【歌詞和訳】Fireball – Pitbull

今回の曲のタイトルは、「Fireball」です。直訳すると、「火の玉」です。燃え盛る火球のイメージそのままに、エネルギーと情熱を全面に押し出したタイトルで、聴く者を一瞬で曲の世界観へ引き込む力があります。

ピットブル(本名:アルマンド・クリスティアン・ペレス)は、1981年生まれ、アメリカ・フロリダ州マイアミ出身のラッパー・シンガー。「Mr. Worldwide」「Mr. 305」の異名を持ち、ラテン系のルーツを活かしながら世界規模で活躍するポップ・アイコンです。「Fireball」はジョン・ライアンをフィーチャリングに迎え、2014年8月にリリース。同年11月発売のアルバム『Globalization』に収録され、全米ビルボードHot 100では最高5位を記録しました。ダンスポップとEDMを融合させた疾走感あふれるサウンドが特徴で、世界中のクラブやパーティーシーンを席巻したアンセムです。

【直訳のポイント】「fireball」は直訳すると「火の玉」ですが、歌詞の中では燃えるような情熱やとどまることのない圧倒的なエネルギーの象徴として繰り返し登場します。そのニュアンスを活かしながら和訳しました。

細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。

※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。

以下、和訳です。


Fireball – Pitbull

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[Verse 1: Pitbull]
Mr. Worldwide1Mr. Worldwide
[固有名詞・愛称]ラッパーPitbull(ピットブル)の自称ニックネーム。世界規模で活躍するアーティストであることを誇示した呼称。
to infinity, huh

ミスター・ワールドワイド、果てしなく、へえ

You know the roof on fire2roof on fire
[慣用句・文化]パーティーの熱気が最高潮に達していることを示す比喩。Rock Master Scott & the Dynamic Three の楽曲「The Roof Is on Fire」(1984年)に由来するパーティーアンセムの定番表現。

分かるだろ、屋根が燃えるほど盛り上がってる

We gon’ boogie3boogie
[動・俗語]1970年代ディスコ・ファンク文化に由来する「ノリノリで激しく踊る」の意。
, oogie-oogie, jiggle, wiggle and dance, haha

踊り狂って、ウギウギ、くねくね体を揺らして、はははっ

Like the roof on fire
屋根が燃えるみたいに

We gon’ drink drinks and take shots4shots
[名・俗語]一口サイズの強いアルコールを一気飲みする「ショット」のこと。「take shots」で「ショットを飲み干す」の意。
until we fall out5fall out
[句動詞]「倒れ込む・気絶する」。ここでは飲みすぎて意識を失うまで飲み続けることを指す。
, huh

飲んで飲んで、ショットを飲み干して、倒れるまで、ねえ

Like the roof on fire
屋根が燃えるみたいに

Now, baby, get butt-booty naked6butt-booty naked
[形・俗語]「butt naked(すっ裸)」をさらに強調した表現。一糸まとわぬ完全な裸を意味するスラング。
, take off all your clothes

さあベイビー、全部丸裸になって、服を全部脱ぎ捨てて

And light the roof on fire
そして屋根に火を放て


[Pre-Chorus: Pitbull]
Tell her, tell her, “Baby, baby, baby, baby, baby, baby, baby, baby, baby, huh
彼女に伝えて、「ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー、ねえ」

I’m on fire7on fire
[句・イディオム]「火がついている」→ 情熱が燃え上がっている・絶好調であることを表す慣用表現。

俺は燃えている」

I tell her, “Baby, baby, baby, baby, baby, baby, baby, baby, baby
彼女に言う、「ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー」

I’m a fireball”
俺は火の玉だ」


[Chorus: Pitbull]
(Woo-woo)
(ウー・ウー)

(Woo-woo)
(ウー・ウー)

(Woo-woo)
(ウー・ウー)

(Err-ooh!) Fireball
(アー・ウー!)ファイアボール





[Verse 2: Pitbull]
I saw, I came8came
[動・俗語]”come”の過去形。「来た」の意と同時に「性的絶頂に達した」という俗語的意味を持つダブルミーニング。カエサルの”Veni, vidi, vici”(来た・見た・勝った)の語順をずらしたパロディ。
, I conquered

見た、来た、征服した

Or should I say, “I saw, I conquered, I came”? (Haha)
いや、「見た、征服した、来た」と言うべきかな?(笑)

This little chico9chico
[名・西]スペイン語で「少年・若者」の意。話者自身または主人公を指すスラング的な呼称。
on fire10on fire
[句・慣用]「燃えている」→ 絶好調で手がつけられない状態を表すイディオム。
and he no liar

この小さなチコは絶好調で、嘘つきじゃない

While y’all slippin’11slippin’
[動・AAVE]「滑っている」→ 油断している・注意を怠っている状態を表すAAVEスラング。
, he’s runnin’ the game12runnin’ the game
[句・俗語]「ゲームを仕切る」→ 業界やシーンを完全に支配・コントロールすることを表すスラング。

お前らが油断している間に、彼はシーンを牛耳っている

Now big bang boogie, give that kitty a little noogie13noogie
[名・俗]握り拳の関節を相手の頭頂部に押し当ててグリグリとこするいたずら。アメリカ文化に特有の親しみを込めたじゃれ合い。

さあビッグバン・ブギー、その子ちゃんの頭をグリグリしてやれ

And a nice, nice little shave
そして素敵な、素敵な小さな剃り込みも

I gave Suzie a little pat up on the booty14booty
[名・俗語]お尻・臀部を指すスラング。

スージーのお尻をちょっとポンと叩いたら

And she turned around and said, “Walk this way15Walk this way
[句・慣用/文化]「こちらへ・私のように歩いて」という誘いの表現。エアロスミスの同名曲(1975年)のタイトルとしても広く知られる。

彼女は振り返って「こっちへおいで」と言った


[Refrain: John Ryan & Pitbull]
I was born (305)16305
[固有名詞・地名]フロリダ州マイアミの市外局番。マイアミを指す通称として広く使われる。
in a flame (M.I.A.)17M.I.A.
[固有名詞・地名]マイアミ(Miami)の愛称。マイアミ国際空港のIATAコード(MIA)にも由来する。

炎の中で生まれた、マイアミで

Momma said that everyone would know my name (Haha)
ママは言った、みんないつか私の名前を知ることになるって

I’m the best (That’s right) you’ve ever had (That’s right)
あなたが今まで経験してきた中で、私が最高よ

If you think I’m burnin’ out, I never am (Yeah)
私が燃え尽きると思っているなら、絶対にそんなことはない


[Pre-Chorus: John Ryan & Pitbull]
I’m on fire18on fire
[熟語]「火がついている」→ 絶好調・止まれない勢いであることを表す慣用句。
(Come here)

俺は今、燃え盛っている(こっちに来て)

I’m on fire (Come here)
俺は今、燃え盛っている(こっちに来て)

I’m on fire (Come here)
俺は今、燃え盛っている(こっちに来て)

I’m on fire
俺は今、燃え盛っている

Fireball
火の玉





[Chorus: Pitbull]
(Woo-woo)
(ウー・ウー)

(Woo-woo)
(ウー・ウー)

(Woo-woo)
(ウー・ウー)

(Err-ooh!) Fireball
(アーウー!)ファイヤーボール


[Verse 3: Pitbull]
Sticks and stones may break my bones
棒や石は俺の骨を折るかもしれない

But I don’t care what y’all say
でもお前らが何を言おうと俺は気にしない

‘Cause as the world turns19the world turns
[句・イディオム]「世界が回る」→「時が流れるにつれて・世の中が動くうちに」を意味するイディオム。
, y’all boys gon’ learn

なぜなら時が経てば、お前らも分かるはずだから

That this chico20chico
[名・スペイン語]スペイン語で「男の子・野郎」の意。ラテン系の自称として使われるスラング。
right here don’t play21don’t play
[動・AAVE]「遊ばない」→「なめてもらっては困る・甘くない・本気だ」を意味するAAVEの定番表現。
(Haha)

この俺が本気だってことを(ハハ)

That boy’s from the bottom, bottom of the map
そいつは地の底、地図の最果てからやって来た

M.I.A.22M.I.A.
[固有名詞]マイアミ(Miami, Florida)の別称。マイアミ国際空港(Miami International Airport)の空港コードに由来する呼び名。
, USA

アメリカ合衆国、マイアミから

I gave Suzie a little pat up on the booty23booty
[名・俗語]お尻(臀部)を指す口語的俗語。

スージーのお尻をちょこっと叩いたら

And she turned around and said, “Walk this way24Walk this way
[句・文化的参照]「こっちへついてきて」の意だが、エアロスミスとRun-DMCの同名曲タイトルを引っかけた表現。

彼女は振り返って「ついておいで」と言った





[Refrain: John Ryan & Pitbull]
I was born (30525305
[固有名詞・地域コード]フロリダ州マイアミの市外局番。マイアミ出身であることを示すヒップホップ的な表現。
) in a flame (M.I.A.26M.I.A.
[固有名詞・俗称]マイアミの俗称。マイアミ国際空港のコード(MIA)に由来し、ヒップホップ文化ではマイアミを指す。
)

俺は炎の中に生まれた、マイアミで

Momma said that everyone would know my name (Haha)
ママは言った、誰もが俺の名を知ることになるって

I’m the best (That’s right) you’ve ever had (That’s right)
俺はお前がこれまで出会った中で最高の存在だ

If you think I’m burnin’ out27burnin’ out
[句動詞]「燃え尽きる」→ 勢いやエネルギーが尽きてフェードアウトすることを表すイディオム。
, I never am (Yeah)

俺が燃え尽きると思っているなら、それは絶対にない


[Pre-Chorus: John Ryan & Pitbull]
I’m on fire28on fire
[慣用句]文字通り「燃えている」だが、転じて「絶好調・情熱に満ちた状態にある」を意味するイディオム。
(Come here)

私は燃えている(こっちに来て)

I’m on fire (Come here)
私は燃えている(こっちに来て)

I’m on fire (Come here)
私は燃えている(こっちに来て)

I’m on fire
私は燃えている

Fireball
火の玉


[Chorus]
(Woo-woo)
(ウー・ウー)

(Woo-woo)
(ウー・ウー)

(Woo-woo)
(ウー・ウー)

(Woo-woo)
(ウー・ウー)





[Bridge: Pitbull & John Ryan]
We’re takin’ it, we’re takin’ it, we’re takin’ it down29take it down
[句動詞]「テンション・音量・勢いを落とす」を意味する音楽的慣用表現。

落として、落として、落としていく

We’re takin’ it, we’re takin’ it, we’re takin’ it down
落として、落として、落としていく

We’re takin’ it, we’re takin’ it, we’re takin’ it down
落として、落として、落としていく

We’re takin’ it, we’re takin’ it, we’re takin’ it down
落として、落として、落としていく

We’re takin’ it, we’re takin’ it, we’re takin’ it down
落として、落として、落としていく

We’re takin’ it, we’re takin’ it, we’re takin’ it down
落として、落として、落としていく

We’re takin’ it, we’re takin’ it, we’re takin’ it down
落として、落として、落としていく

We’re takin’ it, we’re takin’ it, we’re takin’ it down
落として、落として、落としていく

Now we’re bringin’ it, we’re bringin’ it, we’re bringin’ it back30bring it back
[句動詞]「テンション・エネルギーを元の高まりへ取り戻す」を意味するフレーズ。

さあ取り戻して、取り戻して、また戻していく

We’re bringin’ it, we’re bringin’ it, we’re bringin’ it back
取り戻して、取り戻して、また戻していく

We’re bringin’ it, we’re bringin’ it, we’re bringin’ it back
俺たちが持ってく、持ってく、また取り戻す

We’re bringin’ it, we’re bringin’ it, we’re bringin’ it back
俺たちが持ってく、持ってく、また取り戻す

We’re bringin’ it, we’re bringin’ it, we’re bringin’ it back
俺たちが持ってく、持ってく、また取り戻す

We’re bringin’ it, we’re bringin’ it, we’re bringin’ it back
俺たちが持ってく、持ってく、また取り戻す

We’re bringin’ it, we’re bringin’ it, we’re bringin’ it back
俺たちが持ってく、持ってく、また取り戻す

Fireball!
ファイアボール!


[Chorus: Pitbull]
(Woo-woo)
(ウー・ウー)

(Woo-woo)
(ウー・ウー)

(Woo-woo)
(ウー・ウー)

(Woo-woo) Fireball
(ウー・ウー)火の玉


[Outro: Pitbull]
(Woo-woo)
(ウー・ウー)

(Woo-woo)
(ウー・ウー)

I tell her, “Baby, baby, baby, baby, baby, baby, baby, baby, baby (Woo-woo)
彼女に言う、「ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー(ウー・ウー)

I’m on fire31on fire
[イディオム]直訳「燃えている」→「情熱的に燃え上がっている・絶好調」を意味する慣用表現。

俺は燃えている」

I tell her, “Baby, baby, baby, baby, baby, baby, baby, baby, baby
彼女に言う、「ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー

I’m a fireball32fireball
[名・比喩]「火の玉」→ 圧倒的なエネルギーや情熱を放つ人物を指す比喩表現。

俺は火の玉だ」



Writer(s): Wallpaper., Axident, John The Blind, Pitbull, Ilsey, Ricky Reed, Joe London, Tom Peyton

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以上です、いかがでしたでしょうか!

以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!

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よくある質問

「Fireball」はどんな曲ですか?

「Fireball」は、マイアミ出身のラッパー・Pitbullがシンガーのジョン・ライアンをフィーチャリングして2014年にリリースしたダンスポップナンバーです。エリック・プライズのヒット曲「Call on Me」のシンセサイザーフレーズを大胆にサンプリングしており、発売直後にBillboard Hot 100で最高5位を記録、世界中のクラブシーンを席巻しました。Spotifyでは累計10億回再生を超えるロングヒットとなっており、今も夏フェスやパーティープレイリストの定番曲として親しまれています。

「roof on fire」はどういう意味ですか?

直訳すると「屋根が燃えている」ですが、もちろん本当に火事が起きているわけではありません。これは1994年にヒットしたヒップホップの定番フレーズ「The Roof Is on Fire」に由来する表現で、「パーティーの熱気が最高潮に達している」「会場の盛り上がりが爆発的だ」というニュアンスを表します。日本語で言うなら「フロアが燃えている」や「会場が沸騰している」に近い感覚です。Pitbullはこのフレーズを使うことで、今夜のパーティーがとにかく激アツだということを聴衆に叩きつけているのです。

「boogie」はどういう意味ですか?

「boogie」はもともと1940〜50年代のリズミカルなピアノ音楽「ブギウギ(boogie-woogie)」に由来するスラングで、現在では「ノリノリで踊る」「体を揺らして楽しむ」という意味で広く使われています。「Let’s boogie!」と言えば「さあ踊ろう!」という呼びかけになります。古くはディスコ時代から使われてきた言葉ですが、Pitbullのような現代アーティストが使うことで、レトロなお祭り感とフレッシュなクラブ感が絶妙にミックスされた表現になっています。

「shots」はどういう意味ですか?

「shots」は文脈によって複数の意味を持つ、英語の歌詞で非常によく登場する単語です。パーティーソングの文脈では主に「ショット(一気飲みするお酒の一杯)」を指し、「shots, shots, shots!」と繰り返すことで乾杯を促す掛け声のように機能しています。一方で「チャンスをつかむ」「全力で挑む」というニュアンスでも使われるため、「今夜は全部出し切れ、チャンスを逃すな」というメッセージも同時に込められています。Pitbullがよく使う二重の意味を持たせた表現の典型例と言えるでしょう。

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関連リンク

Fireball – Pitbull (Official Video)

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