【歌詞和訳】Karma Chameleon – Culture Club

今回の曲のタイトルは、「Karma Chameleon」です。直訳すると、「業(ごう)のカメレオン」です。

Culture Clubは、ボーイ・ジョージをボーカルに1981年にロンドンで結成されたニュー・ウェイヴ・バンドです。「Karma Chameleon」は、1983年にリリースされたセカンドアルバム『Colour by Numbers』からのリードシングルで、全英シングルチャートで6週連続1位を獲得したほか、全米ビルボード・ホット100でも首位に輝きました。ポップ、ニュー・ウェイヴ、レゲエの要素を融合させたこの楽曲は、カメレオンのように相手によって自分の色(本音)を変えてしまう人間の姿と、そうした行いに伴うカルマ(因果応報)をテーマにしています。

【直訳のポイント】タイトルの「Karma(カルマ)」はサンスクリット語由来の仏教用語「業(ごう)」に相当し、日本語でも「カルマ」として広く定着しているため、訳では「カルマ」とカタカナ表記のままにしました。

細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。

※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。

以下、和訳です。


Karma Chameleon – Culture Club

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[Verse 1]
Desert loving in your eyes all the way
君の瞳の奥に、砂漠のような果てしない愛が宿っている

If I listen to your lies, would you say
もし君の嘘に耳を傾けたなら、君は何と言うだろう


[Pre-Chorus]
I’m a man without conviction1conviction
[名]「有罪判決」の意もあるが、ここでは「確固たる信念・信条」の意。

僕は確信を持たない男

I’m a man who doesn’t know
僕には分からない

How to sell2sell
[動・比喩]「売る」→「(矛盾した考えを)人に納得させる・うまく見せかける」の意で使われるイディオム。
a contradiction

矛盾をうまく見せかける方法が

You come and go, you come and go
君は来ては去り、また来ては去る





[Chorus]
Karma, karma, karma, karma, karma chameleon3chameleon
[名・比喩]カメレオンのように色(性格・態度)を変え続ける人物を指す比喩表現。

カルマ、カルマ、カルマ、カルマ、カルマ・カメレオン

You come and go, you come and go
あなたは来ては去り、また来ては去る

Loving would be easy if your colours were like my dream
あなたの色が私の夢のようなら、愛することもたやすいのに

Red, gold and green4Red, gold and green
[固・文化]エチオピア帝国の国旗に由来し、ラスタファリ運動およびパン・アフリカニズムを象徴する三色。レゲエ文化とも深く結びついている。
, red, gold and green

赤、金、緑、赤、金、緑


[Verse 2]
Didn’t hear your wicked words every day
あなたの意地悪な言葉を、毎日聞いていたわけじゃなかった

And you used to be5used to be
[助動詞句]「かつて〜だった(今はもうそうでない)」を表す表現。現在はその状態でないことを含意する。
so sweet, I heard you say

昔はとても優しかったと、あなたが言っていたのを聞いた





[Pre-Chorus]
That my love was an addiction
私の愛が中毒だったということを

When we cling, our love is strong
しがみつくとき、私たちの愛は強くなる

When you go, you’re gone forever
あなたが去れば、もう永遠に戻らない

You string along6string along
[句動詞]「糸でつなぐ」→ 相手を欺きながら期待を持たせ続ける・翻弄し続けるという意味のイディオム。
, you string along

あなたは私を翻弄する、翻弄し続ける


[Chorus]
Karma, karma, karma, karma, karma chameleon
カルマ、カルマ、カルマ、カルマ、カルマ・カメレオン

You come and go, you come and go
あなたは来ては去る、来ては去る

Loving would be easy if your colours7colours
[名・慣用]本来は「色」だが、”show one’s true colours”(本性を現す)というイディオムから転じて「本性・人格」を指す。カメレオンが体色を変える特性と掛け合わせた二重の意味を持つ。
were like my dream

あなたの本性が夢と同じなら、愛することはずっと楽なのに

Red, gold and green8Red, gold and green
[文化・色]ラスタファリ運動(レゲエ文化)を象徴する三色:赤(血・犠牲)・金(富・太陽)・緑(アフリカの大地)。一貫した帰属や理想を象徴する色として用いられている。
, red, gold and green

赤と金と緑、赤と金と緑


[Bridge]
Every day is like survival (Survival)
毎日がまるでサバイバルのようだ(サバイバル)

You’re my lover, not my rival9rival
[名]「競争相手・好敵手」。ここでは lover(恋人)と対比させ、「敵ではなく愛する相手だ」という意味で使われている。

君は僕の恋人だ、ライバルじゃない

Every day is like survival (Survival)
毎日がまるでサバイバルのようだ(サバイバル)

You’re my lover, not my rival
君は僕の恋人だ、ライバルじゃない





[Pre-Chorus]
I’m a man without conviction10conviction
[名]「有罪判決」とも訳されるが、ここでは「強い信念・確信」の意。

信念のない男

I’m a man who doesn’t know
知ることのない男

How to sell11sell
[動・慣用]「売る」が転じて「(矛盾を)うまく人に信じ込ませる・受け入れさせる」の意。
a contradiction

矛盾を人に納得させる方法を

You come and go, you come and go
あなたは来ては去り、また来ては去る


[Chorus]
Karma, karma, karma, karma, karma chameleon
カルマ、カルマ、カルマ、カルマ、カルマ・カメレオン

You come and go, you come and go
あなたは来ては去り、また来ては去る

Loving would be easy if your colours12colours
[名・比喩]「色」の英国綴り。ここでは「本性・気質」を意味する比喩的用法(”true colours=本性”というイディオムに由来)。
were like my dream

あなたの本性が夢のようなら、愛することも簡単なのに

Red, gold and green, red, gold and green
赤、金、そして緑、赤、金、そして緑

Karma, karma, karma, karma, karma chameleon
カルマ、カルマ、カルマ、カルマ、カルマ・カメレオン

You come and go, you come and go
あなたは来ては去り、また来ては去る

Loving would be easy if your colours were like my dream
あなたの本性が夢のようなら、愛することも簡単なのに

Red gold and green, red gold and green
赤、金、そして緑、赤、金、そして緑

Karma, karma, karma, karma, karma chameleon
カルマ、カルマ、カルマ、カルマ、カルマ・カメレオン

You come and go, you come and go
あなたは来ては去り、また来ては去る

Loving would be easy if your colours13colours
[名・比喩]本来「色」を意味するが、ここでは「本性・気質」を指す比喩表現。”show one’s true colours”(本性を現す)というイディオムから転じた用法。
were like my dream

あなたの本性が私の夢と同じなら、愛することはたやすいのに

Red, gold and green, red, gold and green
赤、金色、緑、赤、金色、緑

Karma, karma, karma, karma, karma chameleon
カルマ、カルマ、カルマ、カルマ、カルマ・カメレオン

You come and go, you come and go
あなたは来ては去り、また来ては去る

Loving would be easy if your colours14colours
[名・比喩]本来「色」を意味するが、ここでは「本性・気質」を指す比喩表現。”show one’s true colours”(本性を現す)というイディオムから転じた用法。
were like my dream

あなたの本性が私の夢と同じなら、愛することはたやすいのに

Red, gold and green, red, gold and green
赤、金色、緑、赤、金色、緑



Writer(s): Boy George, Jon Moss, Roy Hay, Mikey Craig, Phil Pickett

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以上です、いかがでしたでしょうか!

以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!

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よくある質問

「Karma Chameleon」はどんな曲ですか?

「Karma Chameleon」は、イギリスのバンド・カルチャー・クラブが1983年にリリースしたポップシングルで、アルバム『Colour by Numbers』のリード曲です。リリース直後にイギリスのシングルチャートで6週連続1位を獲得し、アメリカのBillboard Hot 100でも首位に輝くなど、当時世界で最も売れたシングルのひとつとなりました。レゲエとカントリーを融合させた軽快なサウンドと、ボーイ・ジョージの中性的なボーカルが印象的な、80年代ポップを代表する一曲です。

“conviction”はどういう意味ですか?

歌詞に登場する「I’m a man without conviction」の”conviction”は、「確固たる信念」や「自分の意見をしっかり持っていること」を指します。つまりこのフレーズは「私は信念を持てない男だ」という意味になります。日常英会話でも「She spoke with great conviction(彼女は強い確信をもって話した)」のように使われる言葉です。ボーイ・ジョージはここで、相手の気持ちに合わせて自分の立場をころころ変えてしまう、不安定な自己像を率直に告白しています。

“sell”はどういう意味ですか?

「I’m a man who doesn’t know how to sell a contradiction」の”sell”は、物を「売る」という字義通りの意味ではなく、「(矛盾した話を)うまく信じ込ませる・納得させる」というニュアンスで使われています。英語では「sell an idea(アイデアを売り込む)」「sell a story(話を信じさせる)」のように、人を説得することを”sell”と表現するのがよくある慣用表現です。つまりこのフレーズは「自分の矛盾を言い訳できない男だ」という意味になり、素直すぎるがゆえに器用に立ち回れない自分を描いています。

“chameleon”はどういう意味ですか?

“chameleon”(カメレオン)は、周囲の環境に合わせて体の色を変えるトカゲの一種ですが、英語では比喩的に「その場その場で態度や意見をくるくる変える人」を指す言葉としてよく使われます。この曲のタイトル「Karma Chameleon」は、まさにそうした「状況に応じて自分を変えてしまう人」の姿を象徴しています。また「カルマ(karma)」は仏教・ヒンドゥー教に由来する「業(ごう)」の概念で、自分の行いが自分に返ってくるという思想です。タイトル全体で「どんなに変身しても、自分の行いからは逃げられない」という皮肉なメッセージが込められています。

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関連リンク

Karma Chameleon – Culture Club (Official Video)

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