【歌詞和訳】Supalonely – BENEE

今回の曲のタイトルは、「Supalonely」です。直訳すると、「超孤独」です。

BENEE(本名:ステラ・ローズ・ベネット)は、ニュージーランド出身のインディーポップ・シンガーソングライターです。「Supalonely」はガス・ダパートンをフィーチャーし、2019年11月にEP『Stella & Steve』の収録曲としてリリース、2020年発表のデビューアルバム『Hey u x』にも収録されました。2020年3月にTikTokをきっかけに世界中で話題を呼び、ニュージーランドのシングルチャートで2位、オーストラリアでも6位を記録しました。ベッドルームポップ調のゆるやかなサウンドに乗せて、失恋後の孤独とみじめさがユーモラスかつ赤裸々に描かれた一曲です。

【直訳のポイント】タイトルの「Supalonely」は、「super(超)」と「lonely(孤独)」を掛け合わせた造語です。「超孤独」と直訳しましたが、「みじめなほど孤独」というニュアンスを持つ言葉です。

細かく調べて、できる限り注釈をつけて和訳しました。

※普段聞かないような難しい単語、普段とは違う用法の単語や熟語は、調べておきました。
歌詞の右上に表示される小さな数字をクリックorタップしていただけるとポップアップで注釈が見れます。

以下、和訳です。


Supalonely – BENEE

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[Chorus: BENEE]
I know I fucked up1fucked up
[句動詞・俗語]「台無しにする・しくじる」という意味の俗語的表現。動詞句として「大きな失敗をする」を指す。
, I’m just a loser

わかってる、俺はしくじった――どうせダメ人間だ

Shouldn’t be with ya, guess I’m a quitter
お前といるべきじゃなかった、どうやら俺はすぐ諦めるタイプらしい

While you’re out there drinkin’, I’m just here thinkin’
お前が外で飲んでいる間、俺はただここで考え込んでいる

‘Bout where I should’ve been2should’ve been
[助動詞+完了形]should have beenの短縮形。「本来〜であるべきだった」という後悔・反実仮想のニュアンスを持つ。

本当はどこにいるべきだったのかを

I’ve been lonely, mmh, ah, yeah
ずっと孤独だった、んー、ああ、そう


[Verse 1: BENEE]
Water pouring down from the ceiling
天井から水が流れ落ちてくる

I knew this would happen, still hard to believe it
こうなるとわかっていた、それでも信じられない

Maybe I’m dramatic3dramatic
[形・口語]「劇的な」→ 感情を大げさに表現する・オーバーリアクションな、という口語的な意味。
, I don’t wanna seem it

大げさかもしれない、でもそう見られたくなくて

I don’t wanna panic
パニックになりたくない


[Pre-Chorus: BENEE]
I’m a sad girl in this big world, it’s a mad world
この広い世界で私は悲しい少女、狂った世界だわ

All of my friends know what’s happened, you’re a bad thing (Ah)
友達みんなに何があったか知れ渡ってる、あなたは最悪な存在(アー)





[Chorus: BENEE]
I know I fucked up4fucked up
[句動詞・俗語]「ひどく失敗した・台無しにした」を意味するスラング。
, I’m just a loser

しくじったのはわかってる、俺はただのダメ人間だ

Shouldn’t be with ya, guess I’m a quitter
お前といるべきじゃなかった、俺はただの諦め魔だ

While you’re out there drinkin’, I’m just here thinkin’
お前が外で飲んでいる間、俺はここでただ考えてる

‘Bout where I should’ve been5should’ve been
[助動詞完了形]should have beenの短縮形。「本来〜であるべきだった」という過去への後悔・反実仮想を表す。

本来いるべきだった場所のことを

I’ve been lonely, mmh, ah, yeah
ずっと孤独だった、ああ、そうさ


[Post-Chorus: BENEE]
La-la-la-la, la-la-la-la
ラーラーラーラー、ラーラーラーラー

Lonely (I’m a lonely bitch6bitch
[名・俗語]本来「雌犬」→ ここでは自虐的な自称として「惨めな奴・哀れな存在」の意で用いられるスラング。
)

孤独(私って本当に孤独な惨め者)

La-la-la-la, la-la-la-la
ラーラーラーラー、ラーラーラーラー

Lonely (Super lonely)
孤独(超孤独)





[Verse 2: BENEE & Gus Dapperton]
Now I’m in the bathtub cryin’
今バスタブの中で泣いてる

Think I’m slowly sinking
ゆっくり沈んでいく気がして

Bubbles in my eyes now
今、目に泡が浮かぶ

Maybe I’m just dreamin’
ただ夢を見てるだけかもしれない

Now I’m in the sad club
今は悲しみのクラブにいる

Just tryna get a back rub7back rub
[名・口語]背中をさすってもらう・マッサージしてもらうこと。ここでは誰かに寄り添ってほしいという、孤独から来る切実な願いを表す。
(Lonely)

ただ背中をさすってほしいだけ(孤独に)


[Pre-Chorus: BENEE with Gus Dapperton]
I’m a sad girl in this big world, it’s a mad8mad
[形・多義語]日本語の教育では「怒った」と教わることが多いが、ここでは「狂った・めちゃくちゃな」の意。
world

私はこの広い世界の悲しい女の子――これは狂った世界

All of my friends know what’s happened, you’re a bad thing
友達はみんな何があったか知ってる、あなたは最悪な存在


[Chorus: BENEE]
I know I fucked up9fucked up
[動・俗語]「台無しにする」から転じた、「やらかす・しくじる」の意の俗語表現。
(Fucked up), I’m just a loser (Loser)

やらかしたのはわかってる、俺はただのダメなやつだ

Shouldn’t be with ya (With ya), guess I’m a quitter (Quitter)
お前といるべきじゃなかったのかも、どうせ俺は逃げ出すだけのやつだから

While you’re out there drinkin’ (Drinkin’), I’m just here thinkin’ (Thinkin’)
お前が外で飲み歩いてる間、俺はただここで考え続けてる

‘Bout where I should’ve been10should’ve been
[助動詞句]should have beenの短縮形。「本来〜であるべきだった」という後悔・反実仮想を表す過去完了の表現。
(Where I should’ve been)

本当にいるべきだった場所のことを

I’ve been lonely, mmh, ah, yeah (Woah)
ずっとひとりだった





[Post-Chorus: BENEE]
La-la-la-la (Woo), la-la-la-la
ラ・ラ・ラ・ラ(ウー)、ラ・ラ・ラ・ラ

Lonely (I’m a lonely bitch11bitch
[名・俗語]本来は侮辱語だが、ここでは自嘲的に「みじめな自分」「孤独なやつ」という意味で使われるスラング。
)

孤独(私って本当に孤独なやつ)

La-la-la-la, la-la-la-la
ラ・ラ・ラ・ラ、ラ・ラ・ラ・ラ

Lonely (Super lonely)
孤独(とびきり孤独)


[Bridge: Gus Dapperton]
I loathe romancing in itself, yeah, I’d be damned12damned
[形・慣用句]「呪われた・地獄落ち」→「I’d be damned to try」で「やろうとすれば罰が当たる」=絶対やるものかという強い拒絶を表すイディオム。
to try

恋愛そのものが大嫌い、そう、手を出そうものなら罰が当たる

I’m only dancin’ by myself, so I don’t slam13slam
[動・俗語]「激しくぶつかる」→恋愛的・性的に「口説く、手を出す」ことを表すスラング。
my Irish buck14Irish buck
[名・俗語]buckは「若い男」を指す俗語。「Irish buck」でアイリッシュ系の若い男のこと。

一人で踊るだけ、だからアイリッシュな男には手を出さない

Compostable cups, B-B-BENEE, I can’t stress this enough
堆肥化できるカップ、B-B-BENEEよ、いくら強調してもし足りない

I would hate to mess things up, but my boogie15boogie
[名・俗語]リズムに乗った踊り・グルーヴ感のこと。「my boogie」で自分のダンスへの衝動・ノリを指す。
still stays restless as fuck, yeah

台無しにしたくはないけど、私のダンスの衝動は相変わらず落ち着かないまま





[Chorus: BENEE & Gus Dapperton, BENEE]
I know I fucked up16fucked up
[句動詞・俗語]「台無しにする・しくじる」を意味するスラング。文字通りの意味ではなく「大きなミスを犯した」というニュアンス。
, I’m just a loser

わかってる、やらかしたって。どうせ俺はダメ人間だ

Shouldn’t be with ya, guess I’m a quitter
お前のそばにいちゃいけない、俺は結局逃げ出すやつだ

While you’re out there drinkin’, I’m just here thinkin’
お前が外で飲んでいる間、俺はただここで考えてる

‘Bout where I should’ve17should’ve
[助動詞]should haveの短縮形。「〜すべきだった(のにしなかった)」という後悔・反実仮想を表す。
been

本当はどこにいるべきだったのかを

I’ve been lonely, mmh, ah, yeah
ずっと孤独だった、うーん、ああ、そう


[Post-Chorus: BENEE]
La-la-la-la, la-la-la-la
ラ・ラ・ラ・ラ、ラ・ラ・ラ・ラ

Lonely (I’m a lonely bitch18bitch
[名・俗語]本来「雌犬」または侮辱語だが、AAVEや口語では自分自身を指すカジュアルな強調的自称として使われる。
)

孤独(私は孤独なビッチ)

La-la-la-la, la-la-la-la
ラ・ラ・ラ・ラ、ラ・ラ・ラ・ラ

Lonely (Super lonely)
孤独(超孤独)


[Outro: BENEE]
La-la-la-la, la-la-la-la (I’ve been lonely, I’ve been lonely)
ラ・ラ・ラ・ラ、ラ・ラ・ラ・ラ(ずっと孤独だった、ずっと孤独だった)

Lonely (I’ve been lonely, by the way)
孤独(ずっと孤独だった、ちなみに)

La-la-la-la, la-la-la-la
ラ・ラ・ラ・ラ、ラ・ラ・ラ・ラ

Lonely (I’ve been lonely)
孤独(ずっと孤独だった)



Writer(s): Jenna Andrews, Josh Fountain, Gus Dapperton, BENEE

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以上です、いかがでしたでしょうか!

以下に、ミュージックビデオ貼っておきます!ご覧ください!

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よくある質問

「Supalonely」はどんな曲ですか?

「Supalonely」は、ニュージーランド出身のシンガーソングライター・BENEE(本名:ステラ・ベネット)が2019年11月にリリースしたEP『Stella & Steve』に収録された楽曲で、アメリカのシンガー・Gus Dappertonをフィーチャリングしています。失恋後の孤独感と自己嫌悪を、ローファイなインディーポップサウンドに乗せて歌ったこの曲は、2020年3月にTikTokで爆発的に拡散し、世界中で注目を集めました。Spotifyでは数億回再生を記録し、ニュージーランドで2位、オーストラリアで6位を記録するなど、BENEEの名を一躍国際的に知らしめた代表曲です。

「”fucked up”」はどういう意味ですか?

「fucked up」は英語のスラングで、「台無しにした」「ひどくやらかした」というニュアンスの表現です。日本語では「しくじった」「めちゃくちゃにした」などと訳すとニュアンスが伝わりやすいでしょう。この曲の中でBENEEは、自分自身が関係を壊してしまったことを正直に認めるためにこの言葉を使っており、後悔と自己批判の感情が凝縮されています。かなり口語的でダイレクトな表現ですが、だからこそ飾らない本音の痛みが伝わってくるのがポイントです。

「”should’ve been”」はどういう意味ですか?

「should’ve been」は「should have been」の短縮形で、「〜であるべきだったのに」「〜だったらよかったのに」という後悔や未練を表す表現です。過去の出来事に対して「本来こうなっていたはずなのに、そうならなかった」という気持ちを込めるときに使います。たとえば “I should’ve been a better person”(もっとちゃんとした人間でいられたはずなのに)のように、自分への責め言葉としてもよく登場します。歌の文脈では、こうなれたはずという理想と、現実とのギャップが切なく描かれています。

「”dramatic”」はどういう意味ですか?

「dramatic」はもともと「劇的な・ドラマチックな」という意味ですが、日常会話では「大げさな」「オーバーリアクションな」という意味でよく使われます。日本語の「大げさ」や「ドラマ仕立て」に近いニュアンスです。この曲の中でBENEEが “I know I’m being dramatic” のように使うとき、自分でも「わかってる、大げさだって」と自嘲しながらも感情を止められない様子が表れており、共感を呼ぶ自己認識のフレーズとなっています。こういった自分ツッコミ的な表現は、英語の歌詞では親しみやすさを演出するためによく用いられます。

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関連リンク

Supalonely – BENEE (Official Video)

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