今回の曲のタイトルは、「Woman」です。直訳すると、「女性」です。
ジョン・レノンはイギリス・リヴァプール出身のミュージシャンで、ザ・ビートルズの共同創設者として世界的な名声を博した後、ソロアーティストとしても数多くの名曲を発表しました。「Woman」は1981年1月に発売されたシングルで、アルバム『ダブル・ファンタジー』(1980年11月発売)に収録されています。全英シングルチャートでは1位を獲得し、アメリカのビルボード・ホット100でも2位を記録しました。妻であるオノ・ヨーコへの愛と感謝を綴ったソフトロック・ポップスの名曲で、レノンが1980年12月8日に凶弾に倒れた後、遺作として世界中のファンの心に深く刻まれました。
【この曲の言葉について】「Woman」は「少女(girl)」ではなく「女性(woman)」という成熟した呼びかけの言葉です。妻オノ・ヨーコへの深い敬意と愛情が込められており、その重みを意識しながら和訳しました。
細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。
※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。
以下、和訳です。
Woman – John Lennon
[Intro]
(For the other half of the sky)
(空のもう半分のために)
[Verse 1]
Woman, I can hardly express
ねえ、うまく言葉にできないんだ
My mixed emotions at my thoughtlessness
自分の思いやりのなさへの、この複雑な気持ちを
After all, I’m forever in your debt1in your debt
[慣用句]「あなたへの借りの中にいる」→「恩義がある・恩を受けている」を意味するイディオム。金銭的な借りではなく、感謝や精神的な負債を指す。
結局、僕はずっとあなたに恩義がある
And woman, I will try to express
そしてねえ、伝えようとしているんだ
My inner feelings and thankfulness
心の奥にある気持ちと感謝の言葉を
For showing me the meaning of success
成功とは何かを示してくれたことへの
[Chorus]
Ooh-ooh, well, well
ウー・ウー、まあまあ
Doo, doo, doo, doo, doo
ドゥ、ドゥ、ドゥ、ドゥ、ドゥ
Ooh-ooh, well, well
ウー・ウー、まあまあ
Doo, doo, doo, doo, doo
ドゥ、ドゥ、ドゥ、ドゥ、ドゥ
[Verse 2]
Woman, I know you understand
ねえ、君なら分かってくれると思う
The little child inside the man
男の中に宿る、小さな子どもを
Please remember my life is in your hands2in your hands
[イディオム]「あなたの手の中にある」→「あなた次第だ・あなたが握っている」という意味の慣用表現。
忘れないで、僕の命はあなたに委ねられている
And woman, hold me close to your heart
そして、あなたの心の近くに抱いていて
However distant, don’t keep us apart
どれほど遠く離れていても、ふたりを引き離さないで
After all, it is written in the stars3written in the stars
[慣用句]「星に書かれている」→ 運命・天命としてあらかじめ定められている、という意味の英語イディオム。
結局、それは星が定めた運命なのだから
[Chorus]
Ooh-ooh, well4well
[間投詞]「良い・健康な」ではなく、感嘆・相槌として使われる間投詞。日本語の「まあ」「ほら」に相当。, well
ウー、ウー、まあ、まあ
Doo, doo, doo, doo, doo
ドゥ、ドゥ、ドゥ、ドゥ、ドゥ
Ooh-ooh, well, well
ウー、ウー、まあ、まあ
Doo, doo, doo, doo, doo, well
ドゥ、ドゥ、ドゥ、ドゥ、ドゥ、まあ
[Verse 3]
Woman, please let me explain
ねえ、説明させてくれ
I never meant5meant
[動・不規則過去形]mean(意図する・つもりである)の過去形。「意味する」ではなく「〜するつもりだった」の意。 to cause you sorrow or pain
君を悲しませたり、傷つけたりするつもりなんてなかった
So let me tell you again and again and again
だから何度でも何度でも、君に伝えさせてくれ
[Outro]
I love you, yeah, yeah
愛してる、そう、そう
Now and forever
今も、そしてこれからも
I love you, yeah, yeah
愛してる、そう、そう
Now and forever
今も、そしてこれからも
I love you, yeah, yeah
愛してる、そう、そう
Now and forever
今も、そしてこれからも
I love you, yeah, yeah
愛してる、そう、そう
Now and forever
今も、そしてこれからも
Writer(s): John Lennon
以上です、いかがでしたでしょうか!
以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!
よくある質問
「Woman」はどんな曲ですか?
「Woman」は、ジョン・レノンが妻ヨーコ・オノへの深い愛と感謝を綴ったラブソングで、1981年1月5日にアルバム『ダブル・ファンタジー』(1980年)からのシングルとしてリリースされました。しかし、レノンは同年12月8日に銃撃されて亡くなっており、この曲は事実上の「遺作シングル」として世界中に届けられました。チャートではイギリスで1位、アメリカのビルボードHot 100でも2位を記録し、今日でもSpotifyをはじめとするストリーミングサービスで数千万回以上再生される不朽の名曲です。
「in your debt」はどういう意味ですか?
「debt(デット)」は「借金・負債」という意味ですが、ここでは金銭的な話ではありません。「I am in your debt」で「あなたに恩義がある」「あなたに頭が上がらない」というニュアンスになります。日本語で言うなら「あなたには本当にお世話になった」「返しきれないほどの恩を受けている」に近い感覚です。レノンは若き日に女性たちを傷つけたことを詫びながら、それでも愛し続けてくれたヨーコへの感謝を、この表現にそっと込めています。
「in your hands」はどういう意味ですか?
「my life is in your hands」のように使われるこのフレーズは、「私の人生はあなたの手の中にある」、つまり「すべてをあなたに委ねている」「あなた次第だ」という全幅の信頼を表します。日本語の「あなたに一切を預けた」や「あなたなしでは生きられない」に近いニュアンスです。相手への絶対的な信頼と、自分の弱さをも受け入れてもらいたいという切実な思いが、この短いフレーズに凝縮されています。
「written in the stars」はどういう意味ですか?
これは英語圏でよく使われる慣用表現で、「星に書かれている=運命で決まっている」という意味です。古くから人々は星の動きに運命を読み取ってきたため、「それは星に刻まれた宿命だ」という発想が生まれました。日本語の「運命の赤い糸」に通じるロマンティックな表現で、レノンがヨーコとの出会いと愛を「偶然ではなく、最初から決まっていた必然」として歌い上げる場面で使われています。
関連リンク
Woman – John Lennon (Official Video)
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