになる場面
I never listened, but I didn’t deserve8deserve
[動]「〜に値する・〜を受けるに足る」。ここでは「そんな目に遭うべきではなかった=理不尽だった」という意味。 it
聞く耳を持たなかった、でもそんな仕打ちを受けるべきじゃなかった
I was young and she was my first love
若かったし、彼女は初めての恋だった
So they say that you live and you learn9live and you learn
[慣用句]「生きて学ぶ」→ 経験を重ねることで人は成長するという英語のことわざ的表現。
だから人は言う、生きていれば学べると
[Chorus]
Like yeah, she gon’ mess with your head10mess with your head
[句動詞・慣用句]「頭をいじくる」→ 心理的に翻弄する・精神的に混乱させるという意味のイディオム。
そう、彼女はきっとあなたの心を翻弄する
Oh yeah, and she’ll flirt with your friends
ああ、あなたの友達にまで色目を使うんだ
Oh yeah, make you wish you were dead
ああ、死んでしまいたいとすら思わせるほどに
Every time she moves on11moves on
[句動詞]「先へ進む」→ 恋愛関係を終わらせ、次の相手へ乗り換えることを指すイディオム。, she says
彼女が次の相手に乗り換えるたびに、こう言う
“Don’t take it personal12take it personal
[句動詞・慣用句]「個人的に受け取る」→ 自分への攻撃や拒絶として受け止めること。”personally”が標準形だが、歌詞・口語では”personal”が慣用的に用いられる。” (Don’t take it personal)
「気にしないで」(気にしないで)
Every time she moves on, she says
彼女が次の相手に乗り換えるたびに、こう言う
[Bridge]
She won’t do you no favors13do you no favors
[句動詞・慣用句]「便宜をはかる」の否定形で「何の得にもならない・むしろ害になるだけ」を意味するイディオム。二重否定は強調。
彼女はあなたの得になることなど何もしない
Beautiful, but she dangerous
美しい、でも彼女は危険
She was only gon’ break you
彼女はあなたを傷つけるだけだった
Drive me crazy14drive me crazy
[句動詞・慣用句]「私を狂わせる」→ 夢中にさせる・気が狂うほど惹きつけることを表すイディオム。 like
頭がおかしくなりそうなくらい
Yeah, yeah, yeah, yeah
イェー、イェー、イェー、イェー
Yeah, yeah, yeah, yeah, yeah
イェー、イェー、イェー、イェー、イェー
Yeah, oh
イェー、オー
She won’t do you no favors15do you no favors
[句動詞・慣用句]「便宜をはかる」の否定形で「何の得にもならない・むしろ害になるだけ」を意味するイディオム。二重否定は強調。
彼女はあなたの得になることなど何もしない
Beautiful, but she dangerous
美しい、でも彼女は危険
She was only gon’ break you
彼女はあなたを傷つけるだけだった
Drive me crazy16crazy
[形・イディオム]drive me crazy で「私を夢中にさせる・狂わせる」の意。drive は「運転する」→「〜な状態に追い込む」に転じた用法。 like
そんなふうに、私を夢中にさせてくれ
Yeah, yeah, yeah, yeah
イェー、イェー、イェー、イェー
Yeah, yeah, yeah, yeah, yeah
イェー、イェー、イェー、イェー、イェー
[Chorus]
Oh yeah, she gon’ mess with your head17mess with your head
[句動詞・慣用句]「頭をいじる」ではなく、「精神的に翻弄する・心理的に狂わせる」を意味するイディオム。
ああ、そうさ、彼女はあなたの心をかき乱す
Oh yeah, and she’ll flirt with your friends
ああ、そして彼女はあなたの友達に色目を使う
Oh yeah, make you wish you were dead
ああ、死にたいとさえ思わせてしまう
Every time she moves on18moves on
[句動詞]「先へ進む」→ 前の恋愛を終わらせ、次の相手へ乗り換えることを指すイディオム。, she says
彼女が次の恋へ移るたびに、こう言うのさ
Yeah (Oh), she gon’ mess with your head19mess with your head
[句動詞・慣用句]「精神的に翻弄する・心理的に狂わせる」を意味するイディオム。
ああ、彼女はあなたの心をかき乱す
Oh yeah, and she’ll flirt with your friends
ああ、そして彼女はあなたの友達に色目を使う
Oh yeah, make you wish you were dead
ああ、死にたいとさえ思わせてしまう
Every time she moves on20moves on
[句動詞]「先へ進む」→ 前の恋愛を終わらせ、次の相手へ乗り換えることを指すイディオム。, she says
彼女が次の恋へ移るたびに、こう言うのさ
Yeah, she gon’ mess with your head21mess with your head
[句動詞・慣用句]「精神的に翻弄する・心理的に狂わせる」を意味するイディオム。
そうさ、彼女はあなたの心をかき乱す
Oh yeah, and she’ll flirt with your friends
ああ、そして彼女はあなたの友達に色目を使う
Oh yeah, make you wish you were dead
ああそうさ、死にたいとさえ思わせるほどに
Every time she moves on22moves on
[句動詞]「前へ進む」→ 別れや悲しみを乗り越え、新しい恋愛・生活へ踏み出すことを指すイディオム。, she says
彼女が次へと踏み出すたびに、こう言う
“Don’t take it personal23take it personal
[句動詞・イディオム]「個人的に受け取る」→ 相手の言動を自分への攻撃や侮辱と解釈して傷つくこと。文法的には”personally”が正しいが、口語では”personal”が定着している。” (Don’t take it personal)
「個人的に受け取らないで」(個人的に受け取らないで)
Every time she moves on, she says
彼女が次へと踏み出すたびに、こう言う
Writer(s): Sky Adams, HRVY, Danny Shah, Jordan Thomas, Blair Dreelan
以上です、いかがでしたでしょうか!
以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!
よくある質問
「Personal」はどんな曲ですか?
「Personal」は、イギリス出身のシンガー・HRVY(本名 Harvey Cantwell)が2017年にリリースしたポップソングです。YouTubeやInstagramで10代のファンを中心に急速に拡散し、Spotifyでは累計数千万回以上の再生を記録するなど、ストリーミング世代を象徴するヒット曲となりました。気になる相手への真っ直ぐな恋心を、キャッチーなメロディーとシンプルな歌詞で表現した、とても聴き心地の良い一曲です。
“playing”はどういう意味ですか?
この曲での “playing” は「(恋愛的な)駆け引きをする・もてあそぶ」というニュアンスで使われています。”stop playing games”(駆け引きはやめて)という定番フレーズからきており、”playing” 単体で「わざと焦らす」「本気じゃないふりをする」という意味合いを持ちます。日本語に訳すなら「翻弄している」「遊んでいる」あたりがピッタリです。
“got told”はどういう意味ですか?
“got told” は “be told”(〜と言われる)の口語的な過去形で、「(誰かに)〜と聞かされた」という意味です。たとえば “I got told you like me.”(あなたが私のことを好きだって聞いた)のように、第三者を通じて情報を耳にしたシーンで使います。日本語の「〜って言われた」「〜と聞いた」に相当する、とても自然な話し言葉表現です。
“be like”はどういう意味ですか?
“be like” は現代英語、特に若者言葉でとても頻繁に登場する表現で、「〜と言う」または「〜みたいな反応をする」という意味で使われます。たとえば “I was like, ‘seriously?'”(思わず『え、本当に?』ってなった)のように、セリフや心の声を引用するときに便利なフレーズです。日本語の「〜って感じ」「〜みたいな」とほぼ同じ感覚で、SNS世代のカジュアルな会話には欠かせない表現といえます。
関連リンク
Personal – HRVY (Official Video)
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